Re: 忠タロウ的・リレー小説版〜その5〜 ( No.41 ) |
- 日時: 2008/08/15 16:42:58
- 名前: 孝
- 氷「うむ。旨い♪(千雨が戻ってこない…さては、電子ドラッグを使われたな…魔力解放…属性変換!対防御率上昇)」
由「せやろ♪」 ただいま猪名川旅館で晩御飯を戴いている団体様。
ネギ「………」 暗い闇を背負うネギ。 和樹「やっぱり堪えたね」 瑞樹「そりゃそうよ」 疾風「確か役柄は…大志はんがオボロ、彩はんがエルルゥ、和樹はんがベナウィ、氷牙はんがハクオロ、立川はん(郁美兄)がクロウ、ネギはアルルゥ、ムックルがまんまの"うたわれるもの"チームで行ったんやったか?…しかも優勝」 瑞樹「て言うか、何でそんなに似てんのよあんた達、氷牙さんは何で似せれたのよ!?」 氷「そんなもの、骨格を調整すれば簡単だ。因みにこうすれば…」 ゴキュッベキッと嫌な音を立てながら骨格を調整する氷牙…すると。 氷「んで、このカツラをつければ…ほらお前の顔」 瑞樹と同じ顔になった氷牙だった。 『おぉぉぉぉぉ〜』 パチパチパチパチ… 瑞樹「気色悪いから止めてよ!?(泣)」 鏡「!?氷牙…」 氷「…あぁ(一般人が60…千雨も居るな)疾風丸と立川、それから…正義。ちょっと付き合え」 疾風「どないしたん?(なんや外から異様な殺気が…)」 立「あい、わかった…」 正「やれやれ…」
続く
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Re: 忠タロウ的・リレー小説版〜その5〜 ( No.42 ) |
- 日時: 2008/08/15 17:45:49
- 名前: 忠タロウ+その他の皆様
- ザンッ!!
旅館近くには、その数氷牙の予測通りの60人。その一番後ろに千雨がいた。
雨「フフフ…(レガリオから貰ったこの小型ラジオ…、ホントに効くのかは分からんが…)、さあ皆一斉に…撃てぇ〜!!!」
ジャキッ!!
中毒者達は千雨の号令に従い、装備している兵器類(勿論氷牙達属性魔王神用の弾頭入りマシンガンやロケット・ランチャー。ちなみにロケット・ランチャーの弾は、魔力追尾式。)を、まっすぐに向かっている氷牙達めがけて…
雨「…とみせかけて、こっちだぁ〜!!!」 しかし、千雨は彼等の武器の向きをあらぬ方向に向けさせた。その先には…
氷「…ちっ、分身にはかからなかったか…。」 正義「…しかしどうする?解呪魔法で、あいつら治せるんだろう…?」 氷「…だが、向こうは電子ドラッグで強化されている。主に射撃性能をな…。」 疾風「てか、セーラー服に機関銃って何のネタや〜!?」 立川「その様な事言ってる場合か。…あの弾丸を喰らったら、死ぬんだぞ!?」
雨「この武器に入ってるのはただの弾じゃない…。氷牙さん、たとえあんたの防御がどんなにすごくても、これを一斉に喰らったら…ただじゃ済まない!!」
ドドドドドドドドドドドドドドドド…!!
ヒュルルルルルルル…!!
疾風「どわはぁああああ!?ホンマに撃ちおったで、あの嬢ちゃん!!」 氷「…確か、電子ドラッグは罪の意識を消すというが…。あの武器持ってる様子じゃ本当らしいな…。だが!!俺の防御は属性魔王神最硬度…全て防いだらぁ〜!!!」
孝さん、誠さんにつなげます。
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Re: 忠タロウ的・リレー小説版〜その5〜 ( No.43 ) |
- 日時: 2008/08/15 17:50:54
- 名前: 忠タロウ+その他の皆様
- 雨「…中毒者ども、この音を聴けぇ〜!!!」
キィイイイイイイイイ…!!
