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異世界大戦記6
日時: 2010/03/08 08:43:19
名前: ミクトラン2世バックアップ

さてさて来ました第6弾!!

やれ爆殺だ!!

やれ惨殺だ!!

テロリストも邪神もぶち殺せ!!!

さぁ、惨劇の始まりだ!!!

※ちなみに惨劇は来ません。多分

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Re: 異世界大戦記6 ( No.87 )
日時: 2010/04/13 11:05:52
名前: ミクトラン2世バックアップ

医務室・・・・


アリシア「ん・・・・んぅ・・・・」

アグニムの呪術によってダメージを受けて気をなったアリシア。そして先ほど、目が覚め、辺りを見回していた。

アリシア「ここは・・・そうだった、私確かアグニムの呪術で・・・」

いつの間にかバリア・ジャケットも解除され、何時のまに着ていたのか黒いスーツ姿(おそらくは事情を察したエリーが着せたと思われる)であった。そして彼女は、頭痛が響いて多少ふらつく身体を何とか立たせると、テーブルに置いてあったフェイトのと同じような形のオレンジのデバイスを手に取り話しかける。

アリシア「エンヴィー・・・此処、何処か分かる?」
エンヴィー『Yes, this conduct oneself carried to this conduct oneself about two hours ago and was crowded with dispensary in the enemy base Master. (はい、此処は敵基地の内部にある医務室で、マスターはおよそ2時間前に此処に運び込まれました。)』

エンヴィー(嫉妬)と名付けられた愛機の言葉を聞き、そのまま悲しそうな顔をするアリシア。

アリシア「(カービィさん達、敵な筈の私を此処まで連れてきてくれたんだ・・・でも・・・)」

アリシアは二人の優しさが嬉しい反面、これから自分がしなければならないことを思い出すと、少し罪悪感が沸いてくる。

アリシア「(御免なさい二人共・・・あなた達を裏切る形になるけど私にはやらなくちゃいけない事があるの・・・)エンヴィー、お願い」
エンヴィー『OK my,Master.』

途端、アリシアの身体をオレンジ色の光が包み、アリシアはフェイトのと同じような形の白いバリアジャケットを身につける。
Re: 異世界大戦記6 ( No.88 )
日時: 2010/05/01 02:14:04
名前: 孝(たか)

そういや、ニトロって、液体爆薬の一種で、狭心症治療薬でもありましたよね?
衝撃与えたら爆発するニトロ…衝撃どころか、動いた時点で、その振動で爆発するんじゃ…?
アーマーの外に出たせいで余計に爆発力が増すような気もするし…?

あと、自分英語分からないんで、英文は書かないで直接日本語表記でお願いします。
ミクニさんも二度手間になってしまいますし、読む方としてもめんどくさいですし…

鏡夜「!?ルイギ!あのエンジンを早く処分して!?」

ルイギ「は?いきなり何を…「良いから食え!」食え!?ちょ!?ニトロ食わせる気かおま!?「うるさい!」がぽっ!?もがも、もががもがも?!(グラトニー・マウス)ごっくん。まず…」


ドゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオンッ!!!!!!

ルイギの体内でニトロが大爆発。
10倍ほどに膨張して、破裂したルイギ。

ルイギ「う、げぇ…」

鏡夜「……ふぅ…危なかった。」

ルイギ「て、めぇ…何を…?!」

鏡夜「きみ、馬鹿?ニトロなんてちょっとの衝撃で爆発するんだから、ニトロ搭載エンジンなんて抜き取っただけで爆発するに決まってるじゃん。」

エリー「……あ」

凛「エリー…あなたまさか…」

エリー「は、ははは…すまんorz」


豆知識…
ニトログリセリン(三硝酸グリセリン、トリニトログリセリン、nitroglycerin)とは、示性式 C3H5(ONO2)3 と表される有機化合物。爆薬の一種であり、狭心症治療薬としても用いられる。

グリセリン分子の3つのヒドロキシ基を、硝酸と反応させてエステル化させたものだが、これ自身は狭義のニトロ化合物ではなく、硝酸エステルである。また、ペンスリットやニトロセルロースなどの中でも、ただ単に「ニトロ」といった場合は、一般的にはニトログリセリン、またはこれを含有する狭心症剤を指す。

わずかな振動で爆発することもあるため、取り扱いがきわめて難しく、日本においては原体のまま工場から出荷されることはない。
Re: 異世界大戦記6 ( No.89 )
日時: 2010/05/01 03:07:52
名前: 孝(たか)

