Re: リレー小説・TIMELYA ( No.9 ) |
- 日時: 2005/12/23 23:12
- 名前: 如月
- 「あなた達は、迷ったんですか…?」
走ってきたのは整った顔をした、ジャキと同じくらいの…えっと、女?男? 「そうなんだよ!君、この森から出れる?」 「はい、僕の住んでいる村が近くにありますから、ついてきて下さい、案内します」 にこっと笑ってみせたそいつ。 俺はとりあえず聞いてみた。 「えーっと、君はオンナノコ?」 少しきょとんとした顔をしたが、返事は笑顔で返ってきた。 「男ですよ」 うっそ、男?女の子だったらかなり可愛いんだけど…、って何考えてるんだよ俺。俺には愛しのサリアがいるじゃねぇか!俺のバカバカバカ!! 「金髪、置いていくぞ」 「え、あ、あぁ今行く!」 「この森は、気をつけないと地元の人でも迷いますから…」 「へぇ…。あ、そういえば、君の名前聞いてなかったね!僕はジャキだよ」 「僕はリオン・クロスミスといいます」 「リオンか。俺はリンク!こっちの妖精はチャット。ぶつぶつ言ってるのがベルズで無愛想なのがシュラだ。よろしくな」 俺はかっこよく名乗った。 「はい。よろしくお願いします」 リオンは綺麗な笑みを返した。 完璧な笑顔だった。 ふと隣のシュラが、俺に呟いた。 「人間味が感じられないな」 「お前よりマシだと思うぞ」 「或いは、人間でもないかもしれない…」 俺の言葉を無視して、シュラがまた呟いた。 俺にはただの可愛い少年にしか見えないんだけどなぁ…。
長くなってすみません…!
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Re: リレー小説・TIMELYA ( No.10 ) |
- 日時: 2006/01/06 23:46
- 名前: 梨紅
- すいません!!遅れました!!
ちょっと、パスります!! 一月はここには、これそうもないので アタシの番が来たらその時はぬかしちゃってください。 二月の始めもたぶん・・これそうも無いので・・抜かしちゃってください。 本当にすいません……
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Re: リレー小説・TIMELYA ( No.11 ) |
- 日時: 2006/01/19 20:51
- 名前: 酸性蜜柑(元・林檎&蜜柑☆)
- 参照: http://id18.fm-p.jp/2/24376/
- 梨紅さん>了解しました!寂しくなりますが、待ってます♪
っつか、自分遅れすぎですなぁ; 気をつけます…><
「どぅあ〜かぁ〜らぁ〜〜…オメーの方が人間味ねーよ?」 リオンにあって、道案内をされつつも俺とシュラは未だ言い合いを続けている。(いや、言い合いというよりも、向こうにとっちゃ独り言なのかもな;)
「おい、出れたのにいつまで独り言言ってるつもりだ?」 「あ、やっぱし独り言に聞こえて―ん?シュラお前何言ってんだよー(笑)脱出してねぇじゃん!」 突然の重要報告だったので、嬉しそうにしてみれば…嘘っぱちじゃねぇかw←(!?) 「おかしいのは、お前のほうなんじゃないのか…森から出て、リオンと分かれたところだぞ」 「…リオン?」 「バカが、忘れたのか。案内役をしたリオンだろ?」 バカはお前だろがぁ〜(笑)なんかそっちが疑問形になってると思うのは、俺だけか…あっ! 「リオンだ!あーあーあー…そーゆーことか!待ってろシュラ!幻術から開放してやるぜ!!」 シュラの予想は正解だが…感謝するんだな、数々の冒険と苦難を乗り越えてきたからな!! 幻術は慣れきってるんだ! シュラたちをその場に残し、突っ走る俺…かっこいーじゃんかもう俺えぇ〜w なんで、サイン要求されねぇんだ?? あ、そっか…街中でひとっきわ輝く美少年を前に、声すらかけられねぇんだな!! そうに違いねぇ…可哀想に…俺はすぐ、この街を去るんだぜ、リオンの正体を問い詰めたあとな!!! 間違いねぇさ…あいつは、魔族だ…!!
