Re: 笑いあり!!涙あり!?青春!オルタナティブ学園!! ( No.27 ) |
- 日時: 2010/02/13 13:01:32
- 名前: カイナ
- そしてまた一方、スポーツチャンバラ部部員募集と書かれた看板を左肩に担いでいる黒髪の青年―レオは勇児達を見つけ、遠目からそれを見ていた。すると彼と似た顔立ちだが瞳の色だけが水色っぽい少年―ライも気づいて口を開く。
ライ「あれって……」 レオ「明らかに弱いものいじめだな……誰か先生がもう感づいてるだろうけど万一のために行く準備ぐらいしとくか」
ライの言葉にレオはそう呟いて腕輪を着けた右手を振り、一本の日本刀―牙王丸を出す。それを見るとライも懐から黄色い珠―ライトニングフォースと赤い珠―バーニングフォースを取り出すとそれらを瞬時に刀に変える。それから気づいたように呟いた。
ライ「でもいきなりこんな事したら怒られない?」 レオ「風紀を守るためとか言えばなんとかなるだろ?使用できる時に使用しないでなんのための権力だ?ただでさえ風紀委員なんてめんどくせえもん二年の頃に無理矢理押し付けられてんだから」 ライ「鏡夜先生や氷牙先生にはその理屈通じないと思うけど……というより俺は?」 レオ「そん時ゃそん時。お前はまあ手伝いとかなんとか言っとくさ。さ、近くまで行くぞ。新入部員勧誘なんてめんどくせえもんサボる口実も出来たし」
ライの疑問の言葉にレオはさらっとそう返して風紀委員の腕章を見せる。それにライが息を吐きながら呟くとレオはまたさらりと返して看板をそこらに置いて勇児達が戦っている方に歩いていく。
ライ「勧誘サボりたいのが本音だろうな、兄さん……」
ライはそう呟くとその後ろをついて行く。
氷牙「ん?……俺らが行く手間省けるか?」
そしてそれを遠くで見つけた氷牙がふとそう呟いた。 ―――――――――――――――――――― カイナ「とりあえず成り行き上レオには風紀委員を務めてもらう事になったんで、こんな学校なんだから風紀委員もそれなりの実力者揃えといた方がいいでしょうし。あ、ライは一新入生ですけどね。それでは」
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Re: 笑いあり!!涙あり!?青春!オルタナティブ学園!! ( No.28 ) |
- 日時: 2010/02/13 14:08:49
- 名前: ハイパーカイザー
- ゾクッ!!!
勇児「な、何か寒気が・・・」 ゼロ『来るぞ!』 勇児「!」
その言葉に勇児はとっさに横に避け、離れる。そこに不良1の木刀が空を切る。
不良1「ちっ、まさか武器を持ってるなんてな・・・卑怯だろ!」 ゼロ『卑怯なのはそっちだ。明らかに弱いものと戦うこと自体、さらに三対一で戦うとはフェアではない。』
不良1が悪態をつくがゼロが正論で返す。しかし、それが逆鱗に触れたようで・・・
不良1「・・・!うるせーよ!!やっちまえ!!!」 不良2、3「「おう!」」
三人がいっせいに勇児に向かう。
勇児「うわ!?」 ゼロ『ショットモード起動。』
その瞬間、ゼロは銃の形に変形する。
勇児「こ、今度は銃!?」 ゼロ『構えるんだ。』
突然ゼロが変形したのに驚くがゼロの言葉に勇児は銃口を不良達に向ける。
ゼロ『撃て!』
ドキュン!ドキュン!ドキュン!
