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異世界大戦記6
日時: 2010/03/08 08:43:19
名前: ミクトラン2世バックアップ

さてさて来ました第6弾!!

やれ爆殺だ!!

やれ惨殺だ!!

テロリストも邪神もぶち殺せ!!!

さぁ、惨劇の始まりだ!!!

※ちなみに惨劇は来ません。多分

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Re: 異世界大戦記6 ( No.98 )
日時: 2010/05/09 22:21:39
名前: ミクトラン2世バックアップ

エリー「氷牙〜〜?」
氷「?何だよ」
エリー「後でマシーンの弁償代とルームの修理費・・・払え馬鹿野郎?(怒)」
氷「あ・・・・はい・・・

笑顔で額に血管浮出して請求書(0がいっぱい)を突き出すエリーに泣く氷牙。

エリー「それとお前、何此処で油を売っている?早くミッドチルダに行かんか」
氷「だぁから流石の俺でも無理だっつぅの!!」
エリー「黙れ馬鹿者。お前に拒否権は無い。だから早く行け(怒)・・・それとも何か?さっき鏡夜と面白半分で作ったお仕置きマシーンの実験台にだれたいのか?」
氷「はぁ!?お前大怪我してんのに何でそんなのつくれんだよ!?」
エリー「あんなの片手で出来る。嫌なら早くミハルや何人か連れて早く行かんか」
Re: 異世界大戦記6 ( No.99 )
日時: 2010/05/10 03:03:35
名前:

氷牙「お前な!?この融合世界の次元が荒れてて、転移出来ねぇの忘れた訳じゃないだろうな!?」

エリー「そんな物は貴様のバカみたいデカい魔力で無理矢理通ってしまえば良いだろうが!?」

氷牙「馬鹿かお前!?いや、馬鹿だ!大馬鹿だお前は!?んなことしたらこの世界が消滅するわボケッ!?」

エリー「誰が大馬鹿だ!魔王の癖にそんな事もできないのか!たかが知れるな!?」

氷牙「だからお前は大馬鹿なんだ!?こんな次元が荒れまくった世界で、俺みたいな核ミサイル数億発分の威力の魔力を持つ俺が無理矢理次元転移なんかしてみろ!?新しいブラックホールが出来るわボケッ!?」

エリー「ボケボケ五月蠅いわ!この脳筋!?」

氷牙「少なくともお前よりか柔軟じゃマッドが!?」

ガミガミと口喧嘩を始める二人、その喧嘩を見ていた者達は後に語る。


「エリーの滅茶苦茶な理論は質が悪い。できないものはできないと理解してくれないんです」

などと盛大な溜め息をつきながら語っていた。


氷牙「だいたいな!デバイスなんざ鏡夜にここで作らせりゃ良いだろうが!?彼奴なら10分かそこいらで用立てるわ!?」

エリー「貴様こそ馬鹿か!?あんな今、自分眠いです!って表情の鏡夜に、デバイス作れなんぞ言えるか!?」

氷牙「甘いぞエリー!鏡夜が開発そっちのけで寝ると思うか!?開発・改造頼まれたら終わるまで寝ない徹底ぶりを!?」

エリー「そんな事したら鏡夜の睡眠時間が減ってしまうだろうが!?もしそれで緊急アラームなんか鳴ってみろ!この基地が消えてなくなるだろうが!?」

氷牙「鏡夜が緊急アラーム如きで起きるか!?物理的に起こさねぇ限り起きねぇよ!」

エリー「だったら貴様が責任取れるのか!?」

氷牙「とってやろうじゃねぇか!?俺が全力でシールド張れば鏡夜の攻撃を全て受けきる事など造作もないわ!?(その分魔力消費量が半端ないがな!)」


それを目の当たりにした六課のメンバー達は二人の喧嘩を止めようとした。


スバル「ふ、二人共、おち、落ち着いてください!」

ティアナ「バカ!スバル!下手に仲裁したら巻き込まれるわよ!?ここは、キャロやヴィヴィオに任せるべきよ!」

キャロ「氷牙さん!エリーさん!喧嘩はやめてください!?」

ヴィヴィオ「そうだよ!喧嘩はめっ!だよ!」

氷牙「……正直すまんかったorz」

エリー「……私も大人気なかったorz」

念話で話していないのが仇となり、キャロやヴィヴィオに止められた。

二人の小さな少女に叱られ、小さくなる氷牙とエリー。


なぎさ「うわぁ〜…たった一言で止めちゃったよ…」

ほのか「あんなに強い人でも、子供にはかなわないって事かしら?」

凛「は、ははは……はぁ〜」

あまりの恥ずかしさに乾いた笑い声をあげ、深い溜め息を吐く凛だった。
Re: 異世界大戦記6 ( No.101 )
日時: 2010/05/11 12:15:41
名前: ミクトラン2世バックアップ

・・・と


ビーッ!ビーッ!!

