トップページ > 過去ログ > 記事閲覧
第二回[異世界最強決定戦]〜序幕・第一幕〜
日時: 2010/01/06 21:52:50
名前: 忠タロウ+その他の皆様

忠「………皆さま、長らくお待たせ致しました。前回の[異世界最強決定戦]は、当時まだ悪の組織として動いていた[ネクロス・グループ]の介入などにより、中断される結果となってしまいました。ですが…」

カッ、カッ、カッ!!(ライトアップ)

忠「私は今、ここに宣言致します!!今こそ、再び第二回[異世界最強決定戦]の開催を!!!…参加される選手の皆様、そして観客の皆々様!!存分に、堪能してくれますよう、我々も尽力を尽くさせていただきます!!!」

………全ては、いくつもの[作品世界の登場人物達]に届けられた[招待状]が、きっかけでした。





※その後の舞台裏で…

忠「…」
ルイギ「………」
テンバ「………」

忠「………ああああんな大見栄切っちゃったけど、ちゃんと出来るか心配です…!!!ああ、まだ震えが止まらないぃ〜!!?

ルイギ「…俺らも久々だからな…?」
テンバ「まあ、白浜の坊ちゃん達は一度[DオブD]に参加したんやから、[あの場の雰囲気]は経験済みやろうし…。」

忠「…ええい!!もうこうなりゃ梁山泊の方達曰く[成り行き任せ]で逝きましょう!!?」
テンバ「いや、[行く]の字が[逝く]になってまっせ?落ち着きなはれや…。」

ルイギ「てな訳で、勝手ながら[異世界最強決定戦]……」

「「「いざ、開幕でっす!!!(や!!)(だぜ!!)」」」

Page: 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 |

Re: 第二回[異世界最強決定戦]〜序幕・第一幕〜 ( No.1 )
日時: 2010/01/07 20:54:40
名前: ミクトラン2世バックアップ

司会待機室



赤「うっがああああああああああああああ!!!!!!!!!!!(怒)」
青「兄さん、五月蝿い」

ピカ「暇暇暇暇暇暇暇暇暇暇暇暇暇暇暇暇暇暇・・・・・・・(怒)」
カービィ「ピカチュウもそこはかとなく五月蝿いよ。というかうざい」

ここはこの大会を見守るレフェリーの待機室。ここでは、あのゴミ虫忠タロウによって参加不可能レッテルを貼られたレジェンド及びお子様組みがいるのだが・・・・・・まぁ見てのとうり、完全に一部ストレスたまってます。

赤「何で何で何で!?何でヴィヴィオちゃんは良くて僕らが選手じゃなくてレフェリーなわけ!?ええ!?」
青「いや僕に愚痴言っても・・・・・」

ピカ「くそったれが・・・・・暇だ・・・・・暇すぎて死ぬ・・・・カァ〜ビィ〜〜。ジャンケンでもしようぜぇ〜〜〜」
マリオ「いや何故ジャンケンなんだよ」

ピカ「何となくだ!!!悪いか!?」
リンク「鬱陶しいから黙れ」

マリオ「それよりよぉ、ちゃんと考えてきたのか?お前達」
カービィ「予選大会用のバトル方法でしょ?はい、ちゃんと氷牙以外は全員書いてきたよ。ホイ」

マリオ・・・・・運試し!6つの扉(スーパーマリオRPG参照)
リンク・・・・・爆熱!!食材探しサバイバル!!(コロッケ参照)
カービィ・・・・2人乗りエアライドマシンレース
ピカチュウ・・・・・二人三脚バトルレース(きん肉マンU世参照)
なのは・・・・・ホームランコンテスト


ガチャ


ピカ「お、お帰りメゾフォルテ」
緑「ま〜〜〜」

赤「で、何しに行ったの?」
緑「忠タロウの椅子の下に時限爆弾と次元性ミサイル仕掛けてきた」


ちゅどおおおおおおおおおおおおおおおおおん!!!ズバボボボボボボボボボボボォォォォォォォォン!!!!