不良1「うお!?」 不良2「いて!?」 不良3「ぐわ!?」
銃から発射したエネルギー弾は不良達にあたる。
勇児「う、撃っちゃった・・・」 ゼロ『安心しろ、対人間用に出力は調整してある。』
勇児は撃ったことに呆然とするが、ゼロは出力を調整したという。
不良1「くっ・・・くそ・・・」
不良達は何とか立ち上がる。
ゼロ『ソードモード起動。』
ゼロは今度は剣に変形した。
勇児「こ、今度は剣?」 ゼロ『前に向けて構えろ。』
少し呆然とするが勇児はゼロの言うとおリ、剣先を不良達に向ける。
ゼロ『ドライヴストーン、出力全開!』
その瞬間、刀身にエネルギーが集中する。
勇児「す、すごい・・・」 ゼロ『剣を振り上げろ。』
勇児は光に包まれる剣に見とれるが、ゼロの指示に剣を振り上げる。
ゼロ『相手に向かって・・・振り下ろせ!』 勇児「え、ええぇぇい!!」
勇児が振り下ろした瞬間、巨大なエネルギーカッターが不良達に向かう。
不良達「「「何ーーーーーーー!!!!!?????」」」
あわてて避けようとするが、ときすでに遅し
ドガーーーーーーーーーーン!!!!!
不良達「「「ギャーーーーーーーーーー!!!!!」」」
キラン☆
エネルギーが爆発し、不良達は吹っ飛ばされ星になってしまった。
ジャッジマン「勝者!星崎 勇児選手!!」 勇児「や、やった・・・」
ペタン
ゼロ『大丈夫か?』
ゼロの言うとおり、勇児はしりもちをついていた。
勇児「はは・・・腰が抜けちゃった・・・・」
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Re: 笑いあり!!涙あり!?青春!オルタナティブ学園!! ( No.29 ) |
- 日時: 2010/02/13 14:48:54
- 名前: カイナ
- ライ「大丈夫?」
勇児「え? あ、はい……あなたは?」
ドームが消えたためライは勇児に近づいてそう尋ね、勇児はこくんと頷いてから尋ねる。それにライは笑みを浮かべながら言った。
ライ「ここの高等部新入生、空時ライ。さっきの戦いを見て心配になってね、来たんだ……あの人達、多分凄い目にあってるよ」
ライの苦笑交じりの言葉に勇児は?マークを頭に浮かべる。
不良1「くそっ、あの野郎……」
そしてとある校庭の一部分、不良達は吹っ飛ばされた後奇跡的に軽傷でここに着地しており、不良1がそう呟いて立ち上がる。するとその前に一人の青年―レオが立ちはだかった。
レオ「確認する、お前達は明らかに実力が劣るだろう者に三対一でバトルを申し込んだ。間違いないな?」 不良2「あぁ!?それがどうしたってんだよ!?」 レオ「それ、肯定と取るぞ……えーっと、何番の校則だったっけな?」
レオの言葉に不良2がそう叫ぶとレオはそう返して生徒手帳をパラパラとめくる。その隙だらけの身体目掛けて不良達は鬱憤を晴らすためかいきなり殴りかかった。
レオ「ああ、あったあった。校則の欄の最初の方だったか……」
レオは左手に生徒手帳を持ってそれに目を向けながら呟き、不良達は一気に殴りかかる。その次の瞬間レオの姿が彼らの目の前から消えた。
不良1・2・3「「「がっ……」」」
そしてその次の瞬間不良達は腹に凄まじい衝撃を受けてどさりと倒れる。そして彼らの背後に移動しているレオは生徒手帳を音読する。
レオ「オルタナティブ学園校則第二条、明らかに自分より実力の劣る者に対してのシステム使用を禁ずる、お前達はこれに当たるな。そんで第一条、校則を破った者には重い罰をっと……俺は一生徒だからこのくらいか?後は適当な先生に引き渡すまでだな」
