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スマブラIMPACTO! 四の書
日時: 2009/05/09 11:16:46
名前: ミクトラン二世

おっつ〜〜、無意識の内に第四弾が始まりまウィッシュ!!
シュウ「・・・・お前の馬鹿もココまで来れば天下ものだな」
まあまあそう言わず・・・最近WiiのモンハンGも買ったから気分がハイなんですよこれが!!!
ピカ「ま、お前の場合ランポスシリーズ集めるだけで精一杯だと思うがな」
エリー「もしかしたらドスランポスに秒殺されるのではないのか?」
失敬な!!!俺だってその気になればラオシャンロンくらいなら・・・
ピカ「無理だな、お前は精々ダイミョウサザミくらいにあっさりやられんな・・・・って何でお前がいんだよ!!!!」
エリー「うむ、暇だったのでココに来たのだ!」
ピカ「威張るなぁ!!」
赤鬼「つーか俺様も出てんだが・・・」
ピカ「うおぉぉぉ!?誰だてめぇは!!!」
赤鬼「俺、参上!!!!」
シュウ「いや、意味が分らん」
とにかく、大乱闘スマッシュブラザーズIMPACTO!s「其々の思いを胸に、今始まるぞ」あああああああああああああああああああああッ!!!!それ俺の台詞ッ!!!
エリー「早いもの勝ちだ」

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Re: スマブラIMPACTO! 四の書 ( No.83 )
日時: 2009/06/23 16:49:01
名前: 忠タロウ+その他の皆様

忠「私的には、デバイスは魔法などを扱うための触媒などと考えてたりしてます…。だって魔法使いは必ず、杖や魔法薬などの触媒を介して術を行使したりしてるでしょう?」

ルイギ「それって、ネギま世界での方だろ…?なのは達の方とでは技術とか術式とか違うじゃねえか…。」
テンバ「わてみたいに、魔導具を利用して周囲の魔力を集めて術を行使したりしとる方もおりますわ…。まあ、それらは大抵は魔力の少ない未熟な魔導師らのための魔導具やけどな…」

シェリー「…ねえ…」
ルイギ「ん?」
シェリー「…お腹空いた…」
グウ…♪

テンバ「さっき充分食った後やろ!?」
Re: スマブラIMPACTO! 四の書 ( No.85 )
日時: 2009/06/27 21:00:27
名前: ていと

ライナス「ここは・・・ッ!」

まぎれもない、あの夢である。あの二人の死体の前に、自分が・・・

ライナス「(・・・?俺は、ここにいる・・・。んじゃ、あそこにいる、やろうは・・・誰、だ?)」

???「よう、来たか」

ライナス「!?」

思わず、身構える。

???「そこまで、構えんなよ。俺はお前で、お前は俺だぜ?」

ライナス「何・・・いってやがる?」

ライナス?「正確には、俺が本当のお前だ」

ライナス「どういうことだてめえ」

ライナス?「お前が、氷牙からもらった武器。あれが、お前と精神を同調させてんだよ。あれ、最近喋ってねえだろ?お前が、無意識にそう願ってんだろーけど」

ライナス「・・・何が言いたい」

ライナス?「お前は、あの武器と精神を同調させて生まれた人格。俺が、本当のライナスだ」

ライナス「・・・ふざけんな」

ライナス?「ま、それはおいといて。お前、強くなりたいんだろ?俺が手を貸してやってもいいけど?今の、生ぬるいお前じゃ、無理だな」

ライナス「・・・・・・条件付なんだろ?何が望みだ?」

ライナス?「俺を倒してみろ。今のお前が、ただ、生ぬるいだけじゃないってことを証明してみろ」

ライナス「・・・いいじゃねえか」

二人の死神が、武器を構える。
二人の死体を、観客として。

はい、これが、最大の譲歩っす!!!
許して、ホントお願い!!
Re: スマブラIMPACTO! 四の書 ( No.86 )
日時: 2009/06/27 23:17:22
名前: カイナ