氷「!?」
カイ「な、何だ!?」

突然サイレンが鳴り出し、その場にいた全員に緊張が走る。

エリー「これは援護要請の緊急サイレン・・・!?おい、何があった!?」
兵士「ハッ!!先ほどエリー提督が発注したデバイスを運んでいた輸送車両がB地区で異次元連合の襲撃にあったもようです!!」
エリー「何だと!?私はデバイスの輸送は頼んではおらんぞ!?」
兵士「申し訳ありません。実は提督が帰ってくる数時間前に先ほどの士官が勝手に・・・・」

どうやら先ほど反乱を起こした士官が勝手に命じたらしい。それを聞いたエリーは憎々しげに舌打ちをする。彼女は予定道理に物事が行かないとイライラするのである。

エリー「全く次から次に・・・!!おい氷牙!!予定変更だ!!今から機動性のある6課のメンバーやカイ、そしてミハルを連れて輸送車の援護に行け!!輸送車は平地を移動しているからな!」
兵士「そういえばその近くでミュウツー様達が乗っている高速車両があります」
エリー「だったら其奴らにも応援を要請しろ!!それと一緒に乗っているあの塵共は廃棄処分だ!!!」
兵士「了解!!」
Re: 異世界大戦記6 ( No.102 )
日時: 2010/05/11 13:38:11
名前: 忠タロウ+その他の皆様

一方、高速車両では………

破天荒「うっし、全員とっ捕まえといたぜ♪」
ボボ「やったぜ、俺ら☆ボーボボ組。」

テンバ「ホンマにあんさんらは… 、わてが持っとった[能力封印縄]がなければ、捕まえられへんかったやろうに…」

かなた達イマジン組を、テンバから借りた[能力封印縄]で全員簀巻きにしたボーボボ組。ちなみに、ヘッポコ丸はすでに救出済みである。

ヘポ「…酷い目に遭った…。」
ビュ「へっくん、大丈夫…?」

勇輝「…あっ、皆さん!外見てください、外!?」

そこに、勇輝が窓の外を指差し皆に声をかける。外を見ると、何かの輸送車両らしきものが襲撃を受けていた。

茶々丸「どうやら、助けなければいけませんね…。」
絵美里「よーっし、行っちゃおー♪」
勇輝「僕も…、もうあんな事にならない様に頑張ります…!!」
テンバ「…何や、とても嫌な予感がすんのは…気の所為やろか…?
Re: 異世界大戦記6 ( No.103 )
日時: 2010/05/11 16:33:27
名前: ミクトラン2世バックアップ

一方輸送者側・・・・・


??「ひゃっはははははは!!!逃げろ逃げろ!!でなきゃバーベキューになるぜぇ!?」

ドゴッ!ドゴッ!!

逃げる輸送車を上空から巨大な火炎弾で攻撃する黒い貴族風の男。そして輸送車の後ろからは黒い武装した兵士が追っていた。

??「・・・おい、ダークゼロ。もう其れくらいで良いのではないか?」

ダークゼロと呼ばれた男の隣で、白い騎士を連想させるような白髪で赤眼の男が諫める。

Dゼロ「いやまだだ!!!あの野郎のした行為はこんなんよりずっと重いんだよぉ!?分かるか02!?」
02「・・・いやそうなのだが・・・」

Dゼロの話を聞いて今イチ歯切れの悪い顔をする02。しかしこいつが怒るのも無理は無く、02は後ろにいる二人の娘を見る・・・・



数分前・・・


Dゼロ「はぁ?偵察ぅ〜?」

この世界でメンバーが転送されたという情報を聴き、数時間かけて秘伝の魔術で何とかこの不安定な融合世界にやって来た4人とその部下達は、この平地にいた。

02「そうだ。現在我らは、この魔法世界を何とかやって来た。しかしそのために少人数でやって来た訳だが・・・」

そう言って連れてきた者達を見る02。彼らダークマター一族には、どのような条件下でも移動できるという特殊な秘伝魔術が存在する。しかしそれは膨大な魔力と時間が掛かるし、さらにはたった少人数しか連れて行けないという欠点があったため、現在は二人を含め、娘二人と部下3人という形である。

