Re: 異世界遊戯王大戦記GX(笑)第 ( No.72 ) |
- 日時: 2011/08/21 21:22:46
- 名前: 孝(たか)
- 鮫島「みなさん。お疲れ様でした。そしておめでとう。遊城十代君。丸藤翔君。雷堂焔君。空時アルフ君。君達が本校の代表だ!」
『『『『『『オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!』』』』』』
鮫島校長の祝辞が終わると同時に、観客生徒達が雄叫びをあげた。
鮫島「……ですが、ノース校も強敵を揃えているとの事。よって、君達代表四人には最後の試練を用意させて貰った」
焔「最後の…」 翔「試練?」 十代「おおお!?何かワクワクしてきたぜ!?」 アルフ「十代君。ちょっと落ち着こうね…(汗)」
十代が興奮し過ぎているので後頭部にでっかい汗を流しながら十代を落ち着かせるアルフ。
どうやら大分回復したらしい。
回復した途端に十代のお守では些か重労働ではあるが…。
鮫島「そう。その試練とは……このアカデミア教師最強の四人とデュエルする事です!!!!」
十代「アカデミア…」 焔「最強の…」 アルフ「四人…?」 翔「あわわわわわ…一体だれ何すか…!?」
??「俺達だ!!」
十代「!?」
十代達が振り返る。
そこに居たのは……
氷牙「青き稲妻。氷牙!!」 凛「深緑の閃光。凛!!」 鏡夜「烈火の刃。鏡夜!!」 メリオル「森林の守護者。メリオル(代理)!!」
氷牙「さぁ…」 凛「私達に…」 鏡夜「挑む勇気が…」 メリオル「あるかしら?」
それぞれが特注のデュエルディスクを装着して威風堂々と佇んでいた。
明日香「アカデミア最強教師…つまり…」 三沢「つまり、アカデミアの四天王…」
亮「これは……面白い事になりそうだな。」 隼人「あわわ……大丈夫かなぁ、みんな…」
メリオル「あ、因みに私は代理よ。」
やかましか。
氷牙「ルールは簡単。フォーマンセルデュエルだ!」 凛「墓地・エクストラ・フィールド・ライフを共有。」
鏡夜「モンスター効果はターンプレイヤーに依存するよ。」 メリオル「しかも、フィールドの使用は個別に出来るわ。ただし、一人頭最大で3体のモンスターと、3枚の魔法・罠を場に出せる。つまり、最大モンスター12体、魔法・罠12枚までよ。」
毒島戦の時と同じ。
十代「……しれぇ」 氷牙「うん?」
十代「おもしれぇ!!俺はやるぜ!氷牙さん!凛さん!鏡夜さん!メリオルさん!」 焔「俺もだ!!こんな楽しそうな事。やらないなんて男が廃る!!」
アルフ「デュエリストとして、最強を目指すのも当然の目標!」 翔「や、ややや、やってやるっス!!」
氷牙「………決まりだ。行くぞぉ!!!!!!」
『『『『デュエル!!!!!!』』』』
順番 凛→アルフ→氷牙→焔→鏡夜→翔→メリオル→十代で行きます。
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Re: 異世界遊戯王大戦記GX(笑)第 ( No.75 ) |
- 日時: 2011/08/21 22:27:57
- 名前: 孝(たか)
- 最初のターンは全員攻撃できません。
凛「私のターン。ドロー!…私は、『TGカタパルト・ドラゴン』を守備表示で召喚!効果発動!1ターンに1度、手札の☆3以下の「TG」モンスターを1体特殊召喚出来る!私は、チューナーモンスター『TGジェット・ファルコン』を特殊召喚!」
カタパDEF1300 ジェットATK1400
三沢「TGだと!?」 明日香「どうしたの?三沢君。」
三沢「TG…テックジーナスの下級モンスターの一部には、自身が破壊されたターンのエンドフェイズに同名カード以外のTGをサーチする効果が備わっている。下級TGはステータスが低く、単体では機能しにくい効果を持つものが多いが、このサーチ効果は事故の回避非常に優れている。そして、何より…TGのシンクロモンスターは強力な効果を兼ね備えたモンスターが多い!」
凛「更に、『TGワーウルフ』を攻撃表示で特殊召喚!このカードは、☆4以下のモンスターが特殊召喚された時、手札から特殊召喚できます。」
ウルフATK1200
凛「☆2のカタパルト・ドラゴンに、☆3のジェット・ファルコンをチューニング!”神の頭脳ミョズニトニルン。知恵のかたまり神の本。あらゆる知識を溜め込みて、導きし我に助言を呈す”シンクロ召喚!仕えよ『TGハイパー・ライブラリアン』!」
☆2+☆3=☆5 ライブATK2400
凛「更に、ジェット・ファルコンがシンクロ素材となって、墓地に送られた時、相手に500ポイントのダメージを与えます!」
代表チーム『『うわあああ!?』』LP8000→7500
凛「永続魔法『TGX300』を発動!私の場の「TG」と名のつくモンスター1体につき、私達の場のモンスターの攻撃力が300ポイントアップする!私の場には2体のTGが居ます。」
ウルフATK1200→1800 ライブATK2400→3000
凛「カードを1枚伏せて、ターンエンドです」手札1 アルフ「次は僕のターン!ドロー!…(まさか、☆5で最上級クラスのモンスターが1ターン目に来るなんて…)僕は、「D・スコープン」を攻撃表示で召喚!攻撃表示の効果は、手札から☆4以下のディフォーマーを特殊召喚出来る!「D・ラジカッセン」を攻撃表示で特殊召喚!☆4のラジカッセンに、☆3のスコープンをチューニング!”聖なる守護の光、今交わりて永久の命となる。”シンクロ召喚! 降誕せよ「エンシェント・フェアリー・ドラゴン」!!」
☆4+☆3=☆7 フェアリーDEF3000
凛「この瞬間、ハイパー・ライブラリアンの効果発動!シンクロモンスターがシンクロ召喚される度に、自分はカードを1枚ドローします!」手札2 アルフ「手札増強効果!?しかも、シンクロする度に!?くぅ…エンシェント・フェアリーの効果!1ターンに1度、バトルフェイズを行えない代わりに、手札の☆4以下のモンスターを特殊召喚出来る!『D・ライトン』を守備表示で特殊召喚!カードを2枚伏せて、ターンエンド!」手札1
焦りつつも堅実な手で終えるアルフ。
氷牙「次は俺だな…行くぞ!TGやBF程ではないが、俺の最速を見せてやる!手札から☆1の『チューニング・サポーター』を捨て、『パワー・ジャイアント』を特殊召喚!コイツは、手札の☆4以下のモンスターを捨てる事で特殊召喚でき、捨てたモンスターのレベル分レベルが下がる。」
パワーATK2200→2800 ☆6→5