カイナ「むぅ、そちらも闇のもう一つの人格という方向で来ましたか……止むを得ません、このまま行かせてもらおっと」

――――――――――――――――――――

カイ「つっ……うあっ!?」

カイは突然目を覚まして辺りを見回す。そこはまるで闇のように暗い空間、と一見思わせるが、どこかに光を感じさせる場所だった。少なくとも、さっきまでいた部屋ではない事は確かだ。

カイ「ここは?……俺は氷牙さんの修行を行っていたはず……」
??「よお、来たか」

突然聞こえてきたその声にカイは思わず警戒しながら腰に手をやる、がそこには武器はなく、手は空しか掴まなかった。するとその声の主はくっくっと笑う。真っ黒なローブで身体中を覆っているため、何者かも、せいぜい声からして男としか分からなかった。

カイ「誰だ、てめえ?」

カイはせめて拳を握り締めながら尋ねる。するとその男はまた言った。

??「会った事あるはずだぜぇ? それに、何度か声も聞いたことあんじゃねえか?」
カイ「!!」

その言葉にカイは絶句する。その表情を見て楽しむかのようにまた男は笑って言った。

??「当たりだ。そうだな、お前の名付けた力になぞらえて、獄龍と名乗ろうか」
カイ「何のつもりだ、てめえ……」

カイは既に拳を前に構えて戦闘体制に入っていた。すると獄龍はまた口を開く。

獄龍「おいおい、そう邪険にすんなよ。俺はお前に潜む闇のマナにお前の闘争本能が混じって生まれた存在。つまり、俺とお前は同一の存在なんだからよ」
カイ「黙れ!! てめえみたいな破壊衝動に突き動かされるような奴が俺なもんか!!!」

獄龍の言葉をカイは一蹴する。相手は自分が過去暴走を起こした力―獄龍刀の意識。カイにとっては仲間を殺しかけた憎むべき相手と言ってもよかった。しかし獄龍はまだ笑みを浮かべたまま言う。

獄龍「手厳しいもんだな。お前にだってあるはずだぜ? 誰よりも強くありたいって思いが。その思いが結集し、お前の中の闘争本能と闇のマナに混じって俺が生まれた。俺を否定する事はお前がお前自身を否定する事になる」
カイ「黙れ!! 黙れ黙れ!!!」

獄龍の言葉にカイは喚くようにそう返し、獄龍はそれを聞くと一歩一歩カイに近寄る。カイも逃げようとするが、身体全体に金縛りがかけられたかのように一歩も動けなかった。そして獄龍はカイの目の前に移動すると、再度口を開く。

獄龍「逃げるなよ。いい加減認めろ」

獄龍はそう言ってずっと自分を覆っていたローブに手をかけ、外しながら続けた。

獄龍「俺はお前、お前は俺だってな」

そこから現れた顔は、正にカイと同じだった。
Re: スマブラIMPACTO! 四の書 ( No.87 )
日時: 2009/06/27 23:28:12
名前: ていと

まあ、こっちは、今いるライナスが偽者なんですけどね
Re: スマブラIMPACTO! 四の書 ( No.88 )
日時: 2009/06/28 02:49:29
名前: ミクトラン二世

ピチュー「・・・とうとう始まりましたか・・・・・」
カノンノ「・・・・カイ・・・・ライナス・・・・」
ここは別荘の中にある看護室、ここでピチューは二人の様子を念話で聞いていた。
なのは「修行の初級の第一段階、それは自分から闇を受け入れる
こと」
はやて「人はだれでも心の何処かに闇をもっているもんや」
ヴィータ「それをピチューと氷牙が術で無理やり広げる」
メンテ「かなり荒いやり方ですけど、これが実は重要だったりするんですよね」
カービィ「でも、これでもまだ土台すら建ってない、この初段を基礎にさらに練習を積んで基礎とチームワークをがっちりかためなきゃいけない」
ピチュー「しかし、流石クラトスさんだ、基礎はばっちり出来てる。後はこれをどういかすかだね」
氷牙「しかも、さっき分身からの連絡じゃピカ達はもう着いたらしい、あんまり時間は取れないぞ」
ピチュー「わかってますよ。そのためにカイ君共々、一緒にフォアード人も鍛えてるんでしょ?」
そう言ってピチューは部屋を出ようとする。
なのは「何処へ行くの?」
ピチュー「ルイギさんとテンバ君とあとシェリーちゃんの所。ルイギさんが珍しく稽古に付き合えってさ」
氷「ほぉ〜〜〜、あの強姦魔が・・・」
なのは「やっぱり、シェリーちゃんが強く影響してるみたいだね」
ヴィータ「アイツ、シェリーは俺の娘みたいな存在だから守って行きたいとかいったしな」
カービィ「テンバもテンバでまるで妹のように可愛がってるしね♪」
ピチュー「ま、あの人なりに守りたいものが出来たってことですね、それなりには進歩したってことですよ」
なのは「シェリーちゃんも喜んでるみたいだし、このままルイギ君の養子になったらいいかもしれないね」
ピチュー「・・・・そうですね」
氷「?何だ?浮かない顔して」
ピチュー「何でもありませんよ♪それでは僕はここで」
そういってピチューは部屋を出る。

