Re: 笑いあり!!涙あり!?青春!オルタナティブ学園!! ( No.106 ) |
- 日時: 2010/11/04 14:26:13
- 名前: ミクニップ
- 幽汽「そ、そんなハッタリが通用するかぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
一瞬の出来事で驚くもののとりあえず剣を振り回して突っ込む幽汽。だが・・・
スカッ、スカッ、ドガッ!!
幽汽「めごぉ!?」
攻撃は避けられ、逆に腹や顔面に鉄拳を入れられ吹っ飛ばされる。
勇児「今だ!!」 ゼロ『オオオオオオオオ!!!』
ゼロの周りにエネルギーが溜り、それはさらに一回り大きなパイルバンカーのような形状となる。そして・・・
バガンッ、シュゥゥゥゥゥゥ・・・
勇児「必殺・・・!」
バシュッ!!ドゴムッ!!
幽汽「ぐぇ!?」 勇児「ゼロ・ブレイカぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」
ドスンッ!ドスンッ!!ドスンッ!!!チュドガァァァン!!
幽汽「ぐぎゃぁぁぁぁ!!?」
ガントレットの後ろに存在していたブースターで一気に近づき幽汽の腹に鉄拳を叩き込む勇児。しかしそれでも終らず、光のパイルバンカーが連続で杭を叩き込み、幽汽はその衝撃で吹っ飛ばされ、木々をなぎ倒しながら吹っ飛ばされる。
勇児「・・・ほえ?」
あまりに突然の出来事に呆気にとられる勇児。
ゼロ『主、今の技は・・・?』 勇児「う、うん・・・。僕にもさっぱり・・・」
どうやら勇児自身もどうなるのかは知らなかったらしく、ゼロに質問されても曖昧である。
一方・・・
不良「くそッ・・・!一端しきり直しだ・・・!」
勇児達の目を盗み、命辛々逃げ出せた不良の一人。だが・・・
シュッ、ドガン!!
不良「ぐげぇ!?」
突如後頭部に灰皿が炸裂し、そのまま倒れる。
不良「だ、誰だ!?姿を見せ・・・げぇ!?」
頭をさすりながら後ろを向いて犯人を確認する不良。其処には・・・
ピカ「The punishment in the crime and enforcement ridiculously(罪には罰を、馬鹿には粛正を)」
其処には、両手にトンファー持って笑ってるピカが立ってお入り、その後不良の悲鳴がこだました。
後日談のオチと言うか次の日の朝・・・。
あの後僕らは、偶然(?)通りかかった氷牙先生達に見つかり、事情を説明してとりあえず九条さん以外は帰宅。残りの不良さん達も風紀委員の御用となった。後に知ったのだが、あの学校には昔ちゃんと寮はあったらしいが現在は使われてない。で・・・
勇児「ち、遅刻だぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!?」
昨日色々あって疲れてたので、今日もまたパンを加えて走ってます。
ゼロ『主・・・、昨日もそうだが、急ぎすぎると危ないぞ?』 勇児「そ、そんな事言われても〜〜〜!!(泣)」
昨日と同じく涙目で坂を疾走する勇児。そんな時・・・
九条「・・・おい!」 勇児「にゃぁ!?・・・あ、九条さん。おはようございます!」
昨日、彼女と出会った場所(電柱はそのまんま)で、またもや九条と出会う勇児。
九条「・・・悪かったな」 勇児「・・・へ?」
突然九条が頭を下げて謝ったので面食らう勇児。
九条「昨日、お前ら巻きこんじまって悪かった」 勇児「あ、いえいえ!気にしないで下さい!!」
意外に謝るときは素直である。
九条「・・・まぁ、あれはアタシ(・・・)にも否があったんだ、とりあえず謝らせてくれ」 勇児「え、あ、はい・・・わかりました九条さん」
何だか一人称が変わってるが、とりあえず気にしない。が・・・
九条「・・・藍華だ」 勇児「・・・・へ?」
九条「これからアタシの事は藍華って呼べよ。いいな?」
