Re: [ディスガイア・オルタナテ ( No.89 ) |
- 日時: 2010/02/25 00:39:16
- 名前: 孝(たか)
- 織田R(ルーイン)「我が前に、ひれ伏すがいい!ぬうあああああああああ!!」
刀型のバイザー…キメラバイザー(で、いいのかな?)を両手で勢いよく振り下ろす。
闇の波動を纏い、周囲の者をその真空波で吹き飛ばす。
幸村「うわああああああああああ!?」
関羽K(ナイト)「幸村殿!?」
なにも、仮面ライダーの力はカードだけではない。 変身する事によって得た驚異の身体能力も仮面ライダーの能力の一つだ。
さらに、契約したミラーモンスターの力が強大であればある程、ライダーとしての力もそれに比例する。
例としては、原作で三体ものミラーモンスターと契約している王蛇の力はとてつもなく、龍牙、オーディーンと並んで、三強とも言われていた。
幸村「ぐ…う…せ、拙僧は…このような事では諦めませぬ!?天・覇・絶・槍!真田幸村!推して参る!!ぬおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」
持ち前の脚力と腕力でもってルーインに斬りかかる幸村。
だが…
ガキン!キンッ!ガキン!ガキン!
右槍の振り下ろしを払われ、左槍の横凪を払われた反動を利用した返しの刃で再び払われ、再び右槍で突きを放つも下からの切り上げで払われ、両槍での振り下ろしを右手で持ったキメラバイザーで受け止められた。
幸村「なっ!?」
全ての攻撃を片手で防がれた事に驚愕する幸村。
織田R「その程度か?武田の若き虎…いや、我が強大過ぎたのであろうな…」
化け物のような醜悪な仮面(でいいのかな?)で、ルーインの表情はわからないが、もし見えていたのなら、その顔は無感情であっただろう。 当然の事をしているまでなのだから…
織田R「ぬん!!」
キン!
幸村「くっ!?」
織田R「くたばれぇぇぇぇぇぇぇいい!!」
ザシュッ!!!
幸村「!!!!!?」
キメラバイザーの一振りにより、バックリと幸村の左肩から右腰まで二槍ごと斬られた。
関羽K「!?幸村殿ーーーーーーーーー!!!!?」
士D(ディケイド)「幸村!?」
ユウスケ(UK)「幸村さん!?」
夏美K(キバーラ)「幸村さん!?」
幸村「ガハッ…お、親方…様…申し訳……」
ガッ…ドサッ……
血を吐き、ガックリと両膝を付いて倒れる幸村…途端に、床が大量血で染まっていく…。
純一「あ…あぁ…うわあああああああああああああああああああああああああああ!!!!!」
仲間が敗れるという初めての経験に、ショックで叫びだす純一。
やっちまったZE!!
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Re: [ディスガイア・オルタナティブ]〜第四幕〜 ( No.92 ) |
- 日時: 2010/02/25 15:40:39
- 名前: ミクトラン2世バックアップ
- ・・・・・・・あの人は魔王名乗ってますがただの人間です。自分が言いたいのはそんなのじゃなくって自分が言ってるのは何でこんな中途半端な展開で次回予告何か出すのかってことですし・・・・それとその予告はNo38に・・・・・・・まぁいいです、もう次行きます。
純一「あああああああああああああああああああああ!!!!」
目の前で幸村を切り倒され、怒りに燃えてルーインに斬りかかる純一、が
ガキィィン!!!
純一「何!?」 ルーイン「その程度か・・・・・・生ぬるいわ!!!」
ブゥンっ!!!
