Re: 忠タロウ的・リレー小説版〜その一〜 ( No.51 ) |
- 日時: 2008/07/07 01:29:13
- 名前: 孝
- 氷「さて、まずはこなたお前達の魔法適性を行うので、順番に来い。初めにこなたから」
こ「ほ〜い」 氷「やることはそんな難しくねぇ、この水に触れてみろ」 こ「ん…うわ、冷た!」 こなたが水に触れると、青と緑に変わる。 氷「ふむ…氷属性と肉体強化系か…次、柊姉妹」 「「は〜い」」 か「…ぬるいわね」 つ「生暖かい…かな?」 かがみが赤と黄緑。つかさが茶色と青。 氷「かがみ、炎属性と速度強化系。つかさ、重力と氷属性。なかなかレアだな。次、パティとひより」 田「うす…」 パ「ドキドキですね!」 「「……?」」 両者、黄色に変化。 氷「二人共風属性と…後は、ゆたかにみなみだな」 「「はい」」 ゆ「あ…ちょっと、気持ちいいかも」 岩「何か…固い感じが…?」 ゆたかが白と青。みなみが橙。 氷「ゆたかは治癒と氷属性。みなみは雷属性か…よしこれからお前等は二組に分かれて修行してもらう」 一同「はい」
氷「こなた、ゆたか、つかさ、みなみは俺とエヴァ、フェイロンが。かがみ、パティ、ひよりは鏡夜、みゆき、スティルが主な師匠とし、他は各訓練で相手をする者になってくる。わかったか」 一同「はい!」 氷「ある程度の修行後、各一人ずつ専属の師匠がつく!気を抜くなよ!」
続く!!
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Re: 忠タロウ的・リレー小説版〜その一〜 ( No.52 ) |
- 日時: 2008/07/07 07:44:33
- 名前: 忠タロウ+その他の皆様
- ガル「フフフ…、今の若者達にあれだけのやる気があればうまく活かせれるのに…。」
ヨミ「ガルゼム〜。次はこの鉱石?」 ガル「ああ。私の近くに置いてくれ。」 ヨミ「は〜い。よいしょっ…」
ガルゼムは簡易工房でこなた達専用の武具の精製を始めている。ヨミはそれぞれに合わせて必要となる鉱石類を次々と運んでいる。 大きい鉱石を片手で運べる辺り、さすが[剛力童子]といえよう。
田村「…あの子片手で岩やら運んでますよ!?」 テンバ「見たトコ、あの腕輪のおかげやな?あれは[剛覇の腕輪]っちゅうてな、あんさんらが選んだ魔導具と同じ製作者のモンでっせ。それが、あそこで武具を作っちょるガルゼムはんなんや♪わてはあの人の作る魔導具をたくさんコレクションしてるんやで〜!!」
田村「おお〜…、つまりはあれを腕に付ければ誰でも力持ちになれると!?」 テンバ「まあ、そういうこっちゃ。ただし、魔力持ちに限りますー。」 田村「だああ〜!!!」
次回、雅貴からの連絡が・・・、修業はどうなるのか!?
孝さん、誠さんにつなげます♪
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Re: 忠タロウ的・リレー小説版〜その一〜 ( No.53 ) |
- 日時: 2008/07/07 08:15:09
- 名前: 孝
- 雅"氷牙!大変だ!"
氷「あん?どうした?雅貴、また湊に嫌われたとかの話か?」 修行内容を効率的に行えるようプランを立てている氷牙。 いつもと違い、眼鏡を掛けている様は氷牙の美形をより引き立てている。 鏡夜の笑顔程の威力はないが…
雅"そうそう最近湊が構ってくれ…じゃなくて!ヴェルレイドの一人が学園に侵入!湊が一人で追跡、高畑先生が呪いに掛かって出血が止まらないんだ!" 氷「何だと!?ちぃっ…お前は早くタカミチをエヴァの別荘へ運べ!」 雅"了解!それから、敵は見た目が爺さんだけど、No.5でコルイングより上だと言っていた!" 氷「わかった」
バタンッ 扉を蹴破る勢いで開け放ち、部屋を飛び出す氷牙。
氷「神鈴、神音、刹那!」 鈴「どうしたの?」 氷「ヴェルレイドが侵入したらしい。タカミチが重傷負った。すぐに討伐に向かってくれ…恐らく、冬獅郎達だけでは荷が重いかもしれない!」 音「わかった。行くぞ!刹那、神鈴!」 「「ええ!(はい!)」」
氷「鏡夜、こなた達の方はどうだ」 鏡「皆才能があるよ。初級魔法なら呪文さえ分かれば発動できるくらいはね」 氷「そうか…この場は任せた。俺はタカミチの治療に向かう。木乃香とゆたかはついて来い」 続く!
