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[ディスガイア・オルタナティブ]〜第三幕〜
日時: 2009/11/10 20:18:27
名前: 忠タロウ+その他の皆様

忠「…ついに団三幕まで出ました。しかし、ここまで来てまだ序盤!!ショパンではありませんよ、序盤です!!」

ルイギ「…面白くもねえダジャレ、かましてんじゃねえよ…。つか、今後はどうなる予定だよ…?」
忠「えっと…両者の戦いの後半と、ゼロム君達には[トリニティ・ユニバース]世界に行ってもらおうと思ってます…。」
テンバ「…それで、この人等をここに呼んだっちゅう訳かい…。」

ツバキ「まあ、うちの[計画]を狂わす様な事はすんなよ…?」

カナタ「おおっ♪他所の世界の者か!!どんな異文化を持ってくるのか楽しみだぞ?」
テンバ「それやったら、わてのお宝である[魔導具コレクション]でも…」
レシート「何っ!?お前もトレジャーハンターか!!」
テンバ「ちゃいます。全部商談を繰り広げて、交渉の末に手に入れたモンやで?…まあ、一部はルイギに取らせたんやけど…」

ルイギ「…死ぬと分かる様な滅茶苦茶危険なトラップのど真ん中に、飛び込まされるんだぜ…?」
ルキウス「…あんた、俺以上に酷い扱い受けてるな…?」

忠「ともかく、第三幕!!」
フロン&エトナ「「スタート!!(でっす♪)」」
忠「ちょ…なにいきなり…!?」
エトナ「うっさい。」

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Re: [ディスガイア・オルタナティブ]〜第三幕〜 ( No.73 )
日時: 2009/12/22 20:49:48
名前: 忠タロウ+その他の皆様

ルキ「…てか、そろそろテンバさん離さないと本気と書いてマジで死んじゃうよ?」

テンバ「……(顔面蒼白)」
ピチュー「ああ、ごめん!!」

テンバ「…げほっごほっ…!…あー死ぬかと思たわ…?…ルイギ…あんさんの勝手な行動の所為でこないな目に遭ったんやで…?しかも、行く店行く店にわての名前でツケをするたあ、どういう了見や!?あんさんらの暴飲暴食の金額、シャレならへんねんで!!?」

ルイギ「あがががが…」

テンバに首根っこ掴まれて激しく揺さぶられるルイギ。先のピチューの攻撃により、かなり痛々しい姿である。まあ、自業自得と言えば仕方がない。

ゼロム「…ぜえ…はあ…や、やっと…追いついた…!!」
ラキウス「…はあ…はあ…、追いかける…こちらの身にも…なって下さいよ…?」
フィアリス「全く、空から追いかけてもものすごいスピードで先に行ってしまわれるのですから…。さすがの私も、探すのに苦労しましたわ?」
F・プリニー隊1「…ぜえ…はあ…、探させ…られたのは…俺ら…なんス…けど…?」
F・プリニー隊2「めっちゃ疲れたっス…。この町、あちこち入り組んでて初めての奴はすぐに迷っちまうっスよ…。現に二、三名行方知れずっスし…」





F・プリニー隊3「…はあ、迷路みたいっスねぇ…この町は?」

一方、その行方知れずの三匹は、シデン一行・カナタ一行の入っている茶屋の前で困り果てていた。

F・プリニー隊4「もうこうなりゃ、探すのは一端止めてお茶休憩するっス。ちょうど目の前がお茶屋さんっスしね♪」

その茶屋の中では………

シデン「ほほう、そこで?ぬしらが入ったダンジョンでどの様な事があったのだ…!?」
カナタ「うむ…その時、身の丈数メートルはある巨大なドラゴンがお宝を守っていたのだ!俺と仲間達は協力し合って、何とかドラゴンを倒し…ついにお宝をゲットしたという訳だ♪」
レシート「いやー、あれは俺っちもかなりやばいと思ったぜ〜?あと数瞬、止めの一撃が遅かったら殺られてたぜ…。」