??「流石にこの人数では明らかに苦戦を強いられます。ですから相手の機会を探ってからにした方がいいという訳ですね?02様」

その中で黒い騎士服を着て、暗い紫色の髪を後ろに結わえた15くらいの少女が言う。

02「そうだミリファ。いくら我らが強力な力を持った者であっても、流石に限りというのがあるからな。さらに現在は秘伝魔術を使用したために私の力もたかがしれている。これでは負け戦も必死だ」
??「これ以上戦力を消耗して無駄な犠牲は避けたいですからね」

ミリファの隣にいた簡素な白いドレス(TOVのエステル風)を着た白い髪の少女が言う。

02「サイスの言う通り。犠牲を出さないためにはこれが手っ取り早い。分かってくれ、ダークゼロ」
Dゼロ「へぇへぇ。わぁったよ。だったら早めに終わらせてさっさt−スコーンっ!−「はうっ!?」

突然、何処かから空き缶が飛んできたかと思うと、それがミリファの頭に直撃する。見ると、飛んできた方には士官が用意した輸送車があり、その助手席からは兵士の一人が顔を出していた。

兵士「お、あったり〜〜♪」
兵士B「何バカやってんだ?さっさと行くぞ!!」

そう言って走り去る輸送車。そしてダークゼロはふと缶が当たった自分の娘を見る。どうやら切り口が運悪く当たったらしく、少し血が出ており、ミリファはそこをさすっていた。

ミリファ「全く・・・最近の者はマナーがなっていませんね父上・・・・え?」

父親に相づちをうとうとしたミリファは父親の異変に気づいた・・・といううか何か黒いのがでていた。

Dゼロ「俺の嫁入り前の娘に怪我させやがって・・・殺す!!!」




Re: 異世界大戦記6 ( No.104 )
日時: 2010/05/12 03:15:45
名前: 孝(たか)

無理矢理すぎません?
わざとらしすぎますよ?空き缶当てるとか…

________________________


氷牙「おい、救援要請のあった輸送車はB地区のどの辺りのだ?」

兵士「は!この基地より南西へ30キロ地点ですので…この辺りかと!」

ホログラフによる地図を表示し、指揮棒を使って地点を指す。


氷牙「ちょっと待ってろ…あれがこうなって、ココがこうなって…んで、こうきてこうだから…今この位だから…こうすれば…」

エリー「何をしている?」

凛「エリー、邪魔をしてはいけません。氷牙様は今、何か計算しています。」

エリー「計算?」

氷牙「……よし、この距離なら俺の次元転移でギリギリ行けるな」

エリー「待て、さっきまで転移出来ないとか言ってなかったか!?」

氷牙「別次元にあるミッドとかは無理だが、同次元での短距離ならギリで可能だ。流石にここまで次元が荒れてると難しいが、この距離なら何とかなる…ただ…」

エリー「ただ…なんだ?」

勿体ぶった言い方に少々いらつくエリー。

氷牙「うむ。そんなに多人数は無理だ。精々俺を含めて5…いや6人と言ったところだな。」

エリー「あと5人か…カイとミハルは付いていくとして、後3人…」

氷牙「少数精鋭で行くのであれば、残りの三人はエヴァ、アイン(リィンフォースTの事)、リィン(リィンフォースUの事)で行くのが良いだろう。もしくは鏡夜、刹那、凛でも良いが、それではここの守りが薄くなり過ぎる。」

エリー「……分かった。頼んだぞ。」

氷牙「OK。」

エヴァ「良いだろう。」

リィンT「分かった」

リィンU「わかりましたですぅ!」

カイ「了解した。」

ミハル「わわわ、わかりました!」


氷牙「時空間…干渉、座標軸固定、魔力充填、目標補足……転移開始…行くぞ!!」

一同「おう!(はい!)」

ヴゥンッ!!
Re: 異世界大戦記6 ( No.105 )
日時: 2010/05/13 12:20:03
名前: ミクトラン2世バックアップ


その頃の敵側・・・・


Dゼロ「おらおらおらおらおらおらおらおらおらおらおらおらおらおらおらおらおらおらおらおらおらッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