純一「ぐあああああああああああああ!!!」 琴子「純ちゃん!!」
ディケイド「クソ!!!」
−ATACK LIDE SRASH!!!−
ルーイン「馬鹿め!!そんな攻撃など!!」
−アドベント−
ディケイドが技を放とうとした瞬間、ルーインはアドベントのカードをスキャンし、キマイラ型のモンスター[デスキメラ]を召還し、ディケイドを吹き飛ばす。
Dキメラ「ガロオオオオオオオオオオオン!!!!」
−ドゴッ!!!−
ディケイド「ぐああああああああああああああああああ!!!!」 銀河「士!!!」
Dキメラに吹っ飛ばされたディケイドは立っていた柱に激突し、その衝撃で変身が解除される。
士「ぐ・・・・・ぉぉぉ・・・・・・・・」
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Re: [ディスガイア・オルタナティブ]〜第四幕〜 ( No.94 ) |
- 日時: 2010/02/25 18:39:05
- 名前: ハイパーカイザー
- ・・・一度、話し合うってのは?
銀河「・・・裏設定のところでか?」
うん、忠タロウさん、孝さん、ミクニップさんで一回真剣に話し合ったほうがいいと思うんだけど・・・どうでしょう?非難をここで言い合ってたらレス足りなくなるし・・・ ________________________
銀河「ちっ、これじゃあ・・・」 林華「ど、どうすんのよ!?」 聖夜「・・・一方は操られ・・・もう一方は、強すぎる・・・!」
最悪の展開に、銀河達は戦慄する。
銀河(くっ、どうすりゃいいんだ・・・まてよ?)
銀河は仮面ライダールーイン・・・織田信長の変身の方法を思い出していた。
銀河(確かあの時、関羽達と同じデッキケースをバックルに装着してたよな・・・だったら!)
そう思うと、銀河はリュウガ・・・洗脳されている劉備を見る。
銀河(あのデッキケースを破壊できれば・・・!)「関羽!劉備のデッキケースを破壊できるか!?」
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Re: [ディスガイア・オルタナテ ( No.95 ) |
- 日時: 2010/02/25 19:04:46
- 名前: 孝
- 関羽K「正直、難しいですね。パワーもスピードも向こうの方が上ですし、操られているせいか、逆に劉備殿の動きが読めません。」
士「諦、めんな!」
関羽K「っ!?」
ナイトが悔しそうに歯噛みするのを見て、士が叫んだ。
士「諦めたら、そこで終わりだぞ!お前は…この世界の人達、みんなの笑顔を守りたかったんじゃ、ないのか!?子供達が、平和に過ごせる世界を求めていたんじゃなかったのか!?」
士は体の痛みを忘れているかのように関羽に叫び続ける。
関羽K「みんなの…笑顔…平和な…世界」
士「お前が諦めない限り、俺が、いや俺達が、お前に協力する!だから…」
ナイトは周りを見渡す。
仲間達がナイトに頷き返す。
関羽K「…はい!私は…諦めません。…!?これは…」
突如、ナイトのデッキが光った。
関羽K「サバイブのカードが…」
ヒュゴオォォォォォォッ!
