Re: 異世界大戦記6 ( No.15 ) |
- 日時: 2010/03/24 22:55:33
- 名前: 忠タロウ+その他の皆様
- 一方…鏡夜の毒蛇呪縛殺を喰らってしまったアグニムは………
アグニム「ぐあああああああああがああああああああああ!!!」
???「…どうやら[愚か者]は、貴様の様だな?アグニム…。」
自らの呪術にもがき苦しむ暗黒司祭、その側で聞こえているかは分からないがアグニムに話しかける者が一人。 朱色の髪に四本のねじれ角。背中に三対六翼のコウモリの様な翼を持つ魔族の様な男である。まさに聖書に描かれている[悪魔]に似ている。
???「…我ら[古の三邪神]が貴様に力を貸したのは…至極簡単、単なる[捨て駒]として利用する為だ。貴様等ごとき小者が、我等の力を逆に利用しようなどと…無礼にも程がある…!!先の属性魔王神とやらが言う様に、一思いに殺しはせん…そのまま寿命を終えるまで苦しみ続けるがいい…。貴様のその[絶望]と[死の恐怖]…そして[苦しみ]―それらの[負の感情]こそが、この我―[邪神王ベルム]の力の一部となるのだからな?」
そう言い残し、アグニムに背を向けて[転移陣]を出し、その場を去ろうとするベルム。
ベルム「(…しかし、[今の時代の闇勢力]がこの程度とは…いや、[属性魔王神]どもが強すぎるから…か?まさに[チート的な実力と技能]…そして途方もなく膨大なその魔力…。今しばらくは、[魂の邪神]の手勢に任せて様子見とするか…。)」
そんな事を考えつつ、背後で苦しみの叫びをあげ続ける暗黒司祭を放ったらかしにしてその場を去った。
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Re: 異世界大戦記6 ( No.16 ) |
- 日時: 2010/03/25 00:52:00
- 名前: ミクトラン二世バックアップ
- アグニム「ぐぐぐ・・・・おのれ鏡夜めぇ・・・!!」
すぐさまアグニムは立ち上がり、自らに【呪術のダメージを多少緩和する術】をかける。しかしそれでも多少はダメージはあるらしく、少しふらつく.
アグニム「く・・・くくく・・・・ふはははははは!!面白い!!面白いぞ鏡夜・D・フラグリアスよぉ!!良かろう!!貴様は我が復讐が成し得た後に存分に嬲り殺してくれるわ!!見ていろ!!必ずや古の王を復活させ!!貴様から全てを奪ってくれるわ!!ふはははは!!ヒャァ〜〜ハハハハハハハハハハハ!!」
ラジエイ・フォートレス・・・
ピチュー「んん〜〜・・・」 カービィ「・・・どうかな?ピチュー君」
あれから2人は全速力で基地に向かい、アリシアをピチューと氷牙に預け、現在は診察している。
氷「・・・正直お手上げだな、アリシアに使われている呪術の種類が分からない・・・というかこれは俺の記憶には無いタイプだな・・・」 ピチュー「それ所か之、特定の人物達以外が外そうとすると別の術が発動してアリシアさんの脳神経を致死レベルまで破壊してしまうよ。だから現時点じゃ外すのは無理だよ」
カービィ「そんなぁ!?じゃあどうすればいいの!?」 ピチュー「僕だって知りたいですよそんなの!!」
氷牙「幸い、現在アグニムの師でもあったガノンが他の奴らと一緒に此方に向かっているらしい」 ピチュー「多分ガノンさんならこの呪術の種別とか知ってると思います、ですからガノンさん達が来るまで待たなければいけません」
氷牙「とりあえず呪文処理はやっておく。安心しろ」 カービィ「そっか・・・」
そう呟いてアリシアを見るカービィ。アリシアは先ほどの激痛で気を失ったのかはたまた疲労なのか、ぐっすりと眠っている。
