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スマブラIMPACTO! 四の書
日時: 2009/05/09 11:16:46
名前: ミクトラン二世

おっつ〜〜、無意識の内に第四弾が始まりまウィッシュ!!
シュウ「・・・・お前の馬鹿もココまで来れば天下ものだな」
まあまあそう言わず・・・最近WiiのモンハンGも買ったから気分がハイなんですよこれが!!!
ピカ「ま、お前の場合ランポスシリーズ集めるだけで精一杯だと思うがな」
エリー「もしかしたらドスランポスに秒殺されるのではないのか?」
失敬な!!!俺だってその気になればラオシャンロンくらいなら・・・
ピカ「無理だな、お前は精々ダイミョウサザミくらいにあっさりやられんな・・・・って何でお前がいんだよ!!!!」
エリー「うむ、暇だったのでココに来たのだ!」
ピカ「威張るなぁ!!」
赤鬼「つーか俺様も出てんだが・・・」
ピカ「うおぉぉぉ!?誰だてめぇは!!!」
赤鬼「俺、参上!!!!」
シュウ「いや、意味が分らん」
とにかく、大乱闘スマッシュブラザーズIMPACTO!s「其々の思いを胸に、今始まるぞ」あああああああああああああああああああああッ!!!!それ俺の台詞ッ!!!
エリー「早いもの勝ちだ」

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Re: スマブラIMPACTO! 四の書 ( No.22 )
日時: 2009/06/09 20:01:03
名前: ていと

人を超えた戦いが、路地裏で繰り広げられていた。
ディクスがナイフを投げたかと思えば、ライナスは闇の力で応戦する。
まさに、相手の読み合い。頭脳戦である。

ディクス「ふん・・・時よ、歪め」

ディクスの周りの時空が歪む。しかし。

ライナス「アアアアアアアアアア!!」

ライナスが遅くならない。

ディクス「(何故だ・・・?)」

しかし、その疑問も氷解した。ライナスの周りを、闇の力が覆っているのが見えたのだ。

ディクス「なるほど・・・。闇の力で重力を生み、重力によって、君も時空を歪めているのか」

だが。
それは、ライナスにとっても、非常に負担を強いる。
実際、ライナスの体はもう限界を迎えていた。
闇の力を放つたびに、全身が悲鳴を上げ、頭が激痛に襲われる。
しかし、

ライナス「(何も聞こえねェ・・・。ただ、誰かが、一秒でも早くこいつを殺せと命令してきやがる・・・!)」

ライナスの右手に、闇の力が集中する。
そして、ディクスに向かって突き出されたそれを、ディクスも力をこめた拳で迎え撃つ。
両者の拳が触れた瞬間。
力が、ただ純粋な重圧が、周りに撒き散らされた。

もうもうと立ち込める煙の中、二人の化け物は未だ立っている。

二人とも引き下がらない。
鬼は取り戻すべきもの、死神は守るべきものがあるが故に。
Re: スマブラIMPACTO! 四の書 ( No.23 )
日時: 2009/06/11 19:36:04
名前: カイナ

ライナス「アアアアァァァァァ!!!!!」

ライナスは雄叫びをあげながら闇の力をディクス目掛けて叩き込み、ディクスもそれをかわしながら投げナイフで牽制し、隙あらば拳を叩き込もうとする、が狂ったかのように暴れ、闇の力がまるで鎧のように覆われているライナスにはほとんど効果がなかった。

ライナス「……」
ディクス「ほう……」

そしてついにライナスはディクスを捉え、銃を突きつける。その後、一発のパァンという銃声の直後、どさりという誰かが倒れる音がした。

ライナス「がっ……」

倒れたのはライナスだった。そしていつの間にかその背後に立っていたディクスはライナスを見下ろしながら口を開く。

ディクス「久々に本気を出させてもらった。中々楽しめたよ」

カイ「ライナス! どこだ!?」

すると突然たくさんの足音が聞こえ、ディクスはふっと笑うとその場から消え去った。

カイ「ライナス!! カノンノ!」
カノンノ「うん!」

その直後カイ達が到着し、倒れているライナスを見つけるとカイはすぐにカノンノにライナスの治癒を指示し、カノンノもライナスに近寄ると治癒術を発動した。
Re: スマブラIMPACTO! 四の書 ( No.24 )
日時: 2009/06/11 19:51:21
名前: 忠タロウ+その他の皆様