関羽Kの周りに旋風が巻き起こり、ダークバイザーがダークバイザー・ツヴァイに変化。 サバイブ疾風をベントインするナイト。
『サバイブ』
旋風が吹き飛び、中から現れたのは…
青き鎧に包まれた戦士…
仮面ライダーナイト・サバイブ
関羽KS「劉備殿…今、お助けします!」
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Re: [ディスガイア・オルタナティブ]〜第四幕〜 ( No.98 ) |
- 日時: 2010/02/25 19:39:35
- 名前: 忠タロウ+その他の皆様
- 忠「…ツムジの出番が減って来ましたので…性懲りもなくですが繋げさせて下さい!!」
・ ・ ・
一方のツムジ。彼は先の攻撃の後から、双方の戦況を見比べて状況把握をしていた。そして関羽の変化を見て、こう言った。
ツムジ「飛ばしまくってるね〜?双方とも…。だけど、どうすんの?こっちは俺もいるからあんたらに勝利の女神何か―」
銀河「黙れ!!自分の仲間を平気で切り捨てる奴なんかに、本当に女神が微笑む訳がない!!決して諦めなかった奴だけに、女神はほほ笑む…絶対にな!!?関羽、あいつの相手は俺達に任せろ!?」 関羽KS「承知しました!!」
ツムジ「…でもさ、正直こっちはまだ[援軍]をいくらでも呼び出せるけど?あと、あんたらは前に俺に[変身するのを俺に邪魔]されたじゃん。攻撃スピードなら、俺が一番だから、無駄なあがきさ…。」 聖夜「(…確かに、あの時は奴の攻撃に俺達は反応が遅れてしまった。…あんな事は初めてだった…。)だがな、こう言う言葉を知ってるか?[男子三日あわざれば克目して見よ]…ってな。」
ツムジ「…それがどうしたっての?」
そう言って、ツムジは自らの背後に数個の転移陣を出し、新手を呼んだ。その新手はというと…
D・キラーA「お呼びですか?ツムジ様。」 マッド・ソルジャー『…ギギギ…』
ゼロム達の所にも表れたデス・キラーA一体と四体のマッド・ソルジャーだった。しかし、それだけではなく…彼等の背後には[発電機械]らしきものが一つ。それの隣には、檻の中に入れられた[数匹のドーベルマン]だった。
ツムジ「ん。早速だけど、こっちの戦力増強の為に[ハイブリット・ユニゾン]しといて。マッド・ソルジャーはその合間に攻撃してくる奴等を俺と一緒に妨害。」 D・キラーA「了解しました。少々お時間を頂きますが…すぐに澄みます。」
・ ・ ・
[[融合魔獣[デス・モンスター]その2]]
[デス=E(エレキ)・ハウンド]
[ドーベルマン]と[発電機械]を取り込んで、融合したデス・キラーA。 犬型の身体には、常に体内の[発電機械]から生成される高圧電流が纏われており、それに伴って犬型の俊敏な動きと合わせて高い機動力を備えている。 尻尾の先からの電流の放出・口からの雷球弾連射・爪や牙を用いての一撃離脱の接近戦が得意。
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Re: [ディスガイア・オルタナティブ]〜第四幕〜 ( No.101 ) |
- 日時: 2010/02/26 18:41:44
- 名前: ハイパーカイザー
- 銀河「何しようとしてるかしらねぇが、てめぇらは潰させてもらう!仲間の希望を守るためにも!!いくぜ!」
聖夜「ああ。」 林華「ええ!」 銀河「ブレイブアーマーナイツ・・・突撃ぃ!!」
その合図とともに、三人はツムジ達に向かって突撃を開始した。
ツムジ「・・・あ〜あ、無駄に熱くなりやがって・・・そんなに言うなら相手してやるよ。いきな、マッド・ソルジャー・・・!」 マッド・ソルジャー『ギギ!』
そして、戦闘が開始された。
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Re: [ディスガイア・オルタナティブ]〜第四幕〜 ( No.102 ) |
