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異世界大戦記その5
日時: 2009/12/04 23:27:54
名前: 孝(たか)

やってきました第5弾!?

かっ飛ばせ!

葬れ!

血祭りだ!!

古の三邪神。

残るは二体!

さぁ! 開幕だ!!


『スタート!!!』

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Re: 異世界大戦記その5 ( No.36 )
日時: 2010/01/02 16:56:15
名前: 忠タロウ+その他の皆様

デモンベイン『勇輝!!正気に戻らんか!?』

絵美里「あ、ベイちゃん!ちょっと勇輝を止めてよ!?」

デモンベイン『…ベイちゃんとか言うな…。…今の勇輝には、我の声も届かん!!目の前のあの怪物を倒しでもしない限りは、収まらんかも知れん…全く、[朱雀の騎士]としてやはり彼は修行不足だな…。』

JS「…あの〜、私にも分かる様に説明してくれる…?」
テンバ「…ん〜、話すと長いかもやけど…かいつまんで言えば、勇輝坊ちゃんの[能力の暴走]やな…?それも、[あれ]は長く続くと危険かもしれへんし…」

勇輝「…仲間には…絶対に…殺させない…!!黒炎閃・五月雨!!!」

シュバババババババッ!!!!

勇輝はデモンベインに纏わせた黒い炎の斬撃を、ヴェノム・シザーモンに向けて放った。それも、先の[紅炎閃]より数が多めである。

VS「ガッ!!?」

すかさず、ヴェノム・シザーモンはその攻撃を回避するも二、三発は避け切れず受けてしまう。

残りは周囲の木々に命中したが、その後が恐ろしかった。勇輝が放った黒炎の斬撃が当たった木々が、目に見えるスピードで徐々に枯れていた。まるで、その命を刈り取られているかの様に……

絵美里「いにゃあ〜!!!」
テンバ「うっわ〜、エグいわ…。デモンベインはん、どうにかならへんのか!!?」
デモンベイン『…ぬうう、せめてその黒炎に触れてはいかん!…[四聖獣]の一体[朱雀]は別の国では[鳳凰]・[不死鳥]とも言われ、生死を司る存在として知られている…。[朱雀の騎士]は、その身に再生と命を司る[白炎]と破壊と死を司る[黒炎]の二つを持つ!今勇輝が使っているのが、その死を司る[黒炎]…!!まともに喰らったり触れただけでも…最悪、[敵味方問わず死に至らしめる]事が出来る…!!その証拠に見ろ!』

デモンベインの指示に従い、ヴェノム・シザーモンを見ると勇輝の放った攻撃の命中した箇所が徐々に黒ずみ、腐り始めている。その痛みに、さすがの究極体デジモンも苦しみの雄叫びをあげている。
Re: 異世界大戦記その5 ( No.37 )
日時: 2010/01/02 21:58:41
名前: ミクトラン2世バックアップ

そのころ氷牙達は、エリーの部下であるミハルにより救助され、現在は全員高速車に乗って前線基地まで乗せてもらっていた。


エリー「・・・・すまないなミハル。何時も何時もこんな事頼んで・・・・」
ミハル「いえ、いいんですよエリーさん。僕はエリーさんの部下ですから」

氷「それにしても礼を言うぞえっと・・・・・」
ミハル「ミハル・ヒイラギ二等陸士です」
氷「そうだったな。ミハル二等、本当に助かった」

ミハル「い、いえいえそんな!あの有名な氷牙・D・アンヴィレントさんの頼みです!!断るワケにはいきません!!」
礼を込めて頭を下げた氷牙に対し、首を勢いよく横に振りながら答えるミハル。

エリー「・・・・所で、旧世界(現実世界)は今のところどうなっている?」
ミハル「・・・・・今のところ危ういですね」

そう言ってミハルはモニターを出し、全員に現実世界の世界地図を見せる。その地図には数箇所の国には赤い色が塗っていた。

ミハル「現在、現実世界では突然現れた謎の組織、ラヴレンヌ・グループが全世界に散らばって無差別テロを行っております。今知っているのでもロシア大陸、ギリシャ、南アメリカ大陸が相手の勢力圏内に入っています」
ピチュー「クソ、僕らが留守の間に好き勝手しやがって・・・・・!!」

