Re: 忠タロウ的・リレー小説版〜その6〜 ( No.1 ) |
- 日時: 2008/08/20 20:27:23
- 名前: 孝
- クーフェイがウンディーネと戦う中。
氷「は?近接戦のコツ?」 絵「うんうん」 氷「……"殺られる前に殺れ"とあるだろ?」 絵「あるある」 氷「同じ様に、掌(たなごころ)つまり己の手で敵を殺す為の手のひらで、相手の死を受け止める。相手を尊重し、その志しを受け止めるともいう」 絵「……つまり、どういう事?」 氷「相手を殺す覚悟、その相手を忘れない事、相手を尊重し、命の駆け引きをする行為。ま、ぶっちゃけた話、拳で語れみたいなもんさ」 絵「う〜〜〜〜わかんない」 氷「お前は拳で敵を倒す(殺す)と言う考えが出来ないだろ?」
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Re: 忠タロウ的・リレー小説版〜その6〜 ( No.2 ) |
- 日時: 2008/08/20 20:47:12
- 名前: 忠タロウ+その他の皆様
- 絵美里「…う〜ん、かもしれない…。」
氷「…そんなんじゃあ勇輝達とは肩を並べられんな…。お前は、そうゆう心構えができてない。それでは、白虎の言う通り死ぬだけだぞ?クーフェイを見ろ!」 絵美里「え?」 氷「あいつは、強くなるために戦ってる。お前は、どうなんだ?」 絵美里「…勇輝といつも一緒にいたい…。だってかわいいからvvv」
勇輝「…うう 、僕の存在意義って…」 絵美里の言葉に落ち込む勇輝と、彼の肩に手を置いて同情する章悟。
氷「それだけじゃない…。仲の良い仲間を置いて死にたくないだろ?…それが嫌なら、戦え!相手を殺す気でないと、戦場では生き残れんぞ!?」 絵美里「う!?…うう〜…っ。」
ハルナ「さ〜て、最後の聖霊はタイタンだ〜♪いっけ〜!!」
タイタン「ぐおおおぉぉ…!!!」 頑強な岩の身体でできている巨人。
古「はいい〜!!」
絵美里「…勇輝や章悟、修治とは、死に別れなんて嫌…。それなら、私は戦うよ!?嫌いな爬虫類だって、克服してみせるよ!?」 勇輝「絵美里…。」 章悟「(…ふっ、最初よりはいい顔になったな…。俺も、負けてられないな…)」
孝さん、誠さんにつなげます♪
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Re: 忠タロウ的・リレー小説版〜その6〜 ( No.3 ) |
- 日時: 2008/08/20 21:04:37
- 名前: 孝
- 氷「よしよし…んじゃ、取り敢えず目を閉じろ」
絵「え!?なに、氷牙さんてば私が欲しいの?」 ゴツッ!! 絵「うぎゅぅ…痛いよ〜(泣)」 頭を抱えながらふさぎ込む絵美里。 氷「頭割るぞ」 絵「ごめんなさい」 氷「んじゃ目を閉じろ」 絵「ん」 氷「そのままこれを握り潰してみろ」 絵「う?」 ガシッと目を開けようとした絵美里の目を塞ぐ氷牙。 絵「むぅ…」 氷「やってみろ」 絵「う〜………むん!」 ブチャッ 何かが潰れるような音がした。
見ると… 変態的なフォルムの物体が血みどろでぐちゃぐちゃに… 絵「な、なにこれ」 氷「あれ見てみ」 ル「ぴくっぴくぴく…」 股間を押さえながらうずくまっているルイギの姿が… 章「ルイギの○○○?」 絵「いやぁぁぁぁぁっ」 氷「いんや」 絵「やぁぁぁっ…へ?じゃぁ…なに?」 氷「ルイギの臓物」 絵「いやぁぁぁぁっ!」 氷「冗談だ。ウチで育てた無農薬トマトだ形がアレっぽいがトマトだぞ?」 絵「……くんくん…あ、本当、トマトだ」 氷「ルイギ、もういいぞ」 ル「おう」
只の芝居だった。
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Re: 忠タロウ的・リレー小説版〜その6〜 ( No.4 ) |
- 日時: 2008/08/20 21:18:12
- 名前: 忠タロウ+その他の皆様
- 章悟「…その冗談、やめて欲しい。色んな意味で…」
勇輝「(…何か今、とても怖いって思っちゃったのは何故…!?)」
孝さん、誠さんにつなげます。 …さすがに私も、男っすから…その手の冗談は怖いからやめて下さい!!