- 日時: 2010/02/26 19:34:28
- 名前: ミクトラン2世バックアップ
- そんな戦いの中、操られた劉備は心の中で戦っていた。
劉備「・・・・・ここ、は・・・・?」
信長に操られ、リュウガとなった劉備、目が覚めたとき自分は暗闇の中で一人立っていた。
劉備「何処だろう、此処・・・・・・・何だか、悲しい場所です・・・・」
そう言って辺りを見回す劉備。
−・・・・・うぅ・・・・・ぅぅぅぅぅ・・・・・−
ふと、耳元で男性の呻く声がした、辺りを再度見回してみると、いつの間にか目の前に茶髪でセミロングの髪をした男性が頭を抱えて嘆いていた。
???「何で・・・・・何でだよ・・・・・・」 劉備「・・・・・あの」
???「?・・・・君は?」
劉備の声に気づき振り向く男性、その顔つきは何処か優しそうである。
劉備「あ、私ですか?私は劉備、貴方は?」 ???「俺?俺の名前は・・・・・城戸、城戸真司だ」
リュウガ「がああああああああああああああ!!!」 関羽「く!!」
ナイトサバイブに変身し、劉備を元に戻すべく戦う関羽、リュウガのセイバーの攻撃を盾で受け流しながら何とか攻撃のチャンスを窺う。
−ストライクベント−
リュウガ「ああああああああああああ!!!!」 関羽「クッ!!」
−シュートベント−
リュウガの放った炎の弾を黒い矢で相殺する。
劉備「城戸真司さん、いい名前ですね!!ですけど・・・・・どうしてさっきまで泣いてたんですか?」 城戸「・・・・・・・また、争いが始まってる」
劉備「・・・・え?」 城戸「ライダー同士の争いは俺達が止めた筈なんだ・・・・・だけど・・・・」
話しているうちに、城戸の目から涙が浮かぶ。
城戸「またこのバックルのせいで争いがまた始まってる・・・・!!どうしてだ、争いからは何も生まれないのに、どうして戦う必要があるんだよ!!!」 劉備「城戸さん・・・・・・」
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Re: [ディスガイア・オルタナティブ]〜第四幕〜 ( No.103 ) |
- 日時: 2010/02/27 13:08:15
- 名前: 忠タロウ+その他の皆様
- 一方、銀河達の方では……
ツムジ「そらそら、反撃の隙は与えないぜ?[風魔連牙刃]ってな!?」
ツムジの次々と放つ真空の刃と四体のマッド・ソルジャー達による連携に阻まれていた。
銀河「ちっ、鬱陶しいぜ!!こりゃあ!?」 聖夜「くっ…、さすがに奴個人の実力は確かなもの…だが、奴の配下のこいつ等は大したことはない。何とか倒せるが…」 林華「あーもう、邪魔しないで!?」
ツムジ「それが、俺らの仕事さ?(…さて、上は一体何考えてんのだろうねぇ…?俺は[数体のデス・キラー達と数十体のマッド・ソルジャー]を所望したのに、これだけとは…本気で見限られちまったのか…!?)」
D・キラーA「ハイブリット・ユニゾン!!」
ギュルルルルルルッ!!!
銀河「しまった!!?」 聖夜「くそっ、遅かったか…!!」
ツムジ「よしよし。これで少しは俺が逃げる時間が稼げるな…、後は任せた。んで、さいなら〜♪」
銀河「ちょっと待て!?自分が呼んだ部下をそのままにして、逃げる気か!」 ツムジ「生憎、俺は[上が何故これだけの兵力しか送ってくれなかったのか]…そっちの方が気になっちまってるんでね?だから、これ以上無駄に時間浪費したくないんで…つか、向こうの方がこっちよか大変だと思うけど?あの状態になって、どんだけ経ったろうねぇ〜…?そろそろ身体の方が限界っぽいんだけど…。」
ツムジが指差す方…リュウガと化した劉備の事である。
銀河「待て!!全然元気じゃないか!?」 ツムジ「どうかな…?あのままだったら、身体どころか心の方も最悪[崩壊]しちまうね?…んじゃな♪」 銀河「逃がすかっ!!」
シャッ!!