氷牙「更に、『ジャンク・シンクロン』を召喚!効果発動!墓地の2以下のモンスター1体を効果を無効にし、守備表示で特殊召喚する!更に、サポーターの特殊召喚にチェーンして、速攻魔法『地獄の暴走召喚』を発動!特殊召喚されたサポーターを対象に、同名カードをデッキ・墓地・手札から攻撃表示で可能な限り特殊召喚する!相手は自分の場のモンスターを1体選択し、同名カードを好きな表示形式で可能な限り特殊召喚する。凛、鏡夜。フィールドを借りるぞ。」 凛「どうぞ♪ご遠慮無く♪」 鏡夜「貸し一つね♪」
氷牙「いやいやいや!!お前の貸しが一つ減ったんだろうが!?増やすな!?普段俺がどんだけお前の代わりを…!!」 鏡夜「あぁ、もう、じゃぁそれでいいよ。」
氷牙「なんで、お前が妥協した風になってんの!?ええい!?続けるぞ!」
ジャンクATK1300→1900 サポDEF100 サポATK100→700×2
アルフ「…僕はライトンを選択して、デッキから2体目を守備表示で特殊召喚します。僕のデッキには、ライトンは2体だけです。」 氷牙「了解。…さぁ!俺の新切り札をお見せしよう!☆1のサポーターと、☆2となったサポーター2体に、☆3のジャンク・シンクロンをチューニング!”集いし光が、夜空に瞬く星となる。全てを照らす光りと成せ!シンクロ召喚!!煌めけ!スターダスト・ドラゴン”!!」
☆1+☆2+☆2+☆3=☆8 星屑龍ATK2500→3100
『グアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!』
氷牙のフィールドに、星屑の輝きを放つ龍が降り立った。
『綺麗…』 『美しい…』 『なんて…幻想的なんだ…』
それは誰の呟きだっただろうか…
それが、一同の代弁となる。
氷牙「この瞬間、サポーター3体と、ライブラリアンの効果が発動する。4枚ドローだ!!」
スターダストを出す為に消費した手札が同じ数だけ回復した。
氷牙「魔法カード『シンクロ・キャンセル』を発動!場のシンクロモンスター1体を選択し、そのシンクロ素材となったモンスター1組が自分の墓地に存在する時、そのシンクロモンスターをエクストラデッキに戻す事で、素材1組を場に特殊召喚出来る!スターダストを戻し、ジャンク1体とサポーター3体を再び特殊召喚!そして、再びシンクロ!舞い戻れ!スターダスト!!そして4枚ドロー!」手札9
三沢「な、なんだ…あの驚異的なドロー数は!?」 明日香「十代がデステニードロー馬鹿なら、氷牙先生はドロー狂ね…」
二人の表情は引きつっている。
氷牙「自分の場に☆8以上のシンクロモンスターが居る時、このカードは特殊召喚出来る!チューナーモンスター『クリエイト・リゾネーター』を特殊召喚!」
クリエイトATK800→1400
氷牙「☆5パワー・ジャイアントに、☆3のクリエイト・リゾネーターをチューニング!来い!!"2体目"のスターダスト!!ライブラリアンの効果で1枚ドロー!2体目のクリエイトを攻撃表示で特殊召喚!カードを3枚セットして、ターンエンド!!」手札5
星屑ATK3100×2 クリエイトATK800→1400
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Re: 異世界遊戯王大戦記GX(笑)第 ( No.79 ) |
- 日時: 2011/08/22 02:15:44
- 名前: 孝(たか)
- 焔「俺のターンだ!ドロー!!…にしても、容赦ねぇな…いきなり攻撃力3000超えが3体も居るなんて…俺はM・HEROファウンティンを召喚!更に速攻魔法『マスク・チェンジ』を発動!ファウンティンを変身!!変身召喚!『M・HEROヴェイパー』!そして装備魔法『フュージョン・ウェポン』をヴェイパーに装備!フュージョン・ウェポンは、☆6以下の融合モンスターにのみ装備でき、その攻撃力を1500ポイントアップさせる!」
ヴェイパーATK2400→3900
焔「カードを1枚伏せて、ターンエンドだ」手札2 鏡夜「やっと僕の番だね。ドロー。ふふ。魔法カード『天使の施し』を発動。3枚ドローして、2枚捨てるよ。そして、今捨てた2枚の地属性モンスター『マッシブ・ウォリアー』と『スーパイ』をゲームから除外して、『ギガストーン・オメガ』を特殊召喚。氷牙。君のチューナー。貰うよ?」
氷牙「好きに使いな。元々、その為に出しておいたんだ。」 鏡夜「そ、じゃ。遠慮無く…☆5ギガストーン・オメガに☆3クリエイト・リゾネーターをチューニング。”不屈の闘志を持つ戦士よ!鋼の体に、勇気を乗せて、眼前の敵を…打ち砕け!”シンクロ召喚!不屈の戦士!『ギガンテック・ファイター』!ギガンテック・ファイターの攻撃力は、墓地の戦士族数だけ攻撃力が100ポイントアップする!氷牙と焔君の墓地に戦士族が存在しているから、200ポイントアップ。そして、TGX300の効果で600ポイントアップ。合計800。」
ギガテATK2800→3000→3600
鏡夜「更にシンクロ召喚に成功したから、ライブラリアンの効果で1枚ドローするよ。ん〜〜でも、これだとまだヴェイパーには勝てないか。カードを2枚伏せて、モンスターをセット。ターンエンド」手札3 翔「ぼ、僕のターン。ドロー!……良し!魔法カード「融合」発動。手札の「ショベルロイド」と「パトロイド」を融合!剛力合体!『スーパービークロイド パワーダグオン』!更に永続魔法「マシン・デベロッパー」を発動!このカードがある限り、場の機械族モンスターの攻撃力は200ポイントアップする!」
PダグオンATK3500→3700
翔「更に、パワーダグオンの効果発動!1ターンに1度、手札を1枚捨てて発動する。次の自分のターンのスタンバイフェイズ…つまり、アニキのターンまで3つの内一つを選択して効果を得る。僕は手札1枚を捨てて、パワーダグオンの第2効果を発動!ドリルアーム!!この効果はフィールド上に存在する、このカードより攻撃力の低いモンスター1体を破壊し、破壊したモンスターの元々の攻撃力の半分のダメージを相手に与える。ただし、この効果を発動した場合、このカードは攻撃宣言を行えない。」
鏡夜「へぇ…他にはどんな効果があるのかな?」 翔「…第1効果は、相手からのカード効果を受け付けない効果。第3効果はバトルフェイズ中に2回攻撃が可能になる。」
鏡夜「根っからのパワータイプ効果…パワーの名に相応しい効果だね…」 翔「えへへ…僕は、パワーダグオンの効果で、ハイパー・ライブラリアンを破壊する!」
パワー・ダグオンが右肩に備わっているショベルの先をドリルに換装。
凛の場のハイパー・ライブラリアンに突撃する!