ミハル「僕ら管理局も、残っているスマブラメンバーの方達と協力して何とか食い止めてるのですが・・・・はっきり言いますと時間の問題です。日本でも最近活動していなかったアグニム軍や突然異次元から現れた織田軍や黄巾党が暴れだしてて・・・・・」
ルイージ「ええ〜〜!それじゃあ流石のブライト君達の体がもたないよ!!早く戻らないと・・・・!」

Qちゃん「同感です、いくら修行してるとはいえ流石のニュージェネレーション達も危ういです。早期の援護をしなけらばなりません」
氷「俺も同感だ。早く現実世界に転送しなければ・・・・」

エリー「・・・・・待て」
リィンU「?どうかしたのですか?エリーさん」
エリー「たしかに、早期の転送はしなければならない・・・・しかし行ったとはいえ、流石に人数が足りない。転送する前にある程度仲間を見つけて引き込んだ方が得策だ」

氷「それは俺も同意だ。人数は多いほうが良いだろう」
エリー「ミハル、すまないが今から言う人物とその仲間を他の部隊に伝えて探してもらってくれ」
ミハル「了解しました。それでその名前は・・・?」

エリー「ルイギ、テンバ、カイ・レディアント、カノンノ・イアハート、レオ・ウェルツ、ランファ・ファメール、そしてシェリーだ。頼むぞ」
ミハル「了解しました!任せてください!伊達に僕らはエリーさんにしごかれてませんよ!」
Re: 異世界大戦記その5 ( No.38 )
日時: 2010/01/02 23:31:41
名前:

孝「だから!氷牙の名前は氷牙・アンヴィレントですってば!?氷牙にミドルネームはありません!というか、氷牙だけミドルネームはないんです!!」

氷牙「もう、本当に、勘弁してください。」





氷牙「待て。ここは今デジタル・ワールドと化している。念のためでいい。伝説の十闘士も、探してはもらえないか?」

ミハル「ハイッ!了解しました!」

ミハルはやや緊張した面持ちで敬礼した。

氷牙「あぁ、それから…」

ミハル「はい?」

ミハルは首を傾げる。

氷牙「そんなに畏まらなくてもいい。もっとフレンドリーに行こうぜ?俺達は、"仲間"なんだからな」

ミハル「あ……ハイッ!!僕、感激です!?あの最強部隊の副司令官に仲間と思っていただけるなんて!?」

エリー「ほぉ〜一目で氷牙に仲間と認められるとはな?ミハル。お前の潜在能力は私が思っていた以上に高いかもしれんな。」

ミハル「そそそ、そんな事ないですよ!?ぼ、僕なんてまだまだです!」

氷牙「ははは…謙遜するな。お前の潜在能力は…そうだな。近い将来、魔王と互角に闘えるだけの能力がある。……自信を持て。」


ミハル「そそそ………ぷしゅ〜〜」

目をナルトのようにグルグル回しながら顔を真っ赤にして気を失ったミハルだった。

氷牙「………こいつ、上がり症でもあるのか?」

エリー「……いや、多分お前の顔を間近で見たからだろう。」

氷牙「は?」

氷牙は管理局内でもファンが多かったりする。
特に、女、子供に。


鏡夜のファンの方が圧倒的に数が多いのではあるが…如何せんホモが混じっている事により、時たま悪寒を感じるとか。
Re: 異世界大戦記その5 ( No.39 )
日時: 2010/01/04 17:22:12
名前: ミクトラン2世バックアップ

ピチュー「・・・・・そろそろ着く頃だね」
氷「?そうなのか?まだ見えないんだが・・・・・それにしても俺ですらお前の部隊の名前は聞いたことがあるが基地は見たことすらないぞ?一体全体どこにあるんだ?」

エリー「フッ・・・・・しばらく待て」
そういう話をしていると、高速車は洞窟の中に入り、しばらくして止まる。

氷「ここか?真っ暗で何も見えないが?」
ヴィヴィオ「う〜〜〜真っ暗〜〜〜!」
ユキミボタモン「きゅ〜〜〜!」

エリー「いや、ここは本部の入り口だ。前線基地は・・・・・・」

ゴゴゴゴゴゴゴ・・・・・・・!!

