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[ディスガイア・オルタナティブ]〜第三幕〜
日時: 2009/11/10 20:18:27
名前: 忠タロウ+その他の皆様

忠「…ついに団三幕まで出ました。しかし、ここまで来てまだ序盤!!ショパンではありませんよ、序盤です!!」

ルイギ「…面白くもねえダジャレ、かましてんじゃねえよ…。つか、今後はどうなる予定だよ…?」
忠「えっと…両者の戦いの後半と、ゼロム君達には[トリニティ・ユニバース]世界に行ってもらおうと思ってます…。」
テンバ「…それで、この人等をここに呼んだっちゅう訳かい…。」

ツバキ「まあ、うちの[計画]を狂わす様な事はすんなよ…?」

カナタ「おおっ♪他所の世界の者か!!どんな異文化を持ってくるのか楽しみだぞ?」
テンバ「それやったら、わてのお宝である[魔導具コレクション]でも…」
レシート「何っ!?お前もトレジャーハンターか!!」
テンバ「ちゃいます。全部商談を繰り広げて、交渉の末に手に入れたモンやで?…まあ、一部はルイギに取らせたんやけど…」

ルイギ「…死ぬと分かる様な滅茶苦茶危険なトラップのど真ん中に、飛び込まされるんだぜ…?」
ルキウス「…あんた、俺以上に酷い扱い受けてるな…?」

忠「ともかく、第三幕!!」
フロン&エトナ「「スタート!!(でっす♪)」」
忠「ちょ…なにいきなり…!?」
エトナ「うっさい。」

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Re: [ディスガイア・オルタナティブ]〜第三幕〜 ( No.52 )
日時: 2009/12/19 21:51:01
名前: ハイパーカイザー

ソウル「何とかなってよかったな。」
スカイ「ああ・・・・しかし、あれが盗まれた可能性が高いものだったとは。」

まさか、自分達が回収したものがここでつながっていたとは思っても見ない事だった。

スカイ「さてと、目の前の問題はまず解決したから良いとして・・・」

そう言って、スカイは円町に目線を向ける。

円町「ん?どうしたの?」
スカイ「いや、お前さん・・・円町といったな、何が目的でこの世界に来たんだ?」
ソウル「死神と言っていたが・・・どこから来た?」
Re: [ディスガイア・オルタナティブ]〜第三幕〜 ( No.53 )
日時: 2009/12/19 22:44:24
名前: ミクトラン2世バックアップ

・・・???・・・


???「・・・・・もうすぐ・・・・・もうすぐだよ・・・・」
暗く、光すら届かない世界・・・・そこで一人、背中に6枚の羽を生やした長髪の男が、長い髪の女性のが入った巨大なカプセルの前で呟く。
???「・・・・もうすぐ・・・・・もうすぐなんだ・・・・もうすぐで・・・・・」
男はいとおしそうに女性を見ると、カプセルに手を添える。
???「・・・・もうすぐだよ?姉様・・・・・もうすぐ姉様は生き返るんだよ・・・・?そしたらこの世界なんか壊して僕と二人で住もう・・・・・」
そして男はカプセルに右頬をつけると、その眼から涙が流れる。
???「・・・・ねぇ・・・姉様・・・・何故姉様はあんな薄汚い悪魔との間に子供なんか作ったの・・・?」
男はそう言いながらカプセルをなでる。
???「・・・・アイツは僕が殺してあげる・・・・・そうしたら姉様はまた綺麗なままだよ・・・?ねぇ姉様・・・・姉様の新しい体はガリウス達が持ってきてくれる・・・・・・あと少し・・・・・あと少しだから・・・・・」
Re: [ディスガイア・オルタナティブ]〜第三幕〜 ( No.54 )
日時: 2009/12/20 00:04:36
名前: ていと

円町「ん〜・・・。まずはどっから来たか、ってとこから説明しようか。あたしの仕事の場所は黄泉の門、事実上のこの世とあの世の境界線。そこで何の仕事をやってるかはさっき話したとおり。」

ソウル「鎖を切るってやつか」

円町「そうそう。んで・・・。何であたしがここにいるかは、よくわからない。何か・・・そうだね、ゆがみみたいなもんに飲み込まれたんだ。まったくもう・・・。こんなとこにずっといたらまたあいつに何言われるかわかったもんじゃないってのに・・・」

