Re: [ディスガイア・オルタナティブ]〜第四幕〜 ( No.48 ) |
- 日時: 2010/02/05 12:23:31
- 名前: ハイパーカイザー
- ・・・まあ、うすうすそうじゃないかな〜とは思いましたが・・・
_________________
ソウル「・・・何?ゼロムが?」
スカイ達はルイギ達から少し離れた席にいた。
スカイ「ああ・・・あいつには、間違いなく何かいる・・・遊戯とアテムのようにな・・・」
スカイは先ほどの戦闘をかいつまんでソウル達に話していた。もちろん、ゼロムの耳に入らないように。
ソウル「・・・そうか、先ほどの異常な魔力はあいつからだったのか・・・」 スカイ「・・・ところでピチューさん。」 ピチュー「ん?何?」
スカイは同席しているピチューにどうしても確認したいことがあった。
スカイ「あいつ・・・ザストが言っていたことは本当なのか?あんたが]V機関と関係しているって・・・どういうことなんだ?」
|
Re: [ディスガイア・オルタナティブ]〜第四幕〜 ( No.49 ) |
- 日時: 2010/02/05 19:28:11
- 名前: ミクトラン2世バックアップ
- ピチュー「・・・・・それ以上は聞かないで、それは僕にとってはトラウマの一つだから」
スカイ「し、シカシ・・・・・・」
ジャキッ!!
ピチュー「本当にお願いだから。あんまりしつこいと斬るよ?」
そう言ってまるで氷の様な瞳で睨み付けながらスカイの喉元にクナイを突きつけるピチュー、どうやら本当に思い出したくないみたいだ。
スカイ「・・・・・わかりました、それ以上は詮索しません」 ピチュー「ゴメンね、また機会があったら話すから・・・・・」
そう言ってピチューはクナイを仕舞うと、またさっきまでの優しい目になる。
ピチュー「・・・・・それにしても、これは非常に深刻だよ?」 スカイ「ですね、かつて倒したハートレスがまた出現した・・・・これはとんでもない事態ですよ?」
そう、心を無くした存在であるハートレス。ハートレスは心を持つ物を無差別に襲いハートレスにする・・・・・かつてはやてが助かるなんて言葉に誘われてマレフィセントや]V機関に騙されて使ってしまった事のある自分には一番痛いほど理解している。ただでさえ今はキーブレードマスターであるソラやリクは今は居ない、ましてや自分はキーブレードなんざ持っていない。というか持ってるのは自分の兄貴やリンクさんとかなのはさんとか自分より数段強い人しか持って無いし・・・・・一応キーブレードを所持してたって言ってた父親なんて今は友達とどっか行ってるし・・・・・・・・
ピチュー「うがああああああああああああああああ!!!!!何で僕の周りじゃこんな事ばっか起こるんだあああああああああああああ!!!!!!!!????????」 スカイ「ぴ、ピチューさん!?大丈夫ですか!?」
突然騒ぎ始めたピチューを宥めるスカイ。
|
Re: [ディスガイア・オルタナティブ]〜第四幕〜 ( No.50 ) |
- 日時: 2010/02/05 20:52:01
- 名前: 忠タロウ+その他の皆様
- ???「ちょっとー、あんまり乱痴気騒ぎは他のお客の迷惑よ?」
そこに、近くの席で食事していた客の一人が注意を促しに来た。
ゼロム「あ、すいません。すぐに止めますから…」 カナタ「おっ、お前は…リゼリアか!」 リゼリア「…えっ?何で、カナタがここにいるの…!?しかも、何か知らない人達増えてるし!!」 それは、カナタ達の知り合いで宇宙魔界の漂流物の調査に来た戦女神[リーゼリアル]―通称リゼリアであった。 そして、彼女の後ろから赤いリボンをつけた堕天使の少女が寄って来た。
フロン「リゼリアさーん。どうしたんですかー…って、あー!?エトナさん!!」 エトナ「うげ…、こんな時に遭いたくない奴に遭っちゃった…。」
ルイギ「むぐっ?」 シェリー「もご…。」
テンバ「…やっぱ、エトナはんがおるならフロンはんも現れると思うとったが…。」 ラキウス「こちらは、堕天使…ですか?それにしては…、全然邪気も感じないんですけど…。それに、まさかこの様な異世界で女神様にお会いする事が、出来るとは…」
ルイギ「ったく、この信心深いカタブツ神父め…。まあ、お互い知り合いならどうだ?同じ席で共に食事でも…」 ルキウス「そんなのはお断りだ。第一、お前等は何なんだ?どこの異世界から来た。まさか、俺以外にこの魔界の魔王になるべくカナタをの命を狙って」 リゼリア「ルキウス、あんたは黙ってて!!」
ゴッ!