氷牙「悪いな翔。この瞬間、スターダスト・ドラゴンの効果を発動!!」 翔「えええ!?このタイミングで!?」
氷牙「スターダストは、その身を犠牲にして、他を守護する者!「フィールド上のカードを破壊する効果」を持つ魔法・罠・効果モンスターの効果が発動した時、このカードをリリースする事でその発動を無効にし破壊する!!『ヴィクテム・サンクチュアリ』!!」
チュドオオオオオオオオオンッ!!!!!
翔「そんな!?パワーダグオンが!?くっ…マシン・デベロッパーの効果!場の機械族モンスターが破壊され、墓地に送られる度に、このカードにジャンクカウンターを2つ置くよ!更に、魔法カード『カップ・オブ・エース』を発動!コイントスをして、表なら僕が2枚ドロー、裏なら相手が2枚ドローする!コイントス!!……コインは表!2枚ドロー!」
氷牙「おお。やるなぁ…」 翔「更に「エクスプレス・ロイド」を守備表示で召喚!このカードが召喚・反転召喚・特殊召喚に成功した時、墓地の「ロイド」を2枚まで手札に加える!僕は、パトロイドとショベルロイドを手札に加える。」
エクスDEF1600
翔「カードを1枚伏せて、ターンエンド。」手札2(ショベル・パト) 氷牙「この瞬間。スターダストの効果が発動!自身の効果で墓地に送られたこのカードを、エンドフェイズに特殊召喚する!舞い戻れ!スターダスト!」
3度、スターダストが場に舞い戻る。
メリオル「私のターンね。ドロー。『ボタニティ・ガール』を守備表示で召喚。魔法カード『ワン・フォー・ワン』を発動。手札のモンスター『グロー・アップ・バルブ』を捨てて、デッキか手札から☆1のモンスターを特殊召喚するわ。チューナー・モンスター『コピー・プラント』を特殊召喚。コピー・プラントの効果。場の植物族モンスター1体を選択して、そのレベルをコピーする。ボタニティ・ガールを選択して、レベルをコピー。」
コピ☆1→3
メリオル「☆3ボタニティー・ガールに☆3になったコピー・プラントをチューニング!”聖なる森に潜みし華麗なる棘の狩人よ、戒めの鞭を持ちて今こそ姿を現せ!”シンクロ召喚!来なさい!『スプレンディッド・ローズ』ライブラリアンの効果で1枚ドロー!」手札4
スプロATK2200→2800
メリオル「カードを2枚セットして、ターンエンド。」手札2 十代「最後は俺だな!ドロー!「E・HEROエアーマン」を召喚!第2の効果で、デッキから「HERO」を1枚手札に加える!「E・HEROネクロダークマン」を加える!更に、魔法カード「融合」発動!手札のHERO、ネクロダークマンと場の風属性エアーマンを融合!来い!暴風のの英雄!E・HERO Great TORNADO!!」
トルネイドATK2800
鏡夜「墓地の戦士族が増えた事により、ギガンテックの攻撃力が更に上昇するよ。」
ギガテATK3600→3800
十代「Great TORNADOの効果発動!こいつが融合召喚に成功した時、相手の場の表側表示モンスター全ての攻撃力と・守備力を半分にする!くらえ!!『タウン・バースト』!!」 氷牙「させるか!!手札からモンスター効果発動!『エフェクト・ヴェーラー』!相手ターンのメインフェイズ時、このカードを墓地に捨てる事で発動する!相手モンスター1体を選択し、エンドフェイズまで効果を無効にする!」手札4
十代「くっ…俺はカードを2枚セットして、ターンエンド。(最初に凛さんのライブラリアンで手札消費を抑える…)」手札2 焔「(次の氷牙さんのターンでライブラリアンとのコンボで大量ドローと連続シンクロで新たな手札を稼ぎ、相手を邪魔するカードを手札に引き寄せる)」
アルフ「(そして鏡夜さんがパワー系のモンスターと、デッキ破壊にバーン効果でライフとデッキを削り…)」 翔「(メリオル先生の植物の展開力と昆虫によるステータス変化で攻める…)」
『『攻撃も防御も完璧すぎる!!』』
十代「(まだ1巡しただけなのに、俺達だけライフを削られた。)」 焔「(だが、氷牙さんの抑制、凛さんの補助。)」 アルフ「(鏡夜さんのパワー&デッキデスバーン。)」 翔「(メリオル先生の撹乱と陽動…)」
十代・焔『これが…本物の…』 翔・アルフ『実力を備えたデュエリストの…』
『『強さ!!!』』
残りLP8000 凛 手札1 場 ライブラリアン攻 ワーウルフ攻 永続TGX300 伏せ1 氷牙 手札4 場 星屑龍×2攻 伏せ3 鏡夜 手札3 場 ギガンテック攻 裏モンスター1体 伏せ2 メリオル 手札2 場 スプレンディッド攻 伏せ2 墓地バルブ効果未使用
残りLP7500 アルフ 手札1 場 古代妖精龍守 ライトン守 伏せ2 焔 手札2 場 ヴェイパー攻フュージョン・ウェポン装備 伏せ1 翔 手札2(ショベル・パト) 場 エクスプレス守 デベロッパー発動中 伏せ1 十代 手札2 場 グレイト攻 伏せ2 墓地ネクロダークマン効果未使用
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Re: 異世界遊戯王大戦記GX(笑)第V幕 ( No.80 ) |
- 日時: 2011/08/30 16:34:26
- 名前: 孝(たか)
- 2順目…
凛「私のターン、ドロー。チューナーモンスター『TGサイバー・マジシャン』を召喚。「TG」が増えた事により、「TGX300」の効果が3倍よ!」
SMATK0→900 星屑ATK3100→3400×2 ギガATK3800→4100 スプレATK2800→3100 ウルフATK2100 ライブラATK3000→3300