勇児「・・・・」
一瞬、赤面している九条に何を言われたか分からなかったが、とりあえず何とか状況を理解すると、とりあえず笑顔で返す。
勇児「あ、はい!!僕、星崎 勇児って言います!!どうぞ宜しくお願いします!!藍華さん!」 九条「ああ、とりあえずよろしくな。勇児」
その後、僕らは遅刻してるのを思いだしてとりあえず走るも、校門に居たバルバトスさんに怒鳴られました。だけどそんなのは気にせず、新しく出来た友達を見ると、何だか笑みが出てきました。
To The NEXT・・・『第三話』
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Re: 笑いあり!!涙あり!?青春!オルタナティブ学園!! ( No.108 ) |
- 日時: 2010/11/19 00:12:30
- 名前: 孝(たか)
- 体育の授業…氷牙編
氷牙「掛ってこいや青二才共がああああああああああああっ!?」
体育の授業でいきなり絶叫があがる。
どうやら氷牙は熱血に近いようで…
タイガー、フェニックス合同体育の日だそうだ。
回復・補助担当の生徒、前衛生徒と分かれ、前衛生徒はザフィーラと氷牙に攻撃を仕掛け、一定基準の戦闘能力を測るそうだ。
生徒一同『おんどりゃああああああああああああああ!!!!』
氷牙「相田!腰が入ってないぞ!」
相田「はい!」
氷牙「大島!蹴るならもっと踏ん張れ!地面を割る程に!」
大島「オッス!!!」
氷牙「竹内!!瞬動の入りが甘い!!もっと集中しろ!!」
竹内「は、はい!!」
氷牙は男女の差別なく厳しく注意していく。
氷牙本人は直径1メートルの輪の中から一歩もはみ出していない。
「「おりゃああああああああああ!!」」
氷牙「チェストオオオオオオオ!!!!」
背後から飛びかかってきた二人に対して、氷牙は回し蹴りで一度に迎撃(手加減)する。
「「アウチ!?」」
氷牙「大滝!!上田!!背後を取ったのに大声で知らせてどうする!!背後を取ったのなら黙って叩き伏せろ!!!」
「「はい!!」」
即座に起き上がって返事をする二人。
「フレイム・ソード!!」
「アイス・ランス!!」
「サンダー・ブレイド!!」
「ブレイク・バンカー!!」
炎剣、氷槍、雷剣、パイルバンカー
上空と前方から襲いかかる。
氷牙「エア・バースト!!」
氷牙を中心に風が爆発する。
「「「「うわあああああっ!?」」」」
吹き飛ばされる四人。
氷牙「新田!熱量が甘い!もっと燃え上がれ!武蔵野!氷槍の生成がおざなりすぎる!もっと長く、もっと鋭く!」
「「はい!!」」
氷牙「レイラ!雷撃を纏わせるのもいいが、たまには撃て!!ヴァルド!タイミングがずれているぞ!!!」
「「はい!!!」」
保健医の癖にものすごく肉体派でした。
ザフィ「鋼の軛!!!!!ておらああああああああ!!!!!!」
地面から大小様々な棘が出現する。
生徒達は即座に判断して避けていく。
ザフィ「…反応が遅い。そんな事では命を落とすぞ!!」
生徒一同『はい!!』
ザフィーラ達の班は、反射神経に重きを置いている。
戦場では一瞬のミスが死を呼ぶ。
「ぐあっ!?」
ザフィ「む。回復班!処置を!」
「はい!」
三人程駆け寄り、回復魔法をかけていく。
一年の生徒達はまだ未熟なので、複数人で回復をしないと間に合わないのだ。
何度も回復魔法を行使する事で、魔力運用の効率化を図るそうだ。
ザフィ「鋼の軛!!!!!」
再び無数の棘が地面から飛び出してくる。
ザフィ「補助班!!サポートが遅いぞ!!前衛に防御補助魔法、後に詠唱速度上昇魔法を自身へ掛けろ!そこから再び前衛の速度上昇魔法、及び筋力増強魔法だ!」
補助生徒一同『はい!!』
因みに、回復班と補助班はそれぞれ二組ずつに分かれている。