「ウぎゃあああああああああああああ!!!!!!!!」


緑「あ、もう爆発した」
Re: 第二回[異世界最強決定戦]〜序幕・第一幕〜 ( No.2 )
日時: 2010/01/07 21:10:01
名前: 忠タロウ+その他の皆様

忠「…ふっ、残念ながら巻き込まれたのはルイギです。…あと、参加拒否しているのは[半分オリキャラ化している[スマブラ]の皆さんで、なのはさん達[既存作品世界]の皆さんは参加可能]です。…説明不足で、すいませんでした。」

Re: 第二回[異世界最強決定戦]〜序幕・第一幕〜 ( No.3 )
日時: 2010/01/07 21:29:44
名前: 忠タロウ+その他の皆様

忠「…もうこのまま、投稿しちゃいま・SYOU!!!」





ここは、滝沢勇輝の自宅にして章悟達の通う[剛泉寺流古流武術道場]。それなりの土地の広さを持ち、章悟達以外にも多くの先輩の門下生達が鍛錬に勤しんでいる。

そんな冬の寒さが一層厳しくなっていく今日この頃、勇輝は庭で剣の素振りをやっていた。

勇輝「…782!783!784!…」
???「ホホッ、今日も修行熱心じゃのうわが孫よ…。」
勇輝「あ、お祖父ちゃん。」

そこに、どこか某無敵超人に近しい雰囲気を醸し出す老人が勇輝の修行の様子を見にやって来た。
この方こそ、勇輝の祖父にしてこの道場の師範[剛泉寺 総一郎]である。

総一郎「所で勇輝や。最近、素振りばかりで退屈しないかの…?」
勇輝「…本音を言うと、少しだけ…。前みたいに[激しすぎる修行や命がけの激戦]はさすがに毎日したくないし、平和が一番何だ…けど…。」

総一郎「…ホホッ、つまりは[戦士として、強い相手との切磋琢磨をしたい]という…そんな欲があるんじゃろ。」
勇輝「うん。」

メイル「勇輝くん、総一郎お爺様。お茶が入りましたよ〜?」
勇輝「あ、メイルちゃん。」
総一郎「おっ、どれ…素振りはそこまでにして休憩にしてはどうか?」
勇輝「はい。」

???「…しっかし、退屈なのは確かだよな…。やはり勇輝もそうゆう欲は少しは持った方がいいぜ?世の中、まだまだ強い奴等がいるんだからな?」
総一郎「…茶が不味くなるから、何所かに行って欲しいんじゃがのぅ…?正義。」
正義「何だよ、爺…!?あんたこそ、子煩悩強過ぎだっつうの。いい加減孫離れしろよ、この老いぼれ…!!」
総一郎「…ならば…殺るか…!?」
正義「いいだろう…、今日こそ雌雄を決する時…!!!」

お茶休憩をしようとしたその時、そこにやって来た勇輝の父親―滝沢正義。総一郎は心底嫌そうに毒づき、正義も対抗して言い放つ。最後はやはり、[売り言葉に書い言葉]。[喧嘩という名の殺劇]が勇輝とメイルの前で始まりかけていた。

その時だった。死合い開始と終了のゴングに相応しい呼び鈴が鳴ったのは………

ズドォオオンッ!!!!

スティル「おーい、勇輝くーん。招待状だぞ〜?…って、聞こえてないか…。俺が呼び鈴鳴らしたからかな…?」





勇輝「…いい加減にしないと、二人ともご飯抜きだよ…?」

二人を止めたのは、髪の色こそ変わらないが[黒い部分]が表に出て来た勇輝が、冬の冷気より冷たく言い放ったその一言だった。

「「…すいませんでした…。」」

メイル「…はあぁ…。もう、二人が暴れたら門下生の皆さんに申し訳ないでしょう?…あと誰か来てるみたい…。」
Re: 第二回[異世界最強決定戦]〜 ( No.5 )
日時: 2010/01/07 22:43:18
名前:

氷牙「……あとはコイツをカービィに届けるだけか……転送でいいか…」

パチンッ!