何故か、シデンはカナタとレシートの先の冒険談の続きに聞き入っていた。

HH01『…何やら、意気投合しているのだが…いいのか?』
HH02『この場はやり過ごす以外、方法はない。それに…、先ほどいくつかの[次元歪曲]の反応が検出された…』
HH03『何…!?』

パメラ「こちらの方々は、何故同じ姿なんですか〜?」
HH04『えっ!?…あ、いやその…我々はいわゆる調査隊の隊員でして…』

シデン「うむ、こいつらはわしの部下でな…?わしらも[漂流物]の調査をしとったのじゃよ?しかし、あれはもう少し脱出が遅かったら何所か[宇宙の果て]に流されていたのう…。」
カナタ「ん?…それってもしかして、[ニャンダー幽霊船]の事か?すまん、俺達が重力場を壊した所為なんだ。」

硬直。

シデン「……ぬしらか…。おぬしらが折角の調査を邪魔しおったのだなぁああああああ!!?」
カナタ「ええっ!?ここでキレるのか!!」
ツバキ「カナタ様!!危ない!?」

HH01『シデン様!ここは仲間ともども[大魔王カナタ]を抹殺し、上にその成果を報告すれば…』
シデン「ふふふふ…もとより承知のうえ…!!…このわし、[魔装八騎衆]の一人にして[迅雷の頭脳]の異名を持つシデン様が、ぬしら全員を血祭りにしてくれるわ!!?」

レシート「おい、やべえぞ!?ここじゃ周りに迷惑がかかる!!」
みゆ「あわわわ、みゆ達はどうなるんですかぁ〜!?
パメラ「喧嘩はダメよ〜?皆仲良くしないと〜?」

エトナ「ふーん…、やるなら手加減しないわよ?行くわよ、プリニー隊!?」
E・プリニー隊「アイアイサー!!」

ツバキ「(…まさか、[スザク]の手の者!?…いや、先ほどの様子では恐らく[スザク]の事を知らなさそうですね…。ならば、何故[漂流物]の調査など…!!)」

シデン「喰らうがいい!?わしの秘技、[加羅繰演目]を!![青龍の舞]!!」

HH04『ああ!?シデン様!!この様な場所でそれは…』

部下の静止も間に合わず、茶屋は複数の関節剣でズタズタに斬り裂かれて崩れてしまった。そんな中、何とか脱出したカナタ達をシデン達は追う。

シデン「ぬははは!!どうじゃ、この威力!?これが[魔装八騎衆]の実力なのじゃ〜♪」
HH02『シデン様!!この様に騒ぎを起こしたら、折角の任務が台無しです!?』
シデン「安心せい。この宇宙魔界の者達にとって、この程度はむしろ[日常茶飯事]じゃろう?」
HH01『しかし、相応の被害が出れば話は別です。直にこの世界に来た[時空管理局]の者達にも、感づかれます…殺るのでしたら、お早めに…』

シデン「…ふむ、ならば早めに済ませておこうかの…?[ハイブリット・ハッカー](略してHH)達よ!戦闘配置につけい!?」
HH一同『はっ!!』

カナタ「おおっ!?向こうもやる気だな♪ツバキ、皆!行くぞ!!」
ツバキ「分かりました。目をつけられた以上、口封じはしませんと…あとあと面倒ですし…」
パメラ「あんな悪い事するコには、お仕置きが必要みたいねぇ〜?私だって、怒る時だってあるんだからね〜?」
レシート「どの道、売られた喧嘩は買うっきゃねえだろ!?燃えて来たぜ〜!!!」
みゆ「み、みゆだって頑張っちゃいますよ!?」

エトナ「さ〜て、死ぬほど痛い目に遭わせてあ・げ・るv」
E・プリニー隊「ザコキャラにだって、意地ってモンがあるんスよ!!」

シデン「ふふ…、貴様等なぞわしの雷と[加羅繰演目]で、屠(ほふ)ってくれるわい…!覚悟せいっ!!?」
Re: [ディスガイア・オルタナティブ]〜第三幕〜 ( No.74 )
日時: 2009/12/22 21:12:15
名前: ハイパーカイザー

一方・・・

[???]