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Re: 笑いあり!!涙あり!?青春!オルタナティブ学園!! ( No.109 ) |
- 日時: 2010/11/19 22:20:43
- 名前: ミクニップ
- 次回予告
ピカチュウ「不良騒ぎから2日が経ち、学園に少し慣れた勇児達。クラスの課外授業で警備団の仕事を見ることに。しかしそんな中、新たな魔の手が忍び寄る・・・!次回、第三話『爆走!その名はガンナー』。次回もアクセル全開だ!!」
勇児「いってきま〜す!」
いつものように朝ご飯を済ませて外に飛び出す勇児。・・・不良達とのバトルから2日後。今日も勇児は相変わらず学園まで走っていた。
勇児「ふぅ・・・、今日は遅刻せずに済むかもしれないね?ゼロ」 ゼロ『ふむ。だが油断は禁物だぞ主よ』 勇児「そうだね、気をつけないと」
あの後に新しく友達も増えて少しご機嫌だったりする勇児。そして少し早めに校門の前で二人の警備員の姿を見つけると、彼らの前で立ち止まる。
勇児「あ、おはよう御座います!バルバトスさんにルイギさん!」 バルバトス「ぬぅぅ?星崎勇児ではないか」 ルイギ「おう、おはよーさん」
とりあえず変態だけ、テキトーに挨拶している。よく見れば二人共、なぜか弁当食べている。
勇児「?あの、そのお弁当ってお二人のですよね?やっぱりでかい・・・というか5重箱ですけど」 ルイギ「あぁ。よくわかんねぇけどよ、何時も机の上に置いてあんだよこの重箱」 バルバトス「そうだ。何故か俺の所にも何時も置いてあるのだが・・・、俺は何時も妻の愛妻弁当を持っているからあまりいらん」 勇児「ぇ〜・・・?いいんですか勝手に・・・というか結婚してたんですかバルバトスさん!?」 バルバトス「そうだ。ネビリムと言ってなぁ?もう結婚して数十年となるな。一応子供も居るのだぁぁぁ!!」
意外な事実の発覚に驚く勇児。そしてこの弁当の謎は後に判明したりする・・・。
第三話『爆走!その名はガンナー』
一方職員室にて・・・
ピカ「・・・巫山戯んじゃねぇぞゴルァ!?(怒)」
朝っぱらから電話後しに怒鳴りつけるピカ。他の教師はそれを聞いて驚いている。
『だからさぁ、そこを何とか頼むって〜。昔のよしみだろ?な?』 ピカ「何が昔のよしみだ!!去年それ頼んだ挙句に俺は大怪我したぞ!?」
電話相手の男性に怒鳴るピカ。
『んな大層な・・・、ただ単に右腕左足及び肋骨2本骨折、頭部打撲に内臓損傷しただけじゃん?』 ピカ「それを大怪我以外に何て言うんだよこの馬鹿野郎!!とにかく俺はやんねぇからな!!」 『え、あ、おいまt・・・』
ガチャンッ!!
話の途中に電源切り、乱暴にスタンドに置いて椅子に踏ん反り返るピカ。
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Re: 笑いあり!!涙あり!?青春 ( No.110 ) |
- 日時: 2010/11/20 01:47:55
- 名前: 孝
- ルイギ「むぐむぐ。弁当に血の滴る肉が入ってるのもすげぇよな」
バルバ「それは貴様の吐血の味だばぁぁぁっ!」
突然血を吐き出して白眼を向いて泡を吹きつつ倒れ、痙攣するバルバトス。
ルイギ「ん?どした?また痙攣してからに。ムグムグ。ゴフッ。モグモグ。ゴフッ。」
勇児「血を吐くのか食べるのかどっちかにしてくださいよ!?」
ルイギ「バーロー。これは血なんかじゃガバハッ!!」
いきなり口や耳や鼻、穴という穴から血を噴き出すルイギ。
勇児「わぁぁぁぁぁぁっ!?なんだか校門が殺人現場跡に!?」
?「ふふふ……成功ね!」
勇児「あ、あなたは…同じクラスの毒島焼枯(ぶすじま、しょうこ)さん!?成功…って、まさかお弁当に毒を!?」
毒島「うふふ…いつも大層なお弁当を食べていましたのでね。本物とすり替えさせて貰いましたの。因みに、お弁当はスタッフが美味しく頂いたわ!」