指を鳴らすと噛み切れはカービィのもとへとばされた。


ヴゥゥゥゥゥン…

ピカ「ん?カービィ、氷牙の旦那から転送されて来たぞ?」

カービィ「ん?なんで直接渡しに来ないのさ?」

ピカ「………本気で言ってるのか?」

カービィ「何が?」

ピカ「(駄目だコイツ。旦那に嫌われてる自覚ねぇ…旦那は目上を敬わない人とか親しくない人に呼び捨てされると機嫌悪くするからなぁ…人柄によるけど…上下関係はハッキリさせないと気が済まない人だし。)……いや、もういいや。で?旦那の案は?」

返事するまでの思考内、0.5秒。

カービィ「ん〜〜………!?!?」

ピカ「ど、どした?」

カービィ「…………ガクガクブルブル……」

いやいやと顔を真っ青にしながら体全体を震わせるカービィがいた。


ピカ「あぁん?…どれどれ…………んな!?!?」


その内容は…

氷牙『最強を決めるなら、最低限の実力を計らないとイケナイヨナ?なら、大会予選があってもいいよな?…地獄の障害物レースin"鏡夜の実験場"これしかないよな?あ、もう忠タロウには許可もらった。もとい、脅迫して勝ち取ったから』


ピカ「だ、旦那…一体何を考えて…しかも脅迫て…」


赤「………僕ら、参加できなくて良かったかもね!」

青「そうだね!こ、子供は子供らしく遊ばないとね!?」

さっきとは全く逆の事を言い出す六子代表。

鏡夜の実験場……名のある魔王達も、裸足で逃げ出す恐怖の実験場…踏み入れたが最後、生きては居られるが、取り返しのつかないトラウマを植え付けられる。


氷牙『まぁ、実力がある奴に、わざわざそこに行かせるのも何だから、能力測定診断器で不可が出た奴だけ実験場送りって事にしたがな。俺も今まで二千回挑戦せざるを得なかった時があったが、未だに無傷とは言えんからなぁ…ははは』


ピカ「………なんて無茶な……きっと鏡夜の旦那の仕業で無理矢理挑戦させられたんだな……で?なんでカービィはそこまで震えてんだ?」

カービィ「以前、挑戦した…」

ピカ「それで?」

カービィ「あんな所行くくらいなら、死んだ方がマシ……いや、地獄の閻魔大王のお仕置きを受けた方が遙かにマシだ!?」


ピカ「……あ、泡吹いて気絶した。……そんなに恐ろしい場所なんだな。鏡夜の旦那の実験場って………(汗)」
Re: 第二回[異世界最強決定戦]〜序幕・第一幕〜 ( No.6 )
日時: 2010/01/07 22:55:38
名前: ミクトラン2世バックアップ

リンク「ホレ、水を飲め。俺のところの特産品だ。綺麗だぞ」
カービィ「ごくごく・・・・・あぁ・・・・・ありがと・・・・・」

マリオ「しっかし氷牙の奴、流石にこれはなぁ・・・・・」
リンク「俺も同感だ。流石にこれは頭が相当ぶっ飛んだ奴しか思いつかんな」

ピカ「あ、そういえば2人だけ平気でクリアした奴いたってエリーから聞いたぞ?」
マリオ「ぶふぅッ!?オイオイそれは本当か!?」

ピカ「ああ。ミハルと雪菜(白蘭の本名)の二人だったな・・・・・意外にあいつ等神経図太いのかわからねぇが、鏡夜の旦那が悪戯半分に地獄の試練を強くなるための訓練だと偽ってやらせたとか」
カービィ「で、で!?その後は!?」

ピカ「本当かどうかも怪しいんだよなぁ〜〜〜。その後あいつ等「す、すみません!考え事していましたらいつの間にか終わってしまいました!!!」だと」
リンク「・・・・・なんだかなぁ・・・・・・」
Re: 第二回[異世界最強決定戦]〜序幕・第一幕〜 ( No.7 )
日時: 2010/01/07 23:05:26
名前: カイナ

カイナ「……あぁ、確かにエリーさんは出れますね。出場できないって条件に引っ掛ってませんし。ん?って事は……メサイア達も出れるって事か?……なんか余計なことに気づいちゃったような……」
――――――――――――――――――――
そしてまた一方こちらは勇輝達の存在している時空とは別の時空の現代と呼ばれる物質界。
ここのとある一軒家の裏に小さく建っている道場の中では二人の少年が一人の男性に向かって一人は二本の木刀を、一人は皮製のナックルをつけて攻撃を仕掛けていた。しかし男性はそれを木刀一本で涼しい顔をして全て受け流しており、二人の攻撃の一瞬の隙をついて一瞬で反撃を仕掛ける。

レオ「よっ」
アルフ「うわっ!?」

男性―レオの振るった木刀は少年の一人―アルフの拳の先をずらして完全にアルフを隙だらけにし、そこに側頭部に木刀の柄を叩きつけて地に倒れ伏せさせる。
そうなったらもう早かった。もう一人の少年―ライの二刀を軽く受けきると隙をついてライの腹に木刀を叩き込む。