氷「!?何だ!?」
赤「きゃ〜〜!きゃ〜〜〜!」
緑「ぐらぐら〜〜〜〜」

突然、辺りが揺れ出し、車両が地面に沈んでいくのが解る。そしてしばらく下に行くと途端に閃光が走り、全員が目を開けた先には・・・・・

エリー「ようこそ、ここがケルベラス大陸の下に存在する巨大な地底湖の底に作り上げた、東京ドーム20個分のでかさをもつ、時空管理局特殊部隊[GRAY WOLF]専用巨大本部、[ラジエイ・フォートレス]だ」

そこにあったのは、まるで御伽話にある未来の町のような感じで、7つのドームを太いパイプで繋いだ年が、水中に存在した。

氷「・・・・こんな所に基地が存在するなんて聞いてないが?」
エリー「当たり前だ、これは我ら[GRAY WOLF]とV提督との間で秘密裏に作られた前線基地だ。もし公開してみろ。メガ老院(メガロセンブリア元老院)の奴らに何されるかわかったもんではないからn(ガコンッ!!!)〜〜〜〜ッ!!!!」
凛「だ、大丈夫ですか!?」

途中の揺れで傷口が疼いたのか、その場に蹲るエリーを介抱する凛。
エリー「と、とにかくだ。ここなら相手にばれる心配は無い。まずココで作戦をたてるぞ!!・・・・・いたい・・・・
Re: 異世界大戦記その5 ( No.40 )
日時: 2010/01/04 22:00:32
名前: カイナ

カイナ「あ、ミク二ップさん。今更なんですがカイの名字は出来ればレディアントでお願いできませんか?あっちの方でも名字を使う時は基本レディアントを使ってるんで。それとレオの名字も空時、こっちは漢字で空時レオにするかカタカナに姓名逆のレオ・ソラトキとやるかは任せますけど。それでは」
Re: 異世界大戦記その5 ( No.41 )
日時: 2010/01/04 23:25:56
名前: カイナ

一方、確実に忘れ去られているであろうレオチーム。
レオ達は確実に止めを刺したゲンジとドルゼムを丁寧に埋葬した後両手を合わせて祈りを捧げてから話し始めた。

レオ「さてと、これからどうする?」
輝二「一回戻って皆に話した方がいいよな?」
輝一「だね」

レオがそう尋ねると輝二が少し考えてから輝一に尋ね、輝一もこくんと頷いて返す。それにレオがどうしたというような表情を見せると輝二が言った。

輝二「俺達は数人のチームに分かれてデジタル・ワールドを調べてたんです。俺達は変なデジモンの突然な進化っていう情報を得たから一度集合場所に戻って皆に知らせた方がいいと思って」
レオ「なるほど……確かにそうだな、んじゃそれでいこう。悪いけど俺達もついて行っていいよな?俺達この世界の土地勘全然ないから」
輝一「ええ、構いませんよ」

輝二が説明するとレオはふむふむと頷いた後納得したようにそう言ってからついていっていいかと尋ね、輝一が微笑んで頷くとその場の話は治まった。

輝二「んじゃインセキモン、元気でな」
メリオル「怪我は皆もう完治してるはずだから。元気でね」
エルフィ「またね皆、元気でね〜」

輝二が友だちであるインセキモンに別れの挨拶をし、メリオルがそう説明する。そしてエルフィが一緒に遊んだ幼年期、成熟期デジモン達に別れを告げると五人は輝二と輝一がいう合流場所に向けて歩いていった。
Re: 異世界大戦記その5 ( No.44 )
日時: 2010/01/05 18:48:24
名前: 忠タロウ+その他の皆様

忠「…いかにも孝さんの言う通りですね…。私も人の事言えませんけど、敢えて言わせてもらいます。孝さんのご指摘通り、ミクニップさんの方が色々と他作品の設定を曲解してます!!!すぐに修正するか消去して下さい!!?」
Re: 異世界大戦記その5 ( No.45 )
日時: 2010/01/05 20:59:47
名前: ミクトラン2世バックアップ

すみませんでした。今から別の書きます。




ピコン!