ルキウス「ぐほっ!!?」
ルイギ「(…ああ、こいつは[氷牙達にいつも酷い目に遭わされてる]俺に近い扱いを、受けてると見た…。まあ、俺の様な[色欲魔人]ではないし…第一、鏡夜の仕置きは…マジで俺以外の奴は廃人と化す!!)」
リゼリアに殴られて床に倒れ伏す暗黒勇者の[ルキウス]を見て、ルイギは哀れに思った。
ヴィオ「それにしても、さっきの騒ぎはすごかったねー。カナタ達が誰かと町中で戦ってたのが見えたんだもん。」
テンバ「おっ?あんさん、見たトコ錬金術師やな?この宇宙魔界とやらには、色々な技術が集まるんやな〜。」 ヴィオ「じゃあ、あなたも錬金術を?」 テンバ「まあ、製薬系だけやけどな…。あと、わては本業は行商人やさかいもし何か材料とかいるなら同じ錬金術師のよしみでお安うしまっせ♪」
シェリー「…じ〜…。」 リゼリア「何?あなた、何あたしを見てるの?」 シェリー「…髪の毛…翼みたい…。」
カナタ「ああ、以前それの事でリゼリアに聞いたんだがな…あれで空を飛べるらしいぞ!?すごいだろ?すごいだろ!?」
リゼリア「…そんなに興奮する事?てか、鳥みたいにパタパタするんじゃなくて宇宙空間を飛行移動する時の推進力を出す為の羽根ツインテールなんだからね?」
ルイギ「…ツインテール娘は皆、ツンデレな性格と言うが…」 テンバ「何口走っとんねーん!!?」
スパーン!!
・ ・ ・
一方、[ネクロス・グループ本社]では………
ネクロス「…宇宙魔界で、妙な魔力を感知した。それはたった数分で焼失してしまい、そのまま見失ってしまったが…。」 ヨミ「それが、今回のイカズチを呼び出した事と何の関係が?」 イカズチ「ホワット?」
ネクロス「…まあ、ヨミやイカズチを呼んだのは別件でな?この件は後にして…、実は氷牙が[ヴォルケンリッター]の者達やヴィヴィオを連れて[アルハザード]に向かった。…が、そこで何故こうなったのか戦闘が始まってしまったのだ…。それに、それより前に氷牙達とは別の次元転移も感知した。[ゆらぎ]に巻き込まれた者達である可能性が高い。こちらも、誰かと戦闘中の様だ…。」
ヨミ「…へぇ〜。じゃあ、その援軍に行けって事?」 イカズチ「…あ、すっかり忘れてた・ZE!俺以外にもあの世界にちょいと[異世界旅行]しようと一緒にいた[ボーボボ]達を、置いてけぼりにしちまった・ZE!?…まあ、自力で[ネクロス・グループ]の支部を見つけるだろうから・NA?ノンプロブレムだ・ZE♪」
ヨミ「…だね…。じゃあ、いいや。では、至急[アルハザード]に向かいます。」 ネクロス「うむ。…それと、まだ確定してないのだが…氷牙殿と戦闘中の者の事なのだが…」 ヨミ「え?」
ネクロス「どうやら、うちが以前クビにして追い出した[メイガス]達の中にいた社員の一人らしい…。まさかとは思うが…(まさか、[異能の技術者]の血族の者達が、今の今まで我が社に潜んでいたという事か…!?我ら[三邪神]の生みの親でもあるあの…)」
ヨミ「?」 イカズチ「ヨミー、早く行こう・ZE!?」 ヨミ「あ、うん。じゃあ社長、その続きは後でって事で。」 ネクロス「…ああ…。では、気を付けてな…」