銀河「うおっ!?」
そう言ってその場から退散しようとするツムジの後を追う銀河。だが、それを一体の影によって遮られてしまった。
D=E・ハウンド「グルルルル…!!」
それは、[尻尾が電極の様になっている犬型のデス・モンスター]だった。
ツムジ「言っとくけど、[そいつ]はマッド・ソルジャーと違ってできるから…。まあ、あちらさん程じゃないけど…。あと、あの暑苦しい将軍さん。まだかすかに息があるから、今ならまだ助けられそうだけど?…んじゃ、俺はしばらく観戦に徹底するから。戦場の風の流れが、まだ俺の味方にすらなっちゃいねえから…な?」
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Re: [ディスガイア・オルタナティブ]〜第四幕〜 ( No.104 ) |
- 日時: 2010/02/27 14:52:52
- 名前: ハイパーカイザー
- 銀河「ちっ、どこまで人を馬鹿にしやがるんだ・・・!?」
聖夜「・・・仕方がない・・・今は・・・」
聖夜は目の前のマッド・ソルジャーと犬型のデス・モンスター・・・デス=E(エレキ)・ハウンドを見る。
聖夜「あいつらを倒すしかないようだな。」 銀河「わかってるって。林華!幸村を安全な場所へ退避させてくれ!」 林華「わかった・・・気をつけてよ。」 銀河「心配すんな。」
そういうと林華は幸村の方へと向かっていった。
銀河「さーってと、あのアイボもどきは何なんだ?」 聖夜「・・・体内から電気反応が見られる・・・さらにドーベルマンの形をしていることから、おそらくスピードタイプだ。」 銀河「だったら、俺が相手になる。聖夜は雑魚のほうを頼む。」 聖夜「了解した。」 銀河「ンじゃ、行くぜ!ブレイブソード!!」
銀河はブレイブソードを構えて、D=E・ハウンドに突進していく。その様子にマッド・ソルジャーも銀河に攻撃を仕掛けようとするが・・・
ダダダダダダダダ!!
マッド・ソルジャー『!!』 聖夜「・・・貴様らの相手は俺だ!」
聖夜がブレイブマシンガンを構え、こう宣言した。
聖夜(・・・だが、やつが言っていたことが気になる・・・)
聖夜はマッド・ソルジャーと対峙しながら先ほどのツムジの言葉を考えていた。
聖夜(「身体どころか心の方も最悪[崩壊]」・・・か・・・やな展開にならなければいいが・・・)
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Re: [ディスガイア・オルタナティブ]〜第四幕〜 ( No.105 ) |
- 日時: 2010/02/27 20:17:06
- 名前: ミクトラン2世バックアップ
- 城戸「・・・・・・・俺も昔、このバックルを使って戦っていた・・・・・」
劉備「え・・・?」
城戸「俺はね、昔はこのバックルを使ってた人間の一人なんだ」 劉備「えええええええ〜〜〜!!?そうなんですか!?」
龍のデッキケースを取り出し、自分も使ってた事を言う城戸、それを聞いた劉備は口を押さえて驚く。
城戸「最初はただモンスターから大切な人を守るために戦ってた・・・・・だけど何時しかライダー同士の争いに巻き込まれて・・・・大量のモンスターから皆を守るために戦って・・・・・そして・・・・」 劉備「・・・・・・死んでしまった・・・・・・ですか?」
城戸「ああ・・・・・ここにいる俺もこのデッキに宿ってる思念が生み出した存在、本当の体はもう無い・・・・」
そう言って城戸は劉備のほうに顔を向ける。
城戸「教えてくれ、如何したら戦いは終わる?一体どうしたらこんな虚しい争いは終わるんだ?」 劉備「城戸さん・・・・・・」
リュウガ「グ・・・・・・・グゥゥゥ・・・・・・・」
突然、リュウガは攻撃を中断し、頭を抱えて呻きだす。
関羽「な、何だ?一体何が・・・・・」 士「今だ!!今のうちにバックルを!!」
士に言われ関羽はハッと気が付くと、剣を構えてそのまま突撃する。
関羽「はああああああああああああああああああああああ!!!!」
劉備「・・・・・でしたら私が争いを無くしてみせます!!」 城戸「・・・・え?」
劉備のその言葉を聴いて城戸は驚く、その瞬間黒かった世界はひび割れ、そこから真っ白い空間が現れる。
劉備「私の願いはこの乱世の世の中を子供が笑っていられる平和な世界にする事!!ですから私、城戸さんのその意思も含めて絶対争いの無い世の中にしてみせます!!!」 城戸「・・・・・・・君に出来るの?」
劉備「できます!!やってみせます!!!ですから私は戦ってます!!関羽さんや張飛ちゃん、それから純一さん達もいます!!みんな私と同じ願いを込めて戦っています!!ですから・・・・・」
そういう途中で、城戸はデッキを劉備に差し出す。
劉備「・・・・・これは?」 城戸「君は俺に似ている。昔の俺に・・・・・・・だから君にはこのデッキを受け取って欲しいんだ」
劉備「城戸さん・・・・・」
城戸の言葉に継ぐように、劉備はデッキを乗せた城戸の掌に自分の手を重ねる。
城戸「約束してくれ、必ずこの世界を争いの無い世の中にしてくれ!!」 劉備「はい!!必ず!!必ずこの世界を平和にします!!!」
そして、城戸と劉備の間で誓いを交わした瞬間、デッキケースから光がこぼれ、2人を包み込む・・・・・・・・
ガシッ!!!!