焔「元々の攻撃力が…0?」 アルフ「タダのチューナーじゃないってことだね…」
凛「その通り。サイバー・マジシャンの効果!このカードを使って「TG」と名のつくシンクロモンスターを召喚する時、手札のチューナー以外をシンクロ素材とする事が出来ます。」
翔「ええ!?手札から素材を確保できるの!?」 十代「おお!すげぇ効果だ!」
凛「私は、手札の☆4の『TGラッシュ・ライノ』に☆1のサイバー・マジシャンをチューニング!”幻想より来たれ!彼の地の守護者!我らに祝福を!”シンクロ召喚!カモン!シンクロチューナー!『TGワンダー・マジシャン』!」
WMATK1900→2800
アルフ「シンクロ…」 翔「チューナー…?」
焔「…まさか!?シンクロモンスターの…チューナーモンスター!?」 十代「シンクロモンスターでありながら、チューナーモンスターでもあるってことか!?」
凛「正解です。そして、ワンダー・マジシャンの効果!このカードがシンクロ召喚に成功した時、フィールド上の魔法・罠を1枚破壊します!焔君の伏せカードを破壊!」 焔「くそ!?ガード・ブロックが…!?」
凛「更に、ライブラリアンの効果で1枚ドロー!ライブラリアンで、グレイトトルネードを攻撃!「魔法の射手」!!」 十代「罠発動!「ヒーロー・バリア」!「HERO」が表側表示で存在する時、一度だけ、攻撃を無効にできる!」
ライブラリアンが放った魔法の矢がヒーローに当たる前に打ち消された。
凛「あらあら…いつまで耐えられるかしら?ワーウルフで、エクスプレスロイドを攻撃!「人狼爪牙」!!」 翔「罠発動!「スーパー・チャージ」!「ロイド」が居る時、相手の攻撃宣言時に発動出来る!デッキから2枚ドロー!」手札4
ワーウルフが両手を振り下ろすと、爪の衝撃波がクロス状態でエクスプレスロイドを切り裂く。
凛「続いて、氷牙様のスターダストで攻撃!…と、言いたいけど…このデュエルでは、モンスター効果はターンプレイヤーに依存するけど、攻撃宣言は自分のモンスターでしか出来ません。」 鏡夜「あ、でも、仲間のフィールドを借りて召喚したモンスターはお互いに攻撃宣言できるよ?」
氷牙「本来なら、凛はスターダストで攻撃宣言を行えるが、こいつは先程効果を使ってフィールドを離れた為、それがリセットされた。」 凛「と言う訳です。私は、カードを1枚伏せて、ターンエンドです。」手札0
アルフ「僕のターン!ドロー!『強欲な壺』を発動!更に2枚ドロー!焔君のフィールドを借りて、『D・チャッカン』を召喚!チャッカンは攻撃表示の時、僕の場のモンスター1体をリリースして、相手に600ポイントのダメージを与える!ライトン1体をリリースして、効果発動!「チャッカン・ファイヤー」!!」
教師チーム『『っ…』』LP8000→7400
アルフ「☆3のチャッカンに☆1のライトンをチューニング!シンクロ召喚!起動せよ!『アームズ・エイド』!」
エイドATK1800
凛「ライブラリアンの効果で、ドローします」手札1 アルフ「更に、エンシェント・フェアリーの効果!バトルフェイズを破棄して、手札から☆4以下のモンスターを特殊召喚します!『ジェネクス・コントローラー』を特殊召喚!光属性☆4のアームズ・エイドに☆3のジェネクス・コントローラーをチューニング!シンクロ召喚!立ち上がれ!『A・ジェネクス・トライフォース』!トライフォースの第3の効果!光属性モンスターを素材にした時に使用できます。ライト・フォース!自分の墓地の光属性モンスター1体を選択して、じぶんのフィールド上にセットします!ライトンをセット!」
凛「ライブラリアンの効果で1枚ドロー。」手札2 アルフ「僕はこれでターンエンド。」手札1
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Re: 異世界遊戯王大戦記GX(笑)第V幕 ( No.81 ) |
- 日時: 2011/09/06 16:26:54
- 名前: カイナ
- ほんっとややっこしいデュエルですねこれ……えーっとあれがああなってこうなって?……しかも仲間のフィールドを借りてってのがまたややっこしい、誰がどれで攻撃宣言していいんだ?……めんどくせえ、氷牙の場にいるスタダ達だけでいっか。
レオ「こら!!!」 ―――――――――――――――――――― 氷牙「俺のターン、ドロー。俺は永続罠[エンジェル・リフト]を発動し、墓地からレベル二以下のモンスター[チューニング・サポーター]をメリオルの場に特殊召喚! さらに[デブリ・ドラゴン]を召喚し、効果発動。このカードの召喚成功時、墓地に存在する攻撃力500以下のモンスターを一体特殊召喚、そのモンスターの効果は無効化される。チューニング・サポーターを鏡夜の場に蘇生!」
氷牙達の場に一気に三体のモンスターが並ぶ。
氷牙「デブリ・ドラゴンはドラゴン族モンスターのシンクロ素材にしか使用できず、別のシンクロ素材はレベル四以外でなければならない。俺はレベル1のチューニング・サポーター二体にレベル4のデブリ・ドラゴンをチューニング! シンクロ召喚、[C・ドラゴン]!! ライブラリアン、チューニング・サポーター二体の効果でカードを三枚ドロー!」 十代「えっ!? チューニング・サポーター一体の効果は無効にされてたんじゃ!?」 氷牙「それはあくまでフィールド上、残念だが墓地で発動する効果は無効化されないんだ。ドロー!」
氷牙の場にまたシンクロドラゴンが姿を現し、氷牙がカードを三枚ドローしようとすると十代が驚いたように声を出す。それに氷牙はそう説明し、カードをドローする。
C・ドラゴン 攻撃力:2500→3400
