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第二回[異世界最強決定戦]〜序幕・第一幕〜
日時: 2010/01/06 21:52:50
名前: 忠タロウ+その他の皆様

忠「………皆さま、長らくお待たせ致しました。前回の[異世界最強決定戦]は、当時まだ悪の組織として動いていた[ネクロス・グループ]の介入などにより、中断される結果となってしまいました。ですが…」

カッ、カッ、カッ!!(ライトアップ)

忠「私は今、ここに宣言致します!!今こそ、再び第二回[異世界最強決定戦]の開催を!!!…参加される選手の皆様、そして観客の皆々様!!存分に、堪能してくれますよう、我々も尽力を尽くさせていただきます!!!」

………全ては、いくつもの[作品世界の登場人物達]に届けられた[招待状]が、きっかけでした。





※その後の舞台裏で…

忠「…」
ルイギ「………」
テンバ「………」

忠「………ああああんな大見栄切っちゃったけど、ちゃんと出来るか心配です…!!!ああ、まだ震えが止まらないぃ〜!!?

ルイギ「…俺らも久々だからな…?」
テンバ「まあ、白浜の坊ちゃん達は一度[DオブD]に参加したんやから、[あの場の雰囲気]は経験済みやろうし…。」

忠「…ええい!!もうこうなりゃ梁山泊の方達曰く[成り行き任せ]で逝きましょう!!?」
テンバ「いや、[行く]の字が[逝く]になってまっせ?落ち着きなはれや…。」

ルイギ「てな訳で、勝手ながら[異世界最強決定戦]……」

「「「いざ、開幕でっす!!!(や!!)(だぜ!!)」」」

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Re: 第二回[異世界最強決定戦]〜序幕・第一幕〜 ( No.49 )
日時: 2010/01/15 17:56:10
名前: 忠タロウ+その他の皆様

ルイギ「…大丈夫か?大会…。」

忠「…もうどうにでもなれぇ〜!!!?…あ、ちなみにボーボボさん達やゼロム君達には私が直に渡してきましたので…。もう省略でもしないと皆さんに失礼かもですし、それに…これ以上待たせたらシャレになりませんし…。」

スティル「…で?会場の方は、どうなんだ?」

忠「[中央大舞台]やその他の機器のセッティング共にOKです。それと、闘技場内の各施設の設備もすでに終わっている様です…。問題は…」





一方、ここは[ミリオンズ・コロシアム]内の[大会議室]。ここでは、忠タロウに呼ばれて集められた作者の方々、そして先ほど測定器による参加資格テストで測定量オーバーとされ、[司会・実況担当]にまわった氷牙や鏡夜達もいた。

何故、彼等が集められたのかと言うと…まだ肝心の[第一次・第二次予選]の内容が決まりあぐねていたからである。

忠「………さて、[第一次予選]の内容ですが、私が提案するのはスマブラ世界の[百人組手・鏡夜さん仕様]にしたいと思いますが…皆さんのご意見は?」
Re: 第二回[異世界最強決定戦]〜序幕・第一幕〜 ( No.50 )
日時: 2010/01/15 18:54:51
名前: 忠タロウ+その他の皆様

予選案その2[百人組手・鏡夜さん仕様]

・制限時間は30分。
・スマブラ世界の技術で次々現れる敵百体を、[時間内に全て倒し切れた者のチームは予選突破]と、ここまでは通常のシステムである。
・しかし、ここで出て来る敵は[参戦チームの最も思い出したくもないトラウマ]が具現化したモノと化す。





忠「…具体的に説明すると、こんな感じです。…どうでしょうか?」
Re: 第二回[異世界最強決定戦]〜序幕・第一幕〜 ( No.55 )
日時: 2010/01/16 19:23:13
名前: 忠タロウ+その他の皆様

忠「……さて、第一次予選ですが…もう[百人組手・鏡夜さん仕様]で決定にします!!二次予選はどうします!?やはり、前述の[バッジ争奪戦]と全て私が決めますよ!?そして、本戦は[総当たりリーグ戦]か[トーナメント戦]のどちらかですが…どっちがいいですか?」





招待状が配られた日から、約2,3週間後。
参戦作品世界の代表チームのメンバーは、みんな受け取った招待状に同封されていた[転移チケット]の半券を切り、目的地である闘技場へと向かった。