レオは生徒手帳を見て読みながら一瞬で不良達の攻撃を全て防いで逆に己の木刀―牙王丸を相手の腹に当てていたわけだ。
不良1「てめっ、なにもんだ?」 レオ「あ、俺?……俺は――」
不良1がそう呟くとレオは生徒手帳をパタンと閉じながら返し、手帳を懐に入れながら続ける。
レオ「――この学園の高等部三年生で風紀委員こと空時レオだ」 不良2「空時レオってまさか……」 不良3「黒き剣龍……レオ?……」 レオ「よくご存知で、確かにそんな名前でも呼ばれてるね」
その名前に不良2と3がそう呟くように返し、レオはふぅんというような表情でそう言う。それに不良達は表情を青くした。するとそこにまた別の声が聞こえてくる。
鏡夜「レオ、そこで終わりだ」 レオ「あ、鏡夜先生。ちゃっす」
声の主―鏡夜にレオはそう挨拶しながら刀を消し、鏡夜は不良達を見据えながら言った。
鏡夜「こいつらが校則違反でいいんだよね?」 レオ「ああ……じゃなくってはい、本人達にも確認取りました」 鏡夜「分かった。じゃあ君はもう行っていいよ」
鏡夜の確認の言葉にレオはそう頷いて返すと鏡夜はそう言い、レオはそれじゃ遠慮なくと歩き去っていく。鏡夜はそれを見送った後不良たちに目を向けた。
鏡夜「さてと、校則を破った者には重い罰を……覚悟してね?」
そういう鏡夜の顔を見た不良達の顔は青を通り越して白くなり、がたがた震えるしかできなかった。
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Re: 笑いあり!!涙あり!?青春!オルタナティブ学園!! ( No.30 ) |
- 日時: 2010/02/13 15:34:02
- 名前: 忠タロウ+その他の皆様
- ルイギ「…あーあ、よりによって鏡夜に捕まっちまうとは…南無〜。」
先の戦闘を一部始終を見届けてから、吹っ飛ばされた不良達の様子を見にきたルイギは、鏡夜に引きずられ連行される彼等の冥福を祈っていた。
・ ・ ・
一方の教室では………
勇輝「何か、[校則違反]起こして鏡夜さ…鏡夜先生に連行された人達がいるって聞いたけど…」 章悟「…そう言えば、ここに転入してすぐに勇輝に絡んで来た不良達がいたな?…あの時は素手の相手一人に対して[三人とも鉄パイプ]を使用してたな…。」 絵美里「でも、結果は不良達の惨敗♪」 修治「ああ、勇輝の[月華流零]で全員ポーンポーンと、投げ飛ばされたんだよな?あれは受けたぜ♪」
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Re: 笑いあり!!涙あり!?青春!オルタナティブ学園!! ( No.31 ) |
- 日時: 2010/02/13 19:58:52
- 名前: ミクトラン2世バックアップ
- 勇児「あ、そういえば……」
ふと、勇児は黒マントの人物の事を思い出し辺りを見回すが、既に黒マントの姿は無く、あったのは人ごみだけだった。
ライ「どうしたの?」 勇児「あ、いえ。何でもありません…(あの人、何処にいっちゃったんだろう……)」
黒マント「ふふ、星崎勇児君……か♪」
ここは勇児達がいる広場の隣に立っている時計塔の屋根の上、そこで先ほど勇児に助言を送っていた黒マントが立っており、さっきから勇児達を見下ろしていた。
氷牙「ここに居たのか」
シュタッ!