ライ「がはっ!」
レオ「勝負ありだな」

二人がばたりと倒れている中レオは木刀を肩に担いでそう言い、二人は「う〜」と悔しそうな声を出す。するとパタパタと誰かが走ってくる音がする。

エルフィ「レオさん、ライ、アルフ。ご飯出来たって」
レオ「おう、今行く。ほら立て二人とも」
ライ「容赦なく腹に木刀叩き込んどいてよく言うよ……」
アルフ「ああ、まだ頭クラクラする……」

知らせに来た少女―エルフィにレオはそう返した後ライとアルフにそう言い、ライは少し悪態をつきながら腹を押さえて立ち上がり、アルフは頭を押さえてふらふらと立ち上がる。それから思い出したようにエルフィは続けた。

エルフィ「そう言えば差出人不明の手紙が来てたんだけど。レオさんを筆頭にメリオルさんとライにアルフ、私の名前が宛名付きで」
レオ「へぇ……分かった、朝飯食べたら見とく。開けてないよな?」
エルフィ「ええ。さ、早く食べないと部活に遅刻するよ、もう七時半過ぎてるんだからね。八時半には剣道部も空手部も集合完了でしょ?」

エルフィの言葉にレオはそう不思議そうに呟いた後頷いて言い、それからの問いにエルフィは頷いて返した後まだふらふらと歩いているライとアルフを居間に引っ張って走っていった。

レオ「……ウェルツ達なわけないよな、あいつらだったら直接来て話すか連絡機能使えばいいんだし……ま、飯食って大吾のとこ行く前にパッパと調べりゃいいか」

レオはそう一人で結論を出すと道場を出て居間の方へと歩き出す。彼らに届いた手紙―封筒の中には[異世界最強決定戦 招待状]と書かれているのを彼らはまだ知らない。
Re: 第二回[異世界最強決定戦]〜序幕・第一幕〜 ( No.8 )
日時: 2010/01/07 23:35:28
名前: 忠タロウ+その他の皆様

忠「………非常に言いにくいんですが、実は予選は[第一次予選]と[第二次予選]があるのを言い忘れてました…。第一次突破できるチームの数は[最低でも50チーム]まで、第二次で更に[16チーム]までとさせていただきます…。ちなみに、私が考えた予選案はこちらです…。ホント、申し訳ありません!!!………[実験場送りになる予定のチーム]は、真にご愁傷様です…。

ルイギ「…あ、もう第一次はそれに確定させられた訳か…。」





[バッジ争奪戦](ボボボーボ・ボーボボ)

・各チームのメンバーは、それぞれ金・銀・銅の三種類のバッジをチームメンバー一人一人の実力によって、指定されたバッジを身に着けてもらいます。
・それらのバッジを、どれか一種類でも必要枚数だけ敵チームから奪ったチームは[予選突破]となります。
・金なら3枚、銀なら6枚、銅なら10枚となります。ちなみに金バッジ一枚の価値は銀バッジ3枚分、銀バッジ一枚の価値は銅バッジ5枚分となりますので、無理に一種類だけ集めようとしなくても他のバッジを集めて、[金2枚・銀3枚]で[予選突破]という事も可能です。
・制限時間は五時間。
・予選のステージは[ミリオンズ・コロシアム]特設ステージ[フィフス・エレメント]で、行われます。このステージは[火]の砂原・[水]の水没林・[土]の荒野・[木]のジャングル・[金]の廃都市の、五種類のエリアが参加選手達をお待ちしております。
・ちなみに、敵チームから奪ったバッジしか得点になりません。味方チームのバッジは得点には入りませんので、あしからず。





忠「…こんな感じです。孝さん、どうでしょうか?」
Re: 第二回[異世界最強決定戦]〜序幕・第一幕〜 ( No.9 )
日時: 2010/01/08 18:35:51
名前: カイナ

また一方ここはテイルズオブザワールドという幻想界にあるギルド―アドリビトム。ここのホールで緑髪の少年―カイとピンク髪の少女―カノンノは暇を利用しておやつを食べていた。するとそこに赤い髪を伸ばした青年―ゼロスが入ってきて声を出す。