ギンッ!!
疾風「だぁあっ!?何やあいつら目がかなり血走ってまっせ!?」
ドドドドドドドドドド…!!
氷牙の防御壁は何重にもかけたものであるため、とりあえず命中は免れている。
氷「…ちっ、なかなかに威力あるな…。だが、当たらねぇぞ?」 正義「…しかし、嫌な予感が…」
ボコッ!!
「「「「んっ?」」」」
ピッ…ピッ…。
正義「…やっぱり。」
ピ――ッ!!
チュドォオオオオン!!
孝さん、誠さんにつなげます♪
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Re: 忠タロウ的・リレー小説版〜その5〜 ( No.44 ) |
- 日時: 2008/08/15 18:05:43
- 名前: 孝
- 『げほっげほっ』
氷「…………だから何だ?」 雨「効いてない!?」 氷「さっき、自分の身体に細工しといてな…」 雨「ちっ…私はもうウンザリなんだ!異世界だとか魔法だとかファンタジーな世界はな!だから、あんたを倒して私は抜け出さねえといけねぇんだ!氷牙、悪いが死んでもらう!」 氷「そうか…そこまでいやだったか」 雨「あぁ」 氷「なら、殺せよ…俺を…俺を殺すなら、ここを狙え」 そう言って右胸に親指を当てる。 疾風「何言うてんねんなな氷牙はん!?」 氷「ここには俺の核がある核鉄や心臓とは別に魔族なとって心臓と同等の物…核」 雨「なら、望み通り撃ってやる…私の日常を取り戻すためにな!」 バキューンッ!
氷「……ごふっ(吐血)」 雨「ふ…ふふふ…やった…これで私は平凡な日常に戻れる…ふふふ…」 『氷牙(はん)!?』
続く
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Re: 忠タロウ的・リレー小説版〜その5〜 ( No.45 ) |
- 日時: 2008/08/15 19:55:29
- 名前: 孝
- 氷「どう、した?俺はまだ…死んじゃいねぇぜ?……おら、もっとしっかり狙、え」
雨「………くっ」 バキューン…バキューンバキューンバキューン 氷「ぐっがはっぐ…ぁっ」 雨「(私は…何をしてんだ!やめろ!やめろ!本当に死んじまう!やめろよ私の身体!)シネ!」 バキューン 氷「ぐぶぁっ……はぁはぁ…まだ…だ」
続く
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Re: 忠タロウ的・リレー小説版〜その5〜 ( No.46 ) |
- 日時: 2008/08/15 20:43:36
- 名前: 忠タロウ+その他の皆様
- 雨「う…うう…!?あ、頭が…」
氷「(どこかしら、罪の意識がわずかに残っていればと思ってたが…当たりだな…。)ぐふっ…、さすがに喰らい過ぎた…。あと…頼む…」
正義「ああ、分かった。」
ギュンッ!!
「!?」 正義「…それは氷牙達に効いても、俺等には当たらなければ意味がない。俺の炎はこういう使い方も、できるんだ!!」
彼の手から黒い炎が現れ、細いロープのごとく長くなって中毒者達を全員縛り上げた。
『ぐああああああああ!?』
正義「くっ…、さすがにすごいパワーだ。氷牙、早めに自己再生してくれよ?」 氷「分かってるさ…。(さすがに核鉄に少しヒビが入っちまった…。あと数発撃ち込まれてたら、やばいトコだった…。)」
・ ・ ・
レガリオ・C『…なんて奴等だ…。捨て身で電子ドラッグ中毒者と化した、千雨を止めるとは…。やはり大量の兵が必要の様ですね…?』
その様子を遠くから見ていたレガリオ・C。彼の側には…
鏡「死ね♪」 レガリオ・C『なっ!?』
バギャアアアン!! バチバチッ、チュドォオオン!!
