Re: オリジナルでリレー小説しています3 ( No.61 ) |
- 日時: 2006/10/13 22:20:26
- 名前: sedorikku
- ●書きます。
「人に余計な金払わせ、あげくのはてに自分の名前だけで金払えだなんて・・・・。 貧乏な旅人の敵ですね。まったく・・・」
この「元」”ナダ”に入っていたっという少年。生意気で、怪しい瞳をしている。 もしかしたら、ナダのスパイかもしれないし、隙あらば殺られるかもしれない。 あの表情からは、何も読み取れない・・・。金を払えだなんて、よっぽど暗い仕事をしてきたのか?
「あ、そうですか?さあ、いくら払って頂けるのですしょうか?」 「そんなことに金を使うより、前に払った金で”ナダ”のことを聞きたいですね」 「あ、そうですか。そりゃ残念」
少年を重い溜息をつくと、毛布に包まりながら又元の微笑みに顔を戻した。 ニコリとした笑みだが、イリアには不気味な笑いに見えて仕方が無い。 信用していいのか・・・?
「”ナダ”がどこまで、『古代王の失われた力』の研究が進んでいるか。っということ」
少年は、眉をひそめ、口を開いた。
「アレ程度の金で、そんな大事な情報をあなたたちに渡すのですか?え??」 「もちろん。大金ですよ。私の巫女の給料がいくらだと思ってるんですかっ!」 「ああ、失礼っ!」
わざとらしく、しまった!っという顔をこれ見よがししてみせる。
「あなたたちは『貧乏の旅人』、でしたね。こりゃ、どうも。言葉の『あや』で」
その嫌味な言い方に、カチンっときた。腹の底が煮え繰り返る。
「ええ。ええ。悪ぅござんしたね。とっとと、教えてくださいませんかねぇ?」 「あ、そんなに怒らないでくださいよ。ちゃんと説明しますって。 ところで、お仲間に僕が話す事を聞いてもらわなくていいんですか?」 「あ、そのことなら気にしないで。・・・見張りなのに、仲間はみんな起きている」
すると、少年はユリウスのほうを見た。ボリボリと腹をかき、寝相が悪いユリウスは「寝ている」に値した。
「あの子、寝てますよ」 「ああ、なんとかなると思いますよ。あとで話しておきます。 さ、さ、どーぞお話してください」
イリアは漸く顔中に笑みを浮かべた。
●続きます。
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Re: オリジナルでリレー小説しています3 ( No.62 ) |
- 日時: 2006/10/13 22:53:22
- 名前: sedorikku
- ●続きです。
「”ナダ”の組織の目的は、一般で知られているように、この世界のエルバトラの古代王 『ルイ・ジャスアベル16世』が巨大すぎる力を封印したことから始まります。 その巨大さに、ルイ・ジャスアベル16世。以下、ジャス自身が力に飲み込まれそうになったということです。 ”ナダ”は『ただ、力の存在を知りたいだけ』っと主張していますが、真っ赤な嘘です。 法律で、その力を知ることは禁止されていますし、力の存在を知ったら、 力の誘惑に負け、使ってしまう・・・。エルバトラの政府は、それを承知で”ナダ”を追っています。 あなたたちも、そんなようなものでしょう・・・? 力がどんなものか分からない。”ナダ”は零から始めた力の研究を、 もう6割方ほど理解しています。”ナダ”研究員が、色々な所から情報を収集しているから。 情報の収集の仕方はいたって簡単。様々職業の者達で、力について詳しく知っている者から 情報を引き出し、用がなくなったら始末する」
少年は、ここで一通り息をついて、首をかしげた。
「疲れました・・・。もうちょっと続けます?」 「あたりまえです」
イリアは厳しい目でバシっと言い、焚き火に新しい枝を2本投入した。
「力は一体何か?武器か・・・? 巨大な剣?ランス(槍)?弓矢?それとも、魔術がびっしりと書き込んである書物か? どんなに探しても、それらしい情報が入ってこない。 ”ナダ”は、躍起になって毎日毎日調べを進めた。とある、男から新しい情報を聞き出せた。 男は、曾祖母さんから聞いたらしい言葉をしゃべった。 『バハムートは天から地へ走り出す,多くの者が血を流す』 それだけ言うと、男は”ナダ”の拷問に耐え切れず死に至った。 『バハムート』。それは、巨大な召喚獣だったそうです」 「・・・召喚獣(しょうかんじゅう)?」
少年はニヤリと笑った。
「そう。召喚獣。ある魔導師が20人がかりで、バハムートを召喚させたといいます。 ジャス王は、その召喚獣を得たとたん、力でなんでも我が物にしようとしたようです。 ところが、ある晩にバハムートは、無差別敵味方関係なく非道な殺し屋ということが分かった。 ジャス王の妻が殺されたから。ジャス王は、あわてて魔導師達と共に、バハムートを封印したということです。 封印した後には、王と魔導師20人の亡骸が無残にも横たわっていたということです」 「で、そのバハムートって一体何?」
少年は不満そうな顔をして、イリアに文句のように言い放った。
「それがわかれば、”ナダ”だって、苦労していませんよ」 「そこからが大事なのに・・・。もうちょっと分からないの?」
少年はやっぱり、顔をしかめた。
「我儘ですねぇ。そこまで聞き出そうだなんて。 僕は、”ナダ”の研究員で、そのくらいの情報がやっとです。 もっと上の人は、詳しい情報が細々と分かりますが、このぐらいですかね」
召喚獣バハムート____それって一体何?