まるで某ジャンプ漫画の攻撃音みたいに火炎弾を投げまくるダークゼロ。

02「・・・・なぁダークゼr「オラオラオラ!!!」・・・なぁ「死ね死ね死ねぇ!!!」・・・だからダークz「俺様の炎で炭になりな!?」人の話を聞け馬鹿者がぁ!!!!!!」

−ダスッ!!!−

Dゼロ「はぎゃあああああああああああああああ!!???眼が!?眼がぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!????」

あまりにも人の話を聞かないダークゼロに対して目潰しを行う02。ダークマター一族は本来の姿は黒い霧のような身体に核となる巨大な目玉があるというシュールな姿の奴らが多いため、目潰しは凄く効果があったりする。だが現在、2体は擬人化(娘達は最初から人間体)してるので普通に人差し指と小指で目潰しを行っていたりする。

Dゼロ「こ、この野郎!?何人に目潰し実行してんだよ
02「黙れ馬鹿者!!人の話を聞かぬからだろうが!!(怒)」

目潰し攻撃によって本気で痛がっているダークゼロの抗議を無視して怒鳴る02。

02「お前、確か私は言ったよなぁ!?今回は偵察だけだと!?なのに何故攻撃を仕掛ける!?」
Dゼロ「だってあの野郎、俺の娘傷物にしやがったんだぜ!?」
02「だからといってやって良い事と悪い事位、お前でも分かるだろうg−ターンッ!!−「きゃっ!?」・・・ん?」
兵士A「よし!!当たったぞ!?」

突然、何処からか銃声が聞こえ、とりあえず輸送車を見てみる02。そこでは身を乗り出して、恐らく反撃しようと思ったであろう。硝煙が先から出ている銃を構えた兵士がいた。そして悲鳴がした方を向けば、恐らく兵士の撃った弾がかすったか当たったかして切ったであろう。自分の娘、サイスが目蓋の上辺りから地を出していた。

ミリファ「だ、大丈夫ですか!?お嬢様!?」
サイス「う、うん。大丈夫だよミリファちゃん。私は平気」

流石に魔法攻撃以外にはかなりの耐性を持つダークマター一族でも流石に怪我はするし痛い。サイスもちょっと涙目だ。

ミリファ「おのれぇ・・・・!!!彼奴ら、どうやら我が剣の錆にされたいみたいだn「ダークレーザー」−ビシュッ!!チュドオオオオオオオン!!!−・・・はい?」

突然自分の隣から黒い光線が飛んでいってそれが地面に直撃して大爆発して輸送車が吹っ飛んでいったのを見て唖然とするミリファ。恐る恐る振り向けば・・・

02「・・・・・・・・・・・(怒)」

やっぱりそうでした。娘を傷つけられた怒りで前進からどす黒い殺気と闇のオーラを放出し、さらにバックには阿修羅やら鬼やらが移っている02がいた。そしてそれを見た自分の父親(ダークゼロ)はさっきまでの怒りなど忘れて恐怖で青ざめている。

02「・・・我が子に怪我を負わせた罪・・・その身で償うべきだな・・・・!!」

普段はあんまり怒らないが、怒ると本当に怖い02さん。今度は輸送車に向けて攻撃しようとしている。絶対殺す気だ。

02「死して償え!!!ダークレーザー!!!」

そして02の左手から魔法陣が出現し、今度は先ほどよりも巨大なレーザーが発射された。



ダークレーザー・・・テイルズオブシリーズにある技。闇属性のレーザーで攻撃する。



Re: 異世界大戦記6 ( No.106 )
日時: 2010/05/13 13:36:59
名前: 忠タロウ+その他の皆様

一方、襲撃現場に着いたブライト一行…。(ちなみに、ダークゼロがおらおらと叫びながら連続火炎弾を出してた辺りです…。)
現在、岩陰から先の出来事を見ていた。

テンバ「…いくら何でも、親馬鹿が過ぎまっせ…あの人等…? まるで、神鈴嬢ちゃんが絡んだ時の氷牙はんみたいや…。」
勇輝「…ですね…
絵美里「でも、空き缶当てた人達の方がよっぽど悪いよ〜?だって、女の子を傷つけるなんてサイテーだもん!!」