ふと、黒マントの後ろに2人、ピカチュウと氷牙が出現する。
ピカ「ぃよう、随分ご機嫌じゃねぇか」 黒マント「まぁね〜、で?あの不良さん達は?」
氷「今鏡夜が直々にお仕置きしてるが?」 黒マント「ははは…何か気の毒だね、よりによって鏡夜おじちゃんにだなんて…」
ピカ「まぁ確かにな…で?どうだ?お前から見てあの子は」 黒マント「うん、良いと思うよ?暫くは暇つぶしになりそうだし」
ピカ「そうか…で?お前ら少年部になった感想は?」
黒マント「うん、楽しいよ?新しい友達作れそうだしね♪」 『そうそう、兄ちゃんったら今日ヴィヴィオちゃんと同じクラスだってはしゃいでたんだよ?』 『よ〜よ〜♪』 黒マント「あ、こら!余計なの言わない!!」 ピカ「はっはっはっ♪そうかそうか♪」 氷「それよりもピカチュウ、お前確かこの後自分のクラスに行かなければならなかった筈だが?」 ピカ「げぇ!?そうだった!!すまんお前ら、俺達はこれから自分の受け持つクラスに行って生徒達に挨拶してくるからお前らも自分のクラスに行けよ!?わかったか!?」 黒マント「はいはいは〜い、わかったよ」 『あんまり急ぎすぎて怪我しないでね?』 ピカ「わぁったわぁった、じゃ!俺先に行きますんd[ズルッ!]ぎゃあああああ!!!」
ズドオオオオオオン!!!!!
「ぎゃあああああ!!人が降ってきたぞぉぉぉぉ!!!!」 「きゃああああああ!!!」
案の定足を滑らせて落ちるピカチュウであった。
『あ〜あ、いわんこっちゃない』 『……でも大丈夫だと思う……』
デフォルトクラス
あの後勇児はマリオに連れられた後、自分が入るクラスであるデフォルトクラスにいた。
マリオ「……えっと、先ほど紹介されたように、俺が今日からここデフォルトクラスの担任となるマリオ・グランカーナと」 フェイト「このクラスの副担任になりますフェイト・T・ハラオウンです。みんな、よろしくね」
生徒一同『よろしくお願いします!!』
勇児「(あわわわ……僕本当にここでやっていけるのかな…)」 ???「(ねぇ、君)」
ふと隣から声をかけられる、振り返るとそこには金髪で赤目の少年がこちらを見て手を振っていた。
???「(君、もしかしてここの転入生?)」 勇児「(そうだけど……君は?)」
ジャック「(僕?僕の名前はジャック。君とは仲良くなれそうだからよろしくね)」 勇児「(こ、こちらこそよろしく…)」
マリオ「?おいそこ、何喋ってるんだ?」 ジャック「あ、いえ。何でもありません」
マリオ「そうか?じゃあ俺達の話はここで終わりだ、この後は全員解散して家に帰ってくれ」
グリフォンクラス1学年
リンク「よく聞けお前達、俺は今日からこのクラスの担任になるリンク・D・ハイラルだ、担当科目は社会と近接剣術指導だ」 シグナム「そして私は副担任の八神シグナムだ、担当科目は古文と同じく近接剣術指導だ、生半可な奴がいる場合、その時は我が剣レヴァンティンの錆となることを覚えておけ」
生徒一同『は、はい……』
リンク「声が小さい!!」
生徒一同『は、はいいいいいい!!』 生徒「(こ、ここの担任マジでこぇぇ… )」
生徒「(こりゃあ逆らわない方が身のためだな…)」
ジラフクラス1学年
ピカ「……あ〜、俺はこのクラスの担任のピカチュウ・スパークだ。得意教科は体育と化学、よろしくな〜」 はやて「そして私はここの副担任になります八神はやてです、みんなよろしくな〜♪」
男子生徒一同『おおおおおおおおお!!はやて様あああああああ!!』 女子生徒一同『ピカチュウ様あああああああ!!I・LOVE・YOUうううううう!!!』
ピカ「はぁ〜〜〜……何で俺このクラスの担任なんかに…?」 はやて「まぁまぁピカチュウ君、それでもやっていこな?」
ピカ「へぇへぇ…」
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Re: 笑いあり!!涙あり!?青春 ( No.33 ) |
- 日時: 2010/02/19 07:53:24
- 名前: 孝(たか)
- 1学年フェニックスクラス
氷牙「……あ〜なぜかこのクラスの担任になった氷牙・アンヴィレントだ。担当科目は回復・補助と体育と男子の保険だ。職員室よりも保健室の方が出現率は高い。用があるなら最初に保健室を探せ。呼び方は気軽に氷牙と呼び捨てでもいいぞ。先生と呼ばれるのは慣れていない。」