なんだ…短いし、意味わからん;
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Re: リレー小説・TIMELYA ( No.12 ) |
- 日時: 2006/01/27 19:48
- 名前: フォルテ・ダン
- ぼくも遅れすぎだ!!すいません・・。
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Re: リレー小説・TIMELYA ( No.13 ) |
- 日時: 2006/02/05 11:24
- 名前: フォルテ・ダン
- 「ねえ、ちょっと待ってよ」
オレを呼び止めるジャキ。はっきりいうと、せっかくの戦いモードに入ろうと思っていたところを 現実世界的なものにひっぱり出されると腹たつなぁ〜!!あ、切れてないぞ。(長州小力 「俺もそう思う。ちょっと待て」 シュラも同じくオレを呼び止める。すると、シュラはつかつかベルズの背後に近寄った。 そして、ベルズの背中をバシっと蹴りあげて、美人の顔をグーで殴った。 オレとジャキはあっけにとられて見ていた。 「お、おい・・・。やべぇんじゃねぇか・・?」 だが、ベルズはケロっとしていきなりあいさつした。 「おはよう」 シュラは、コソコソっとオレとジャキに耳打ちした。 「ああ、気にしないでくれ。ベルズは、ああしないと『起きない』んだ。一種の催眠術状態だな・・・?」 すると、ベルズの方を向き直って幻術について説明していた。 (グーで殴るより、パーで殴る方が痛いらしい・・。ま、シュラなりの『レディ』の扱いってヤツなんじゃねぇの?) ベルズは、真剣にオレの方を向く。 「あのさ、おまえが見ているのが真実だっていう補償はどこにあるんだ? こっちは、人数が多い。森を抜け出しているふうに見える。 はっきりいうと、おまえは信じられない。本当は、幻術にかかっている方はおまえなんじゃないのか?」 敵ながら(じゃねぇけど)あっぱれだなベルズ。オレは、ニヤニヤ笑った。 「そこの諸君。こういうものを持ったことがないのかね?」 『誠のめがね』だった。これは、真実が見と・・・あれ?おまえら、「ゼルダ」のゲームやったことあるんだっけ? な〜んだ、つまんねぇの。オレの頭のキレってヤツを見せてやろうと思ったんだが・・・。(また、今度だな?) シュラは笑う。 「なんだそれ?ニューハーフが沢山いるお店でもらってきた、へんてこめがねか?」
続きがあります。
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Re: リレー小説・TIMELYA ( No.14 ) |
- 日時: 2006/01/27 20:18
- 名前: フォルテ・ダン
「どっちかっていうと、『ニョー』ハーフが沢山いるお店でもらってきた、へんてこめがねの方が近いかな?」 オレは、ニカニカ笑いながら仲間(といえるべきものなのか?)に『誠のめがね』の理科授業をしていた。 「シュラ君、38ページの『誠のめがね』同朋軍団のトイレの仕方について、音読しなさい」 オレが丁度、シュラに理科教科書P38を開かせようとしていた時、(ネタお披露目の時にだ!)凛と響く声がした。 「へぇ〜、そんな『ま〜!ことは、重要よ!めがね』とかいう物があるなんてしらなかった」 モチのロンで、リオンちゃんのおでましだ。しかも、空中に浮いている。(こりゃ、至難の技だな?) 「じゃ、コレは没収」 『誠のめがね』は、リオンの手におさまろうとしていた。が、チャットが飛び込んだ。 「それを取らないでよ!!」 が、飛んでいる途中に何かに激突した。(たぶん、幻術のせいでただの空気にしか見えないだろうが、 実はそこにウドの大木がどすんとえらそうに立っていたりもする) 「バッター走る!!あぁ〜!!アウトォォォォ!!試合終了」 オレが、チャットの悲しみの動作を野球にして伝えていると、ベルズがスパコーンと剣のさやでオレの頭をぶったたいた。 「そんなこと言ってる場合じゃなーーい!!!」 ナイスつっこみ。 リオンは、うだうだいいつつも。手で、魔法をかける動作をした。 「さ〜て、ここを抜けられるかな?もし、抜けられても僕と戦うことになっちゃうね?んじゃ」 消えた。すると、オレの目の前が森ではなく、ハイラル平原の草地に変わって、そして 上からえたいの知れない石造が降ってきた。それを、叩いてジャキはわはは。っと笑った。 「見てみて!!ゲームみたいな、迷路だよ!」 ヘリコプターで上から見ると永久の迷路が続いていたとか・・・。
終わりです。
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Re: リレー小説・TIMELYA ( No.15 ) |
- 日時: 2006/01/29 16:25
- 名前: 如月
- フォルテ・ダンさん>結局リンク(達?)の誠のめがねはリオンに奪われたんでしょうか…?
理解力無くてごめんなさい! 教えて下さい!
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Re: リレー小説・TIMELYA ( No.16 ) |
- 日時: 2006/01/31 16:42
- 名前: フォルテ・ダン
- あ!本当だ!!説明文が少ない!!すいません、盗まれちゃいました。
っということで、よろしくお願いします!!
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Re: リレー小説・TIMELYA ( No.17 ) |
- 日時: 2006/02/01 07:50
- 名前: 如月
- 答えていただきありがとうございます!
盗まれたんですね、分かりました! 少し待ってて下さい;
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Re: リレー小説・TIMELYA ( No.18 ) |
- 日時: 2006/02/04 19:42
- 名前: 如月
- お待たせしました!
「またか…」 うんざりそうなシュラの声、俺だって嫌だよ。 「さて、誠のめがねは無い。どうする?」 「どうするもこうするも、頑張って出口見つけるしかないよ、お前等男だろ」 淡々と話すベルズにとっちゃ、まだ1回目の迷宮なんだよな…。 2回も迷宮を彷徨うなんて、こっちは嫌になるってのに。 じゃあ、使わない頭を持った哀れな仲間達の為に、迷路を抜け出すとっておきの技を伝授しよう。 「いいかお前等。迷路を脱出する為に、ある方法があるんだ。それは”右手の法則”。壁に右手を這わせながら進んでいくと、遠回りにもなるが、必ず迷路を脱出できるんだ。すげぇだろ…ってシュラ!聞いてるのか!?」 せっかく心の広い俺が説明をしてやっているというのに、シュラはというと、壁をコンコン、と叩きながら何かを呟いている。 「…この程度の石壁なら、簡単だな」 「は?何がだよ」 「そんな面倒くさい事をする気にはなれない」 シュラは理解不能な言葉を残し、また壁の方に向き直る。 手に、シュラの愛刀”ヴァル”の姿を認識した瞬間、ヴァルの横薙ぎ一閃。 一筋の光が石壁に刻まれるのを唖然とした様子で見つめる俺達。 静かな風が吹く。 石壁には、人一人分の穴が開いていた。 お前の刀は斬●剣か!? 「早くリオンを追うぞ」 「何事も無かったかのような口振りをするな」 「細かいこと言わない!今はリオンを追わなくちゃ!」 「細かくねぇよ!」 俺の叫びも空しく仲間達は迷路を抜けていく。 俺も仕方なく(シュラの開けた穴を潜るのは何か嫌だが)石の迷路を脱出し、仲間達を追った。 くそぅ、シュラめ。またいいとこ取りをしやがって。
長くなってごめんなさい! 次は酸性蜜柑さんですね。 よろしくお願いします!
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