●終わりです。”ナダ”の目的について、少し書きました。 こんな感じでいいのかなあ?
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Re: オリジナルでリレー小説しています3 ( No.63 ) |
- 日時: 2006/10/21 22:30:30
- 名前: 夜雲
- 参照: http://www.geocities.jp/yoruko930/
- 流れてたのでご連絡。
あと二日で桜さんからの連絡・書き込みが無かった場合 お次のヒカさんにお願いします。
ではでは
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Re: オリジナルでリレー小説しています3 ( No.64 ) |
- 日時: 2006/10/23 01:35:28
- 名前: 桜
- 参照: http://mist26.jugem.jp/
- 私に回ってましたのですね…!
危ない見逃すところだった 黙 書きますね。明日清書して投稿しようと思います。
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Re: オリジナルでリレー小説しています3 ( No.65 ) |
- 日時: 2006/10/31 22:05:34
- 名前: 夜雲
- 参照: http://www.geocities.jp/yoruko930/
- 流れてたのでご連絡。
あと三日で桜さんからの連絡・書き込みが無かった場合 お次のヒカさんにお願いします。
ではでは
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Re: オリジナルでリレー小説しています3 ( No.66 ) |
- 日時: 2006/11/07 21:38:52
- 名前: 夜雲
- 参照: http://www.geocities.jp/yoruko930/
- 滅茶苦茶流れてるのでご連絡。
あと六日で夜雲の方にヒカさんからの連絡が無かった場合 お次の灯さんにお願いします。
ではでは
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Re: オリジナルでリレー小説しています3 ( No.67 ) |
- 日時: 2006/11/08 12:26:41
- 名前: 石元総音◆OMBM0w5yVFM
- 参照: http://pksp.jp/831lover/
- がんばってください!
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Re: オリジナルでリレー小説しています3 ( No.68 ) |
- 日時: 2006/11/13 09:40:31
- 名前: 夜雲
- 参照: http://www.geocities.jp/yoruko930/
- 流れまくってるので…、…この前フリもういいか(笑)
ヒカさんからの連絡がありませんでしたので、 お次の灯さんにお願いします。
ではでは
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Re: オリジナルでリレー小説しています3 ( No.69 ) |
- 日時: 2006/11/20 21:38:29
- 名前: 夜雲
- 参照: http://www.geocities.jp/yoruko930/
- 流れまくt(以下略)
あと六日で灯さんからの連絡が無かった場合 お次の石元さんにお願いします。
あと最近停滞気味なので別企画として 専用ページにのっけるための個別小説を募集します。 自キャラの過去話、出会う前の小話、出会った後からの小話等々、 本編の筋を崩さない程度の小説なら何でも可能です。 小説ではなく絵を送ってくださってもかまいません。 HN、内容の大雑把な説明を添えて 下記のアドレスの☆を@に変えて送ってください。 (yoruko930☆yahoo.co.jp) ページ作って乗っけておきます。
ではでは
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Re: オリジナルでリレー小説しています3 ( No.70 ) |
- 日時: 2006/11/21 16:54:05
- 名前: 石元総音◆OMBM0w5yVFM
- 参照: http://pksp.jp/831lover/
- 了解しましたー。
わかりました♪さっそく送ります!
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