女生徒(うわ。かっこいい〜〜////)
生徒男(……ちっ…モテ男かよ…)
氷牙「因みに、年は50(本当は2526)、妻一人、実子2人、養子8人、特技は瞬間再生。」
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沈黙…そして…
生徒一同「「「「「なあああああああああにいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!???????????」」」」」
生徒「あり得ないだろ!?どう見たって20そこらにしか見えねぇぞ!?」
生徒「どんだけ若づくりなんだよ!?」
氷牙「……遺伝?」
生徒一同「疑問かよ!?」
氷牙「まぁそれはさておき…」
生徒一同「おくの!?」
シャマル「副担任のシャマルでーす。特技は料…「嘘をつけ」はい。すいません(泣)特技は回復と補助です。デバイスはクラール・ヴィントです。宜しくお願いしますね?」
男子生徒一同「(女神だ…//////)」
女子生徒一同「(イケメン担任…//////)」
1学年ペガサスクラス
なのは「担任のなのは・T(高町)・スクライアです。担当科目は数学と空戦指導。年は25で、小等部に子供(ヴィヴィオ)が一人。夫はユーノ君です。」
男子生徒一同「(美人子持ち教師ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!?!?!?!??!!?)」
1年の男子は初日から灰になった。
ヴィータ「副担任の八神ヴィータだ。担当科目は体育・空戦指導。みっちり鍛えてやるから覚悟しろよ」
生徒数名「…………子供教師?」
ズガンッ!!!
教卓が潰された。
ヴィータ「……アイゼンの頑固な汚れになりたいか?」
生徒一同「すいませんでした!!!!!!orz」
生徒一同は土下座した。
なのは「ヴィータちゃんやりすぎだよ…(汗)」
ヴィータ「ふんっ!!」
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Re: 笑いあり!!涙あり!?青春!オルタナティブ学園!! ( No.37 ) |
- 日時: 2010/02/21 03:52:12
- 名前: 孝(たか)
- 1学年タイガークラス
鏡夜「今年1年、このクラスの担任になりました。鏡夜・D・フラグリアスです。担当科目は科学と化学と美術で、美術部と魔法執行部の顧問をしています。こう見えて、年は50(2526)、妻が一人と養子一人です。」
女生徒「え?50?」
鏡夜「うん。50」
女生徒「ご結婚、されてるんですか?」
鏡夜「正確には、婚約者がいるだけなんだけどね?」
女生徒「(きいいいいいいいいいい!!その女許すまじ!?)え、えっと、その人は、何をされてるんですか?もしかして、ここの教師とか?」
鏡夜「ううん。"このクラスの一人"あと、養子もこのクラスにいるよ?」
ピシッ!?
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……
女子から殺気と嫉妬の炎が湧き上がった。
女生徒「そ、それはドナタデスカ?」
片言で聞いてきた。
鏡夜「……それを聞いてどうするの?」
少し、鏡夜の声のトーンが下がった。
女生徒「お友達にナリタイダケデスワ。」
鏡夜「……それならいいけど…彼女に手を出したら……からね?」
何をするかを明確にしないあたり、恐怖が計り知れない。
???「まったくもう…」
??「は、ははは…」
当の本人達は顔を引き攣らせていた。
鏡夜「その二人を紹介する前に…副担任の紹介を…」
ザフィーラ「1学年の現代文・歴史・男子の体育を受け持つ盾の守護獣ザフィーラだ。以後、宜しく頼む」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
生徒一同「犬ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!?!?!!!?!?」
ザフィーラ「狼だ!!!」
鏡夜「ザフィーラ?狼は犬科の動物だって知ってた?」
ピシッ!?