|
Re: [ディスガイア・オルタナティブ]〜第四幕〜 ( No.51 ) |
- 日時: 2010/02/05 21:55:56
- 名前: ミクトラン2世バックアップ
- 同時刻、純一サイド・・・・・
士「・・・・・・なるほどな、大体解った」
純一達の話を聞いて色々と理解した士達。
聖夜「にしても未だに信じられないな・・・・・」 純一「俺らも半信半疑なんですよ、今でもこれは夢だと思う位」
夏美「あ、それ私たちも解ります。最初私たちもそう思いましたから」 ユウスケ「それよりも士、鳴滝さんは一体何を考えてるんだろうなぁ?」
士「アイツの事だ、また何か企んでるだろう。とりあえず先ずは食おう、こう言う話は後だ」
そういう士の言葉に同感し、全員また食事を始める。しかしティナだけはマイペースなのか、最初から食事している。
その夜、純一達は董卓が宛がった宿にて眠ることにした。
純一「・・・・・・・」
純一は眠れなかった、別に不眠症とかストレスで眠れないとかでは無い、ましてや何か考えてる訳でもない。原因は純一の隣で寝ている人物であった。
ティナ「・・・・・・・すぅ・・・・・・・すぅ・・・・・・」 琴子「うぅ〜〜〜ん・・・・・・」
純一「・・・・・・何でお前らが俺のベッドの上で寝てんだよ!?」
最初はたしかティナだけの筈だった、いつの間にか自分のシャツを黒いレース下着の上から着ただけという姿には流石に抵抗はあるが・・・・だがよりによって何故琴子まで居るんだ?着てるのもあの空け空けネグリジェだし!!
純一「(オイオイオイオイ、流石にマズイだろこれ!?俺こんなにフラグ立てた覚え無いぞ!?つぅか女子がベッドに潜り込むなんて何処のラブゲーのオチですか!?やべぇ、マジやべぇよ!!こんなの士さん辺りに見られたりでもしたら・・・・)」
コンコン、ガチャッ・・・
幸村「純一殿、まだお目覚めでゴザルか?」 関羽「実は少しお話が・・・・・・・」
最悪のタイミングで関羽と幸村が入ってくる。そして予想道理ベッドの上での惨状を見て2人は唖然とする。
純一「・・・・・・えっと・・・・・ども」
ギギィィィィィィ〜〜〜・・・・・
純一「ぎゃあああああああ!!!!!待って待って!!!お願いだから待ってくれ!?」
そそくさと部屋を立ち去ろうとする幸村達を何とか押しとどめる純一。
関羽「大丈夫だぞ純一殿、私達は言わなくてもわかってるから・・・・」 純一「何が!?何がなんですか!?」
幸村「安心するで御座る、拙者ら誰にも言いませぬから」 純一「だから違あああああああああああああああう!!!! 」
|
Re: [ディスガイア・オルタナティブ]〜第四幕〜 ( No.52 ) |
- 日時: 2010/02/06 10:21:06
- 名前: 忠タロウ+その他の皆様
- 一方、同じ宿の別室では………
ビュティ「…う〜ん…うるさい…。」
この異世界に旅行に来ていたボーボボ達が泊まっていた。ちなみにここは、女子組の部屋。(ビュティ、ポコミ、魚雷ガール)
・ ・ ・
そして、宿の外―街のはずれにある広場では…
へポ「せいっ!!」
ドゥンッ!!