勇児「(スタッフって誰!?)なんで、毒なんか!」
毒島「この変態がわたくしを襲ったからですわ!!乙女の敵は死ぬべきですわ!!」
勇児「じ、自業自得だったんだ…?」
一気にルイギに対する同情心が失せた勇児だった。
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Re: 笑いあり!!涙あり!?青春!オルタナティブ学園!! ( No.112 ) |
- 日時: 2010/11/22 16:15:16
- 名前: ハイパーカイザー
- スカイ「・・・ピカチュウさん、いったいどうしたんだろうな?」
ソウル「さあな・・・あの怒鳴り方だと、前にもあったことらしいが・・・」
そんなピカチュウの様子を見ながら本人に聞こえないように話すスカイとソウル。
スカイ「大怪我がどうこう言っていたが・・・そういえば前にかなりぼろぼろになっているところを見たが・・・・その時のか?」 ソウル「知らん。何か頼まれてはいたみたいだな。」 瞳「ピカチュウさん。友好関係広いですからね〜」 スカイ「・・・・あの様子だと、友好とは言えなさそうだがな・・・」
瞳の天然な発言に苦笑いするスカイであった。
・ ・ ・
そんでもって教室。
勇児「ううっ。朝から胸焼けしてきた・・・」 ゼロ『朝からあんなものを見ればな。』
そう言いつつ、席に座る勇児。
銀河「何見たんだよ?」 勇児「いえ・・・ルイギさんが・・・」 銀河「ああ、大体わかった。」
もはや、ルイギに関してはオチが見え見えになりつつあるらしい。
ゼロ『そういえば我が主。一つ言い忘れていたことがあった。』 勇児「?何?」 ゼロ『この前のトライブレイブシステムのことだ。まだ発動条件を伝えていなかったからな。』 勇児「あ、そういえば。何なの?」 ゼロ『うむ。それは「誰かを守ろうとする思いが一定以上」・・・らしい。』 勇児「・・・・はい?」 銀河「つまり、この前の華鈴のときみたいな状況だと発動するのか?」 ゼロ『例えをあげるとすればそれだ。私の中にはそれを感知するセンサーが内蔵されている。』 勇児「はぁ・・・」
ゼロの説明にあいまいに返事をする勇児。と、ここであることに気づいた。
勇児「・・・あれ?そういえば華鈴さんは?」 銀河「あいつが遅刻すr「おっはよ〜〜♪」来たか。」 勇児「おはよう御座います、華鈴さん。」
まだ余裕はあるが少し遅れてきた華鈴に挨拶する勇児。
華鈴「え?あ、お、おはよう。」 勇児「?」
しかし、どことなく様子がおかしい華鈴。
勇児「どうしたんですか?具合でも・・・?」 華鈴「だ、大丈夫大丈夫!元気元気!♪」 勇児「でも・・・ちょっと顔が赤いような・・・?」 華鈴「へ、平気平気!だいじょーぶだから!」 勇児「?そうですか?」
疑問に思いながら勇児はゼロの話を再び聞く。その一方で華鈴はこんなことを考えながら授業の準備を始めていた。
華鈴(ど、どうしよう・・・この前の勇児君の後姿が頭から離れない////)
華鈴の脳内ではこの前の不良騒ぎで勇児が幽汽に変身した不良に対峙している姿が映し出されていた。ついでに言うとこの日まで同じようなことが続いていた。そんな様子を見た銀河は、
銀河(・・・・なんか、面倒なことが起こりそうな気がする・・・)
こんなことを考えていた・・・・・理由としては先ほどのやり取りを見ていたほかのクラスメイト達の視線も、原因の一つとして入っていたりしている。
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Re: 笑いあり!!涙あり!?青春!オルタナティブ学園!! ( No.113 ) |
- 日時: 2010/11/23 23:12:17
- 名前: ミクニップ
- ジャック「ふふ、さしずめ『開桜』。かな?」
勇児「?何か言った?ジャック君」 ジャック「んん。何でも無いよ?『き〜んこ〜んか〜んこ〜ん!』あ。予鈴が鳴った」