今度はザフィーラが固まった。
鏡夜「せめて、授業中くらい人間体で過ごしたら?」
ザフィーラ「……御意」
パアアァァァァァ…
ザフィーラから光があふれ、光が止んだ時、狼の代わりに、獣耳とふさふさの尻尾が生えた逞しい男がいた。
生徒一同「………獣人?」
鏡夜「はい。次行こうね〜」
女生徒「その前に先生の婚約者を教えてくださーい!(その人を呪い殺す為に!?)」
鏡夜「……はぁ…二人とも、来てくれる?」
「「はい」」
二人の女生徒が教壇の方へやってきた。
刹那「こここ、婚約者の刹那・S(桜咲)・フラグリアスです。」 純白の髪をサイドテイルに纏め、純白の瞳を持ち、大太刀の夕凪を手に持った。トラウマ…もとい、様々な因果を克服した少女。
明日菜「養子の明日菜・D・A・神楽坂です。」 赤い長髪を鈴のリボンでツインテールにに纏めたオッドアイの少女。 なぜか、氷牙の使い魔ムックルと鏡夜の使い魔トリスが彼女の足元と肩に止まっていた。
「「宜しくお願いします。」」
女生徒一同「よ、よろしく…(ちっ…綺麗な顔立ちじゃないの…)」
男子生徒「(……結構可愛い顔してんじゃん…)」
こうして、恙無く?HRを終え、帰宅していった。
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Re: 笑いあり!!涙あり!?青春!オルタナティブ学園!! ( No.38 ) |
- 日時: 2010/02/23 15:48:08
- 名前: ハイパーカイザー
- 勇児(はぁ・・・これからやっていけるかな?)
勇児がため息をつきながら、帰る準備をしていると。
???「君が転入生?」
隣にいた少女が勇児に声をかける。
勇児「え?あ、はいそうですけど。」 華鈴「やっぱり♪よろしくね、私原田 華鈴。」 勇児「あ、星崎 勇児です。」 華鈴「勇児くんか・・・よろしくね♪」
そう言って、華鈴は勇児と握手する。
勇児「あ、はい。」
勇児がちょっと戸惑っていると
銀河「おーおー始まった。華鈴のお近づきのしるし。」 勇児「え?」
勇児が振り返ると、一人の少年・・・銀河が座ってみていた。
華鈴「だって初対面だもん。」 銀河「とはいえ、その行為は小学生だぜ?」 勇児「あ、あなたは?」 銀河「お、わりぃ。俺は大空 銀河。お前と隣の席だ。よろしくな。」 勇児「よ、よろしくお願いします。」
勇児が華鈴の手を離して、礼をする。
銀河「そんなあらたまんなって。それより聞いたぜ。お前、転入早々不良どもを撃退したって?」 勇児「あ・・・そういうことになりますね。」 華鈴「あ、あれって勇児くんだったんだ。」 聖夜「・・・お前らな、話している暇があったら帰る準備ぐらいしろ。」 林華「早く帰らないと、先生達がうるさいわよ?」
そこに銀河と瓜二つの少年と鞄を持った少女・・・聖夜と林華が注意を促す。
銀河「わーってるって。」 勇児「あ、あの人たちは?」 銀河「あー、あの眼鏡を掛けたやつが俺の弟の聖夜。その隣が俺の幼馴染の林華。」 聖夜「・・・よろしく。」 林華「大原 林華。よろしくね。」 勇児「ど、どうも。」
勇児が二人に挨拶すると
華鈴「ね、勇児くん。君はこの近くに住んでるの?」 勇児「え?そ、そうですけど・・・」 華鈴「だったら、一緒に帰ろう♪」 勇児「え、ええっ!?」
驚く勇児の手を引っ張って華鈴は教室を出て行った。
銀河「あ〜らら。大丈夫かなあいつ。」 聖夜「ま、他の連中が黙ってないだろうな。」 林華「あはは・・・」
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Re: 笑いあり!!涙あり!?青春!オルタナティブ学園!! ( No.39 ) |