そして、闘技場のある世界にたどり着いた者達(一部除く)が心の中で最初に思った事は………

『…てか、メッチャデカすぎだろぉ〜!!!???』

忠タロウ直々に設計図を描き、それをレイヴォルトが骨組みなどを創造して作業員達に組み立てさせた[ミリオンズ・コロシアム]。
その四方にあるメインゲート前。彼等はそこに、別々に転移されていた。





こちらは[南入口前]。こちらは兼一達[梁山泊]チームと、[新白連合]チーム。

兼一「…あ、あはは… 、さすがにすごいとしか言葉が出てきませんね…?」

岬越寺「ふむ…、ざっと見て[2、30階]ぐらいの高さ…、広さは少なく見積もっても[東京ドーム10個]分…いや20個分という所か…。」

逆鬼「おいおい、冗談みてえな広さだな?こりゃ、[デスパー島の闘技場]が小さく見えそうなくらいだぜ…。」
美羽「でも、感じますわ…。内部にはすでに、他の参加者達が来ています。」

新島「クキャーキャキャキャ♪相手にとって不足無し!!この自称[戦わない参報]こと新島晴男様の知略と、我が連合の隊長達にかかれば我等の前には敵無しというものだ!!?」

兼一「…良いのか、新島?[人外の方々がたーっくさんお待ちかね]の闘技場だぞ?ホントにこの大会、優勝する気なのか…?」
新島「もちろん。…優勝すれば、莫大な賞金と[異世界最強の証]が手に入る…!!(つまりこれは、我が連合が[世界最強の格闘団体]に確実になれるチャンスって訳だ♪せいぜい俺の野望の為に動いてくれたまえ、隊長諸君!ウキャキャ♪)」

松井「しーんぱく!しーんぱく!!」





勇輝「うわー、すごぉい…。」
章悟「…無駄にデカ過ぎるだろ…?どうゆう設計したんだ、あの駄作者…!?」
修治「デッケー!!入口も装飾が派手すぎだぜー♪」
絵美里「うわーい♪」

メイル「絵美里さん達、すごくはしゃいでるねー?」
ディアス「そうだね。それにしても、妹と一緒に力試しをする事になるなんてね…?」
エルゼット「ともかく、これもまた修行のうちと思ってな?俺も参加メンバーに入ってるんだし…」

総一郎「時に、あちこちにおるのは皆、大会の参加者かの?なかなか見所のある若者達ばかりじゃのう♪」
菊代「ええ。けれど、ホントに道場を開けてここに来て大丈夫ですか?」

章悟「その点はご安心を。[ネクロス・グループ]の[次元転移装置]は時間転移…つまり[タイム・ワープ]も可能な為、帰りは[約一日後]となる可能性がありますから…。」

修治「つまり、この世界でどれだけ時間が経っても、日帰りって事になんのさ♪」
正義「よし、じゃあそろそろ中に入った方がいいんじゃないか?すでに内部には他の参加者達がわんさかいる様だぞぉ?頑張れよ♪」
Re: 第二回[異世界最強決定戦]〜序幕・第一幕〜 ( No.56 )
日時: 2010/01/17 09:03:35
名前: カイナ

レオ「へぇ……今まで全時空で一番広いのは時空界の特訓場だと思ってたが……すげぇな」
メリオル「ええ……」

様々なものを見慣れてきてるレオとメリオルでさえ驚きをあらわにしており、ライとアルフ、エルフィも凄い凄いと声を出していた。

ライ「じゃ、とっとと入ろう!誰か知ってる人いるかな?」
レオ「多分勇輝達はいるだろうな、って事はカイ達もいておかしくはない」
アルフ「じゃあ絵美里さんはいるね……ノーマはいるかな?」
エルフィ「入れば分かるでしょ?早く行こう」
メリオル「そうね。じゃあ行きましょうか」

ライが言うとレオがそう予測して返し、アルフが続ける。それにエルフィがそう言うとメリオルもくすくすと笑って返して歩き始める。レオ達もそれと共に歩いていった。


ノーマ「おーおーおー広ーい!!!」
カイ「ったく、無理矢理ついてきやがって……」
ルキ「まーまーいいじゃん」
カノンノ「うん。いっぱいいる方がにぎやかでいいもん」
ミアハ「ええ。それじゃ、早く入りましょう」