ピチュー「それにしてもアグニムの奴は・・・!!本当に何度叩き潰してもしつこいですね、まるでゴキブリみたいに、というか生前はゴキブリだったんじゃないですか?あのしつこさ異常ですよ」 カービィ「だよねぇ、とりあえずアグニムと徒党を組んでいるゼロツー達に同情したくなるよねぇ・・・」
ピチュー「そういえばさぁ鏡夜さん、あの話聞きました?」 鏡夜「?何が?」
ピチュー「エリー義姉さんがねぇ、何だか知らないけど凛さんを新しい戦艦の艦長にしたいらしいんですよ」 氷牙「それまた何故だ?」
ピチュー「何でも義姉さんったら「私は今怪我しているし氷牙は在り来り過ぎて詰まらない。でもアイツなら絶対艦長に向いてる性格していると私は思うのだが」って。アレから何度言っても凛を絶対艦長にしたいの一点張りで・・・・どう思います?」
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Re: 異世界大戦記6 ( No.18 ) |
- 日時: 2010/03/25 08:27:56
- 名前: カイナ
- ライ「暇だー!!!」
そしてラジエイの一室、ライ達はここでエリーが来るのを待っていたが全く来る気配がなくついでにエリーが来て状況の説明をするまでここで待つ、つまり来なけりゃ軟禁されてるのとなんら変わりない。ライはついに暇に耐えかねて大声を上げた。
ライ「暇暇暇!!あーもう!遊戯王のデッキでも持ってくればよかった!!」
ライはそう声を上げる。流石に仕事先に遊び道具なんて持ってきていない、持ってきているのは最低限生活に必要な道具を異空間収納機能付きのペンダントに仕込んでいるぐらいだ。
カノンノ「ま、まあまあ……」 シェリー「お腹空いた……」 兵士A「さっきあんなに食べたのに!?」
暇だと声を上げているライをカノンノが苦笑ながらに抑え、シェリーがお腹を押さえながらそう呟くと兵士が声を上げる。ヴォルフはふわぁと欠伸をして床に丸まり、拓也もベッドで寝こけていた。
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Re: 異世界大戦記6 ( No.19 ) |
- 日時: 2010/03/25 23:34:05
- 名前: 忠タロウ+その他の皆様
- 一方、かなり忘れ去られかけているルイギ達の方では………
ルイギ「…」(ズルズル…)
何故かルイギだけが革袋の中から頭を出すという格好で、引きずられていた。 残りのメンバーは、エリーが捜索に出した兵士達に従ってラジエイ・フォートレスに向かっていた。
章悟「…おかげで、他の皆にも会えそうだな…。」 カイ「ああ…、カノンノも無事らしい様で安心したよ。」
ルイギ「…お〜い、何故に俺はこんな扱い何でしょうか?」 兵士A「すみません、エリー隊長の命令でして…。あなたの場合は、何をしでかすか分からないので、拘束した上で連れて来るようにと…」
トーマ「しかし、デジタル・ワールドと…[魔法世界]…だったか?その二つが融合するなんてあまりにも飛躍しすぎる話だ…!?」 ルイギ「事実、起こっちまってるんだからしゃーねえだろ。つか、ホントに何もしないから袋から出してくれよ?何故か分からんがこの袋、[能力封印縄]と同じ効果がある様なんだけど…?」
兵士A「ああ、それは鏡夜さんがもしもの時に用意した特製の袋だそうです。」 ルイギ「………さいですか…。 」 章悟「勇輝達も、無事だろうか…?」 カイ「…カノンノ達も見つかったんだ。きっと、無事に決まってるさ?」
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Re: 異世界大戦記6 ( No.20 ) |
- 日時: 2010/03/26 22:33:37
- 名前: ミクトラン2世バックアップ
- すみません、らき☆すたのキャラも出して良いですか?