カツカツカツ・・・

???2「どこ行くのさ?」

その声に足を止めた騎士の男は、声の主・・・ゴスロリの少女の方へ目線を向ける。

???「・・・機は熟した、そろそろ出る。」
???2「・・・そうかい、けど忠告しとくけどあいつらの一部が別の世界に移ったみたいだよ〜♪」
???「!・・・何?」
???2「その世界、どうも[宇宙魔界]って呼ばれているらしいよ〜♪行くんならそこにするんだね。」
???「ふん。・・・ところでやつはどこへ行った。」

騎士の男は、もう一人の無機質な青年について尋ねると。

???2「な〜んか、気になることがあるからって、さっき出かけて行ったよ。」
???「・・・ふん。まあいい、こっちはこっちでやらせてもらおう・・・」

そういったん区切ると、マントを翻しながら・・・

ザスト「この闇の騎士、ザストが必ず、次元勇者どもを倒す・・・!」

そう言い、姿を消した。

???2「くすくすくす♪さあ、どうなるかね〜♪・・・さて、私も準備しよっかな〜♪」

そう言うと、少女も姿を消した。
Re: [ディスガイア・オルタナティブ]〜第三幕〜 ( No.75 )
日時: 2009/12/23 01:27:58
名前: カイナ

レオ「さてと……ピチューさん達どこに行ったんだろ?」

一方レオ達は完全にピチュー達とはぐれており、一家揃って街の中を歩いていた。すると彼らの周りに突然黒い人形が現れる。

ライ「な、何!?」
メリオル「……!?レオ、こいつら!?」
レオ「闇に侵された頃のフィロスが使ってた闇人形?……気をつけろ、敵意満々だ」

レオとメリオルはそう言い合いながら武器を構え、直後腕を鋭利な刃へと変えた闇人形が彼らに襲い掛かる。闇人形の実力は平均すると下手な兵士を超えるがそれでもレオ達にとっては雑魚クラス。特にレオに至っては二刀を使いこなし、魔術どころか技を使うまでもなく周りの敵を全て斬り伏せていた。
そして辺りに敵がいないかと確認していると突然その場を飛び退く。その直後、さっきまでレオが立っていた地面に何かが叩きつけられ、地面にヒビが入った。

レオ「何者だ!?」
ヴィア「んふふ、かわすなんて結構やるじゃない♪私はSDSの一人、ヴィア。単刀直入に言うわ、カイ達はどこかしら?この街にいるはずなのよ。薄緑の短髪で東洋服に身を包んだ男」
レオ「カイがここに?……悪いが知らないし、そもそも知っててもいきなり鞭振り回してくる無作法な奴に教えてやる義理はない」

レオの叫び声に返したのは笑みを浮かべている可愛らしい少女―ヴィア。彼女の問いにレオは最初こそ驚いたような表情を僅かに見せていたがその後は不敵な笑みを浮かべながら返し、それを聞くとヴィアは鞭をぺちぺちと弄びながら言った。

ヴィア「あら残念……なら少し力ずくでいこうかしらね?その強気な態度、屈服させるのも面白そうだわ!」

ヴィアはさっきまでの可愛らしい笑みはどこへやら、サディスティックな微笑みを浮かべながらそう言って鞭を自分の横にバチィンと叩きつける。それを見た瞬間レオも剣を構えなおして戦闘体勢を取った。


カイ「?……この感じ……」
カノンノ「どうしたの?」

そこから離れた地点、カイは何かざわざわするような感覚を覚え、それに気づいたカノンノが尋ねるとカイはしっと口元に人差し指をやって今もなおルイギを痛めつけているピチューに気づかれないようにカノンノとルキ、ミアハを連れてその場を離れていった。
Re: [ディスガイア・オルタナティブ]〜第三幕〜 ( No.76 )
日時: 2009/12/23 12:11:43
名前: ハイパーカイザー