氷牙「さあ、そろそろいかせてもらうぞ? C・ドラゴンでA・ジェネクス・トライフォースを攻撃!」 アルフ「リバースカードオープン[和睦の使者]! このターン――」 氷牙「却下だ! カウンター、リバーストラップ[魔宮の賄賂]!! 相手の魔法・罠の発動と効果を無効にし、破壊! その代わり相手はカードを一枚ドローする」 アルフ「うっ、わああぁぁぁっ!!」LP7400→6500
氷牙の攻撃に対しアルフは防御用罠でしのごうとするが氷牙はそれをカウンター罠で返す。そしてC・ドラゴンの攻撃がトライフォースを破壊した。ちなみにアルフはダメージを受けた後きちんと賄賂の効果でドローしている。
氷牙「C・ドラゴンが相手に戦闘ダメージを与えた時、相手のデッキトップから三枚のカードを墓地に送る。さらにスターダスト二体でエンシェント・フェアリーと十代の場のトルネードを攻撃! ダブル・シューティング・ソニック!」 アルフ・十代「くぁっ!……」LP6500→5900 氷牙「リバースカードを一枚セットし、ターンエンドだ」手札六枚
C・ドラゴンの放った衝撃波がアルフのデッキを削り、さらにスターダスト二体のブレスがエンシェント・フェアリーと十代の場のトルネードを撃破、それにアルフと十代がくっと唸ると氷牙はそう言ってカードを一枚伏せターンを終えた。
焔「俺のターン、ドロー!……とりあえず、厄介なライブラリアンには消えてもらう! ヴェイパーでハイパー・ライブラリアンを攻撃! フリアティクエクスプロージョン!!」
焔の言葉と共にヴェイパーは槍を手にライブラリアンに突進していく。現在のヴェイパーの攻撃力はライブラリアンを超えており、ヴェイパーに効果破壊は通じない。いける、焔はそう確信していた。
氷牙「甘い!」 焔「えっ!?」 氷牙「リバースカードオープン、速攻魔法[イージーチューニング]! 墓地に存在するチューナー一体をゲームから除外し、場に存在するモンスターを一体選択。選択したモンスターは除外したチューナーの攻撃力分、その攻撃力を上昇する! 俺はジャンク・シンクロンをゲームから除外し、ライブラリアンの攻撃力をジャンク・シンクロンの攻撃力1300ポイント上昇させる!」
すると氷牙が凛とした声で叫び、リバースカードを発動。それにより現れたジャンク・シンクロンの幻影がライブラリアンに力を与えた。
ライブラリアン 攻撃力:3300→4600
氷牙「迎え撃て、ライブラリアン!」 焔「うおっ、わああぁぁぁっ!!!」LP5900→5200
そしてライブラリアンの光が蒸気の仮面英雄を吹き飛ばし、その光弾が焔達のライフを削っていく。しかもあっという間に学生チームのモンスターがほぼ全滅している。残っているのはアルフの場にセットされているモンスター――D・ライトンだけだ。
焔「ちぃっ! モンスターをセット、カードを一枚セットしてターン終了!」
焔は舌打ちを叩くとモンスターと魔法・罠カードを一枚ずつ伏せてターンを終える。
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Re: 異世界遊戯王大戦記GX(笑)第V幕 ( No.82 ) |
- 日時: 2011/09/07 01:43:54
- 名前: 孝(たか)
- 鏡夜「僕のターン。ドロー……魔法カード『ワン・フォー・ワン』を発動。手札のモンスター1体を捨て、デッキ・手札からレベル1のモンスターを特殊召喚するよ。手札の『太陽の神官』を捨て、デッキからチューナーモンスター『スーパイ』をメリオルの場に特殊召喚!更に罠発動!『リミット・リバース』墓地の攻撃力1000以下のモンスターを攻撃表示で特殊召喚するよ。」
焔「あれ?1000以下のモンスターなんて…」 鏡夜「さっき捨てた太陽の神官は攻撃力が1000なんだよ。太陽の神官を特殊召喚!」
神官ATK1000→1900 スーパイATK100→1000
鏡夜「☆5太陽の神官に、☆1のスーパイをチューニング!”闇に月満ちる時、魔の囁きが聞こえ出す。闇へと誘(いざな)え!シンクロ召喚!おいで、『月影龍クイラ』!”ライブラリアンの効果で1枚ドロー。ふふ…魔法カード『マジック・プランター』を発動。僕の場の表側表示の永続罠を1枚墓地に送る事で、デッキから2枚ドロー出来るよ。役目を終えたリミット・リバースを墓地に送って2枚ドロー。」手札4
十代「なんて強運なんだ!」
『『(お前が言うな…)』』
観客と味方と氷牙達の想いは一致した。
鏡夜「墓地の地属性モンスター、スーパイと太陽の神官をゲームから除外。ギガストーン・オメガをメリオルの場に特殊召喚。更に、モンスターを反転召喚!チューナーモンスター『赤蟻アスカトル』!」
焔「アスカトルが来たって事は…まさか!?」 鏡夜「大正解。☆5ギガストーン・オメガに、☆3赤蟻アスカトルをチューニング!”太陽昇りし時、全ての闇を照らし出す。その光で、闇を切り裂け!シンクロ召喚!おいで、『太陽龍インティ』!”そしてライブラリアンの効果でドロー。」手札4
インティATK3000→3900 クイラATK2500→3400
翔「また攻撃力3000超えのモンスターが2体も!?」 アルフ「まるで最上級モンスターのバーゲンセールだね…」
アルフは冗談混じりに言うが、冷や汗を止める事が出来ない。
これが、彼ら教師と自分達生徒の決定的な実力の違いだろう。
だが、それ故に思う。
世界には…否、これだけの事をやってのける教師達でさえ、プロになれなかった者が居る。
なら…プロの世界にはこれ以上の…
もしくは、これと同等の実力を持つデュエリストが掃いて捨てる程居ると言うのだろうか?