マリオ「よし、これからホームルームを始める」
恒例行事を終わらせてホームルームに入る。
マリオ「さてと。実は今日、午前と午後で其々特別授業を行うから、各自これから渡すプリントに目を通してくれ」
そう言ってマリオはプリントを取り出して生徒全員に手渡す。(以下、プリント内容)
『今回の特別授業について』 ・今回の授業は、学園の恒例行事でもあり、さらにこの学園を知ってもらうために行う『1年生限定園内見学』を1限〜3限までの午前中に、昼休憩を挟んで4限〜6限終わりまでに、この学園のもう一つのルールである『ディスガイア・シュミレーター・バトルシステム(DSB)』についての説明と実習を行う。 ・集合時刻9:30 ・集合場所『中央第1グラウンド』 ・なお、午後の授業の最後に、教師陣による『模擬戦』もあるのでこうご期待。
勇児「あの〜、DSBって何ですか?見学は分かりますけど・・・」 マリオ「それは午後に話すよ。とにかく各自は時間までにグラウンドに集合すること。以上!」
そう言ってマリオはそのまま出て行く。
女子生徒「模擬戦かぁ〜、じゃあ『レジェンド』のバトルが見れるんだ!楽しみ〜!」 勇児「レジェンド・・・?」 ジャック「あ、そっか・・・。勇児君は知らないんだったね、この学園最強の『伝説闘士(レジェンド)』伝説」
そう言うとジャックは、まるで物語でも読むかのように語り出す。
ジャック「レジェンドって言うのはね、かつてこの学園で数々の功績を納め、なおかつ全校生徒達にも認められたごく僅かな教師や生徒の事なんだ。その中でも鏡夜先生、氷牙先生、なのは先生、マリオ先生、リンク先生、カービィ先生、ラハール理事長、そして僕の父であるピカチュウ・スパーク等は、レジェンドの中でも軍を抜く功績を納めたとして、その中でも約10人程しか居ないって言われている『スマッシュブラザーズ』って言われてるよ」 勇児「へぇ・・・、そうなんだ」 華鈴「・・・そんなの迷信だよ」
感心している時に、華鈴が横から呟く。何だかその顔つきもどこか険しい。
華鈴「・・・肩書きや功績何て只の飾り・・・、どうせ内側は黒いに・・・」 勇児「華鈴・・・さん?」 華鈴「・・・え、あ!な、何でもないよ!それより早くいこ!?」
そう言って無理に笑顔を作り、そのまま出て行ってしまう華鈴。そしてその様子を、二人はそのまま黙って見ていた。
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Re: 笑いあり!!涙あり!?青春!オルタナティブ学園!! ( No.121 ) |
- 日時: 2010/11/24 21:00:42
- 名前: 忠タロウ+その他の皆様
- ルイギ「あ〜っ、たくよぉ…ようやく吐血が治まったぜ…。毒島の奴、毒入り弁当の恨みは忘れんぞ…!?…にしても、DSBの特別授業か…。俺はさすがに参加させてくれんかもな…? とりあえず、見回りでも終わらせとくか。…ん?」
そう愚痴りながら仕事である校内見回り中のルイギ。 ふと、窓から外のグラウンドを見ると―シェリーが自クラスの男子勢に囲まれていた。それを見て彼の表情が一変して修羅のそれになり、窓を勢いよく開けて………
ガラッ!バッ!!
飛んだ。
しかも4階からである。 不吉な数字のうえに、逆上している所為か冷静に判断する事もできなかった様で………
ヒュウゥウウウウウウウ…
そのまま重力に身を任せて落ちていった。
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Re: 笑いあり!!涙あり!?青春!オルタナティブ学園!! ( No.124 ) |
- 日時: 2010/12/23 23:12:35
- 名前: ミクニップ
- ピカ「ライダーキック」
ズドムッ!!ボォォォォォォォッ!!