一方アドリビトムチーム。こっちはカイ、カノンノ、ルキ、ミアハ、ゼロス以外に新たに五人、ノーマ、しいなにすず、ユーリにフレンの五人が追加してやってきていた。

フレン「強い人がたくさんいるって聞いてついてきてみたけど……凄い規模だね」
ユーリ「ああ。でも、それに見合うくらいの奴がいるって事だろ?気合が入るぜ」

フレンの言葉にユーリはくっくっと好戦的な笑みを浮かべて返し、フレンもそうだねと笑う。

ゼロス「おー可愛い子ちゃんがいっぱい!」
しいな「ふざけんじゃないよアホゼロス!」
すず「このようなところに来てまでふざけないでください」

そしてゼロスがいつものようにナンパを始めようとした瞬間しいながそう怒鳴りながら殴り、すずが呆れたように呟く。
なんだかんだでいつもの状態のチームだった。
Re: 第二回[異世界最強決定戦]〜序幕・第一幕〜 ( No.57 )
日時: 2010/01/17 17:27:08
名前: 忠タロウ+その他の皆様

一方、こちらは北側入り口。

善吉「…まさか、めだかちゃん以上に[金銭感覚がぶっ飛んでる]奴がいたとは…。つか、無駄に広すぎだろ…!?」

猫実「…ちゅーか、ホンマにこの大会で優勝する気なんか?生徒会長さん。いくらなんでもこれは無茶やで?」

めだか「ふっ、愚問だな…鍋嶋三年生。この私がいれば優勝は勝ち取ったも同然!!」

ユナ「何じゃとぉ!?きさんら、まさかうちら[鬼頭衆]を嘗めとるんかのぉ!?」
三月「あたしらのあねごの方が、実力も色香も断然上何だからー!!!」
百々「……」(何故かいつも右手でブイサイン。)

サヤ「…とりあえず、予選突破は確実にしないとな…?(でないと、あの野郎に正とあたしが付き合ってるってのがバレちまう!!それだけは、何としても阻止しねえと…!!)」
木下「待ちたまえ、サヤくん。暴力は」
ユナ「バ会長は黙っとれ!?それに、この大会は[殺し御法度]とあるからのぉ…、死にはせん。」

善吉「(約一名、方言が広島弁な奴がいるな…。つかあのカッコ、まんま一昔前のレディースかよ!?)カッ、そりゃかなりの自信だな。でもな、うちの生徒会長…[黒神めだか]ちゃんは、どんな奴からの挑戦も受ける…。」

めだか「その通りだ、善吉。…私は何時如何なる事でも、誰からの挑戦でも受ける!!」





カナタ「おおお〜♪すごいぞツバキ、大きな闘技場だな〜!?」
ツバキ「ええ、その様で…。ですが、あまりにも無駄に大きすぎますねぇ…?」

レシート「こりゃあ、すげえ強豪とのバトルができそうな予感だぜ…!!俺っちは今、猛烈に燃えているぅー!!!」

ルキウス「ふふふふ…、ついにこの[暗黒勇者・ルキウス]様の真の実力を見せる時―」
リゼリア「ともかく!!やるからには、絶対優勝よ!!?」
ルキウス「邪魔するな、女神!」
リゼリア「うっさいわよ、ルキウス!!」

みゆ「け、喧嘩は…やめてくださいぃ〜!
パメラ「あらあら〜、とっても大きい闘技場ねぇ〜?ヴィオ。」
ヴィオ「そうね、パメラ。…何だか、ちょっと不安になってきた…。」

エトナ「とりあえず、今のうちに参加者達を闇討ちでもしてこようかしらね〜♪」
フロン「ダメですよエトナさん!?それは展開的にもその様なズルはやってはいけませんよ!!」

そんな賑やかな北側組。その中の一チームである[ボーボボ組]はというと…

あいも変わらずハジケまくっていた。

ボボ「しゃあ〜!!!お前等、ここから先はやる気のある奴しか勝ち残れない!!やる気のねえ奴は失せてろ!?」
首領パッチ&天の助「バッキャロ〜!!!こちとらやる気マンマンよ!!!」

ボボ「ならばそのやる気、俺に見せてみろぉ〜!!!」

すると、いつの間にかボーボボはプロレス用のリングの中に立っていた。そして、誰かが鳴らしたゴングの音が響く。

カーン♪

めだか「むっ?」
サヤ「何だ?」

首領「うおお〜!!!目指せ大会優勝ー!!!」

バギャアッ!!

すぐさま首領パッチがボーボボをぶん殴る。

ボボ「ぶっ!!」
天の助「目指せ大会優勝ー!!!」

そこを天の助が背後から首領パッチをリングに叩きつける。

ドゴォッ!!