そう思うと…
ワクワクしてくるじゃないか!!!
少年達は思う。
世界にはもっともっと…”強い奴が居る”。
会ってみたい。
否!闘ってみたい!
そして、勝つ!!!
鏡夜「インティで、アルフ君のセットモンスターを攻撃!”プロミネンス・インフェルノ”!!」
懐中電灯の形をしたモンスター・ライトンは跡形もなく蒸発した。
アルフ「うう…戦闘破壊され、墓地に送られた守備表示のライトンの効果発動!このターン、戦闘によるダメージを0にする!」 鏡夜「なるほど…モンスター版簡易和睦ってところかな…?カードを2枚セットして、ターンエンド。」手札2
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Re: 異世界遊戯王大戦記GX(笑)第V幕 ( No.83 ) |
- 日時: 2011/09/08 22:03:34
- 名前: カイナ
- 翔「僕のターン、ドロー!」
次のターンプレイヤー、翔はそう言ってカードをドローする。
翔「魔法発動[強欲な壷]、カードを二枚ドロー……僕はパトロイドを召喚、この瞬間手札の[サポートロイド ジェイローダー]を特殊召喚し、パトロイドとジェイローダーを融合合体! 特殊召喚、[スーパービークロイド ジェイデッカー]!! マシン・デベロッパーの効果で攻撃力は200上昇するよ」
ジェイデッカー 攻撃力:2300→2500
翔「さらに魔法カード[二重召喚]発動! もう一度通常召喚を行う権利を得る。僕は[ホワイトバイクロイド]を召喚し、ジェイデッカーにユニオン! ホワイトバイクロイドがユニオン装備された機械族ロイドモンスターの攻撃力は1000上昇し、相手モンスターを墓地に送った時その相手モンスターの攻撃力分のダメージを相手に与える! まだまだ! 速攻魔法[リミッター解除]! 機械族モンスターの攻撃力は倍になる!」
ジェイデッカー 攻撃力:2500→3500→7000
一気にF・G・Dすらも超える攻撃力を得たジェイデッカーを見た学生メンバーはよしっとガッツポーズを取り、教師チームは面白いというように笑う。
翔「ジェイデッカーでスターダスト・ドラゴンを攻撃!」 メリオル「罠発動、[ホーリーライフバリアー]! 手札を一枚捨ててこのターン私達の場のモンスターは戦闘で破壊されず、戦闘ダメージも0となる。ちなみに効果ダメージも受け付けなくなるわ」 翔「くっ、エンドフェイズ、リミッター解除の破壊効果が発動するけどジェイデッカーは一ターンに一度破壊されない。ターン終了」
高攻撃力モンスターが学生チームに健在、今の状況なら相手も滅多に攻めてはこれないだろう。
メリオル「私のターン、ドロー……ジェイデッカー、戦闘破壊効果破壊のどちらかを一ターンに一回のみ防ぐ厄介なモンスターね……でも、私の前には無意味」 翔「えっ!?」
メリオルはジェイデッカーを見上げ、分析するように呟くがその後にそう続け、それを聞いた翔が驚きの声を上げるとメリオルは一枚のカードを手に取った。
メリオル「装備魔法[薔薇の刻印]発動。私の墓地に存在する植物族モンスター、ボタニティ・ガールを除外し、エンドフェイズまで相手モンスター一体のコントロールを得る。ジェイデッカー、さあ、私のものになりなさい」
メリオルの妖艶に微笑みながらの言葉、その色気にやられたかただのジェイデッカーにつけられた刻印の力かジェイデッカーはメリオルのフィールドに向かい、彼女のしもべとなる。
翔「い、色っぽい……大人の魅力ってやつかな?……」
思わず翔も頬を赤く染めており、下の方では美海が嫉妬したかのような殺気を見せている。すると観客席に座っているレオがため息をついた。
レオ「……もう40の癖して何言ってんだかっ!?」 メリオル「レオ!! 今なんか言ったっ!!??」 剣一「……メ、メリオル〜、レオ気絶したんだが……」
しかしその次の瞬間彼の額にカード――さっき薔薇の刻印のコストで除外したボタニティ・ガール――が手裏剣の如く突き刺さり、続いてメリオルの怒号が響き渡る。そしてレオの隣に座っている剣一は冷や汗を流し、手裏剣の威力によってか気を失っているレオを見て恐る恐るメリオルにそう呼びかけていた。
メリオル「ふんっ! さあ、いくわよっ! スプレンディッド・ローズで焔君の場の守備モンスターを攻撃、ローズ・ダンシング!」 焔「くっ……リバースカードオープン[アージャント・ライン]! 俺の場のモンスターが破壊された時、デッキから[M・HERO ガスト]を守備表示で特殊召喚!」
メリオルはレオが気絶したのを聞くとツンッとした態度を取った後さっきまでの色気はどこへやら強気で叫び、攻撃宣言と同時にスプレンディッド・ローズが茨を生み出し、それらはまるで踊っているかのように華麗に焔の場のモンスターを貫き破壊する。しかし焔は負けじとリバースカードを発動、その効果で風の仮面英雄を呼び出した。
メリオル「リバースカードオープン速攻魔法[サイクロン]! ホワイトバイクロイドを破壊し、ジェイデッカーでガストを攻撃、破壊! そしてスプレンディッド・ローズの効果発動! 墓地の植物族、コピー・プラントを除外し、自身の攻撃力を半減させる事によりもう一度攻撃が可能となる。スプレンディッド・ローズの追撃、ローズ・レクイエム!」
ジェイデッカー 攻撃力:7900→6900 スプレンディッド・ローズ 攻撃力:3100→1550
翔「ぐぁっ!!……でも、このターンさえしのげば、ジェイデッカーは僕の元に……」LP5200→3650