無情にも、ルイギに制裁(ついでに作者も)。そのまま焼却炉へと直行。
ピカ「ふぅ・・・、ゴミ掃除完了♪」
何だか爽やかな笑顔で焼却炉の扉閉めて立ち去るピカ。
この学園には、第1から第5グラウンドが存在する。理由?この学園には部活とかも多いけど、いくら何でもグラウンドが多すぎる?そんな理由は簡単である。元々この学園は、日本で唯一全く手が付いてなかった土地を買い占めて出来たやつで、その土地はこの広さでかなり安かったのだ。そして先代理事長はこの土地を目につけ、巨大な学舎の園・・・つまり学校を沢山作って、色んな子供たちの才能をさらに開花させようとしたのだ。
マスター『つまり、その先代が作り上げた学校たちを一ヶ所に熱め、さらに都市としての機能も設備したのが、この学園都市・・・オルタナディブ学園なのだ』
第1グラウンドに集合し、まず最初に行われたのは、この学園の現理事長二人の演説である。
ラハール『よって、この学園をさらに知ってもらうべく、俺はこの『学園見学探検』を提案した!これより各クラスの生徒は、担任及び上級生と共に学園を探検するがよい!!』
『はい!!』
その1、学舎の園『校舎』
マリオ「はい、先ず最初に見るのは、みんなも知っている校舎だ。校舎は全部で9つ、普通科のデフォルト、突撃・殲滅系のグリフォン、攻撃魔法特化のジラフ、回復・補助特化のフェニックス、空戦系特化のペガサス、陸戦特化のタイガー。そして競争率が極めて高く、さらには入学困難な総合科であるドラグーン等が有名だね。他にも隠密専門やある特殊な奴もあるよ」 フェイト「校舎は其々、それに特化させるために、其々特殊な作りになっているんだよ」 生徒1「先生!入り口の上に付いているエンブレムって何ですか?」 マリオ「ああアレ?あれはクラスを示すもの何だ。デフォルトには剣と盾が、ジラフは麒麟をモチーフにしているんだよ」
その2、体育館
『ゴルァ!!ここは俺たちが使ってるんだぞ!!何横入りしとんじゃワレぇ!?』 『うるせぇよバスケ部!!ここは俺たち卓球部も使ってんだよ!!いいから使わせろや!!』
戦場の如く、彼方此方で乱闘が始まっている体育館内部。
リンク「・・・ここは、お前たちも知っているだろうが、この学園に2つしか無い体育館だ」 シグナム「前は4つ程存在したのだが、老朽化が進み、現在は2つが取り壊されてこの2つのみが遺っているのだ。お陰で館内を使う部活は痛手でな、こう毎日奪い合いが頻発しているのだよ」
その3、『調理室』
ピカ「いいかお前ら、此処が俺達のせんじょ・・・いやいやいや、俺たちが家庭科の授業で使う調理実習室だ!!」
調理室に入るなり、テンションが上がるピカ。
ピカ「4クラスが優に入れるほどのキッチンスペース。最新設備満載のシステムキッチン。厳選され、誰にでも扱いやすい調理器具や安心と美味しさが十分保証されている食材や調味料の数々」 はやて「この調理室はな、先代の先生方や現在の教師陣達の要望でできたんよ?」 ピカ「俺さぁ、実を言うと此処に居るとテンションが上がる訳よ!!ぁぁ、今でも心が震える・・・!今すぐあのシステムキッチンを使いたい、厳選された調理器具を扱いたい、それを使って料理作りたい!!ああもう我慢できねぇ!!俺もう何か作るぜ!!!イヤッホォォォォォォォォォォイ!!」
すっごくいい笑顔で調理場に向かうピカと、苦笑しながらそれに付いて行くはやて。どうやら料理人としての血が騒ぐらしい。
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Re: 笑いあり!!涙あり!?青春!オルタナティブ学園!! ( No.126 ) |
- 日時: 2011/01/15 15:02:41
- 名前: カイナ
- ???「ふんっふふふふ〜ん♪」
ピカ「ひゃっほー!」
さっきまで気づかなかったが奥から鼻歌が聞こえてきたから先客がいるようだがハイテンションとなっているピカチュウは気づいておらず、オーブンプレートを持った誰かが最新型オーブンを置いている部屋から出てくると正面衝突してしまった。
???「うわっ!?」 ピカ「いてっ!? って、ミアハ!?」 ミアハ「あれ、ピカチュウ先生? 何してるんですか?」
出てきたのはオレンジの髪がふわふわとなっているエプロンをつけた青年――とはいえ見た目は完全に少女だ――。ピカチュウは頭を押さえた後気づいたように声を出し、青年―ミアハは首を傾げて尋ねる。
ピカチュウ「新入生の学園見学だよ、お前こそ魔術部じゃねえのか?」 ミアハ「今日は休みなので調理部の人に許可を取ってちょっとお菓子作りを。作ったお菓子を置いていけばいいって言われてましたから……」 ピカチュウ「……あ……」