スカイ「・・・どこへ行く気だ?」

ピチュー達から離れていくカイ達を見て、呟くスカイ。

スカイ「・・・ソウル、お前はここ残っていろ、瞳もな。」
ソウル「・・・わかった。」

二人がうなずくのを見て、なるべく気配を消して、スカイはカイ達を追っていった。
Re: [ディスガイア・オルタナティブ]〜第三幕〜 ( No.77 )
日時: 2009/12/23 13:17:48
名前: 忠タロウ+その他の皆様

ゼロム「…あの〜…ピチューさん、そろそろその辺で…」

ズゥウウウンッ!!!

ラキウス「むっ!?…何か騒ぎでも起きたのでしょうか…。」
テンバ「何や何や、この町で何が起きとるんや…!?」

ルイギ「いでで…、何だかヤバそうな雰囲気じゃねえか?…嫌ーな魔力も感じるし…」
シェリー「…あっちから…[ドヨドヨの嫌な感じ]が、たくさんする…。一つだけ、他のより大きなのがいる…。こっちの方にももう一つ…ビリビリな魔力…感じる…」

ラキウス「つまりは、[闇属性]と[雷属性]の魔力の反応が別々の場所に発生してると…」
ルイギ「そういう訳だ…。で、どうするよ?」
テンバ「多分、まだ追いついて来とらんレオはん達もそこにおりそうやからな…。二手に別れて行ってみよか?」
フィアリス「そういえば、私のプリニー隊も二、三匹ほど行方が分からないのがおりますわ…。多分、巻き込まれてるかも知れませんわね?」
Re: [ディスガイア・オルタナティブ]〜第三幕〜 ( No.78 )
日時: 2009/12/23 14:10:49
名前: ハイパーカイザー

ソウル「なら、俺らは、[雷属性]のほうへ行こう。」
ゼロム「わかりました・・・そういえばスカイさんは?」
ソウル「さっき、カイと呼ばれていた少年達の後を追って、[闇属性]の方向へ向かって行ったぞ。」
ルイギ「あいつらいつの間に!?」





スカイ「・・・この感じは、闇か?・・・だが、闇の人間じゃなさそうだな。」

スカイはエレメンタルの[影]から魔力を感じ取っていった。

スカイ「・・・しかも、あいつらの行く先か・・・」

カイ達を追いながらそう呟いた。
Re: [ディスガイア・オルタナティブ]〜第三幕〜 ( No.79 )
日時: 2009/12/23 17:37:37
名前: カイナ

一方レオはヴィアと戦っていた。しかしヴィアの攻撃方法は鞭による遠距離攻撃、レオの剣では届かないし魔術を使おうにも詠唱する隙がなかった。

レオ「(くそっ、詠唱する隙がないし魔神剣とかの遠距離技を使っても闇人形が壁になる、どうすれば?……)!?」

レオはヴィアの鞭と闇人形の腕が変化した銃から撃たれる弾丸をかわしながら思考を巡らせていたが突然脚にチクリと痛みが走ったと思うと麻痺をする。それから気づいたがいつの間にか自分の足元に蛇型の闇人形がいた。そしてガクンとレオが膝をつくとヴィアはサディスティックな笑みを浮かべながら言った。

ヴィア「残念だったわね、この子は凄い麻痺毒を持ってるの。死にはしないけどしばらく身体が動かないわ……その表情が苦痛に歪むのを見るの、楽しそうね」
メリオル「レオ!」
ライ「くそっ、どけっ!!」
アルフ「父さん!」
エルフィ「レオさん!」

ヴィアはそう呟きながら鞭を振り上げ、メリオル達は叫びながら自分達を足止めする闇人形を一掃しようと武器を振り回す。しかし数もさるもの、間に合わない。

??「嫌な予感的中かよ……」

突然聞こえたその言葉と同時にレオの前に何者かが立ち、刀を振るって鞭を払う。その相手の姿を見たヴィアはくすくすと笑いながら口を開いた。

ヴィア「ようやくお出ましね……カイ」
カイ「……ヴィア、お前なんで生きてんだ?……お前は確かにエミルとマルタが倒したって言ってたのに」
ヴィア「反魂の術よ、サマエル様の」
カイ「馬鹿な!?あいつは確かに俺が止めをさした!!」