そういいながらため息を深くついた。
Re: [ディスガイア・オルタナティブ]〜第三幕〜 ( No.55 )
日時: 2009/12/20 20:07:01
名前: 忠タロウ+その他の皆様

ルイギ「…しかし、これからどーすんだ俺ら…?」
テンバ「まあ、今んトコはピチューはんについて行くしかあらへんやん。円町はんも、そう言うんなら急いで戻らんと上司に怒られるんちゃうか?」

シェリー「…スパスパ…ジャラジャラ…。」
ゼロム「と、ところでシェリーさんは一体何を…」
ルイギ「あいつの最近のマイブームというか…自分が感じた事を、言葉で表現してるみたいなんだ…。あんま気にしないでくれ?」

テンバ「で、これから何所に行けばええんや?ピチューはん。」
ピチュー「……そうだな、最近発見された新しい異世界―[宇宙魔界]に向かおうと思ってるんだ。あそこで君らが戦った奴等が、度々出没してるって情報が届いてるから…そいつらが犯人の可能性があるかもだし、その調査の手伝いをしてくれるなら、今回の事は白紙にしてもいい。」

ルイギ「宇宙魔界?」
テンバ「あ、わてどっかの魔界で聞きましたで。何でも、そこは色んな漂流物が漂う惑星みたいな魔界らしいっちゅうてな…、漂流物に乗ってきた人間も多く住んどるらしいし…いくつかの異世界の独自の技法で生活しとる者達も多いとか…」

ゼロム「…へえ〜…す、すごいな〜♪」
ラキウス「…しかし、魔界と言うからには恐らくは混沌とした場所である可能性もあります。もし良ければ、その世界の人達に説法を…」
ルイギ「…だ〜から、んな事したって無理だっての?このカタブツ神父。」

フィアリス「…ふむ、その魔界の事は私も聞き及んでおりますわ。確か、その魔界を統治する代々の大魔王は、宇宙魔界の重力に引き寄せられた漂流物が落ちて来ない様に自らを[大魔玉]と化し、魔界を守っているとか…。それに、他の魔界にはない文化を持っておりますし…一度行ってみたかったのです♪ゼロム様も興味がおありなら、私も共に行きますわ♪」





一方、[アポカリプス・ナイツ]本拠地では、ウィスターが何かの研究に没頭していた。モニターにはかなりの数の文字の羅列が続いている。

ウィスター「(…しかし、あの黒髪の少年…どこかで見た様な…いや、今はこの研究に集中しないと…。[究極神]を創生させて、新たな世界―我等の理想の世界に創り変えるという壮大な計画を…)ですが、シデンの奴…報告が遅いですね?まさか、[漂流物]の脱出に失敗して共に漂流してしまってるとか…」





忠「…シデンの紹介をオリキャラ紹介に書きますんで、お待ち下さい…。できれば、ミクニップ氏に繋げたいと思います…。」
Re: [ディスガイア・オルタナティブ]〜第三幕〜 ( No.56 )
日時: 2009/12/20 21:19:51
名前: ハイパーカイザー

スカイ「ま、その前に・・・」

スカイは今度はフィアリスのほうに目線を向ける。

フィアリス「・・・なんですの?」
スカイ「さっきは聞きそびれたが、お前さん・・・フィアリスって言っていたな。どういう理由でこの世界に来た?」
ソウル「それに、ゼロムとも知り合いみたいだしな。」
Re: [ディスガイア・オルタナティブ]〜第三幕〜 ( No.57 )
日時: 2009/12/20 21:44:54
名前: 忠タロウ+その他の皆様

ゼロム「……知り合いというか…、僕が旅を始めて最初に出会った人なんです。…まあ、山賊みたいに僕の荷物を奪ったりしてったけど…」
フィアリス「あれは、本来ならプリニー達に襲わせてそれを見て私を助けに来たお馬鹿な冒険者から身ぐるみ全てを頂戴して、プリニー達の給料にしようという計画なのですが…予想外なアクシデントが次々発生し、それに気も変わりましたのでちゃんと[食糧とお金を半分ずつ]、それに剣もお返ししましたわ?(…まあ、ホントはもっと[別の目的]がありますけれど…今は言わないでおきましょう…。)」

ルイギ「んん?…まだ何か隠してねえかお前…。他にも目的があったんじゃねえの?」

パアンッ!!