いつの間にか鏡夜が中毒者達を縄で縛り上げていて、レガリオ・Cを思いっ切り殴り飛ばした。その威力によって粉々になり、爆散した。細胞も残らずに…。
鏡「…ったく、なかなかに酷い事するじゃないか…。あんたら絶対に許さないからね?」
孝さん、誠さんにつなげます♪
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Re: 忠タロウ的・リレー小説版〜その5〜 ( No.47 ) |
- 日時: 2008/08/16 10:38:02
- 名前: 孝
- 明けて翌日…
氷「さて、帰るか」 タク「結構楽しかったかな」 拓「疲れたけどな」 ヴァ「神の導きです」 氷「(いや、意味分からんて)」 山道を下ること30分。 氷「この辺りまで来れば大丈夫だな…ムックル」 ム「お〜♪んん〜ガオォォォォォォッ!」 ムックル巨大化。 デカい…兎に角デカい。 全長はおよそ50メートルはくだらない。 氷「さぁ、乗った乗った」 和樹「す、凄い」 大志「素晴らしい!」 瑞樹「お、大きい…」 立川「むぅ。これは…」 郁美「凄いですね。ムックルちゃん」 彩「本当に…大きいですね」 こ「ここまで大きくなれるなんて」 パ「流石ですね!」 田「いや〜予想以上っすね〜」 氷「いつまでやってんだ〜置いてくぞ〜」
氷牙に促され、次々とムックルに搭乗する一行。
『うわ、モコモコしてふわふわ…♪』 ムックルの毛並みは大好評だった。 氷「んじゃ麻帆良に向けて…let's go!」 ム「イエス・マスター!」 鏡「それでは、皆さん、目的地まで空の旅をお楽しみください。なんちゃって」
雨「……」 氷「ん?どした」 雨「あ、いやその…」 氷「…気にすんなって、お前は薬で操られただけ、確かにお前の本心も含まれてただろう。だが、殺してでも抜け出す。それは薬の作用だ」 雨「……」
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Re: 忠タロウ的・リレー小説版〜その5〜 ( No.48 ) |
- 日時: 2008/08/16 11:57:40
- 名前: 忠タロウ+その他の皆様
- レガリオ・C『おやおや、皆様お揃いで。…どちらに向かわれるのですか?』
氷「…」 鏡「折角の空の旅、邪魔しないでくれる?」 レガリオ・C『まあまあ、今回は何もしませんよ?そちらが攻撃しない限りは…』
氷「…何をしに来た?」 レガリオ・C『いえ、今回の用件はこちらの[少年]をこの世界に返しに来たんですよ…。この少年…[X(サイ)]と申しますか、彼から検出された強化細胞はすでに量産可能となったので…』 鏡「ていのいい押し付けって訳?」 レガリオ・C『はいその通りです。最早この少年は用無しと、ベルム様が仰られるので…』
勇輝「…あ〜!?その人、あの怪盗[X(サイ)]!?」 章悟「…それほどにまで恐ろしい敵って訳か…。怪物怪盗と呼ばれてるそいつを、捕獲するほどだからな…。」
レガリオ・C『いえ、これは[シックス]という男が自ら捕らえたんですよ。Xの様に変異はしませんが、別の意味で[化け物]でした…』
鏡「もういいから、失せろ♪」
バゴォオオッ!!!