ピチュー「・・・・・どうせ、そんな願いは永久に叶いませんけどね・・・・」

そう皆に聞こえないように呟いたピチューはルイギ達三人がいるバルコニーへと向かう。
Re: スマブラIMPACTO! 四の書 ( No.89 )
日時: 2009/06/28 14:59:26
名前: ていと

短剣と短剣がぶつかる音、銃声が響く。

ライナス「(チッ・・・。コイツ、認めたくねえが、強い!)」

ライナス?「そろそろ・・・終わりにしようじゃねェか」

ライナス「・・・!」

ライナス?「斬刑に処す・・・。月影!!」

神速の斬撃がライナスに迫る。

ライナス「チッ!!」

ライナスも必死に迎撃するが、

ライナス?「チェックメイトだ」

ライナス「畜生ッ・・・!!」

勝つことは、出来なかった。

ライナス?「ま、よく頑張った方だ。また、挑戦しに来いよ・・・いつでも、な」

ライナス「(ちく・・・しょう・・・)」


目が覚める。
あの敗北感、疲労感、あまりにもリアルだった。

ライナス「・・・オイ、二天・黒夜」

呼びかけに、反応した。

「なんでしょう、マスター」

ライナス「・・・・・・」

「・・・・・・マスター?」

ライナス「(どうやら、同調させなくても・・・一緒にいる限り俺はこのままの俺であり続けるようだな・・・)悪い、また喋らないでいてくれると助かる」

「・・・はあ・・・」

やるべきことは、決まった。

ライナス「(あいつを・・・本当の俺を、倒す)」

そのためには。

ライナス「しゃーねェ・・・。ピチューに訓練つけてもらうとすっかねェ」
Re: スマブラIMPACTO! 四の書 ( No.91 )
日時: 2009/06/28 15:50:22
名前: ていと

短剣=二天
銃=黒夜

たまたまふたり同時に話したってことで
Re: スマブラIMPACTO! 四の書 ( No.92 )
日時: 2009/06/28 18:12:35
名前: 忠タロウ+その他の皆様

ルイギ「…さて、カイとライナス達はどうしてっかねぇ〜?」
テンバ「まあ、わては二人がそう簡単に闇に呑まれへんっちゅう事だけは分かっとるけど…」

シェリー「…ルイギは…心配…?」
ルイギ「まあ、自分の中の闇を受け入れるってのはそう簡単じゃないからな…。呑まれるんじゃなく逆に呑み込む…、つまりは[自分自身と向き合ってそれを受け入れられるか否か]って事だ。…ネギの場合は、時間ギリギリでその本質に気づけたから[闇の魔法(マギア・エレベア)]を会得できたんだが…」

テンバ「まあ、あちらさんはあちらさんでルイギとシェリーの嬢ちゃんは特訓やろ?」
ルイギ「おめえもやれよな…?」
テンバ「…今度な…。」
ルイギ「絶対ぇしねえって訳かい…!?」
テンバ「ちょっ…、他人の考え覗かんでくれやっ!!?」

シェリー「…ねえ?とっくんって…なにやるの…」
ルイギ「ん〜…、[キメラ・ボディ]の[イメージ・トレーニング]…?」

テンバ「…それだけじゃ意味分からんわ…」
Re: スマブラIMPACTO! 四の書 ( No.93 )
日時: 2009/06/28 20:16:57
名前: ていと