関羽「なっ・・・・・!?」 リュウガ「ふぅぅぅぅぅ・・・・・」
関羽の剣がリュウガのバックルを貫こうとした瞬間、寸前でリュウガが関羽の剣を掴む。そしてその体からはドス黒い煙が吹き上がり、全ての煙が抜けたと同時に、リュウガの全身のカラーが黒から赤に変わり、龍騎となった。そして龍騎から出てきた黒い霧はだんだん集合していき、その瞬間に龍騎はドラグセイバーを掴み、それを切り裂いて消滅させる。そしてそれと同時に黒かったバックルはボロボロと外側が崩れ落ち、元のバックルとなる。
劉備「・・・・・・ただいま。関羽さん、みんな」 関羽「・・・・・・おかえり、劉備殿」
そう言って劉備は振り向き、そのまま関羽に抱きついた。関羽もそれに答えるかの如く、変身をとき、劉備の包容を受ける。そしてそれを見た士達の顔には自然に微笑みがこぼれる。
ルーイン「・・・・・・フンッ!!下らん」
しかし、そんなシーンを信長は鼻で笑う。
ルーイン「何を感動している、何を微笑んでいる貴様ら。感情なぞ所詮は力の前では無意味。そう、この世は力が全てなのだ!!!」 純一「・・・・・それは違うぜ、織田のおっさん」
織田の言った言葉を、純一と士は否定する。
純一「たしかに感情や思いは力の前では無意味かもしれねぇ。だがな、こいつ等はそれを知っても自分達が理想としている世界を作るために戦っている」 士「そしてこいつ等はな、何度壁に打つかっても、同じ志を持つ仲間がいる、だから何度でも壁を越えられるし立ち上がれるんだ!!」
純一「知ってるか?こいつ等は少し馬鹿だがな、笑顔だけは格別だぜ?」
そう言って純一は関羽達を見る、気のせいか関羽の頬が少し赤い。
純一「こいつ等が全世界の人の笑顔を守るなら、俺は・・・・いや、俺らはこいつらの笑顔を守る!!!」
そう言った瞬間、士のライドブッカーから3枚のカードが出現し、龍騎の絵柄が出現する。そしてそれと同時に、純一の目の前に幸村の絵が書かれたカードとそのエンブレムが書かれた3枚カードが、琴子の前には関羽とそのエンブレムが書かれた同じく3枚のカードが出現し、3人はそれを掴む。
ルーイン「生意気な・・・・・・貴様ら、何者だ!!!」
純一「俺らか?俺らはなぁ・・・・・」
そう言って純一は再度剣を掴み、士をバックルを装備し、ディケイドのカードを取り出す。
士「通りすがりの仮面ライダーと」 純一「通りすがりの[次元戦士(ファイター)]だ、覚えておけ!!」
士「変身!!!」
−KAMENRIDE DEKADE!!−
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