ヒュウウゥゥゥ〜…。
絵美里「…あ〜あ…。」 修治「この高さから落ちたらやばいよなぁ…。」
・ ・ ・
虚圏・ヴァナルガンド…
現在はガンドルム達ネクロム・ナイツがヴェルレイド達をまとめ、虚圏にて平穏に暮らしている。 そんな中、ヴァナルガンド内の路地を歩く一人の[人間型]の女性がいた。 [人間型]でありながら、その髪の色素は全く抜け落ちておらず、美しく長い紫の髪である。 ?「(他の仲間の話では、私は他に類のない変異種らしい…。しかし、何でこの紫色は抜けないのだろうか…?私の過去に何か原因が…?)」
そこへ、ガンドルムが通りかかる。 ?「あ、ガンドルム様…。」 ガン「む?…ああ、君は最近話に聞く変異種か。…確か、名前は?」 ?「…名前は、現世ではイミナ、しかしある日からは[T(アイ)]と名を変えました。何故名前を変えたのかは…思い出せません…。」 ガン「そうか…、何かきっかけでもあれば思い出すかも知れん。それまで気長に待てばいい、急ぎすぎては足元をすくわれるぞ?」 T「肝に銘じておきます。では、これで…」 ガンドルムに一礼し、その場を歩き去るアイ。
・ ・ ・
氷「…で、どうするこれ?」 ]「…アイ…。」 勇輝「あ、まだ生きてます!!」 章悟「今のうちに、動きを封じる!!」 修治「まあ待て待て。こいつ、戦意全くねえんだぞ?無抵抗の奴を攻撃できるか?」
果たして、]はどうなるのか!?
孝さん、誠さんにつなげます。
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Re: 忠タロウ的・リレー小説版〜その5〜 ( No.49 ) |
- 日時: 2008/08/16 13:14:54
- 名前: 孝
- 怪盗]ってなんやねんだれやねん
知るかボケー 学習能力ないんか!? by疾風丸 疾風「ってワイかいな!?」
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Re: 忠タロウ的・リレー小説版〜その5〜 ( No.50 ) |
- 日時: 2008/08/16 14:25:28
- 名前: 忠タロウ+その他の皆様
- 忠「…後もう少し、お願いっす…。ていうか、一人ノリツッコミか〜!?」
・ ・ ・
]「…ん…。(あれ?何か、フカフカする…。今まで暗くて嫌な感じの場所にいたのに…、これって動物の毛…?)」
氷「…で、どうする?もう着いちまったんだが…」 勇輝「…酷く衰弱してる…。何か美味しいの作らなきゃ!?」 ]「!?…君、変わった正体(なかみ)持ってそうだね?見せてよ。」
グアッ!!
勇輝「え…」 氷「危ねえっ!!」
ガッ、グイッ!! 勇輝「ぐえっ!?」
ブウゥン!!
]の手が変異し、勇輝に命中しそうな所を氷牙が引っ張って何とか避わした。
勇輝「げほっ、げほっ…。」 氷「奴等の言う[強化細胞]…、どうやらこいつが本家らしいな…。」 鏡「この子…、放っといたら危険だね…。」
レガリオ・C『もともとそいつは、脳細胞も無意識に変異してる為にどうでもいいと思った記憶は、すぐさま記憶の端っこから消去される。だから自分の招待を知る為に、幾人もの人間を[箱]詰めにしてその細胞を観察している。』
氷「って、いつの間に!?」 鏡「一体何人いるのさ、君のクローン達は!?」
レガリオ・C『いくらでも[私]は創れるのさ。強化細胞もバイオ・ボディ部分に使うほどだからな…。』
バッ!!
]「あんたも、正体見せてくれる?」
グアッ!! ズガシャアッ!!
レガリオ・C2『ちなみに、こいつは我等の拠点にいた時に戦闘能力テストもして見たのだが…、驚く事に百体の[ゾアノ・ソルジャー]達を全員バラバラにしてしまったのだよ。』 絵美里「おえ〜…。」 ]「あれ?…同じのがもう一体いる…。」 レガリオ・C2『かなり悲惨な光景だった…だが、素晴らしい!!やはり[シックス]の遺伝子を使われているだけの事はある!どうやったら人を苦しめて殺せるか!?どうやったら人を絶望の淵に陥れるか!?それを考え続けた奴の一族の悪意は人間よりも魔族に近しいものを感じたのだ!!』
氷「それがどうした!?」 鏡「この子は、弥子ちゃん達の所に転移させるか。二人同時に、特殊ロープでがんじがらめにしておいて、ね♪」 『(今一瞬、鏡夜の目が生き生きしてた!!)』
孝さん、誠さんにつなげます。
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