夜遅くまで、鍛錬に励むヘッポコ丸がいた。
へポ「(…くっ、こんなんじゃダメだ…!!これじゃ、三日前の二の舞に遭っちまう…。あの緑髪の強さ…ボーボボさん達をあそこまで苦戦させるとは…)」
話は三日前に遡る。
士達よりも前に、この異世界に来ていたボーボボ達は、同じ時間にこの世界に転移して来たツムジ達と鉢合わせてしまい、彼等の襲撃を受けていたのだ。 その時にボーボボ、首領パッチ、天の助がツムジを相手にしたが、かなりの苦戦を強いられる事となるのである。しかし、天の助は案の定死体の振りしてとばっちりを逃れようとしていた。
ボーボボ「がはっ…!!こいつ、強い…!!?」 首領「ちくしょぉ…、こんなのありかよ…!?」
天の助「…(僕は死体でーす…。)」
ビュティ「皆!!大丈夫!?」
ツムジ「…ハァ〜、メンドイ…。何でよりによって、こいつらと戦わにゃなんないんだろーねぇ…?んじゃ、俺はこの辺で…。」 へポ「させるかー!!黒神無月!!!」
ポコミ「私も!!ラブリーマジカル真け」
ツムジ「…ウザい…。」
ビュオッ!!ズギャギャギャギャッ!!!!
へポ「ぐわああああ!!!」 ポコミ「きゃああああああ!!!」
ビュティ「二人とも!!?」
一瞬で、ヘッポコ丸とポコミの攻撃を受け流し反撃を与えたツムジ。その直後にその場を去っていたのは言うまでもない。
・ ・ ・
へポ「…くっ、必ず奴は倒す…!!その為には、もっと修行が必要だ…」
首領「さあさあ、大会は明日よ!?>気合い入れて!!」 へポ「!!?」
ボボ「はいコーチ!」 天「いつでも来なさい!!」
首領「うりゃうりゃうりゃりゃりゃ!!」
しかし、ヘッポコ丸が気づいた時には、ボーボボ達三馬鹿は何故かバレーボールの練習をやっていた。
|
Re: [ディスガイア・オルタナティブ]〜第四幕〜 ( No.53 ) |
- 日時: 2010/02/06 18:12:16
- 名前: ハイパーカイザー
- 銀河「まあまあ、そういわず。もう、これでもかってほどにやってもかまわないから。」(ニヤニヤ)
純一「だから・・・って、なんで銀河がここにいるんだ?」
その声に思わず反論しようとして、ふと純一は二人とは違う声に気づいて、いつの間にかいた銀河に疑問を持つ。
銀河「いや〜トイレから戻ろうとしたときに関羽達が純一の部屋の前にいたからそのまま様子を見てたんだけど・・・」
と、一瞬間をおいて・・・
銀河「・・・しっかし、こ〜んなことになっているとはな〜♪」(ニヤニヤ)
どうやら銀河はこの手の話が好きらしい。
純一「・・・だっからちがあああああああああう!!!」 銀河「安心しな、俺も誰にも言わないから。」 純一「その顔で信用できるかあああああ!!!」
と、そんなやり取りをしていると
士「うるさい。」
ガツン!!