その頃テンバ組・・・・
ガノン「流れ、流れてぶらり旅ぃ〜♪一期一会や巡り合い〜〜♪」 テンバ「憑いて憑かれて男咲き♪人情育ちぃ〜♪」
ガノン「俺の、俺の♪」 テンバ「俺の強さにお前が泣いたぁ〜♪」
何故かエリーの用意した高速車両内で内臓されていたカラオケをしている一同、あの後にエリーが出した捜索隊が彼らを見つけ、高速車両に乗せたのは良かったが、とりあえず暇だったのでカラオケでもしていた。そして流れているのは何故かKintaros Double Actionである。(ちなみに途中で発見されたボーボボ達は半殺しにされてビュティと田楽マン、そしてソフトン以外は車両の外でロープに繋がれて引き摺られている)
ブライト「なぁ・・・何故之?すっげぇ微妙なのチョイスしてんだ?」 勇輝「・・・いや、僕に聞かれましても・・・」
ガノン「2つの声重なる時♪誰よりも強くなれるぅ〜〜♪」 テンバ「動き出そうぜDouble Action〜♪」
ガノン「今と♪」 テンバ「未来♪」
ガノン・テンバ『一つに、なる瞬間〜〜♪』
−ヒューヒュー!!パチパチパチ!!−
何故か聞こえる拍手。それに答えるかのように手を振る2人。
テンバ「意外にやるやないかガノンはん♪」 ガノン「ハッハッハッ♪実は私は昔から演歌が好きでな?何時もクッパ達とカラオケ行くときは殆どこれだったな♪」
ミュウツー「確かに、お前の歌は殆ど長ったらしい演歌ばっかだったな、それも「三十路岬」とかそういう微妙な物を・・・」 ガノン「お前も同じようなものだろ?というかお前が最初に歌うのFULL FORCEとかライダーのエンディングばっかりではないか?」
絵美理「ふぇ〜、ちょっと意外だにゃぁ〜、ミュウツーさんって知的で堅物なイメージがあるのに」 ミュウツー「人は見かけによらないものだ。しかし私よりもピチューの方が意外だぞ?」
ガノン「確かに・・・あいつの場合は殆どかなり重いヘビメタだからなぁ・・・デ○ノートの奴とかホ○モーの奴とか・・・」 修二「マジですか!?それはまた・・・(汗)」
絵美理「ぎにゃぁ〜〜!私の中のピチューさんのイメージがぁ〜〜!!(泣)」
どうやら密かなファンだったらしい絵美理、そんな会話を他所に、セシリアは何やら警戒した様子で辺りを見回し、そしてミュウツーも何かに気がついたように辺りを見回す。
ガノン「?如何した、セシリア?」 セシリア「・・・誰か私達を見ています」
???『(ドキッ!?)』
その言葉を聞いた途端、全員に緊張が走る。
ブライト「・・・それは本当ですか?」 ミュウツー「ああ、どうやら一人・・・いや3人か・・・そこにいるのは分かっている!!出てきたらどうだ?」
ミュウツーがドアのところに声を掛けた途端、そこから一人、半分透けてはいるものの姿がハッキリと見える白いワンピースを着た長い青髪の女性と、その左右に何だか海老と海賊を足して2で割ったような怪人と白い狼のような2体のイマジンが出現する。
???『はわわわわ〜〜!!ばれてしまいましたぁ〜〜!!』 ??「ほぅ、ワシ等を見つけるとは・・・御主等中々やるのぉ〜」
??「流石はスマッシュブラザーズ、とでも言っておきますね」 ミュウツー「貴様ら・・・何者だ?まさか敵勢力の者ではないだろうな?」
警戒してそれぞれ構える一同、しかし相手はマイペースなのか、3人で話している。
???『あうぅ〜〜!!どうしましょうジーダスさん、ルドルフさん!!(泣)』 ジーダス「いや、そう言われてものぉ・・・ワシ等の目的は彼奴等の観察だったし・・・」
ルドルフ「落ち着いて下さいなかなたさん。大丈夫ですよ、話し合えば何とかなりますから」 ガノン「ほう?偵察とは大胆だな?」
かなた『な、何で私達の目的を知っているんですか!?』
ジーダスという海老が言った言葉をそのまま言っただけなのだが・・・
かなた『あ、あの!!別に私達は怪しいものでは無いんです!!』 修二「いや、偵察していた時点で十分怪しいから」
かなた『あう!そうでした!!』
またうろたえるかなた。
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Re: 異世界大戦記6 ( No.40 ) |