カイの問いにヴィアがそう返すとカイが血相を変えてそう叫ぶ。しかしヴィアはくすくすと笑いながら返した。

ヴィア「私達魔族の生命力は人間ごときを遥かに超える。あんた達の常識で測られるなんて心外よ」
カイ「そう言うことかよ……なら」

カイはそう呟くと何かの印を組み、同時に叫んだ。

カイ「ミアハ!」
ミアハ「フィールドバリアー!」
カノンノ「皆さん!伏せて!!」

カイが叫ぶと同時にミアハがレオ達の周りに障壁を張り、カノンノが声を上げる。その声に従ってレオ達が伏せるとカイは印を組んで地面に手をつける。同時に特定の地点が赤く光った。

カイ「まだ名前も付いてない実験途中だが火遁と土遁の合成忍術……轟くは火山の噴火の如く!」

カイがそう叫ぶと赤い光が繋がって陣を形成し、陣の内部を大爆発が包み込む。そしてその爆炎が止むと辺りの闇人形は全滅していた。

ヴィア「くっ……」
カイ「……さあどうする?」

ヴィアが悔しそうに表情を歪ませるとカイはふっと笑いながらそう尋ねるように言う。レオもミアハの治癒術で麻痺が解け、もう既に立ちなおしていた。

ヴィア「舐めるな!私だって前やられた時とは違うのよ!!……来なさい!雷を纏いし闇人形達!!」

ヴィアがそう叫ぶと同時に辺りの地面からさっきのより少し黄色がかった闇人形が現れる。それを見るとカイは血桜を抜きながら口を開いた。

カイ「さっきのは炎のマナを詰め込んだ符を土遁の印をスイッチに炎のマナを開放したもんなんで、もう使えません。まだ調整途中だったのを罠として念のため仕掛けただけだし」
レオ「充分だっての。それよりサンキュ、ちょっと油断してた」

カイの言葉にレオはふっと笑いながら返し、互いに背中を任せて前を見る。


スカイ「危ねえ、危うく巻き込まれるところだった……さてと、俺も参戦するか」

そしてスカイはミアハが存在に気づいていなかったため自力でさっきの大爆発を避けており、ふぅと安堵の息を吐いた後戦いの中に入っていった。
Re: [ディスガイア・オルタナティブ]〜第三幕〜 ( No.80 )
日時: 2009/12/23 17:52:51
名前: ハイパーカイザー

スカイ「オーバーイグニッション!!」

スカイはエレメンタルブレイブに変身し、エレメンタルセイバーを構える。

スカイ「派手にいくか。エレメンタル・・・!」

スカイが飛び上がり、空中で構えると前方に方陣が現れ、そこにエレメンタルセイバーを突き刺す。

スカイ「バァァァスト!!」

直後、方陣からビームが発射され、闇人形をある程度焼き払った。

ヴィア「な!?」
レオ「今のは・・・?」

レオ達が驚いていると、スカイが前に立つ。

スカイ「大丈夫か?」
レオ「スカイか、なんとかな。」
Re: [ディスガイア・オルタナティブ]〜第三幕〜 ( No.81 )
日時: 2009/12/24 16:13:56
名前: 忠タロウ+その他の皆様

一方、雷属性―シデンとカナタ達の方では………

シデン「そらそらぁ〜♪[玄武の舞]!!」

背中野木箱の上面が開き、そこから計四本の戦斧付きのロボット・アームを出して、前方の物を薙ぎ払うがごとく振り回した。

ズガガガガガッ!!!