ルイギ「あっぶねえっ!?いきなり撃つなよ!!」
フィアリス「女の秘密を嗅ぎまわろうなんて、無礼ですわよ?」
テンバ「まあまあ…、一応はあえて聞かん事にしますけど…良からぬ事やったら許しまへんで?」
フィアリス「承知しましたわ。その代わり、私もついて行ってよろしいでしょうか?」

ハヤテ「…できれば、早めに出発していただきたいんですが…」
なぎ「そうだぞ、お前等。いい加減出て行け…!これ以上家にいられたら、片付けが追い付かなくなる!!」
マリア「その片付けを、誰がしてるのかも分かって頂きたいですわ…。」
Re: [ディスガイア・オルタナティブ]〜第三幕〜 ( No.58 )
日時: 2009/12/20 22:45:59
名前: ミクトラン2世バックアップ

同時刻[ラハール魔界・魔王城]



ここは数ある魔界の中で、最強とうたわれる魔王、ラハールが住む魔王城の一室。現在ココの客室で、白い軍服で右目にベルト型の眼帯をした金髪ショートヘアの女性が窓の外を見ており、その隣では頭に狼のような耳を生やしたドレスの女性が寛いでいた。
???「・・・・・・・・」
??「どうしましたか?エリーさん」
エリー「・・・・・いや、何でもない」
エリー・・・・・かつてピカチュウ達スマブラメンバーと対立し、とくに夫であり幼馴染でもあるピカチュウとは数々の死闘を繰り広げた後、後に共闘し、混沌の元凶である父親、シャンザを打ち倒し、以後は昔からの友人であったエリーとともに世界を回り、自らも提督の地位に付いた時空管理局最強の御方の一人。現在彼女はここで、友人である凛に呼ばれ、ここでお茶会をしていた。
??「・・・・・・氷牙様の事ですね?」
エリー「ああ・・・・・そうだ。」
??「しかし・・・・あの場合はああしたほうがいいんですよ」
エリー「それはそうなのだがな凛・・・・しかしまさかお前が待機命令をだすとは驚きだぞ?」
そう、あの時氷牙に待機命令及びあの判断を下したのは軍事とは無縁のはずである凛であった。
凛「エリーさん、あの人が何故あの子達を後回しにしたか覚えていますか?」
エリー「もし今自分が助けに行っても、その追っ手との戦いであの子達を危険なめにあわせてしまう危険性があったから。だったな」
凛「一見その言葉・・・・・聞きようによってはあの子達を思ってるように聞こえます。たしかにもし先に助ければあの子達が危険な眼にあう可能性は百も承知ですわ・・・・だけど・・・・」
エリー「しかし逆に、あいつ等は機転を利かせて逃げてくれる可能性もあった・・・・」
凛「はい・・・・・流石にあの人もこの事くらい考えてたかもしれません・・・・しかし・・・・・」
ふと、凛は知らずにドレスの裾を強く掴む。
凛「あの言い方では逆にあの子達はあのまま行けば必ず死ぬ、つまり逃げれるわけが無い、そう聞こえてしまうんです。あの子達は多分そう捕らえてます」
そう、凛が氷牙に命令した理由、それはあまりにも言い方が辛辣すぎたことだった。たしかにあの言い方は聞き方によっては子供達を心配しているように聞こえる。しかし中には、あいつ等は役に立たないからと捕らえることもある。頑張りやな子供達はどっちをとるか、無論後者に捕らえてしまうだろ。
凛「あの人は昔からそれが分かってない・・・・言い方は時に人を傷つけてしまうことを・・・・・」
エリー「無論だ。言い方は時として辛辣になる。命令する場合もそうだ。今のアイツにはそれが欠けていた。だから自宅待機にしたのだな?」
凛「はい・・・・そうです」
Re: [ディスガイア・オルタナテ ( No.59 )
日時: 2009/12/21 00:11:30
名前:

氷塊の廃墟都市・アルハザード


ここは、一面氷に閉ざされた廃墟都市。

凍った家。

凍った道。

砕けた氷像。

氷のオブジェ。

氷の城。

全てが氷に閉ざされた永久凍土と化した都市。


なのは「ここが…アルハザード…」

フェイト「プレシア母さんが…求めて、縋った場所…」

悲痛な表情で顔を俯かせるフェイト。

ヴィヴィオ「綺麗…だけど…」

アルフ「どこか…寂しいね」

シグナム「ここが…我々が産まれた土地…」

氷牙「そう。元は初代氷竜王の近衛騎士だったシグナム達を、夜天の魔導書の守護騎士に変えた呪われた都市…初代夜天の王にして、俺の御先祖様・玄龍の作りし都市………こっちだ。」

そうして、城の裏山の麓に向かう氷牙の後を、なのは、フェイト、はやて、ヴォルケンリッター、リィンフォースT・U、ヴィヴィオ、ユーノ、アルフ(大人フォーム)が追う。


果たして…その先に待つのは……?