- 日時: 2010/03/30 03:49:25
- 名前: ミクトラン2世バックアップ
- エリー「ふむ、随分と暇そうだなゲストの方々?」
一体何処で何をしていたのか、漸くエリーとミハルが部屋に入ってくる。
ライ「・・・散々人待たせてた人物が何を言うんですか?」 エリー「あっはっはっ、いやスマンスマン。さっきまで少し古い友人と話してたものだからな?」
そう言って近くの椅子に座り、テーブルの籠に入っていた林檎を一つ取って齧る。
カノンノ「えっと〜・・・エリーさん・・・でしたよね?」 エリー「ん?お前は確か(シャクシャク)、アドリビドムのメンバー(シャクシャク)のカノンノ・イアハートか?」
カノンノ「ふえ?何で名前を・・・?」 エリー「(ゴクンッ)うむ、彼処で働いているユーリ・ローウェルという不良剣士とジェイド・カーティスいう隠顕眼鏡がいるだろ?彼奴はちょっとした私の知り合いでな、たまに会っては色々とお前たちの話を聞いてるのだよ」
カノンノ「え、そうなんですか!?それは初耳ですねぇ・・・」 エリー「お前の話も良く聞くなぁ」
カノンノ「え?どんな話ですか?」 エリー「うむ、毎度毎度カイという名のディゼンダーとイチャイチャしていて挙句の果てには毎晩毎晩そのカッコいいボーイフレンドとベッドインしている破廉恥娘とか♪」
カノンノ「(////)ッ!!!!???きゃあああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!私そこまでしていませぇぇぇぇぇぇぇぇん!!!!」
ニヤニヤしながら平然と言ってのけるエリーに対して赤面しながら反論するカノンノ。その後ろではミハルが赤面して驚いている。
ミハル「そ、そうなんですか!?ふぇ〜〜・・・(///)」 カノンノ「ち、違うんです!!私は破廉恥娘なんかじゃありませぇん!!」
その後、ミハルの誤解を解くために五分は使ったカノンノであった。
エリー「・・・さて、与太話もこれ位にして本題に入ろう」
途端、エリーの後ろに巨大なモニターが出現し、そこに地図が映し出される。
エリー「現在我らは【魔法世界】と【デジタルワールド】が融合した世界にいる」 シェリー「デジタル・・・・ワールド・・・?」
エリー「良く分からんが、どうやらデジモンと呼ばれる生命体が存在する世界らしいが・・・ほら、さっきから何かしらパンツを咥えてるのがデジモンだ」
エリー以外『え?』
スットンキョンな声をあげてエリーが指さした方を見るメンバー、指さした所ではテーブルの上にジャリモンが飛び跳ねて無邪気に遊んでおり、その口には何故か白パンツと黒レースの奴がが・・・
カノンノ「あ・・・あああああああああああああああああああああああああ!!!そ、それは・・・・!!!(///)」 シェリー「・・・・あ」
途端、それを見たカノンノは赤面してスカートを抑える。その行動からしてどうやらジャリモンが咥えてるのはカノンノとシェリーの物らしく、ライとミハルは赤面し、エリーは何故か目を光らせる。
カノンノ「か、返して!!それは私のなの!!」 ジャリモン「きゅ〜〜〜?」
しかし赤ちゃんであるジャリモンにはあんまり分からないらしく、ジャリモンはそのまま部屋を出てしまう。それを見たシェリーとカノンノはジャリモンを追いかける。
ライ「・・・あの、追いかけなくていいんですか?」 エリー「はっはっは、大丈夫だろう。それに私はこういうハプニングは好きだしな?」 ヴォルフ「・・・悪趣味っすね、それ」 エリー「・・・まぁとりあえず、だ。現在はその2つの世界が融合しており次元がかなり不安定な状態にある。さらに現実世界では件のテロリストどもが無差別破壊行動やらをしているらしいのだ」 ライ「じゃあそれならすぐにでも行けばいいじゃないですか?」
エリー「それができれば苦労はしないぞ。現在此処の転送装置は歪みの影響で使用不能になっているのだ。さらに相手はまるでシロアリみたいに大量にいる、流石に今の状態では私達でもキツいぞ」 ライ「つまり、現在自分らの兵力ではジリ戦は見えているから、行方不明の仲間たちを集めて何とかしようって訳ですか?」