首領「ぐばっ!!」

ボボ「目指せぇ〜…、大会優勝ぉぉぉぅおおおおおうううおおおお!!!!」

更にそこに立ちあがったボーボボが、天の助を雑巾搾りの要領で絞り上げる。

ギュウウウウゥウウ…!!!!

天の助「ぎいいやああああああ!!!???」
首領「目指せぇ〜、海南大付属!!!」

そして、リングのロープを利用し、まだ争っている二人めがけて飛び、ダブルラリアットをかます首領パッチ。

ドギャアアアアッ!!!

ボボ&天の助「ぐばはあっ!!?」

そんな様子をみていた一同の中で、善吉は思う。

善吉「(…んな事したら、予選落ち確実だろ…!?つーか、何故ここにリングがーとか、誰がゴングを鳴らしたーとか突っ込み処多すぎて、突っ込み切れねぇ…!!!)」
Re: 第二回[異世界最強決定戦]〜序幕・第一幕〜 ( No.58 )
日時: 2010/01/17 18:42:07
名前: ハイパーカイザー

一方こちらは、東側入り口。

カズマ「・・・へっ、ハイパーカイザーが言ったとおりつえーのがわんさかいるな。」
劉 鳳「だが、油断は出来ん。」
シェリス「そーよ。」

不良のような姿をしている男・・・カズマに制服を着た男女・・・劉 鳳とシェリス・アジャーニが言う。

箕条「・・・しかし、まさかまた一緒に戦うことになるとは・・・」
あすか「本当ですね・・・あのときの戦いを思い出します。」

女性・・・箕条 晶が言うと、少年・・・橘 あすかが当時の戦いを思い出す。そして、箕条の後ろには大男・・・ハーニッシュ・ライトニングが立っていた。

かなみ「カズくん、がんばってね。」
君島「負けんなよ。」
カズマ「ああ!」

少女と青年・・・由詑 かなみと君島 邦彦がカズマを激励する。

水守「皆さんもがんばってください。」
劉 鳳「・・・ああ。」

女性・・・桐生 水守も他のメンバーに言った。

カズマ「よ〜し・・・勝つぞ!!」

_________________

HK「一応、チームを少し変更しました。」

「チーム・スクライド」
カズマ
劉 鳳
シェリス・アジャーニ
箕条 晶
ハーニッシュ・ライトニング
橘 あすか
由詑 かなみ(応援組)
君島 邦彦(応援組)
桐生 水守(応援組)

HK「以上。なお、武装錬金以外のチームは少し足しましたので、描写はしばらく待ってください。」
Re: 第二回[異世界最強決定戦]〜序幕・第一幕〜 ( No.59 )
日時: 2010/01/24 00:30:49
名前: 忠タロウ+その他の皆様

ギンタ「おお〜♪すっげーでけぇー!!!」
ジャック「…ななな、何だかオイラとかはメッチャ場違い感がするっス…!!」

ドロシー「お〜、無駄に大きい闘技場だわねぇ〜?でも、周りにいる奴等…なかなか出来そうなのばかりだから、予選でも要注意ね♪」

小雪「わあ〜、ホントに瓜二つだね〜♪」
スノウ「初めまして、私がスノウです♪」

アルヴィス「…本当に姫様と同じ顔とはな…。これで、[服まで同じ]にしたら見分けがつかんぞ?」
アラン「まあ、大会は今日始まる訳じゃねえからな。今回は参加者の登録やら観客の宿泊登録やらで忙しいだろうしな…?」

ダンナ「ま、そうゆう事だ。しかし、こりゃホントでけえな〜♪なあ、一緒に記念写真撮るかギンタ?」
ギンタ「おう♪」

ギンタ母「…あんた達、はしゃぎ過ぎだよ!?…まあ、死ぬ事はないってあったけど、無茶するんじゃないよ?」





ゼロム「…あっちは何だか、賑やかですね?」
テンバ「んん?…わてが一人旅で異世界渡っとった時に、どっかで合った気が…」

ルイギ「…んな事ぁどうでもいい!!!目指すは優勝賞金1000億♪こんだけの大金があれば、当分飯代に困らんぜ♪」
シェリー「…ジュル…♪」

ラキウス「…何て欲の深さですか…!?神よ、彼の者の罪をどうか許したまえ…。」
フィアリス「まあ、あちらの金髪の少年も食べ甲斐がありそうですけれど…私は[ゼロム様一筋]ですから♪」