氷牙「あぁ、それから、氷のオブジェだけは触るなよ?みんな、ここの民だった者達…だからな?」

氷牙が沈痛な表情を押し殺しながら語る。

一同は戦慄する。


ここにあるオブジェだけでも、ぱっと見500はくだらないのだから。
Re: [ディスガイア・オルタナティブ]〜第三幕〜 ( No.60 )
日時: 2009/12/21 13:24:28
名前: カイナ

レオ「んで、場所は宇宙魔界ってのでいいんだな?」
ピチュー「え?ああ、はい」

レオは腕輪から発される光が象っているキーボードを左手で慣れたように操作しながらそう尋ね、ピチューが頷いて返すとレオはトンッとキーボードを叩き終える。ちなみにメリオルも同じ行動を行っていた。

レオ「よし、転移座標の調整終了だ。少なくともいきなり街のど真ん中とか誰かの家の中や建築物に入る心配はない。この人数だと精度が少し心配だが……まあ問題ないだろう」
メリオル「皆私とレオの間に入って。時空転移を始めるわ」

レオが説明し、メリオルが言うとライ達はレオとメリオルの間に挟まるように入り、レオとメリオルは右手を掲げて同時に口を開いた。

レオ・メリオル「「時空転移開始!転移世界[宇宙魔界]!」」

その言葉と共にレオとメリオルを光の線が繋ぎ、さらに二人を端に円が引かれる。そして円が作り出したフィールドが光を発し始めるとレオとメリオルは口を開いた。

レオ「それじゃ、短い間だけど。お世話になりました」
メリオル「このお礼はまたいずれか後に。それと片づけを手伝えなくてすいません」

ハヤテ「は、はい」
ナギ「うん……」
マリア「そ、それでは……」

レオとメリオルの言葉に三人はこくんと頷いて曖昧に返し、その直後彼らの姿は消え去り、別の時空へと転移していった。
Re: [ディスガイア・オルタナティブ]〜第三幕〜 ( No.61 )
日時: 2009/12/21 16:17:34
名前: ハイパーカイザー

一方、ハヤテ達がいる物質界とはまた違う物質界では。

[神英山]

勇「さ、寒い〜。」
冷奈「まったく男でしょ、我慢しなさい。」

ここ、神英山と呼ばれる山の中腹に一組の男女がいた。
名を神牙 勇と、神崎 冷奈と呼んだ。

勇「だ、だからってこんな冬の時じゃなくても・・・」
冷奈「だからこそよ。あのときの魔物達はなんとか倒せたけど、いつ新しい敵が来るかわからないんだから。」

ちなみに現在12月の終盤でクリスマスの時期でもあった。
さらに言うと、二人とも防寒着を着ていたが、寒がりなのか勇は手袋にマフラーも付けていた。

ファング『とか言いながら、適当な理由を付けてデートにでも誘ったか〜?』

とそこに声が響いた。だが姿は見えなかった。

冷奈「っ!ファング!!」(///)
ファング『おお、怖い怖い。』
勇「や、やめようよ二人とも。」

冷奈は、勇が首に付けている鍵に向かって怒鳴った。
そう、彼が付けている鍵は伝説ともされている聖剣「ゴットファング」の一部、「ウェイクキー」でインテリジェンスソードであるため、このように話すことも出来る。

勇「・・・でも、あれから数ヶ月だっけ。」
冷奈「・・・ええ。」
ファング『ま、そうだな。』

彼らは、数ヶ月前に起きた戦いを思い出していた。
と、そのとき。

ズズズズズズズ…!!

勇「!何!?」
冷奈「地震!?」
ファング『いや、ちげぇ・・・!こりゃやばい。早く・・・!』

ファングが何か言おうとしたとき、二人の姿は消えていた。

[ゆらぎ]によって・・・

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転移場所は、氷牙達がいる氷塊の廃墟都市・アルハザードにしたいのですが・・・大丈夫でしょうか?

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