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Re: 忠タロウ的・リレー小説版〜その6〜 ( No.5 ) |
- 日時: 2008/08/20 22:38:49
- 名前: 孝
- 氷「はははは…んじゃ早速俺が相手をしてやろう」
絵「いきなり!?」 氷「安心しろ、俺がやるわけじゃない。武装錬金」 ガーガチャンピコ、ピピピ… 氷「決闘盤の武装錬金・デュエルディスク」 章「……遊○王?」 氷「うむ。そしてここに爬虫類族を中心に組んだデッキがいくつかある…これにするか」 カシュン
氷「ターン性で行い、一度に与えられる行為は3分間。絵美里は自分自身で戦う為、お前のターンの間、俺は3分間行動が制限される。始めるぞ」 絵「はい!」
古「あちょ〜!」 地「がああああ」 ガガガガガガガッ 古「柔拳法・回天!」 ギュルルルルルルッ! 地「グゴッ!?…ぐ〜ガッ」 ドゴッ! クーフェイの技を力技で崩した! 古「かはっ!?(しまったアル!?)く…」 なんとか持ち直し、体勢を整え… 古「破山撃!!」 ガッ!…グシャッ!!
タイタンの身体に風穴が開いた。 地「ぐがあ……あ」 ずず〜〜んっ 古「か…勝ったアルぞーー!!」 ピ「ピ〜カ〜ヂューー」 バリバリ! そこへレベル5の戦いでついたダメージ分の電撃がピカ○ュウから放たれる! 古「あいや〜!?」 ブスブス… 古「ぽふぁ…な、なかなか効いたアル…きゅう」 口から煙を吐くクーフェイだった ピ「ピカ〜♪」
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Re: 忠タロウ的・リレー小説版〜その6〜 ( No.6 ) |
- 日時: 2008/08/21 07:08:29
- 名前: 忠タロウ+その他の皆様
- 修治「…おいおい、あれ大丈夫なん?まあ、死んでないなら大丈夫か…。問題は…」
・ ・ ・
絵美里「い、いっきまーす!!風魔掌!!」
ドン!ブォオワァアア!!
リザードマン「ぎゅぎゃあああああ!?」
ドシャアアッ!!シュウウ…。
氷「まだまだいるぞ?頑張れ〜。」
・ ・ ・
ベルム「…感じるぞ…。あの忌々しい[時空の勇者]の魔力…、おそらくあの世界に向かう事だろう…。」
シックス「…では、三人目を放っておきましょう…。[強欲(グリード)]、行きなさい。」 強欲[了解。…欲しい物は、たとえ金でも女でも能力でも、俺様の[ゲット・バッカー]が手に入れるぜ!?」
孝さん、誠さんにつなげます♪
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Re: 忠タロウ的・リレー小説版〜その6〜 ( No.7 ) |
- 日時: 2008/08/21 11:05:06
- 名前: 孝
- 氷「俺のターン。ドロー!速攻魔法・天よりの宝札!互いのプレイヤーは手札が6枚になるようドローする。俺は6枚ドロー!絵美里は変わりに体力全回復だ」
絵「ラッキー♪」 氷「ドローフェイズ以外でワタポンを引いた時、ワタポンを特殊召喚できる。ワタポンを特殊召喚!魔法カード・コストダウン発動。手札を1枚を捨て、手札の全てのモンスターのレベルを2下げる。ワタポンをリリース。メタルアーマードバグをアドバイス召喚!攻撃力は2800!」 絵「巨大虫!?」 氷「更に、墓地に送ったカードは暗黒界のゴルド。このカードが手札から墓地に送られた時、墓地から特殊召喚出来る。蘇れゴルド!攻撃力は2400!」 章「一度に二匹の上級モンスターを呼び出すとは!」 氷「まだだ!魔法カード・強欲な壷を発動。カードを2枚ドロー!ふふん♪更に魔法カード・二重召喚を発動。通常召喚をもう一度行う。コストダウンの効果でレベルの下がったモンスターは他にもいる。メテオドラゴンを通常召喚。メタルアーマードバグ!絵美里に攻撃!」 絵「あわわわわ!?わきゃぁぁぁぁっ!?」 辛うじて避けた絵美里だが、その拍子に足を擦りむいた。 絵「いたた…でも攻撃よりマシよ」 氷「ゴルドとメテオドラゴンで攻撃!」
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Re: 忠タロウ的・リレー小説版〜その6〜 ( No.8 ) |
- 日時: 2008/08/21 11:28:29
- 名前: 孝
- 絵「わ!わ!わ!」