ミアハの問いにピカチュウはそう言った後尋ね返し、ミアハは穏和な笑顔を浮かべながらそう返すがその後に気づき、ピカチュウも声を失う。さっきの激突のせいで作ったらしきクッキーは完全に床に散乱しており、しかも数個はピカチュウが踏み砕いてしまっている。それを確認した瞬間ミアハから妙なオーラが発され始めた。
ミアハ「ここ最近スランプだったのに、久しぶりに上手く出来たからルキにあげようって思ったのに……」 ピカチュウ「ま、待て、ミアハ、落ち着け、お、俺も作り直すの手伝うから……」
そう呟くミアハの声は普段こそ声変わりしていないのかと言うくらい高いものなのにもの凄く低くドスの聞いたものに聞こえ、その背中からは邪悪なオーラが見え始めた。それを見たピカチュウはがくがくと震えながらそう説得するがミアハは聞く耳持たずにどこから取り出したのか自分の背ほどはある杖を構える。
ミアハ「絶対に許さない!!!」 ピカチュウ「ま、待て!! 話せば分かぎゃあああぁぁぁぁ!!!」
ミアハの怒号にピカチュウが叫ぶが次の瞬間ピカチュウの身体を爆発が包み込み彼は思いっきり燃やされる。しかしガスコンロが近くにあるこんな場所で引火しないようにピカチュウにのみ炎が集中されているのも流石と言えようか。
生徒A「あ、あの、はやて先生?……彼は?」 はやて「彼はフェニックスクラス二年のミアハ・レディアント君。本来補助魔法を教えるフェニックスクラスの優秀生徒にして僕達ジラフクラス上位に匹敵する攻撃魔法の実力を持つんや。ちなみに本来はとても家庭的で大人しいんやけど一度怒ったら僕達でさえ手がつけられず、ミアハを怒らせるべからずというのはこの学校の常識に含まれるほどでな。一度警備のルイギがミアハ君の逆鱗に触れた時には学園が半焼し、氷牙はんと鏡夜はんが止めなかったら被害はさらに拡大していたほどと言われとる」
生徒の一人の質問にはやてはそう説明する。確かに最初は純粋で綺麗な笑顔を見せていたのに今の顔は例えるならば般若か羅刹、あのピカチュウ先生が震えながら弁明していたのに容赦なく燃やされているのも恐怖を与えるには充分だった。
はやて「まあ、彼女であり姉のルキ・レディアントに手を出さなければそうそう怒りはしないから大丈夫や」 生徒B「あの、それって近親相姦じゃ……」 はやて「詳しい事は知らんけど義理の姉らしいから問題ないそうや」
そもそもカイ達レディアントブラザーズはここでは全員孤児設定で血の繋がり自体は全員ない、姉弟という言い方すら単なる自称だ。 それから数分ほどするとミアハは落ち着きを取り戻し、ピカチュウは死ぬかと思ったとばかりの表情を浮かべ、ミアハはすっきりしたというような笑顔を浮かべる。それからミアハがピカチュウに治癒術をかけてあげてから彼はクッキーを作り直すと言い、ピカチュウ達も家庭科室を後にした。
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Re: 笑いあり!!涙あり!?青春!オルタナティブ学園!! ( No.129 ) |
- 日時: 2011/01/16 02:25:34
- 名前: ミクニップ
- [オルタナディブ学園・保育施設]
生徒1「は〜い。それじゃあみんな。お昼寝の時間だよ〜〜?」
『はぁ〜〜〜い♪』
可愛いくまのエプロンを着用した男子生徒に元気よく答える子供たち。ここはこの学園に存在する、巨大な幼稚園(名前募集)である。
マリオ「・・・え〜。ここは、この巨大な学園にたった3つだけ存在する幼稚園だよ?」 フェイト「本来この学園への入学条件は『何かしらの能力を所持している』という事だけど、この施設ではその可能性が存在する、5歳以下の子供たちが普通の幼稚園と同じく、様々な知識を見たり学んだりするための施設何だよ?」 五代「そしてこの学園には『保育部』と言うサークルも存在していてね?行事としてこういう保育施設の手伝いをしてるんだよ」
『へぇ〜〜〜?』
マリオ「・・・まぁ、本当の理由としては、そういった可能性のある子供の保護も入ってるんだけどね?」 勇児「保護・・・ですか?」 ジャック「たまにいるんだよねぇ〜〜。能力目当てで誘拐し、犯罪や軍事利用しようとする人が」 勇児「・・・」
ジャックのそんな話を聞いて黙る生徒達。確かに考えればそうである。例えば電気を操る能力があれば、それを使って電子機器を破壊したり、それを攻撃に転用できる。能力というのは、必ずしもその人を幸せにするとは限らない、それに眼を付け、邪な考えを抱く人だっている。そう考えていた時である。
・・・ドォォォォォンッ!!!