ジャック「…あとで、母さんに報告して[兵士の教育を徹底的に]してもらおうかと思います…。」
ブライト「しかし…、よりによって[ダークマター一族]とは… 厄介だな…。」

泉「…ともかく、一応あの輸送車の人達を助けた方がいいんじゃない?」
茶々丸「賛成です。少なくとも、あそこまで過激な攻撃をし続ければ輸送車の装甲は直に破壊されます。早めに動いた方がよろしいかと…」

デモンべイン『私も、茶々丸殿の意見に同意する。勇輝、先の様な事にならぬ様に気をつけよ。』
勇輝「う、うん。」
Re: 異世界大戦記6 ( No.107 )
日時: 2010/05/13 17:43:22
名前: カイナ

一方救援要請があった地区へと転移してきた氷牙達はその惨状を見て表情を歪める。

氷牙「予想以上だな……」
カイ「少し探ってみます。影幻術・鼠!」

氷牙の言葉にカイはそう言うと影分身を作り出し、それらを小さな鼠の姿に変えて偵察に行くよう指示する。それと共に鼠は一気に走っていき、カイは目を瞑って少し待つ。と口を開いた。

カイ「……二人の男性の内一人が炎を投げ、一人がダークレーザーで輸送車を攻撃してます……ちなみに理由が兵士に娘を傷つけられたらしいですが。それもかすり傷」
氷牙「事故か?」
カイ「いえ、最初は兵士の悪ふざけみたいですね。それに一人が怒って炎を投げ、他の兵士が反撃したところもう一人も怒り出したようです」
氷牙「……とりあえず救援だ、その後兵士の教育をやり直すようエリーに要請しよう。行くぞ」

カイと氷牙はそう話し合うと氷牙はコメントに困ったように口をつぐんだ後そう言い、カイやミハル達連れてこられたメンバーは「はい」と声を出して氷牙の後について行った。

カイ(勇輝だったっけな?あいつらも近くにいるみたいだが……ま、今はいいだろう)

氷牙の後ろを走りながらカイは心の中で呟き、今はいいかと結論付けると今は任務に集中しようと前を向いた。
Re: 異世界大戦記6 ( No.108 )
日時: 2010/05/13 20:09:05
名前:

氷牙「それにしても…カイ、お前すげぇな。」

カイ「はい?」

駆け出しながら氷牙は徐にカイを誉める。

何の事か分からず首を傾げるカイ。


氷牙「いやな、普通影分身ってのは、自分の姿しかとれないもんなんだ。まぁ、影分身が変化の術を使うなどして段階を踏むなら出来ないこともないが、お前の場合、その段階を無視して影分身を思いのままの形で顕現してるからな。"まず俺には真似できねぇ"よ」

エヴァ「なに?氷牙に出来ないことをやってのけたのか!?」


エヴァが驚愕の表情を露わにする。


氷牙「エヴァ……お前は俺を何だと思ってんだ?俺にだって出来ねぇ事くらいある」

エヴァ「私達の世界で散々常識外れな事をしておいて何を言うか。一発でカンカ法を成功させ、私の闇の魔法を数時間でマスターした上に改良まで施し、デメリットをなくし効率化させ、更に上級の物に昇華させたくせにか?」

ミハル達には闇の魔法(マギア・エレベア)が何か分からないので今一理解していないが、スゴい事をした、という漠然としたものとしか捉えていない。

氷牙「あれは偶然にも適正があったにすぎん。元々、俺には才能などという物は、馬鹿みたいに常識はずれな魔力保有量と、努力と根性、水と氷と雷と地と闇と回復の資質がちょっと高いだけだ、あとは頑丈さだけが取り柄なだけ。カンカ法については、経験が物を言ったまでの事。」

ミハル「はぅ〜〜。」

リィンU「うぅ〜〜よく分からないです。」

リィンT「!いたぞ!」


アインの発言により、救援のあった輸送車を発見。

襲われているようだ。


氷牙「カイとミハルは俺に続け!エヴァとアインは援護、リィンはミハルの護衛だ!いくぞ!」

一同「了解!!」

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