エリー「その通りだ。現在私は捜索隊を出してこの世界にいる仲間達を粗方発見している。しかし、それもたった2割にも満たない数だし他の仲間たちはまだ別の世界にいる」 ヴォルフ「成程ねぇ〜、だがどうやってその他の世界の仲間達を集めるんですかい?今は次元が不安定だから転送装置は使えないんでしょう?」
エリー「だから現在私はそれを予測して2年前からそんな次元内でも転送、及び活動を可能にする戦艦を鏡夜と協力して作っているのだよ」
その頃、悪戯でジャリモンにパンツを取られたカノンノとシェリーは・・・
カノンノ「待ってぇ〜〜〜〜〜!!」 シェリー「・・・・待て〜・・・・」
ジャリモン「きゅ?きゅ〜きゅきゅ〜〜〜♪」
廊下でパンツを咥えながら何を勘違いしているのか鬼ごっこと思って逃げているジャリモン、それを追いかけるべくスカートの後ろを抑えながら走るカノンノとシェリー。
ミハル「あ、あの〜〜・・・」
ふと、どうやら付いてきたと思われるミハルが隣を走りながら徐に手をあげる。
ミハル「良かったら、僕が捕まえましょうか?」 カノンノ「お、お願いします!!誰だか知りませんけど、あの子を捕まえて下さい!!」
ミハル「あ、はい!それじゃあ・・・MA発動!」
瞬間、突然ミハルの姿が消えたかと思うと、彼はいつの間にかジャリモンの目の前まで移動し、瞬時にジャリモンを捕まえる。
ジャリモン「きゅ〜〜?」 ミハル「ふぅ・・・駄目ですよ?勝手に人の物盗ったりしちゃ「きゃあああああ!!退いて退いてぇ〜〜〜!!」・・・え?」
−ドンッ!!−
ミハル「へぶっ!?」 カノンノ「きゃぁ!?」 シェリー「あうっ・・・・」
車は急には止まれない、それと同じように、カノンノとシェリーに慣性の法則が働き、ミハルと衝突してしまう。
シェリー「う〜・・・・」 カノンノ「いたたた・・・だ、大丈夫ですか・・・?」 ミハル「ぅぅ・・・な、何とか・・・ってぎゃああああああ!!!?」 カノンノ「ふえ?どうかしまし・・・・」
突然自分らを見て赤面しながら叫んだミハルを見て不思議に思うカノンノ、しかしそれもすぐにわかった。そう、先ほどの衝撃でコケた際に自分らのスカートが捲れていた。そして本来はパンツを履いているが、そのパンツは現在ジャリモンが持っている訳であり、つまり現在2人とも大事な部分がモロ見えになっている訳であり・・・
カノンノ「き、きゃああああああああ!!(////)」
−バッチーン!!−
ミハル「へぶぅ!?」
無論、見てしまったのは不可抗力であったが、瞬間にカノンノはスカートを抑えて立ち上がり、赤面して気が動転していたためにそのままミハルに強烈なビンタを喰らわせる。そして哀れミハルはそのまま吹っ飛ばされて近くのダンボール置き場まで吹っ飛ばされる。
カノンノ「ふ、ふわぁ!?ご、ごめんなさい!!大丈夫ですか!?」 ミハル「だ、大丈夫です・・・僕が全部悪いんですから・・・」
すぐさまジャリモンからパンツを取り返して履き直し、ミハルの所まで駆け寄るカノンノ。
??「・・・・おいテメェ・・・」
突然、隣で強烈な殺気と一緒にドスの効いた声が響く。
カノンノ「あ・・・・カイ・・・・(汗)」
最悪である、偶然到着したカイとルイギに先ほどの光景を見られていた。
カイ「テメェ・・・よくもカノンノを辱めてくれたなぁ・・・?」
凄まじい憤怒のオーラを出しながら血桜を取り出して弄ぶカイ。
ルイギ「それどころかあ?何家のシェリーのノーパン見やがったよなぁ?」
その隣で腕をパキポキ言わせながら隣を歩くルイギ。そしてその後ミハルの悲鳴が木霊し、エリーが2人を殴り倒す30分の間、ミハルは何とか2人の攻撃を避けながら逃げるというマジな鬼ごっこが展開されたのは言うまでもない。
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Re: 異世界大戦記6 ( No.45 ) |
- 日時: 2010/03/31 00:22:51
- 名前: 孝(たか)
- ガンッ!!!ゴインッ!!