ライナス「あいつは・・・あの俺は・・・あのときの俺、か・・・。」

アドリビトムに入る前。自分は、殺すことしかしていなかった。

ライナス「殺すことしか知らなかった・・・。殺すことが・・・俺の、全てだった・・・」

この世界は、なんて、単純なのだろうと思った。生きるか、死ぬか。こっちが相手を殺さないと、自分がやられる。ただ、サバイバルだと、思っていた。

そこから抜け出たのは・・・。
言うまでも無く、あの二人のおかげ。
守りたい。生きていたいと思う。
どんなことをしてでも。
カイやカノンノと、戦ってでも。

だから、誓う。強くなろうと。
Re: スマブラIMPACTO! 四の書 ( No.94 )
日時: 2009/06/28 23:57:35
名前: カイナ

カイ「違う、違う……違う……」

カイは獄龍に向けて弱々しく、首を横に振りながら呪文のようにそう繰り返していた。その目も既に弱々しい光しか発しておらず、獄龍はそれを見てくすりと笑い、言った。

獄龍「嘘はいけねえなぁ。分かってるんだぜ、お前は力が欲しい。少なくとも、あのピチューとやらよりも強い力が。そうなんだろ?」
カイ「……ああ、俺は力が欲しい……」

獄龍の言葉にカイは弱々しく返し、獄龍はカイの前に自分の右手をやると、そこに闇のマナの結晶を作り出した。

獄龍「俺にはそれが出来る。この結晶を掴み、俺にその身を委ねろ……ピチューどころじゃねえ。全てを破壊する圧倒的な力。それをお前に与えてやる」
カイ「……」

その誘惑を聞いたカイは獄龍の持つ闇の結晶に手を伸ばす、がその次の瞬間その結晶ごと獄龍の右手を払いのけた。それに獄龍が驚いた表情をすると、カイは獄龍を睨みつけながら言う。

カイ「舐めんじゃねえ。俺は確かに力が欲しい、だがそれは破壊するための力じゃない。皆を、仲間を守るために、力が必要なんだ。守る力が!」
獄龍「……ほう? だから俺の力は借りないと?」
カイ「それもまた、違う」

獄龍はカイの言葉に僅かに表情を変える。それを合図にしたのかカイは続けて言った。

カイ「今の俺なりの結論だ。お前の力、獄龍刀。それは俺の中の闇、お前を俺が受け入れようとしなかったための暴走。なら話は簡単だ。お前を受け入れる」
獄龍「随分簡単に言うねぇ」
カイ「俺はお前でお前は俺、お前ってのは力を欲する俺。確かに俺は誰よりも強くありたい。仲間を守るためには誰よりも強くないといけないからな。肉体的にも、精神的にも」

カイは自分の胸を指しながらそう言い、それを聞くと獄龍は突然大きな声で笑い始めた。

獄龍「くくく……あっはははは!!! 面白ぇ、結局俺の力に頼るって事じゃねえか!!」
カイ「ああ。来な、受け入れてやる。だが覚えてろ、今度勝手に俺の身体を奪い、俺達の仲間を殺そうってんなら、その時はお前をこの俺が斬り捨てる」

カイはさっきまでの弱々しさはどこへやら、一転した力強い目をしており、獄龍は一つ笑みを浮かべると口を開く。

獄龍「……いいだろう、お前のその覚悟、見せてもらう!!」

獄龍はそう叫ぶやいなや黒い闇のマナで出来た龍になってカイに襲い掛かる。それと同時にカイの中にあの獄龍刀の暴走による事件が浮かび上がるが、カイの目はただ一点を見据えていた。

カイ「もう、怖くなんてない。この闇も俺自身……無理矢理支配なんかしない、ただ信じて受け入れる……それだけだ」
獄龍「ふぅん……ごーかくだ……まだこの俺の力を使いこなす事はできずとも、受け入れるってだけは出来たみたいだな。だが、まだこれからだぜ……カイ」

カイの真っ直ぐな目を見ながら獄龍はカイに聞こえないようにそう呟き、それと共にカイの意識はまた消え去った。

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