ルイギ「…う〜わ、嫌な予想的中…。しかし、あのライナスをここまでにするたあ、あんた…相当出来るな?」
シェリー「…う〜…!!!」





一方、レイディアント・ワールド地底の[混沌の間]では………

WOC『…上でなかなかに面白い死闘が演じられている…。良いぞ良いぞ!もっと混沌を生み出すがいい!!それが、我が力の源なのだからな!?』

ザイル「…主よ…、封印の一つが解けましたが如何でしょうか?」
WOC『おお、ザイル。…そうだな、我が能力の一部が戻って来たが…まだ四つの封印が残っているぞ?…あまり時間をかけるでない…!』

ザイル「申し訳ありません。…ですが、そのうちの一つの場所はすでに割り出しています。魍魎界エリアの信仰を集める神社の大巫女が…それです。」
WOC『ほう…、それならば[あの手]で行くか…。ザイルよ。この[カオス・クリスタル]を魍魎界エリアで最も死者が多く出た地域に設置して来い!…最近は亡者の手も借りたくなって来てな?』

ザイル「…あなたも、人が悪い…。過去の偉人達すら利用する気ですか…、何度でも甦る亡者達を操るのですか…」
WOC『我は、より上質な混沌が得られるならばどんな手も使う…。それが我が望み!!さあ、行くのだ!?』

ガジャラ「シャハハッ…、こりゃあなかなかすげえ殺劇が見れそうだぜ♪」
ザイル「おお、そうだ。お前に設置を手伝ってもらおうか?」
ガジャラ「ああ、いいぜ?その代り、活きのいい人間を一人でもいいから…」
ザイル「ああ…喰らって構わん。いや、魍魎界エリアの神社の巫女達を喰らって来てもいいぞ?」
ガジャラ「おっ♪ルイギじゃねえが、東洋の服の女は凛とした美しさがあっていいんだよな〜?味が良くなるんだよな〜♪シャハハハハハ!!」
Re: スマブラIMPACTO! 四の書 ( No.25 )
日時: 2009/06/11 21:53:38
名前: ミクトラン二世

???「・・・・主よ」
ふと、ザイルの後ろから腰まで伸びた黒髪をし、眼を布で覆った忍者風の男が現れる。
ザイル「サイゾウか・・・・」
サイゾウ「・・主に言われたとうり、時の列車デンライナー、及びゼロライナーのクルー・・・・野上良太郎、野上幸太郎、桜伊勇斗、及び残りのイマジン7匹をワールドの彼方此方にちらばらせる事に成功・・・・内モモタロスイマジンは研究所にてある男に取り付く・・・・」
ザイル「にして、その男の名は?」
サイゾウ「・・・・研究所員、ユーノ・スクライア・・・・」



名前:サイゾウ
性別:男
武器:不明
設定:ザイルと並ぶ実力を持つ幹部の一人、主に隠密行動を得意としており、氷牙ですらその気配に気づけないほど。
Re: スマブラIMPACTO! 四の書 ( No.26 )
日時: 2009/06/11 22:36:26
名前: 忠タロウ+その他の皆様

忠「…新キャラですか…。紹介書きこみお願いします!!」
Re: スマブラIMPACTO! 四の書 ( No.27 )
日時: 2009/06/13 02:47:23
名前: ていと