カイ「だっ!?」
ルイギ「げぶっ!?」
唐突に二人の頭に衝撃が走った。
氷牙「落ち付け馬鹿共。」
治療ポットから完治して戻ってきた氷牙の仕業だった。
カイ「…あ、あんたは確か…氷牙…さん?」
ルイギ「なんで、俺の方は金槌で殴られなきゃならんのだ…」
氷牙「たくっ。事情も聞かねぇで何しようとしてやがんだお前らは…」
冷たい視線で二人を睨む氷牙。
カイ「んなもん。関係ねぇ。"俺の"カノンノを辱めた事に変わりはねぇ!!」
ルイギ「ウチのシェリーの"ノーパン"みたからにゃ…「変態は黙れ」最後まで言わせろよ!?終いには泣くぞコラ!?」
氷牙「……はぁ〜〜〜お前らさぁ…さっきから随分恥ずかしいワードを口に出してる時点で、カノンノが爆発寸前だ。」
カノンノ「……ッ〜〜〜〜〜/////////」
真っ赤になって恥ずかしがっているカノンノ。
今にも泣きだしそうだ。
カイ「…う…その…悪いカノンノ」
カノンノ「し、知らない!!カイの…カイのバカアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!!!!」
グシャッ!!!
カノンノは大剣の腹でカイを弾き飛ばした。
カイ「ぽぺるぱああああああああああああああああっ!?!?!」
ズドオオオオオオオオンッ!!!
基地の壁にめり込んだカイだった。
カノンノ「…う…うわああああああああああああああああああんッ!!!!」
そうしてカノンノは用意された部屋へと走って行った。
カイ「か…カノン…ノ…ガクっ…」
壁から抜け落ちてすぐさま気を失ったカイだった。
ミハル「キュ〜〜〜〜」
巻き込まれる形でカイより深くめり込んだミハルは壁の中で目を回していた。
氷牙「……さて、どうしたもんかねぇ…」
この惨事をどうしようか迷っていた氷牙だった。
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Re: 異世界大戦記6 ( No.46 ) |
- 日時: 2010/03/31 14:54:03
- 名前: ミクトラン2世バックアップ
- 別室
ズズ〜〜・・・
赤「・・・さて、これからどうしよっか・・・」 ヴィヴィオ「?何が?」
こちらは此方でエリーが作った自家製ザル蕎麦食いながら何か話し合っている子供組。ちなみにフォルテ、ピアノ、ヴィヴィオの頭の上にはAUデバイス3人が何故か座っている。
赤「六星王だよ、さっきのバトルで半壊しちゃったじゃん」 リィン2「あ〜、そう言えばそうでしたねぇ〜〜」
そう、先程の戦いで半壊してしまった六星王(イグニス)、装甲部分は特殊なバイオメタルで出来ていたために全壊や電子系統部分の崩壊は免れたものの、先程の衝撃で重要部分以外がかなり損傷してしまったため、現在は急ピッチで修復作業を行っている。
チェリク「そうですよねぇ〜〜、もう気持ち良い位ぶっ壊れてましたからぁ〜」 青「お母さんが言うには大事な部分は無事だったけど関節やマニピュレーターとかが壊れてるから最低でも2ヶ月はかかるらしいし・・・」 ピアノ「あれ・・・1機しか無いから・・・替えも無いから・・・」
そう、バイオメタルというのはポケモンの世界で開発された特殊な金属であり、ある一定の電撃で増殖や再生も思いのままなのでる。しかしその半面、生成するのが極めて難しく、あまりにも貴重なためにかなりの高コストになっており、そのため量産化が極めて困難なのである。
赤「うがぁ〜〜〜!!何でこんな大事な時にこうなっちゃうのかな!?」 青「仕方がないよ兄ちゃん、あれは流石にねぇ・・・」