スプレンディッド・ローズが撃ち出した茨の蔓が翔を貫き、ライフを削る。それに翔は苦しそうにしながらもそう呟くがそれを聞いたメリオルはくすりと笑った。
メリオル「ごめんなさいね?」 翔「えっ?」
笑顔での謝罪、それを聞いた翔が驚いたように呟いた次の瞬間、ジェイデッカーが光に包まれる。
メリオル「一時的なコントロール奪取モンスターはそのターン中に除去が常識でしょ? ジェイデッカーは効果破壊できないけど、リリースは効果じゃないもんね。私はジェイデッカーをリリースし、[アルティメット・インセクト LV5]をアドバンス召喚!!」 翔「そんなあああぁぁぁぁっ!!??」 メリオル「ホントにごめんなさいね? ターン終了」
ジェイデッカーの代わりに現れたのは銀色の甲殻に身を包んだ昆虫。それを見た翔は悲鳴を上げ、それを見たメリオルはすまなそうに笑いながらターンを終える。学生チームはモンスター全滅、圧倒的不利な状況でターンは十代に回った。
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Re: 異世界遊戯王大戦記GX(笑)第 ( No.92 ) |
- 日時: 2011/09/10 01:32:13
- 名前: 孝(たか)
- 十代「俺のターン。ドロー!来たぜ!墓地のネクロダークマンの効果発動!墓地に存在する時、一度だけレベル5以上のE・HEROをリリース無しで召喚出来る!俺は!」
氷牙「悪いな十代!カウンター罠発動!『透破抜き』!手札・墓地で発動する効果モンスターの効果を無効にして、除外する!」
十代「なんだって!?くぅ…」 鏡夜「ついでに、墓地の戦士族が減ったから、ギガンテックの攻撃力も下がるよ。」
ギガテATK4100→4000
十代「それでも、攻撃力はまだ4000もある。……だったらコイツだ!魔法カード「融合」発動!手札の「HERO」スパークマンと、地属性のエッジマンを融合!現れろ!大地の英雄!『E・HEROガイア』!ガイアの効果!融合召喚時、相手の場のモンスター1体の攻撃力を半減し、その分をガイアが吸収する!俺は、ギガンテック・ファイターを選択!」
鏡夜「墓地の戦士が増えたから、ギガンテックの攻撃力は4200…つまり、2100まで下がる…」
ギガテATK4000→4200→2100 ガイアATK2200→4300
十代「バトルだ!(ギガンテックを攻撃したいけど…ここは…ハイパーライブラリアンだ!)俺は!」 凛「メインフェイズ終了時に、ワンダー・マジシャンの効果発動!」
十代「なんだって!?」 凛「シンクロチューナーであるワンダー・マジシャンは、相手ターンのメインフェイズ時に、このカードをシンクロ素材としてシンクロ召喚が可能になる!」
観客+代表チーム『『『なんだってえええええええええええええ?!?!』』』
翔「相手ターン中にシンクロ召喚が出来るなんて!?」 焔「インチキ効果も大概にしてくれえええええ!?!?」
凛「インチキとは失礼ですねぇ…続行です!☆5ハイパー・ライブラリアンに、☆5のワンダー・マジシャンをチューニング!”限界の先に見いだす光、未来への可能性を開け!”アクセルシンクロ!!来なさい!『TGブレード・ガンナー』!!更に罠発動!『TG1−EM1』!相手モンスター1体と私の場の表側表示の「TG」モンスター1体のコントロールを入れ替えます!ガイアとワーウルフのコントロールを変更!更に、ブレード・ガンナーは機械族なので、翔君のマシン・デベロッパーの効果対象に含まれます。」
ブレガンATK3300→3600→3800 ギガテATK2100→1500 星屑ATK3400→2800 スプレATK3100→2500 インティATK3900→3300 クイラATK3400→2800 ガイアATK4300→4600 ウルフATK2100→1200 インセクATK3200→2600
十代「ガイア!?…く…俺は、ワーウルフを守備表示に変更して、ターン…エンド」手札0
十代がまさかの手札0でターンを明け渡した。
ギガテATK1500→3600 ガイアATK4600→2500
凛「私のターン!ドロー…TGサイバー・マジシャンを召喚!効果で、手札のTGラッシュ・ライノとチューニング!シンクロ召喚!来なさい!『TGパワー・グラディエイター』!TGX300の効果が2倍になります!」
ブレガンATK3800→4100 ギガテATK3600→3900 星屑ATK2800→3100 スプレATK2500→2800 インティATK3300→3600 クイラATK2800→3100 ガイアATK2600→2900 インセクATK2600→2900 グラディATK2300→2900
凛「バトルです!パワー・グラディエイターで、ワーウルフに攻撃!パワー・グラディエイターは、貫通効果を持っています!”マシンナイズ・スラッシュ”!!」
グラディエイターが斧を唐竹割りに振り下ろし、守備力0のワーウルフを問答無用で真っ二つにした。
代表チーム『『うわああああああああ!?!』』LP3750→1150 凛「ブレード・ガンナーでダイレクトアタック!”シュート・ブレード”!!」
焔「罠発動!『魔法の筒』!攻撃を無効にして、攻撃力分のダメージを与える!スターダスト・ドラゴンの効果は、破壊にしか対応していない!これでこのターンは凌げる!」 凛「あらあら。でもごめんなさい。ブレード・ガンナーの効果!1ターンに1度、手札を1枚捨てる事で、このカードを対象にする魔法・罠の効果を無効にして、破壊します!私の最後の手札をコストに、「魔法の筒」の効果を無効にして、攻撃続行です!」