ライナス「・・・・・・?」

ライナスは病院の一室で目を覚ました。
あちこちに包帯が巻いてある。

ライナス「(・・・負けた、のか・・・?・・・ッ、畜生が!!)」

ふと、足元のほうに誰かがいるのを感じて、目を向けると、

カイ「・・・・・・」
カノンノ「スー・・・スー・・・」

カイとカノンノが寝ていた。カノンノはずっと付きっ切りだったのだろう。そしておそらく、カイの方はカノンノとずっと一緒にいたら寝てしまったとか、そういう理由だろう。

ライナス「(しっかし、ほんとに仲いいねェお前ら・・・。肩寄せあいながら寝るとはなァ)」

そう思いながら、ベットからこっそり起きる。カイとカノンノに起きられては少し面倒だ。
ちょうど、外にもまだ誰もいる気配は無い。
幸せそうに寝ている二人をちらりと見る。

ライナス「(悪いな・・・)」

ほんの少しだけ、謝る。自分はこれから、また闇に戻っていくのだから。

ライナス「(でも、な・・・。お前らには、闇には触れて欲しくはねえんだよ・・・)」

少しだけ、名残惜しい。やっと、手に入れた、ほんの少しの光が。
そっと、抜け出す。まだ、決着はついていない。

再び、死神は闇に帰っていく。あの、死の微笑を浮かべて。
Re: スマブラIMPACTO! 四の書 ( No.28 )
日時: 2009/06/13 11:12:50
名前: ミクトラン二世

ピチュー「おい、何処へ行こうとしている?」
ライナス「ああ?アンタには関係ねぇよ・・・」
何時の間にいたのか、扉の前でピチューが待ち伏せしていた。
ピチュー「お前を倒した奴を追うなら止めておけ、また遣られるがオチdだ。」
ライナス「っせえ!!テメェにゃ関係n「悪い子調教奥義!!!ドクターストップ!!」

ズドゴンッ!!!

ライナス「おげふぇ!?」
ピチューを殴り倒そうとしたライナスは、逆にピチューに包帯を巻いてる鳩尾に鉄拳を入れられうつ伏せに倒れる。
ライナス「て、テメェ・・・・人の怪我した部分攻撃しやがって・・・・・本当に医者かよ・・・・・てか・・・ここ何処だ・・・・よ・・・・」
ピチュー「ゴメンネ〜、僕ってさぁ、言う事聞かない糞餓鬼って嫌いなの♪それに此処はアースラUって言う僕なんかより数倍強い人たちが居る戦艦の医務室。だから勝手に抜け出そうとすると〜・・・・・」
そういってピチューはライナスの耳元に近づく。
ピチュー「・・・・腕一本が吹っ飛ぶだけじゃ済まないよ・・・・・・(ドスの利いた色声で)」
一応念を押したピチューはライナスをベッドに寝かせ、鎖で縛り付けた後、印を結び始める。
ピチュー「封闇刻印ッ!!!」

ドゴンッ!!!

ライナス「あがんっ!?」
ライナスの腹に刻印を打ち込む(鉄拳で打ち込まれたので半場痙攣しているライナス)。
ピチュー「その刻印はね、しばらくの間君の闇の力を完全に封印する封印術だよ、下手に力を使うと激痛が走るからそのつもりで」
そういい残すとピチューは部屋を出る。
Re: スマブラIMPACTO! 四の書 ( No.29 )
日時: 2009/06/13 13:17:50
名前: カイナ

ライナス「くっそ……」

ライナスは鎖に縛り付けられ、闇の力を封印までされているにも関わらず動こうとするが、突如その首元に刀が突きつけられた。

ライナス「カイ……起きてたのか?……」
カイ「俺は仮にも忍者だ。お前が起きた瞬間気配で起きたよ。もっとも、止めようとした瞬間ピチューさんが現れたから出るタイミング失ったけどな」
ライナス「ちっ……」

拘束されている上にカイまでも目が覚めてるのだとしたら逃げ出すのはもはや不可能だろう。ライナスは諦めたように力を抜いてベッドに横たわり、カイはそれを見てようやく血桜を鞘に収めた。

カイ「勝手に行くのは許さねえからな」
ライナス「あん?」

カイの言葉にライナスがそう呆けたように返すと、カイはまだ眠り込んでるカノンノの方を見ながら言った。

カイ「カノンノはかなり心配してたし、俺もそうだ……あまり仲間に心配かけるな」
ライナス「……」

カイの言葉にライナスは目を逸らして返し、カイはため息をつくとまた言った。

カイ「俺らを巻き込みたくないって気持ちは分かる。俺だって危ないと思ったときは仲間を巻き込みたくないと思ったことはあるからな。でもそれじゃ単なる自己満足だ。それに、これから戦おうとしてる敵は俺達より明らかに強い……一人じゃ間違いなく勝てねえよ」