銀河「ぐお!?」 純一「いて!?」
いつの間にかやって来た士が二人の頭を殴る。
銀河「いててて・・・何すんだよ〜士〜」 士「お前らな・・・いったい何時だと思ってんだよ、うるさくて眠れねぇ・・・で、何やってたんだ?」 純一「え、え〜っと・・・」
純一が躊躇している間に銀河が関羽達に質問する。
銀河「そういえば、どうして二人がこんなところに?」
|
Re: [ディスガイア・オルタナティブ]〜第四幕〜 ( No.54 ) |
- 日時: 2010/02/06 23:03:11
- 名前: ミクトラン2世バックアップ
- 幸村「そうだった!実は拙者ら純一殿と少し話が・・・・」
純一「そ、そうですか!?じゃあ外で話しましょ話しましょ!!」
関羽「え?あ、ちょ・・・・・」
関羽の静止も聞かずに純一は2人を連れて猛奪取で外に出る。
純一「・・・・・・で、話って何だ?」 幸村「・・・・・・純一殿、純一殿は本当に破壊者なので御座るか?」
純一「・・・・・え?」
あまりの質問に目を丸くする純一。
関羽「・・・・・・今日のことは孫権殿から聞きました・・・・・私たちもその鳴滝という奴から色々と・・・・・・しかし、しかし私は純一殿はそんな悪い奴とは全く思えないのです!!」 幸村「純一殿、真剣にお答えくだされ、そなたは本当に破壊者なのか!?お願いだから答えてくだされ!!」
関羽「もし破壊者なら私達は愛する者たちのために貴方と戦わなければなりません!!それだけは避けたいのです!!!」
二人の真剣な問いに、純一はしばし黙るが、ふと口を開く。
純一「・・・・・・・俺さ、本当は自分が何者かしらねぇんだ」 関羽「え?」
純一「記憶喪失って奴らしい、だから俺は自分の事も全くな」 幸村「では、自分が破壊者かもしれないというのも?」
純一「かもしれねぇな、だけど之だけはいえる。安心しろ、この世界は破壊しない」 関羽「ほ、本当か!?」
純一「ああ、俺は嘘はつかないからな。でも・・・・そこまで必死になるなんてな、何かこの世界にあるのか?」
そう言いながら純一は近くにあった樹の影に座り、その隣に2人が座る。
幸村「・・・・・夢があるからで御座るよ」 純一「夢?」
関羽「私達は昔、盗賊によって親兄弟を殺されてな・・・・私達はその頃からたった一人で生きてきた」 幸村「そのとき拙者が旅に出て暫くした時、拙者を拾ってくれたのが親方様こと武田信玄様」 関羽「鈴々と一緒に出会ったのが劉備殿こと桃華殿なのだ」
幸村「そしてそんな親方様達の願いはこの乱世の世の中を統一して世の中を平和にする事なので御座る」 純一「へぇ〜〜〜・・・・・」
関羽「私達はその夢に共感してな、今でもその夢のために賊どもを成敗してるのだよ、私みたいな境遇の子供をこれ以上出さないためにもな・・・・」
そう言いながら関羽は月を見上げて何かを掴み取る仕草ををする、まるで何かを掴むように・・・・
純一「・・・・・なるほどな」
そう呟き、純一は立ち上がる。
純一「その夢、叶うといいな。俺も応援するぜ?」 幸村「おお!!そうで御座るか!!だったらなおさら頑張らねば!!」
純一「そうだな、がんばれよ・・・・・っと、そろそろ寝なきゃな。明日早いし」 関羽「それもそうだな・・・・・所で純一殿」
純一「ん?何だ?」 関羽「その・・・・・やはり純一殿は女の子を寝屋に連れ込む趣味でもあるのか?」
純一「だぁからそれは誤解だあああああああああああああああああああああああああ!!!!!」
純一の悲痛な叫びが夜空に木霊し、その後に笑い声が夜空に響いた・・・・
|
Re: [ディスガイア・オルタナティブ]〜第四幕〜 ( No.55 ) |
- 日時: 2010/02/08 20:29:17
- 名前: ハイパーカイザー
- 一方、戦闘中の勇達はというと・・・
デスレイ「・・・検索完了。[リリカルなのは]の世界の住人と断定・・・若干ながら習得データと違いがあることを確認・・・敗北率75%越え・・・」
デスレイはスプライト・ザンバーをかわしながらデータを検索し、これ以上戦っても勝ち目が無いと判断した。
デスレイ「・・・撤退する・・・全砲門展開・・・!」
ジャキン!!