ゼロス「おうカイ君、手紙だぜ」
カイ「ん?ああ、悪い」

ゼロスの言葉にカイはそう返して手紙を受け取り封筒を見回すと眉を顰めた。

カイ「あれ?……差出人の名前が無い?」
ゼロス「ん?そりゃおかしいな。どんなハニーでもラブレターには名前を書くもんでしょ〜よ?」
カノンノ「ラブレター?」
カイ「それだったら読む前から断る。俺の彼女はカノンノだけだ」

カイの言葉にゼロスがひょいとカイの後ろから封筒を覗き込みながらふざけて言い、その言葉にカノンノがむっとしたような表情を作るとカイはただただ真顔でだが明らかに本気すぎる表情でそう言い、それを聞くとカノンノは嬉しそうにだが恥ずかしそうに笑う。それにゼロスはごちそうさまと呟いてから続けた。

ゼロス「まあ中読みゃ分かるでしょ?カイ君宛てなのは間違いないんだし」

まあ確かに宛名には自分の名前―カイとあるし住所もここで間違いない。カイはそう結論を下すと封筒を破って中の手紙を読んだ。

カイ「招待状だな、えーっと……突然お手紙を差し上げる御無礼をお許し下さい。今回はあなたに異世界最強決定戦への参加をお申し込みしたい所存です。またあなたが強者と認めるものを御一緒させて構いません。参加していただける事をご期待しております。だとさ」
ゼロス「手っ取り早く言うと異世界同士の最強決定戦ってこと?」

カイは招待状の中身を読み終えると招待状を見せながらそう言い、ゼロスが手っ取り早く要約する。するとふむふむというような別の声が聞こえてきた。

ルキ「最強決定戦ねぇ〜」
カイ「うおっ!?ルキにミアハ、お前らいつの間に!?」
ミアハ「クエストが予定より早く終了して、ついさっき戻ってきました」

青い髪を背中まで伸ばした少女―ルキとオレンジ髪がふわふわとした少年―ミアハはそう言い、さらにルキがカイを指差しながら声を出した。

ルキ「とにかく!最強決定戦って事は強い人とやりあえるんでしょ!?あたしも連れてって!!」
カイ「はぁ!?」
ゼロス「楽しそうだねぇ。俺様もついてっていい?」
カイ「おいおいおい!?」
ミアハ「ルキが無茶して怪我したら心配だし……僕もついて行って構いませんよね?」
カイ「だ、だから待て!俺はまだ参加するなんて一言も!!」

とんとん拍子で話が進んでいきかけ、カイが流れを断ち切るように叫ぶとルキとゼロスはじーっとカイを冷たい視線で見ながら言った。

ルキ「出ないの?そんなつまんない」
ゼロス「カイ君の弱虫」
カイ「弱虫関係ないだろ!?アドリビトムの仕事があるだろうが!!」
ゼロス「有給とりゃ大丈夫だって。ミアハ君、交渉お願い」
ミアハ「分かりました、行ってきます」

ルキとゼロスの言葉にカイがそう反論するとゼロスがそう言ってミアハに指示し、ミアハはにこっと微笑んでギルドマスター―クラトスの元に走っていく。それからルキとゼロスでカイを押さえつけているとミアハがにこにこと微笑んで戻ってきた。

ミアハ「許しが出たよ。カイにルキにカノンノ、ゼロスさんに僕で有給を取っといたから」
ゼロス「おっし流石ミアハ君気がきくぜ!!!」
ルキ「観念してよね〜カイ」

ミアハの言葉にゼロスがガッツポーズを取り、ルキがにこにこと笑いながらカイを見るとカイは息をついた。

カイ「ったく……ま、自分の腕がどこまで通じるか見るのも悪くはないか。異世界最強決定戦って事はレオさん達も来るかもしれないし」
カノンノ「あ、そうだね。元気かな?」

カイの言葉にカノンノはぽんと手を叩いてそう言い、それからなんだかんだでこの五人での出場が決定する。
Re: 第二回[異世界最強決定戦]〜序幕・第一幕〜 ( No.10 )
日時: 2010/01/08 18:52:02
名前: ミクトラン2世バックアップ

ピカ「(ブチッ!!)殺れ!!!お前ら!!!(怒)」

六SF(ソードフォーム)「それを早く言えぇ!!!超!!!魔王十字斬!!!」

ズギャアアアアアン!!!