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Re: 忠タロウ的・リレー小説版〜その一〜 ( No.54 ) |
- 日時: 2008/07/07 14:05:58
- 名前: 孝
- ゆ「あの〜なんで私も呼ばれたんですか?」
木「それはなぁウチもゆーちゃんも治療術師やからや」 ゆ「治療術師?」 木「せやで」
報告から20分後、雅貴・タカミチが到着。
畑「すまない…氷牙さん…わざわざ、お手を煩わせてしまって…」 氷「いいってこと…とりあえず、これを飲め、増血丸だ。先に血を取り戻さないことにはな」 高畑「はい…"ガリ"…うっに、苦……(汗)」 氷「良薬口に苦しってな…さて、二人共、これから見せる魔法は回復魔法の中でも上位の魔法だが、魔力使用量はそれ程多くはない、更に、呪文もない」 ゆ「え?魔法なのに呪文がないんですか?」 氷「そうだ。更にこの魔法には解呪効果があり、"呪い"や"石化"、"毒"等の症状も解いてしまう優れものだ」 「「ほぇ〜」」 氷「ただし、どんな物にも欠点はある。この魔法の欠点は並の術師では完璧に制御するのに最低でも2年は掛かる」 木「…微妙やなぁ」 氷「だが!お前達は心配ない」 「「??」」 氷「お前達は膨大な魔力量があるから、大まかな制御さえ出来れば差程問題ないんだ。ゆたか、お前の魔力量はネギと差程変わりない程の量があるんだ」 ゆ「私に…ですか?」 氷「あぁ…じゃぁ、見てろよ?これが上位回復魔法!"浄化"!」
続く
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Re: 忠タロウ的・リレー小説版〜その一〜 ( No.55 ) |
- 日時: 2008/07/07 16:45:22
- 名前: 忠タロウ+その他の皆様
- 湊「見つけたぞ、ヴェルレイド!!!…何してんだ?」
カイ「ん?何と言われてものう…。軽めの食事を取っとるだけじゃよ?」
再び現世の食事店で、あんみつを食べているカイレンを発見した湊。
湊「それより、高畑をよくもあんな目に遭わせてくれたな…。」 カイ「おお、先ほどの若造は助かるか。それは良かったのう♪」 と言いながら、おいしそうにあんみつを食べるカイレン。余裕綽綽の彼を見て、湊は激昂した。
湊「だあああああ!!!何なんだその態度は!?そんな余裕気取っていられんのも、今のうちだぞ!?」 カイ「その様に凄まれてものう…。あんまり迫力ないぞ?しかし、最近の若者はキレやすいのう。少しは落ち着いて・・・」 ジャキッ!!
湊「黙れ!!!」
ドゴォオン!!
カイ「…食事中にそんな事をするのは、マナー違反じゃぞ?」 湊「(んなっ!?いつの間にうし…っ!!?)がはぁっ!!」
ドシュウッ!!
カイレンに背後を取られ、呪いの炎の剣で腹を貫かれた湊。口からも血を吐き出してしまう。
湊「て…てめえ…」 カイ「食事の邪魔した罰じゃ。しっかり噛み締めよ…では、腹ごなしに世界樹広場に行くかの。」
そう言って、炎の剣を抜いたカイレンは地に伏した湊を置いて去って行った。
湊「(くっそ…。モロに腹を…いくら俺でも、さすがにやばいよなぁ…。気ぃ…遠くなって…来た…)」
孝さん、誠さんにつなげます!!
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Re: 忠タロウ的・リレー小説版〜その一〜 ( No.56 ) |
- 日時: 2008/07/07 19:53:37
- 名前: 孝
- 畑「いや〜流石氷牙さん…完全回復しました」
氷「まぁな、とりあえず今日は飯食って寝とけ。どうせ後20時間以上ここから出られねぇからな」 畑「わかりました」
2時間後… 音「父上!湊がやられた!」 氷「…これまたスッパリ斬られたなぁ…」 刹「なんでそんなに暢気なんですか!?」 氷「大丈夫だ。死にゃぁしねぇよ…雅貴。湊が怪我したらしい。治療頼む」 雅「湊〜!今すぐ直してあげるからね!鏡夜!修理手伝って!」 鏡「勿論!」
ゆ「あの…氷牙さん。私達は行かなくていいんですか?」 氷「ん?あぁ…こういう言い方は失礼だが…あいつは茶々丸と同じ機械でな…生身の部分は極僅かしかないからな雅貴達に任せるしかないんだ」 ゆ「なんだか…やるせないですね」 氷「そうだな…」
1時間後… 湊「心配かけてすまない」 畑「無事で何よりだよ、湊君」 湊「高畑先生も、ご無事で何よりです」 その後、2人は安静の為眠りについた…
鏡「さて…頭に血が上っていたとは言え、僕らと互角の力を持った湊が重傷を負わされるとはね」 氷「こりゃぁ、少し本気を出す必要があるな…」 鏡「問題は…どこで戦うか…だね」 氷「そこなんだよなぁ…」 続く! 湊は年上を呼び捨てにしない礼儀正しい子です