カイはライナスのみならず、己の無力さまでも噛み締めてるかのようにそう言い、続けた。

カイ「だから仲間と共に戦い、その中で強くなる。またいつかあいつらとやりあう日は絶対に来る。そん時までに確実に強くなって、確実に倒す。それだけだ」
ライナス「……」
カイ「今お前がやることは傷を治す事だ。それが終わったら訓練にだって付き合ってやる。だから今は静かに休め」

カイはそう言って近くの椅子に座り、見張るかのようにライナスを睨みつけ始める。それを見るとライナスは諦めたように目を瞑り、眠り始めた。

カイ「……ライナスがこんなに深手を負うんじゃ俺達でもヤバイな……もっと強くならねえと……少なくともピチューさんくらいには……皆の足手まといなんてごめんだ……仲間を守るために……もっと強く……」

眠っている仲間を見ながらカイは決意を示すようにぼそりとそう呟いた。
Re: スマブラIMPACTO! 四の書 ( No.30 )
日時: 2009/06/13 17:14:04
名前:

氷牙「う〜〜っす。カイ。患者はどこだ〜〜?」

氷牙にしては珍しく間延びした声色で部屋に入ってきた。

カイ「氷牙さん?…なんか、今日は随分テンション低いですね?」
氷牙「あ?まぁな……このひと月マトモに休まず書類片づけてたからな…鏡夜の分まで…」
カイ「……またですか?」
氷牙「……あぁ」

がっくりとうなだれる氷牙だった。


ライナス「だ、誰だ貴様…(こ、こいつ…何者だ!?感じる…俺なんかよりも強力な闇の力を…なんだよ、これ?なんであれだけの闇の力を持っていて闇に堕ちてないんだ!?)」

氷牙「……お前がライナスか?………ふんふん…ふむふむ……成る程…」
ライナスを舐め回すように観察?診察?している氷牙。

そして徐に…

氷牙「力が、欲しいか?」
片口を吊り上げ、意味深な事を呟いた。

ライナス「力………」
氷牙「そうだ…力だ…貴様に望みの力をやろう…貴様が望むのはどんな力だ?」

ライナス「お…俺は…」

氷牙「全てを破壊する力か?全てを飲み込む力か?全てを蹂躙する力か?」

ライナス「俺は……俺は!!!」





孝「さて、どの様な力を、ライナスは氷牙に何を求めるのか!?氷牙はライナスに、何を望むのか?…………言っておきますが、この氷牙は本物ですからね?」
Re: スマブラIMPACTO! 四の書 ( No.31 )
日時: 2009/06/13 17:55:51
名前: ていと

ライナス「・・・俺が欲しいのは、まあ破壊する力だな」

氷牙「ほう?」

ライナス「勘違いすんじゃねえぞ。無差別に破壊する力なんざ、欲しくねえよ。俺が望むのは、」

さっきまで、幸せそうに寝ていたカノンノ、カイの顔を思い出す。

ライナス「守りてえもんがあるから。それだけだ。あいつらを守る為なら、なんだってやってやる。あいつらを敵に回してもな」

氷牙「そんなことをして、あいつらが悲しむっつうことは?」

ライナス「さあね。あいつらが生きてりゃ、関係ねえ。あと、一般人を闇に巻き込むのもゴメンだ。闇に堕ちた愚かなやからは、同じく闇に堕ちた愚かな野郎とやればいい。普通の人を巻き込むなんざ、悪党でさえ無い、ただの狂ったやからだろ」

息を吸い、続ける。

ライナス「そういうこった。俺は、だから破壊する力が欲しい。光が、闇に襲われるっつうふざけた考えも、そんなんを作ったふざけた神様も、全部、ぶっ殺す力が」

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