代表『『うわああああああ??!!?』』LP1150→0
クロノス「ウィナー!!教師チームナノーネ!!!」
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Re: 異世界遊戯王大戦記GX(笑)第V幕 ( No.94 ) |
- 日時: 2011/09/10 09:43:55
- 名前: カイナ
- 翔「負けたー……」
焔「ちっくしょー……」 アルフ「あー、やっぱまだ敵わないか……」
翔、焔、アルフがそれぞれ翔と焔は仰向けに倒れこんで悔しそうに、アルフは座り込んでくすくす笑いながら言っていると十代もまた座り込み、両手を後ろの方で地面につけ天井を見上げるとふぅーっと大きく息を吐き、にっと微笑む。
十代「でも、すっげー楽しかった! すっげーワクワクしたぜ!」
そして十代は座りなおし、氷牙達の方を向くと右手を前に出す。
十代「ガッチャ! 負けちゃったけど、すっげー楽しいデュエルだった!! ありがとう、氷牙さん! 鏡夜さん! 凛さん! メリオルさん!」 翔・焔・アルフ「「「ありがとうございました!!!」」」
十代は満面の笑顔で彼らにお礼を言い、残る三人もそれに続くと教師チームの四人もふっと微笑む。
氷牙「この戦いがお前らの交流戦に対する自信になる事を願うぜ」 鏡夜「そーそー。全く知らない相手とのプレッシャーがかかるデュエルになるけどさ、僕達と戦ったプレッシャーに比べればどうって事ないでしょ?」 凛・メリオル「「頑張って、あなた達の成長の成果をぶつけなさい!」」
十代「おう!!!」
氷牙と鏡夜がそうアドバイスを行い、女性二人がそう鼓舞するように言う。それに代表四人をさらに代表するように十代が声を上げた。
鮫島「流石は学園最強クラスの教師デュエリスト、その貫禄を見せ付けましたが代表チームもそれに押されず全力で戦う見事なデュエルでした。この調子で、交流戦も頑張ってください。それでは、これにて交流戦代表選抜デュエル大会を閉会いたします!」
最後に鮫島が閉会の挨拶を述べ、生徒達のパチパチパチという拍手がスタジアムに響いていった。 余談ではあるが、このデュエルを見ていた国崎康介は、十代達の明るさ・諦めない心に突き動かされ、アカデミアの秘密を探る事を止め、再び1からデュエリストとしてやり直そうと、アカデミアから去っていった。
???「……いよいよか」
一方とある島、真っ黒い制服を身に纏い、特徴的な髪形をしたこちらもまた真っ黒い髪の少年は下の方でザパーンと波がぶつかるような高い崖の上に立って海を眺めながらそう呟く。彼が見ている先には丁度デュエルアカデミア本校がある。
???「遊城十代、次こそは貴様に勝つ。この俺の……誇りにかけて」
少年――万丈目準はそう呟くと自分のデュエルディスクに挿しているデッキから一枚のカードを抜き取る。すると万丈目の背後に一体のドラゴン――左右対称の白と黒の二色で体色が分けられている巨竜――が姿を現す。
万丈目「また俺と共に戦ってくれ、光と闇の竜……」
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Re: 異世界遊戯王大戦記GX(笑)第V幕 ( No.108 ) |
- 日時: 2011/09/11 23:25:01
- 名前: ミクニップ
- 怒涛の教師戦から早数日…【交流戦当日】。
それは、代表に選ばれた選手にとっては華やかしいものである。未知の相手とのデュエルなど、十代にとってはワクワクし過ぎてもう悶死すんじゃね?と言いたくなるようなビッグイベントなのである。そんな凄いイベントなんだが…
焔「…帰りてぇ…」 十代「えぇぇ!?」
…はい、こちらはお出迎えのために集まった4人の代表と校長、そして教師陣と+α…なのだが、いかんせんワクワクしっぱなしの十代と対照的に、焔はどっかブルーである。
ヴィヴィオ「ちょ!?来て早々その発言な訳!?」 ライ「一体何があったんだよ…」 焔「ん〜…?いや、ね。実は昨日お母さんから連絡があってね…?…何でも今回ノースから出てくる代表選手の中にな?どうも俺達の弟がいるみたいで…」 風華「弟…ってあ〜、お母さんの所の?」
実を言うとこの子達にはまだ兄弟がいる。但し長男長女は現在結婚して其々幸せな家庭を。残りの兄弟は母親と一緒に外国へと別居していたりする。
焔「うん、【黒亜】って言うんだけどさぁ…。別に悪い奴じゃあないし、デュエルが好きな奴何だけど…何と言うか執念深いっつーか若干ウザいっつーか…。まぁ噛み砕いて言えば【面倒くさいタイプ】だね」 三沢「それは流石に砕き過ぎだろ…」 焔「まぁそうかもしんねぇけどよぉ…」 ヴィヴィオ「あ、そろそろだよ!」
ヴィヴィオの声と共に整列する一同。途端、海中から1隻の潜水艦が浮上して停泊。そこから一人の男性(見た目からしてノースの校長?)が現れ、鮫島校長と握手を交わす。
「よくいらしたな、市ノ瀬校長」 「しばしうちの学童らがお世話をかけますが、よろしくお願いしますよ」
…何だろう、見るからに仲が良さそうな筈なのに、何だか二人から微妙に黒いオーラが…しかもよく見てみれば笑顔も微妙にぎこちない。
氷牙「(やれやれ…また始まりそうだな、鮫島校長と市ノ瀬校長のトメさん争奪戦)」 雷堂「(二人共いい年こいて大人げねぇよなぁ〜…)」
「校長先生、挨拶はその辺にしてさ早く対戦相手を紹介してくれよ!俺待ちくたびれちまったよ!!」
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