カナタ「おおっ!?今度は斧か!あいつの背中の木箱は、一体どれだけ入ってるのだろうな?」
ツバキ「カナタ様!!今は戦闘に集中なさって下さい!?居侍月!!」

シデンの技を見て、感心するカナタ。それにツバキは注意を促しつつ遠距離から扇を振っての攻撃を仕掛ける。

シデン「何の!![玄武の陣・亀甲]!!!」

すると戦斧アームが木箱の中に戻り、代わりに亀の甲羅を模した盾付きのアームが現れてシデンの四方を囲んだ。

ガガガッ!!

それにツバキの放った攻撃が見事に弾かれてしまう。

ツバキ「そ、そんな!?」
レシート「ちっ…!あの盾、すげー頑丈だな!?」
シデン「わしの加羅繰演目が、攻撃一辺倒だと思っとったのか…?ちゃんと守りの型もあるのじゃよ!!そら、[青龍の舞]!!」

すぐさま木箱の左右の面から数本の関節剣を射出し、カナタ達に攻撃するシデン。それを何とか回避するカナタ達。

エトナ「なら、真上の攻撃ならどう…?これでも喰らいなさい!!ギガ・スター!!!」

そこにエトナが真上からの魔法攻撃を仕掛ける。シデンの頭上から、星達の魔力の光が雨の様に降り注ぐ。

シデン「甘い…甘いぞ?[玄武の陣・亀甲]は、物理は勿論のこと…魔法攻撃も完璧に防げる…。」

バババッ!!

しかし、シデンの頭上は見えない障壁らしきものがかけられていたからか、全て防がれていた。

エトナ「あーんもー、いい加減にくたばれってーの!?」
シデン「ぬしらの力はその程度か?…部下に恵まれとらんのぉ、大魔王どの。…さあ…これで夢半ばのまま、ここで朽ち果てるがいい!!?[朱雀の舞]!!」

すると、盾付きアームが木箱上面の中に戻り、代わりに孔雀の尾羽の様に展開した別の形の関節剣が飛び出した。

シデン「これで、ぬしらの命を散らせてくれよう…。」
???「ほう…何だか大変な事になってるな…?」
???「せやで?…かなりヤバそうな武器もっとるで、あっちの坊ちゃん…。」
????「とにかく、加勢してあげた方がいいですね…。まあ、数の差でこちらが上なのはどうかと私は思います…。」
???「かてー事言うなよ、カタブツ神父?」
????「ラキウスです…!!」

シデン「ぬっ!?…誰じゃ?」

ルイギ「聞いて驚け…俺様の名は[不死身のルイギ]!!そして、こいつらはその他の者達だ。」
テンバ「あんさん、いきなり何やっとんねん!?つか、わてらをその他て…」
ラキウス「…脳天を何回撃ち抜けば死ぬんでしょうか?こちらの不死身さんは…」
テンバ「ハチの巣にしても構へんで、ラキウスはん。」
ソウル「…何か、色々と大変そうだな…そいつの扱い…。」

ルイギ「ちょっ待て!?俺を撃つより、まずは敵のあのガキから撃てよ!!」

シデン「(こやつら…確か、侵攻の先遣隊として送り込まれた[D・ケンタルナイト]を倒した連中じゃな?…しかし、数が合わんな…。恐らく、別の騒ぎの方に…)ぬしら、邪魔をするでない。それに、数の差など問題ない…すぐに埋まるわい…。」
HH02『…本部、こちらシデン部隊!増援用の[コピーモンスター]と[マッド・ソルジャー]をそれぞれ20体ほど転送せよ!?』





忠「自分的には、こんな振り分けにしました。」

[雷属性(シデン)]組

・ルイギ
・テンバ
・ラキウス
・ピチュー(ルイギの監視役二号?)
・ソウル
・瞳

[闇属性(ヴィア)]組

・ゼロム
・シェリー
・フィアリス
・円町
・スカイ

忠「…以上です。でも、これはあくまで仮定のものですので、これじゃなくてもいいです…。では、どなたか続きをお願いします…。」
Re: [ディスガイア・オルタナティブ]〜第三幕〜 ( No.82 )
日時: 2009/12/24 19:03:38
名前: ていと

えーっと・・・円町はどちらに配置すれば・・・?

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