勇「っ!?」
そう言ってデスレイは内蔵している火器をすべて展開した。
デスレイ「・・・・デス、フルバースト・・・・!」
ダガガガガガガガ!!!!!
ユーノ「っ!プロテクション!!」
とっさにユーノはプロテクションで防ごうとするが・・・
ユーノ「ううっ・・!」 フェイト「ユーノ!」
プロテクションが少し押されてしまう。
勇「ああっ!?」 冷奈「勇!これ!!」 勇「!」
冷奈はとっさに神王剣を勇の方へと投げ、それを勇はキャッチする。
ファング『勇!俺達の力も!!』 勇「うん!ウインドストーン!!」
勇は緑色の宝玉に触れ、風の力を発生させる。そのまま、ユーノの隣に立つ。
勇「風よ!僕たちを守って!!」
ユーノのプロテクションに勇の風の障壁が合わさり、何とか防いだが・・・
勇「・・・!いない!?」 ファング『どうやら撤退したみてーだな。』
すでにデスレイの姿はなかった。
冷奈「・・・とりあえず、終わったわね。」 勇「うん・・・」
勇は神王剣からウェイクキーを取り出し、神王剣を異空間へ戻す。冷奈も月牙を鞘へとしまう。
フェイト「・・・それで、あなた達は?」 勇「え、え〜と・・・」
フェイトの質問に勇達はこれまでの経緯を話し始めた。
・ ・ ・
一方・・・
メアル「あ〜あ。私のペット達が減っちゃった。」
異空間にて、メアルが一人愚痴る。
???4「・・・確かにその少年は[破壊者]と呼ばれていたのか?」 メアル「そうだよ〜、あとね、次元勇者の近くにいた子もおんなじ力を使ってたよ〜♪」 ???4「・・・ふむ。」(・・・[破壊者]はディケイドだけかと思っていたが・・・これは、監視する必要があるな・・・)
男がメアルから聞いた報告に何かしらの可能性を見出していた。
ザスト「・・・我が主、こちらの事態もいかがなものに・・・?」 ???4「ああ・・・たしか、[異界の魔王の魂]が取り付いた少年か・・・」(・・・もしや、やつらが言っていた・・・?) ザスト「主?」 ???4「いや・・・お前の報告どおり、力と融合が不完全なのだろう・・・たたくならば、早いほうがいいかも知れぬが・・・しばらくは様子見に徹底しろ。」 ザスト「はっ・・・」
と、そのとき。
デスレイ「・・・・帰還・・・」
デスレイが異空間に出現した。
メアル「あ、お帰り〜デスちゃん♪」 ザスト「・・・何をしていたのかは知らないが、戦闘でもしていたのか?」
ザストはデスレイの姿を見るなり、戦闘の形跡を見抜く。だが、デスレイはその言葉に答えず男に報告をした。
デスレイ「・・・幻の聖剣[ゴットファング]を確認・・・」 ???4「・・・!それは本当か?」 デスレイ「・・・100%・・・」 ???4「・・・そうか・・・たしか、お前が行った世界は過去に廃墟都市となった世界だったな?」 デスレイ「・・・属性魔王神の魔力も識別・・・」 ???4「・・・」(・・・ということは、属性魔王神の片割れが動き出したとしか断言できん・・・)
しばらく、沈黙が続いたが・・・
???4「・・・下がれ。」 ザスト「はっ・・・」 メアル「は〜い。」 デスレイ「・・・・・・」
男の言葉に、三人は姿を消した。
???4「・・・・・・」
しばらく男は沈黙していたが、やがて姿を消した。
_____________________
・・・フェイト達の台詞回しが良くわからなかったので、適当にやってしまいました。すいません。
|
Re: [ディスガイア・オルタナティブ]〜第四幕〜 ( No.56 ) |
- 日時: 2010/02/08 21:24:34
- 名前: ミクトラン2世バックアップ
- マリオ「おらああああああああああ!!!」
ズゴオオオオオン!!!!