- 日時: 2010/02/24 12:16:19
- 名前: ミクトラン2世バックアップ
- オルタナディブ学園・屋上
華鈴「ホラホラ勇児君、早く早く♪」 勇児「え!?あ、ちょっと・・・・・・」
途中見せたいものがあると言われ、華鈴に手を引っ張られて屋上まで連れてこられた勇児。
勇児「はぁはぁ・・・・・・・もぅ、どうしたんですか?急に引っ張ってきて・・・・・」 華鈴「あはは、ゴメンゴメン・・・・・でもね勇児、ちょっとここから学園を見てほしいな?」
そう言われて勇児はフェンス越しに学園を見てみる。
勇児「・・・・・・これって・・・・・」
フェンス越しから学園を見た勇児は言葉を失う、フェンス越しから見た学園はまるで巨大な都市であり、そんな中で数々の生徒や教師らが話ながら帰っていたり、自分がこれから住む予定の家まで見えていた。
華鈴「ここね、私のお気に入りの場所。この学園で唯一ここら辺全部が見える場所なんだよ?私は何時もここに来て何時も学園を見てるんだよ?」 勇児「・・・・・・・・・」
華鈴「勇児君?」 勇児「え!?あ、はい!!何ですか!?」
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Re: 笑いあり!!涙あり!?青春!オルタナティブ学園!! ( No.40 ) |
- 日時: 2010/03/01 17:11:57
- 名前: ハイパーカイザー
- 華鈴「大丈夫?」
勇児「あっ、はい・・・すごい景色だなって思って。」 華鈴「うんうん、そうだよね♪」
勇児の言葉に笑顔を向ける華鈴。
勇児「っ!」(////)
その笑顔に勇児は思わず赤面してしまう。
華鈴「?どうしたの?」 勇児「なっ、何でもありませんっ!」
華鈴は勇児の様子に不思議に思うが、勇児は何とかごまかす。と、そのとき
???「あら、扉が開いてる?」
屋上の出入口から声が聞こえて、勇児がそっちに顔を向けると女の人が扉を開けながら外に出てきた。
華鈴「あ、瞳先生。」 瞳「あらあら、華鈴ちゃん。もう下校しないと。」 華鈴「わかってま〜す☆」
その先生・・・瞳に言われておいていた鞄を持つ華鈴。
瞳「あなたは・・・確かマリオさんのクラスの転校生ですね。」 勇児「あ、はい。星崎 勇児っていいます。」 瞳「はじめまして、私は大空 瞳といいます。」 勇児「大空・・・?あ、もしかして銀河君の・・・?」 瞳「はい、母です。」 勇児「は、はぁ・・・」
勇児が戸惑うのも無理はなく、親子ともども一緒の学園にいることはきわめて珍しかった。
華鈴「さ、勇児君。帰ろ♪」 勇児「あ、はい。あ、それでは。」 瞳「はい、さようなら。」
そして瞳と別れて、二人は校舎の中に入っていった。
その道中
華鈴「あ、そうだ♪ねぇ勇児君、携帯の番号とか交換しない?」 勇児「ええっ!?あ、会ったばっかりなのに!?」 華鈴「だってもうお友達だよ?」 勇児「えええぇぇっ!?」
勇児が驚いている間に華鈴は携帯――シルバーピンクの折りたたみ式――を取り出す。
華鈴「さっ♪」 勇児「あ・・・はい。」
勇児は携帯電話状態のゼロを取り出して、二人は赤外線通信で番号とメールアドレスを交換した。
華鈴「よし、おっけー♪」 勇児「・・・・・」
勇児は、画面に映った華鈴の番号を見つめていた。
勇児(・・・そういえば、初めて携帯の番号を交換した気がする・・・)
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