ヴィヴィオ「う〜ん・・・六星王がもういっこあればいいんだけどねぇ・・・」 サンフィス「ああ、それなら家にあるぞ?」 ヴィヴィオ「だよねぇ・・・そんな都合のいい話が・・・・って、え?」
サンフィスの突然の発言に驚く子供たち。そして一斉にヴィヴィオの頭の上で胡座をかいているサンフィスを見る。
赤「えっと〜・・・今何て?」 サンフィス「うむ、その六星王とやらに瓜二つの機体なら此処に1機あると言ったのだが?」
オレンジ「ま、マジですか!?というか何で!?」 サンフィス「うむ、お前達がさっきから言っていたのはイグニスのことだろ?アレは元々エリーが作った奴なんだよ。最も、あれは試作機だったがな」
ピアノ「ええ!?ママが!?」 水「そ、それで・・・?お母さんは何で六星王を・・・?」
そう聞かれて理由を話すサンフィス。彼女が言うには、元々イグニスは管理局がゆりかご計画の過程でゆりかごの聖王、つまりヴィヴィオの護衛として作られ、さらにはまだ現在みたいに6人乗りではなく1人乗り用になる予定であった。しかしある日、エリーの元にピカチュウからの緊急の電話が入る。当時はまだ敵であったために協力する訳にはいかない立場であった。しかし、ピカチュウは必死に頼み込んで訳を聞いたら一変した。「評議会の奴等にハメられた、あいつ等子供達の友人とスカリエッティ、それどころかクルミを利用して全次元を掌握する気だ」と。どうやらピカチュウはスパイ活動中に敵に倒されて当時行方不明になったピチューからの情報と軍内部にいた自分の部下から話を纏めて事件の真相を見つけたらしく、エリーもエリーで評議会に「最新型の人命救助用人型ライド・アーマー」という内容で2体の試作機の製作を頼まれていており、後は搭載部分を作るだけであった。そしてエリーはピカの話を聞いて急遽イグニスだけ6つ子用に6人乗りに改造、そして評議会はイグニスを必ず悪用すると予測し、すぐさまイグニスをピカチュウに託したのであった。
サンフィス「彼奴も流石に驚いたな、まさか上層部の馬鹿どもがそのような事を企んでいたのだからな。それに彼奴は子供が大好きだしな、子供を巻き込んだ軍に対してかなり怒っていたし。だから時間が無かったからまだ製作途中だった特殊武装搭載型の2号機(ギムレット)よりも完成寸前の広範囲殲滅武器搭載型の初号機(イグニス)を託したのだよ」 赤「でも何でお母さんは六星王を僕等用に改造したのかな?」
サンフィス「彼奴はお前達が乗る事を最初から予測していたのだよ、お前達は友達の為なら何でもする性格だとわかっていたからな」 赤「ふぅお〜〜!流石はお母さんだね!」
サンフィス「全くだな、同人誌製作やドエロ同人物製作という趣味を除けば完璧なんだがなぁ・・・」 リィン2「?何か言ったですか?サンフィスお姉ちゃん」 サンフィス「いや、何でもない」
言える訳が無い、エリーの高校生からの趣味がいちごぷりんという作者名で、あのエロのカリスマであるルイギですら見ただけで一撃で鼻血吹いて悶絶死させる程の威力を持った、超が付くほどドエロい同人誌や同人ゲームなどを作る事など・・・なお昔からの友人である凛はこの事を知っているし、ピカチュウやなのはといった彼女をよく知っているメンバーは、たまに同人誌を手に入れるために夏や冬の大会やら某虎の店やらメロンの店などに付き合わされており、なのは達は多少ながら同人誌を購入していたりする。
凛「あ、あの〜〜・・・・少し聞きたい事があるんですけど・・・」
ふと、別室に行ってしまったエリーに子供達と遊んでもらって欲しいと頼まれて来た凛が徐に手をあげる。
サンフィス「どうした、創造主の妻?」 凛「あ、私ってそういう解釈なんですね・・・じゃなかった。実はちょっとある事を聞きたくて・・・」