F・プリニー隊「…お嬢様、公衆の面前でそれは言っちゃいけないっスよ?つーか、まだ扉が開かないんスか?」

テンバ「招待状によると、あと10分で開くらしいで?」
ルイギ「…あ〜すでに先着で中に入ってる奴等がいるってのに、開門・閉門の時間が決められてるってどうよ!?早く中に入れろ〜!!!」
Re: 第二回[異世界最強決定戦]〜序幕・第一幕〜 ( No.60 )
日時: 2010/01/24 22:59:53
名前: カイナ

一方先着で上手い具合に闘技場控え室に入り込んでいたメンバー―レオ達は同じように入り込んでいるメンバーの中に知り合いを見つけると声をかけた。

レオ「よお、勇輝」
勇輝「あ、レオさん。お久しぶりです!」

レオが声をかけると勇輝はそうお辞儀をしながら返し、レオも「おう」と返す。と総一郎がそこに入ってきた。

総一郎「ほう、お主が勇輝の言っていたレオという者か?孫が世話になっておる」
レオ「へ?ああ、いえ。そんな事は……つかあなたは?勇輝の爺さんみたいだけど」
メリオル「レオ、初対面相手に爺さんって……」

総一郎の言葉にレオが慣れない改まり方を見せながらそう言い、それにメリオルが呆れたように返すと総一郎はほっほっと笑いながら言った。

総一郎「特に構わん。わしは剛泉寺流古武術道場師範、剛泉寺総一郎じゃ」
レオ「へぇ……俺は総合格闘剣術風雷流、空時レオ。もっとも肩書きだけで実際にはほとんど教えてないけどな。門下生は家の息子と娘の三人だけだし、あいつらもほとんどが我流だ」
総一郎「教えておらん?……ならばその剣は誰から?」
レオ「死んだ親父がガキの頃教えてくれた。俺はそれを形だけ受け継いだんだ。ついでに俺の剣術も真の風雷流には程遠いからな」

総一郎が名乗るとレオもそう名乗り、その言葉に違和感を覚えた総一郎が尋ねるとレオはふっと笑いながらそう返す。
その間にライやアルフは他の知り合いがいないかを探し回っていた。

アルフ「誰かいないかな?……」
???「やっほーい、アルっちー!!!」
アルフ「ぎゃあっ!?」

そう呟きながら歩いているアルフの背後から何者かが飛びついて抱きつき、思わずアルフは驚いたような声を上げ、それからその少女を力ずくで引き剥がすと呆れたような口調で言う。

アルフ「もうノーマってば……相変わらずだねホントに」
ノーマ「べっつにいいじゃん。それに顔赤いよ?」
アルフ「う、うるさいなぁ!?」(///)

アルフの言葉にノーマは笑いながらそう返した後指摘し、そう言われたアルフは思わず声を上げる。
それを遠目で見ながらライはカイ達と話していた。

ゼロス「ほんっと相変わらずだねぇ、アルフ君は」
ライ「まあね」
カイ「しかし本当にレオさん達まで来てるなんてな……ま、俺が呼ばれるレベルならレオさん達は呼ばれて当然か」
カノンノ「そんな事ないよ!カイはとっても強いから。頑張ろう!」
カイ「ああ。負けると思って挑む気はさらさらない」

ゼロスの言葉にライが返しているとカイがそう言い、それにカノンノがそう叫ぶとカイはふっと笑みを浮かべてそう返した。
――――――――――――――――――――
カイナ「ちなみにノーマはテイルズオブレジェンディアのれっきとしたキャラですが、実はアルフ君は彼女に小さな好意を持つという設定を――」
アルフ「言うなあぁー!!!悪魔風脚!!最上級挽き肉!!!でもってインブレイスエンド!!!」(顔真っ赤)
カイナ「ぎゃあああああぁぁぁぁぁぁ!!!!!」(燃え盛る脚で連続蹴りをくらった挙句無詠唱で作り出された巨大な氷塊を受ける)
カイ「……ま、それでは」
Re: 第二回[異世界最強決定戦]〜序幕・第一幕〜 ( No.63 )
日時: 2010/02/20 16:44:06
名前: 忠タロウ+その他の皆様

忠「…さて、今まで遅れてしまった分取り戻さないと…」





その頃、北側入り口では…

ボボ「うおおおおおお!!俺らが一番じゃ〜!?」
首領「新参者なんぞに負けんぞぉ〜!!?ギャグキャラを嘗めんなよー!!!」
天の助「むぐぐ〜!!!???