忠「ぎゃああああああ!!!!」

六SF「次!!フォルテシモ!!!チェンジシャドーッ!!」

ガシャガシャン!!!

六SHF(シャドーフォーム)「OK!!食らえ忠さん!!!ノーウェイアウト!!!そんで次はメゾフォルテ!!!」

チュドオオオオオオオン!!!!

忠「ぐぎゃああああああ!!!!」

ガシャガシャ!!!

六GF(ガンナーフォーム)「忠タロウ・・・・・・死ね!!!コキュートス!!!!」

ビキビキビィ!!!キュガアアアアアアアアアアン!!!!

忠「めぎゃあああああ!!!!」

六AF(アーチャーフォーム)「続いて私です!!!弩炎竜!!!」

キュボオオオオオオオオオオン!!!

忠「おっぴぎぃぃぃぃぃぃぃ!!?」

六SF(スカイフォーム)「次はアタシの番ダヨ!!!食らえやぁ!!!デストロイアぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!塵になりやがれえええええええええ!!!!!!!」

バジバジバジ!!!チュドオオオオオオオン!!!!

忠「あ・・・・・・ががが・・・・・・」

六RF(ランサーフォーム)「最後は私・・・・・!!休みは与えない・・・・・!ブリュンヒルデ!!!」

キュィィィィィィィン!!!ズドオオオオオオン!!!!

忠「NOOOOOOOOOOO!!!!」

六SF「これぞ!!!僕ら6人の最終奥義!!!「ブラックジャック」だあああああああああああ!!!!!!!!」

チュドオオオオオオオオオオオン!!!!

忠「いぎゃああああああああああああああああ!!!!!」

全員に究極奥義の制裁を加えられ、最後にとどめの光の巨大な剣を食らう、哀れ(笑)な忠タロウであった。

あ、忠さん。予選会場や本戦会場ですけど、このさいですから「メダロット3」であったメダリンピックの順序方式にしてくれませんか?あ、あとタカさん。流石に私は予選にそれを出すのは却下です。そんなどんな内容すら分からない得体の知れない物なんかそっちが良くてもこっちはNOです。
Re: 第二回[異世界最強決定戦]〜序幕・第一幕〜 ( No.11 )
日時: 2010/01/08 19:09:42
名前: ハイパーカイザー

一方・・・

銀河「ひ〜ま〜だ〜」
聖夜「暇なら外行け、うざいから。」

ここ、大空家のリビングでは、ソファーに仰向けに寝転がりながら暇を訴える銀河と、いすに座って読書している聖夜の姿があった。

銀河「だってさ〜ゲーセンはとっくに飽きたし〜漫画もゲームも買うのは買ったし〜暇以外の何者でもないよ〜」
聖夜「・・・はぁ」

聖夜がため息をついていると・・・

ピンポーン♪

瞳「はーい。」

インターフォンがなり、洗い物をしていた瞳が玄関に向かう。

その二分後。

林華「や。」
銀河「・・・林華〜何しに来た〜」

リビングにやってきたのは二人の幼馴染、林華であった。

林華「私が来たってのに、その態度は無いんじゃない?」
銀河「うるせ〜」
聖夜「何のようだ?」

聖夜は読んでいた本を閉じ、用件を聞く。

林華「ま、私にも届いたんだけどこれが来たの。」

そう言って林華は、封筒を取り出してテーブルに置く。

銀河「・・・なんだそれ?」
林華「何でも、異世界最強を決める決定戦が開催されるんだって。スカイさん達の分も届いているの。」

そう言って封筒を取った銀河に、林華が説明する。銀河が封筒を開けてみると、確かに異世界最強決定戦の招待状であった。

スカイ「・・・なるほど、俺達に参加してほしいということか。」
銀河「・・・どうする?」

いつの間にか現れたスカイに銀河が質問する。

スカイ「ま、参加するだけでも価値はあると思うしな。いいんじゃないか?」
銀河「・・・へへ、面白くなってきそうだな。」
聖夜「なら、決まりだな。」
林華「うん。」
ソウル「じゃあ、行くか?」

これまた突然現れたソウルが問う。

銀河「当然!どうせなら優勝を狙おうぜ!!」
聖夜「ああ!」
林華「おーーー!!」
スカイ「うむ。」
ソウル「ふっ。」
瞳「あらあら。」

こうして、WBRの出場が決まった。

Page: 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 |