サンフィス「何だ、言ってみろ」 凛「いや、大した奴じゃ無いんですけど・・・実は仮契約について色々と・・・それにネオ・パクティオーカードの事も・・・」
サンフィス「仮契約・・・ああ、彼奴が言っていた奴な」
どうやら凛は氷牙もしていたという仮契約について聞きたいみたいだ。
所で忠タロウ、何時も8時過ぎ辺りにオンラインでPSPのモンハン2Gをやるからお前もどうだ?NANAという名前だ。というかナルガかキリン装備が欲しい。一緒にやってくれ。装備は太刀で防具はガノスが何割かだ。2番の部屋で待つ。
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Re: 異世界大戦記6 ( No.47 ) |
- 日時: 2010/03/31 17:28:58
- 名前: カイナ
- カイナ「あんたらは……本当どんだけカイを苛めたいんですか……そういうのはルイギの役目でしょまったく」
ルイギ「マテや」 カイナ「却下ね。そしてミク二ップさん、八時過ぎってのは午前午後どっちですか?僕は[kaina]という名前の記憶が正しければドドブラZ防具に太刀or大剣使いですけど」 レオ「参加する気か?」 カイナ「ここ一ヶ月ほどノータッチだったけどね。最近はネット小説の執筆除けば娯楽はマイソロ2のテイルズキャラレベル上げとバーサスのフリーバトルにはまってたから」 レオ「おいおい……」 カイナ「ま、久々にやりたいしさ。オンラインはダチがモンハン止めて以来やってないし。ま、お答えお願いしますね」 ―――――――――――――――――――― ヴォルフ「で、大丈夫ですかい、旦那ぁ?」 カイ「平気って思えるならテメエの目は節穴だ」 ヴォルフ「犬は視力より嗅覚に頼ってんですよ?」 カイ「あ、そう……咄嗟に硬化の術を使ったから骨は平気だが……カノンノも少しは加減しろよ……」 カノンノ「ご、ごめん……つい……」 カイ「ま、まあ恥ずかしい言葉言ったりなんなりで俺も悪かった……ごめん」
あの後エリーにとりあえずと割り当てられた一室のベッドの上に座っているカイにヴォルフがそう尋ねるとカイはさっきカノンノの大剣がぶつかった部分をさすりながらそう言い、まだ少し顔が赤いカノンノは呟くように言う。それにカイもまた顔を少し赤くしながら髪をかいてそう呟いて返した。 ちなみにこの後エリーの悪ふざけによりカイとカノンノは同室――しかもベッドはダブルベッド一個しかない――に押し込まれるのを二人はまだ知らない。
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Re: 異世界大戦記6 ( No.49 ) |
- 日時: 2010/04/01 00:17:23
- 名前: 忠タロウ+その他の皆様
- 忠「………すみません…。長らく待たせて申し訳ないですが…、お断り致します。ホント申し訳ないっ!!!」(土下座)
テンバ「…つかこれ、下手すりゃ[発禁確実]な更新やないかっ!!?あと、シェリーって…んな下着しとったか?」 ルイギ「…多分、エリー姐さんが着せた奴かも… 」
・ ・ ・
ルイギ「…さて、この[パンツ泥棒のおチビデジモン]はどうする?シメとくか?」
そう言って、いつの間に捕らえたのかジャリモンをかかげるルイギ。
シェリー「…ルイギ…やっと会えた…」 ルイギ「はいはい、ノーパンのままあちこち走るなよ?早くどっか人気のないトコで、履いて来い。俺は、こいつによく言い聞かせとくからな♪」 シェリー「…うん…」
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