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Re: 忠タロウ的・リレー小説版〜その一〜 ( No.57 ) |
- 日時: 2008/07/07 21:04:44
- 名前: 忠タロウ+その他の皆様
- 虚圏では……
グァルゾ「フフフフ…、いいぞカイレン。bTに入るだけの事はある♪(…奴の魂は、平安時代の戦いでとある術師達とその用心棒を務めた、退魔剣士達に封印させられた。しかし、そんな封印など我にかかれば簡単な事…そして奴にヴェルレイドとして生まれ変わらせたのだ!!)」 玉座の間で、側に置いてある水晶の映像を見てご満悦のグァルゾディア。
グァルゾ「(だが…、あの二人にかかればその程度の重傷なぞすぐ治ってしまう。…現にすっかり全治しているからなぁ…。)」 水晶に映る映像を変え、別荘内の氷牙達を映しながらため息をつく。
ガン「グァルゾディア様。少し耳に入れて欲しい事が・・・」 グァルゾ「何だ、ガンドルム?」
彼の話に耳を傾けるグァルゾディア。
グァルゾ「……何!?ゆらぎが…!?」 ガン「はい。諜報機関[黒影]の情報では、とある異世界より何者かが落ちて来るらしいです。人数は一名…場所は、世界樹広場です。」 グァルゾ「…確か、その手の事件に詳しい組織が日本にあったな。確か…[森羅]だったな?」 ガン「はい、特務機関[森羅]。古来より妖怪や超常現象などに対処すべく作られた、裏の組織の一つ…。」 グァルゾ「恐らくは、そいつらも動いて来るだろうな…。だが、たかが人間に我々どころかカイレンを倒す事などできん。しばらく、様子見と行こう…。」 ガン「分かりました…。一応、ゾウゲイも向かわせていいでしょうか?」 グァルゾ「監視程度ならば、な。もしもの時に備え、戦闘が出来る様にして…」 ガン「了解…。」
孝さん、誠さんにつなげます♪
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Re: 忠タロウ的・リレー小説版〜その一〜 ( No.58 ) |
- 日時: 2008/07/07 21:31:47
- 名前: 孝
- 現実世界で2時間後…現在−17時34分−
ヴゥゥゥン…ドサッ! ?「いててて…あん?何処だここ…?」 突如、世界樹広場にゆらぎが発生し、空間に穴が開き、一人の少年が現れた。 見た目からして中学生位かと思われる。
?「確か…皆で遊園地に行って…帰ろうとしたらいきなり意識が遠のいて…そうだ!皆は!輝二!輝一!友樹!泉!純平!……くそっみあたらねぇ!…!?何で…デジヴァイスが…まさか…ここ…デジタルワールドなのか?…でも、トレイルモンに乗った覚えもねぇし…」
ル「お前…誰だ?」 ?「え?…人間?」 ル「まぁ…確かに人間ちゃぁ人間だが…って、だからお前誰だよ?」 拓「え、あぁ、悪い悪い。俺、神原拓也」 ル「俺はルイギだ。お前、いきなり現れたけど…(ん?神原拓也?つい最近こなたから聞いたような…あっ!!)んじゃぁ拓也。俺に付いて来いよ。多分、ここはお前の居るべき世界じゃねぇからな…」 拓「どういうことだ?」 拓也は顔をしかめながらルイギを睨む。
ル「来ればわかるさ」 拓「……わかった」 こうして、ルイギは拓也をエヴァの別荘へ案内したのだった。
続く!
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Re: 忠タロウ的・リレー小説版〜その一〜 ( No.59 ) |
- 日時: 2008/07/07 22:15:49
- 名前: 忠タロウ+その他の皆様
- ゾウ「…異世界からの転移者を確認。人間が一人…現在[不死身のルイギ]と共に行動中…。引き続き、監視を行う…あっ。」
カイ「おお〜っ?ゾウゲイ。そこで何をしちょるんじゃ!?」 ゾウ「ガンドルムの命により、異世界から転移した人間を監視中…」 カイ「ほほぉ〜…。面白い。ちょいと、遊んでみるかの♪」 ゾウただし、こちらは非常事態の時のみ戦闘を許されてませんので…」 カイ「分かっておる…。」
孝さん、誠さんにつなげます♪
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Re: 忠タロウ的・リレー小説版〜その一〜 ( No.60 ) |
- 日時: 2008/07/07 22:17:48
- 名前: 忠タロウ+その他の皆様
- 零「よりによって、この学園都市にゆらぎが発生したとはな…」
小「ぬうう〜…。零児ぃ〜、わしゃ先に…」 零「帰るな。真面目に仕事しろ…。」 小「ぶうう〜!!」
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