『!?』
突如、保育園の壁が爆発し、炎上して煙が上がる。そしてその中から、覆面をした武装集団が入ってくる。
テロ1「全員動くな!!」 テロ2「一歩でも動けば撃つぞ!!」 マリオ「チィッ!!言ってる側から・・・!!」
いきなり入ってきた集団を見て、生徒達を下がらせながら舌打ちするマリオ。その隣ではフェイトと五代が相手を睨んでいる。
生徒1「い、いきなり何なんですか貴方達は!?」 テロ1「黙れ!命が欲しかったら我々の条件を飲むんだな?」 テロ2「我々の要件はただ一つ!この施設のガキ供を無条件で渡す事だ!!」 勇児「(・・・あの、もしかしてあの人達は・・・?)」 フェイト「(恐らくはあの子達の能力を利用しようとする団体の過激派みたいだね)」
こんなのは日常茶飯事なんだよ。そう言って笑顔で返すフェイトを見て、何やら寒気がした勇児である。そしてその間にも過激派達は、子供たちを庇っている生徒に近づいて行く。
テロ1「さて・・・。とりあえず使えそうなガキを教えろ・・・でなけりゃ、お前は蜂の巣になるぞ?」
持っていた銃を突きつけ、生徒を脅す過激派の一人。何とかマリオ達は奴等の隙を突こうとするが、生徒も居るため、迂闊に手出しはできない。そしてそんなマリオ達を尻目に、男の一人が、ベソをかいている子供に手を伸ばした。その瞬間・・・
「・・・待ちな!!」
突如として叫び声が聞こえ、男たちは辺りを見回す。ふと、男の一人が何かを見つけたらしく、それに合わせて男たちもそちら…屋根の上を見る。
???「…ったく。自分らの利益のために、子供たちの力を利用しようなんてよぉ。典型的な悪だな、テメェ等!!」
まるでどっかの特撮ヒーローみたいに、仁王立ちしながら笑って此方を見ている赤毛の男。しかも服装は、どっかの機動隊みたいである。
テロ1「貴様・・・!!一体何者だ!?」 ???「知りてぇか?知りてぇよな。だったら教えてやるぜ!!俺はk「せ、先生!!誰なんですかあの人?」「ああ。あの人は岬烈火君。ピカチュウの昔からの友人で、今はこの学園で特殊警備部隊の隊長やってる人だよ」ってちょっとぉ!?折角人が格好良く決めようと思ったのにぃ!?」
いきなり出端を挫かれ、少々凹んだ男性・・・烈火。そして門からは、全身に防弾チョッキや独特の形をしたフルフェイスヘルム、そして重火器と思われるものを装備した集団と、烈火と良く似た顔たちをした男性が入ってくる。
???2「貴様等に次ぐ。今すぐ銃を捨て、大人しく投降しろ!・・・あと、いい加減其処から降りろバカ兄貴」 烈火「んだよ電次ぃ!?折角俺が格好良くだなぁ!?」 電次「御託はいいからさっさと降りろ。見ているこっちが恥ずかしい」 烈火「・・・はぁ〜い・・・」
電次に言われ、渋々と屋根から飛び降りる烈火。
テロ2「クッ・・・!まさか機動隊の到着がこんなにも早いとは・・・!?」 テロ1「チィッ!!・・・だが、こっちには人質が居る。迂闊にて乎出せばこいつ等の命は・・・!」
ターン!!!
電次「・・・人質が、どうした?」 テロ1「・・・・・・(汗)」
撃ちました。躊躇無く持ってた拳銃で撃ちましたよこの人。しかもその弾丸(ペイント弾)は男の頭をかすめ、偶然後ろで懲りずにRー18指定になりそうな事しようとしたルイギの脳天に何故かクリティカルヒットしたのは別の話である。
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