ボスパックン「があああああああああ!!?」 フェイト「わぁ!?」
突如、質問しようとしたフェイトの隣でマリオがボスパックンを壁に叩きつける。
マリオ「あ、すまないフェイト」 フェイト「あ、危ないじゃないですかマリオさn・・・・・」
ドガシャアアアアアン!!!
ヴァルバジア「ギャアアアアアア!!!」 リンク「あ、スマン・・・・・・」
注意しようとしたフェイトの横を吹っ飛ばされたヴァルバジアが通り過ぎる。
フェイト「り、リンクさぁ〜〜〜ん(泣)」 リンク「悪い悪い・・・・・っとそうじゃなかった。すまない、実はさっき2体ほどそっちに来なかったか?」
ユーノ「?いや、モンスターは今マリオ達が吹っ飛ばしたのしか見てないけど?」 マリオ「そうか、実はだな・・・・」
まだ戦闘中だったのでマリオは手短に話す。
フェイト「そんな!?今シグナム達は戦闘の真っ最中ですよ!?」 ユーノ「もし疲れきってるシグナム達にそいつらが来たら・・・・」
マリオ「たとえあいつ等でも持たないぞ・・・・!!オイ君達!!」 勇「あ、ハイ!!」
冷奈「何でしょうか・・・?」 マリオ「先ずは君たちが何者かを知りたいが・・・・・まず先にモンスターの討伐をしなければならない、よかったら力を貸してくれないか?」
勇「はい、それなら大丈夫です!!」 マリオ「OK!それなr「オイマリオ!!」何だリンク、今俺は・・・・・」
リンクの方を向いたマリオは言葉を失う、何事かとフェイトたちもリンクの方を向いたが・・・・・
ボスパックン「ガアアアアアアアアア!!!!」 ヴァルバジア「シャアアアアアアア!!!!」
グジュル・・・・・グジュル・・・・・・・
何と全員の目線の先で、先ほど吹っ飛ばされた2体の巨大なモンスターが融合を始めていた。
マリオ「オイオイオイ・・・・・これは何の冗談だよ・・・・・」 リンク「いや、どうやら冗談ではなさそうだな・・・・」
カアアアアアアアアアアアっ!!!
そして2体の周りから強烈な閃光が走り、閃光が消えたそこには・・・・・
ヴァジュラパックン「ガロオオオオオオオオオオオン!!!!」
そこには二体の怪物が合成して出来た植物と火炎の龍がそこに存在した・・・・・・!!
|
Re: [ディスガイア・オルタナティブ]〜第四幕〜 ( No.57 ) |
- 日時: 2010/02/08 21:51:48
- 名前: ハイパーカイザー
- 勇「くっ!封印解除!!」
勇はヴァジュラパックンの咆哮に少し怖くなるが、何とか振り払い神王剣を召喚する。
冷奈「どうするの?」 勇「・・・あの魔物、植物みたいなのと融合してたよね?」 ファング『ああ。』 勇「だったら、火に弱いはず!ファイヤーストーン!!」
勇はそう言うと、神王剣の鍔についている赤い宝玉に触れる。すると、神王剣が炎に包まれる。
勇「行くよ!!」 マリオ「あ!おい、馬鹿!!」
マリオの静止も聞かず、勇は飛び上がりヴァジュラパックンに切りつける。
勇「どうだ!!」
だが・・・
ヴァジュラパックン「ガロオオオオン!!」 勇「え!?うわ!!」 冷奈「勇!?」
ほとんど効かず、逆に振り落とされてしまう。
マリオ「くっ!」
とっさにマリオがクッションとなる。
勇「あ、ありがとう御座います。」 マリオ「気をつけろ!どうやらあいつには火に耐性があるらしい・・・!」
|