二体の攻撃をかわし続ける絵美里。 氷「大分避け方が巧くなったな。カードを1枚伏せてターン終了」 絵「いっくよ〜!はぁっ!たぁっ!」 ガッ!ゴッ! 絵「固い!?」 氷「ふふん♪リバースカード・オープン。速攻魔法・速攻召喚。モンスターを通常召喚する。メタルアーマードバグ、暗黒界のゴルド、メテオドラゴンをリリース!出でよ!我が最強の僕!ラーの翼神竜!」 ラー「ギャオォォォッ!?」 氷「ラーの翼神竜の攻守は生贄に捧げたモンスターの攻守を合計した数値になる。よって攻撃力は7000!」 2800・2400・1800=7000
氷「ラーの反撃!ゴッド・ブレイズ・キャノン!」 巨大な炎弾が絵美里を襲う! 絵「わ〜〜!?こんなの当たったら死んじゃうよ〜〜!?」 氷「なら避けろ」 絵「うひゃあぁぁぁっ!?」 ちゅどおぉぉぉん! 直接攻撃は避けた絵美里だが、爆風で弾かれた! 絵「つぅ〜〜!」 氷「俺のターン。ドロー!…ラーの翼神竜の攻撃!ゴッド・ブレイズ・キャノン!」 ちゅどおぉぉぉん! 絵「わあぁぁっ!ひぇぇぇっ!?」 章「………あいつ、生還出来るのか?」 氷「大丈夫だ。終わったら傷とか無くなるから」 章「そうっすか」 氷「ほらほらかかってこ〜い♪」
続く
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Re: 忠タロウ的・リレー小説版〜その6〜 ( No.9 ) |
- 日時: 2008/08/21 16:38:39
- 名前: 忠タロウ+その他の皆様
- 絵美里「う”〜〜…!!!もう怒った…!!」
ブォオオオオ…!!! 絵美里を中心に、凄まじい突風が吹き荒れる。おそらくは、氷牙達の魔風の威力弱バージョンの様だ。
氷「ほう…、ここからはどう攻撃する?」 絵美里「全部吹っ飛ばす。ルール無用で…」 氷「はい?」
絵美里「吹き荒れよ、嵐!鳴り響け、雷!聖獣白虎、招来!!」
ビュゴォオオオオ…!! 彼女の背後に、巨大な白虎が現れた。その威圧感は、聖獣に相応しいものといえよう。 氷「(おおっ…!?こいつも、そっちの領域に達していたのか…、いや…これは多分、感情の昂りが原因だな…。)しかし、ルールはルール。それをちゃんと守って…」 絵美里「白雷玉!!緑風玉!!」 絵美里の右手に白い雷の玉、左手に緑の風の玉が握られた。そしてそれを、合体させて前方のラーの翼神竜に向けて技を放った。
絵美里「白虎襲来球!!!」
ドゴオォオオオオオオオオ…!!!
ラー「あんぎゃああああああああああ!?」 氷「なぬうううううううああああああああああああ…!!?」
氷牙、巻き添え…。
勇輝「あああ…(ガタガタ)」 章悟「…一応、応急手当は必要かな?…両方の…」
孝さん、誠さんにつなげます♪
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Re: 忠タロウ的・リレー小説版〜その6〜 ( No.10 ) |
- 日時: 2008/08/21 17:31:18
- 名前: 孝
- ラー「ぐるるる…」
片翼を失ったラーの翼神竜。見ていて痛ましい。
氷「あたた…ふむ…片翼を失って攻撃力が下がったか…5400だと!?4分の1も下げやがったか」 絵「う!?ぐあ…!?」 無理に力を引き出したツケが来たのか?絵美里の両腕に裂傷が発生、血が吹き出している。 氷「……俺のターン。ドロー。…絵美里。これが最後の攻撃だ。今からお前の精神に直接攻撃する。それに耐えた時、お前は…俺の父…先代白虎の四聖獣騎士・皇牙の力を手に入れる事が出来る…耐えられるか?」 絵「……やり…ます…ハァ…ハァ」 氷「……良いだろう。ラーの翼神竜をリリースして魔法発動!儀式魔法・四聖獣騎士・白虎復活の儀式!レベル12のモンスターを生贄にした場合のみ発動可能。手札・デッキ・墓地から白虎の籠手、白虎神剣、白虎のオーラを召喚・発動する!」 鋭い爪に甲の部分に右手には攻。左手には護の文字が刻まれた宝玉が填められた白虎の籠手。
白と黒に彩色された両刃の剣と両刃の短槍が一体化した白虎神剣。
光り輝く神々しいオーラ。 そのらが氷牙自身に装着される。 籠手を装備し、白虎神剣を振り回し、神々しいオーラを放つ。 氷「受けよ。我が父…最強の奥義…皇牙流・爆虎龍滅斬!」
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