水「!」
エリー「?どうした、ピアニシモ」

水「一瞬だけど・・・・・カノンノお姉ちゃん、ルイギにぃの魔力を感じた・・・・・」
ピチュー「何?何処なの!?」

そういってピチューは地図を見せると、ピアニシモはその中からこの地底湖の付近にある泉付近と廃墟付近を示す。

ピチュー「意外に近かったんだ・・・・」
エリー「・・・・・・この廃墟・・・・・」

氷「?知っているのか?」
エリー「あ、ああ・・・・・・ここには昔、小さいながらも豊かな村が存在していたのだ。しかしここに管理局の一部の愚者の軍が冤罪を立てて攻め入り、村の半数以上を虐殺及び捕虜にして、そこで捕虜にした村人を生物兵器の媒体にして違法実験をしていたのだ・・・・」

ヴィヴィオ「・・・・・・酷い・・・・」
赤「うん・・・・・たまったものじゃないね・・・・・」

エリー「そしてその後、昔は中尉だった私はその愚か者どもの討伐を任命されてな・・・・・・これにより愚者達は全滅したものの・・・・・村人の方はすでに遅く、全滅だった・・・・・・」
ピチュー「・・・・・・・・」

エリー「だが、これは少し危険かもしれん・・・・・ここにはまだ改造され、理性を失って生物兵器になってしまった村人がまだ生きてる可能性があるな・・・・・・」
凛「あの・・・・・湖付近では・・・・?」

エリー「ふむ、あそこはある意味で危険だな・・・・・・だってあそこは私が皆に内緒で飼っている上級の龍種達の縄張りでもあるから・・・・・・」
ピチュー「ちょっと待って、義姉さん。今なんて言ったの?何か不穏なワードがあったんだけど・・・・・・」

エリー「いやだからな、あの湖は昔私が飼っていた龍種のモンスターがわんさかいると・・・・・・」
ピチュー「ちょっと待てぇぇぇぇぇぇ!!!何で義理姉さんが龍種飼ってるわけよ!!」

エリー「しょうがないだろ。父上が私に無理やり契約させたんだから・・・・・お前も知っているだろ。私の父上の事・・・・」
ピチュー「そりゃ知ってますよ!!!あの一族の汚点のシャンザのこと位!!独断でアルカンシェルを使って最上級時空犯罪者ごとその世界を歪曲消滅させたり付近の村や町を焼き払ってそこにでかい前線基地作ったり目的のためなら同胞すら消す非道さや残虐さをもつ通称[管理局の鬼神]の異名で通っているけどさぁ!!!」

トーマ「うっわぁ・・・・・・ネクロスや他の悪人ですら絶対にしないこと平然としてるぞソイツ」
ピチュー「しかもどんな手使ってるか分からないけど、たとえ氷牙さんの力を使って解雇や逮捕しても少ししたらまるで何事も無かったかのように同じ階級で戻ってくるしね」
Re: 異世界大戦記その5 ( No.46 )
日時: 2010/01/05 22:36:25
名前:

孝「今はトーマではなくトウマです」




氷牙「……あぁ、あれには俺も手を妬いた。簡単に捕まえたり、簡単に倒すことは出来るんだが……生命力…いや、執念とでも言うのか?ルイギみたいにしつこいんだよなぁ…今、何処で何してんだかなぁ……なぁ?次会ったら、本気で息の根止めていいか?」


真剣な顔で、父親殺す宣言をその娘であるエリーにストレートに伝えるのは如何なものか……


エリー「う〜〜む……それは、とりあえず向こうに行きながら考えるとしよう。」

カノンノ?達が居るであろう地点を指差しながら答えるエリーだった。
Re: 異世界大戦記その5 ( No.47 )
日時: 2010/01/05 23:18:00
名前: カイナ

カノンノ「ふ〜ん、拓也君ってここの異変調べてるんだ〜」

一方カノンノ達は自分達を助けてくれた少年―拓也と共にさっきの料理を食べていた。そして拓也は飯を頬張りながら頷いて返す。

拓也「ああ。久しぶりにデジタルワールドに来たら異変が起きてるってオファニモン……まあこっちの世界の知り合いかな。に言われて調査を頼まれたんだ……ところでこれ何の飯なんだ?」
ライ「イカっぽいデジモンの足とエビっぽいデジモンの天ぷら」
拓也「ごほっ!?デ、デジモン食ってんのかよ!?」
カノンノ「駄目なの?」

拓也の問いにライはさらっと返すと同時に拓也は驚いたか思わずげほげほと咳き込む。それにカノンノが小首を傾げながら尋ねると拓也はとりあえず飲み込んでから呟いた。

拓也「いや、大丈夫だとは思うんだけど……なんかいい気がしないっつうかなんつうか……」
シェリー「……もぐもぐ」
ヴォルフ「ウォーン」

拓也が何か考えている横でシェリーは黙々とご飯を食べ、食べ終わったヴォルフは辺りを見張りをして何故か遠吠えをしていた。

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