のぞみ「あの人、いま…」

りん「言わないで、思い出したくないから、お願い。」

のぞみの肩を掴みながら凄み、口を閉じさせる。


数時間後…

士官はバインドで何重にも拘束され、地下牢に縛り付けられている。

士官が気絶してから出てきたキャンサーのガイアメモリは粉々に砕けていたが、とりあえずのサンプルとして回収、保管された。

そして…

なぎさ「私、美墨なぎさ。よろしくね」

ほのか「雪城ほのかです。宜しくお願いします。」

ひかり「九条ひかりです。宜しくお願いします。」

メップル「メップルだメポ!」

ミップル「ミップルですミポ!」

ポルン「ポルンポポ!」

ルルン「ルルンルル!」

鏡夜「氷牙と戦った、キュアブラック、キュアホワイト、シャイニールミナスの三人だね?」

なぎさ「ははは、はい!(うわ、またカッコいい人!?)」

顔を真っ赤にしながら返事をするなぎさ。

カイ「んで、そっちは?」

咲「日向咲です。」

舞「美翔舞です。」

フラッピ「フラッピラピ」

チョッピ「チョッピですチョビ」

修治「ふたりはSplash Starのブルームとイーグレットだよな?」

舞「えっと、はい。」

咲「Splash Starって何?まぁ、私達の技にあるけど…」

修治「まぁそれは追々。」

ちょいとお茶を濁す修治。

刹那「それで、あなた達は?」

のぞみ「私、夢原のぞみ!」

りん「私は、夏木りん。」

うらら「春日野うららです。」

こまち「秋元こまちと言います。」

かれん「水無月かれんです。」

くるみ「美々野くるみです。」

ココ「僕は小々田コージです。」

ナッツ「俺はナッツだ。」

シロップ「シロップだ。」

ヴィヴィオ「プリキュア5とミルキィローズだよね!」

のぞみ「そうだよ。ヴィヴィオちゃん!」

元気よくそう返すのぞみ。

カノンノ「それから…」

ラブ「私、桃園ラブ!」

美希「蒼野美希よ。よろしく!」

祈里「私は、山吹祈里です!」

せつな「東せつなです。よろしく」

タルト「ワイはタルトや!こっちがシフォン」

シフォン「ぷりぷ〜♪よぉしく!」

ウェスター「俺は西隼人」

サウラー「僕は南瞬だ。」

修治「う〜む…」

章悟「どうした?」

修治「いや、ウェスターやサウラーが居るのに、満と薫は居ないのがちょっと…」

章悟「あぁそうかい」

ボソボソと話す二人。

エリー「で、最後が…」

つぼみ「花咲つぼみです!」

えりか「来海えりかだよ!よろしくねぇ!」

シプレ「シプレですぅ!」

コフレ「コフレですぅ!」

修治「これだけ揃うと爽快だな…まさにオールスターズ。」

ヴィヴィオ「……」

つぼみ「どうしました?ヴィヴィオちゃん?」

ヴィヴィオ「うん。やっぱりフェイトママと声がそっくり。」

つぼみ「ヴィヴィオちゃんのお母さんとですか?」

ヴィヴィオ「うん!」

凛「貴女がりんさんですか…」

りん「あ、はい。確か、凛さんでしたか?」

凛「はい♪同じ名前同士、仲良くしてくださいね?」

りん「こちらこそ。宜しくお願いします!」

握手を交わす凛&りん。

刹那「せつなさんですね?」

せつな「えぇ。貴女も、刹那って名前なんでしょ?」

刹那「はい。」

せつな「なかよくやりましょう。」

刹那「こちらこそ」

こちらでも握手を交わす刹那&せつな。

プシュ〜

氷牙「うぃ〜す。紹介は終わったか?」

エアが抜ける音と共にカートを押しながら氷牙が入出してきた。

凛「氷牙様。……と、エヴァさん」

エヴァ「ふふん」

氷牙の後ろから同じようにカートを押しながら入出してきたエヴァに、若干笑顔を引き攣らせる凛。

氷牙「つもる話もあるだろうが、まずは菓子でも食って腰を落ち着けようぜ?」

チョコクッキー、チョコケーキ、チョコタルト、チョココロネ、羊羹、ドーナツ、たこ焼き、ホットケーキ、モンブラン、イチゴのホールケーキ、バームクーヘン、ドリンク各種、紅茶類、コーヒー類などなど。

……明らかに菓子で無いものも混じっていたが、気にしない事だろう。


修治「なぁ、氷牙さん?」

氷牙「あ?」

修治「狙ってやってる?」

氷牙「勿論。いつもTVで見るときはヴィヴィオ達と食いながら見ていたからな。」

修治「ははは…」

なぎさ「おいしそうなチョコのお菓子とたこ焼き!?」

ウェスター「たこ焼き!?おおお!?ドーナツまで!」

のぞみ「おいしそうなお菓子がいっぱい!!」

うらら「おいしそうです!!」

えりか「本当だ!おいしそう!…じゅる…おっと涎が…」

シェリー「お菓子…じゅるる」

氷牙「落ちつけお前ら。沢山作ってきたから慌てるな。」
Re: 異世界大戦記6 ( No.90 )
日時: 2010/05/01 10:57:04
名前: 忠タロウ+その他の皆様