入場一番乗りを狙って、すかさず[ところ天ジェット]で入口に向かうボーボボチーム。

めだか「ぬっ…」
サヤ「何っ!?」

ユナ「きさんら、そうはさせんのぉ〜!!?三月、百々!!」

三月「オッケー♪」
百々「…!」

もちろん、それを逃さぬ他のチームも入口に向かって走った。各チームメンバーの手には、各々の武器を携えている。

善吉「つか、何故一番乗りにそんな拘るんだ、あのアフロは!?」
猫実「そりゃ、バカは目立ちたがるモンやからな?」
善吉「…確かに…。」

めだか「私が一番先に入口に入るんだ。邪魔しないでもらおうか?」
首領「ああ!?ブチのめすぞ、コラ!!ハジケ組頭領を嘗めんなよ!!お前等〜、そいつらしっかり足止めしろー!!」

コパッチ「へい、おやびん!!」
ビュティ「いきなりコパッチ達が湧いて出たー!?」

首領パッチはすかさず自らの子分であるコパッチ達を呼び出し、文字通りの[人海戦術]で後続の他のチームを妨害した。

しかし…

ドッゴォオオン!!

ユナ「はっはっはっ、ぬしはどうやらどこぞのヤクザ者のボスかのぉ?…面白い!![鬼頭衆]の力を特とみせてやるのぉ!?」
三月「わーい♪三月と遊んでくれる〜?」
百々「……!」

さすがに相手も然る者。次々とコパッチ達を薙ぎ払い、突き進む。
Re: 第二回[異世界最強決定戦]〜序幕・第一幕〜 ( No.64 )
日時: 2010/02/20 19:13:06
名前: ミクトラン2世バックアップ

同時刻、東側・・・・・・


??「ん?何か向こう騒がしいぞ?」
??2「何かやっているのでしょうか?」

ボーボボ達が馬鹿やってる頃、こちらはピカチュウに招待されてやって来た烈火たちSHRのメンバーがいた。

??3「おい烈火、さっさと行かないと置いてくぞ」
烈火「わぁってるよ雷電、そうセカセカすんなよ」

雷電「ったく・・・・水蓮、早くエントリー済ませてくれ」
水蓮「ごめん、もうちょっと待っててくれるかな・・・・・はい、これでいいですか?」

そう言って水蓮はエントリーカードを差し出す。

受付「OKです。ようこそ[SHR]の皆様、奥の部屋に選手控え室がありますのでそこでお待ちしていただいてくれませんか?」
雷電「わかった。さて、早く行くぞ」

??4「・・・・待て、兄さん」

受付に部屋の場所を聞いてさっさと行こうとした雷電を隣に居た黒髪で黒装束の男が引き止める。

雷電「何だ黒江、用なら手短に済ませろ」
黒江「・・・・あそこに人がいる、どうやら迷っているようだ」

そう言って黒江は少し先で手に地図を持ってウロウロしている人達を指差す。

???「ちょっと悠ニ!?何時になったら部屋に付くのよ!?」
悠二「ちょっと待ってよシャナ、僕だって此処は初めてなんだし」

???2『そんなのは言い訳にすらならんぞ坂井悠二』
???3「同感であります」

???4「とうまぁ〜〜〜!早くご飯が食べたい!!」
???5「まだ着かないの?いい加減にしないとアンタまた黒こげにするわよ?」

上条「ちょっと待てよインデックスに御坂、あと少しで着くからよぉ!?」
??「エルメス、お腹が空いたね」

エルメス『いやキノ、さっきまで何か食べてたよね?』
???6「桜くん、まだなの?」

桜「いやだからまだだって・・・・」

雷電「・・・・・・何このカオス・・・・」
水蓮「えっと・・・・・あの〜、どうかしたんですか〜〜?」

何かカオスな雰囲気になってはいるが、とりあえず声をかけてみる水蓮。

上条「あ、すみません。騒がしかったっすか?」
烈火「いやそうじゃ無くてな、お前ら選手か?」

悠ニ「あ、はい。僕らマリオさんに呼ばれてここに来たんです」
烈火「マリオ・・・・?あぁ、ピカチュウの友人の〜〜」

インデックス「だけど行くはずのひかえしつ〜って所がわからなくて困ってたんだよ」
水蓮「ちょうどよかったです、実は私達もこれから控え室に行きますから一緒に行きますか?」

悠ニ「あ、ありがとう御座います」


チームCOV
坂井悠ニ
シャナ
ヴィルヘルミナ
上条当麻
神裂火織
スティル・マグヌス
御坂美琴
キノ
ドクロちゃん
ザクロちゃん

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