ルイギ「…てか、俺にニトロエンジンを無理矢理食わせた事について…てめえらには謝罪する気は………ねえな…

修治「諦めろ、ルイギ。お前の今の立ち位置は[憂さ晴らし用のサンドバッグ]何だからな?」

ルイギ「納得いかねー!!?せめて一発殴らせろ!つか、先の俺と同じ目に遭え!」
鏡夜「却下。君…今まで何の為にここに居られるか分かってて言ってるの?なら今この場で氷牙の[男性器を不能にする薬]を射ち込んでやっても」
ルイギ「すんませんでした。もう文句は言いません、サンドバッグでも構いませんから…

鏡夜の言葉で土下座するルイギ。

シェリー「…ルイギ、苛めないで…」
ルイギ「しぇ、シェリー…
Re: 異世界大戦記6 ( No.91 )
日時: 2010/05/03 07:48:32
名前:

パクっ

………………………
…………………
……………
………


サウラー「こ、これは…」

ウェスター「う…」

タルト「う…」

シロップ「う…」

一同「うーーーーーーーーーーーまーーーーーーーーーーーいーーーーーーーーーーーぞーーーーーーーーーーー!!!」
Re: 異世界大戦記6 ( No.92 )
日時: 2010/05/03 23:23:04
名前: ミクトラン二世バックアップ

赤「ンマ〜〜〜!!このケーキ美味しいよ♪」
ヴィヴィオ「うん♪氷パパのお菓子は美味しいね♪」
緑「がふっ!がふっ!もふもふ!」
ルイージ「コラコラ、そんなにがっついちゃ駄目だよ?」

エリー「ふむ、このヨーカンも中々だな・・・今度天の助を仲間にした時に奴の身体を何割か貰おうと思っているしな・・・・」
ピチュー「ぶふぇ!?・・・ね、義姉さん・・・それ新手の冗談?」
カイ「どわぁ!?顔にかかった!?」

洋館食いながら呟いたエリーのとんでもない爆弾発言に驚いて食べたバームクーヘンを吹き出すピチュー。それがカイの顔にかかったのは別の話。

エリー「彼奴って確か身体の殆どが心太だろ?実は久しぶりに芋羊羹を食べたくてな?だから彼奴仲間にして心太をゲットしようと思ってたのだよ。他のやつらは煮ても焼いても食えないからな」
ピチュー「用は食材扱いかよ・・・」
リィン「何だか哀れですね・・・」
Qちゃん「そうですね」

二人の話を聞きながらお茶を啜る元魔導書の人格プログラムと戦闘用アンドロイド(Qちゃんの身体は殆どは人間だった時の身体をサイボーグ化したものなので茶々丸と違って飲食可能)。
Re: 異世界大戦記6 ( No.93 )
日時: 2010/05/07 17:45:12
名前: 忠タロウ+その他の皆様

一方、その食材扱いになってるところ天の助とボーボボ一行のほうでは……

バシュウッ!

ルドルフ『くっ…!』
勇輝「かっ…!…あ、あれ?僕は今まで…というか、お腹の辺りが痛いんですけど…」
絵美里「勇輝が元に戻ったー♪」

田楽ショットの衝撃によりルドルフを追い出し、勇輝を開放したボーボボ。

ガンナーF「おのれ!貴様等、よくもルドルフを…」

ボボ「よし、破天荒!このまま続けて、ヘッポコ丸を取り戻す!お前のカギ真拳でロックできる様に、サポートする!」

ブライト「もともとは、お前らが原因でこうなったんだろうが…!?いい加減どけ。こいつ等の相手は、俺たちでやる。」
ソフトン「…すまないが、こちらも仲間が一人とり憑かれてしまってるんだ…引き下がれん。我々の仲間は、我々の手で取り返す。ブライト殿達は、その後でイマジン達を捕らえてもらえないだろうか…?もちろん、先の非礼もできる限り詫びる…!!どうか…」

ポコミ「お兄ちゃんの体から、早く出て行けー!!」
Re: 異世界大戦記6 ( No.94 )
日時: 2010/05/07 21:57:28
名前: ミクトラン二世バックアップ

ミュウツー「断る。貴様等が幾ら謝った所で残るのは不愉快だけだ!!邪魔だから退け!!」
首領「んだとコラぁ!?俺らの何処が邪魔だって!?」
ガノン「貴様等は存在そのものが邪魔だろうが!!貴様等のお陰で我々がこれまでどんな被害にあったか覚えているのか!?」
ビュティ「うっ・・・・!!それは・・・・」

流石のビュティも反論できなかった。無理もない、一様ボーボボ達も昔はメンバーであったが、勝手な行動ばかりしてメンバーを困らせた挙句、何度もピンチに陥ったことがある。これは流石に起こるなというのが無理である。

仙王・セイバー「くっ・・・・!!よくもルドルフを・・・!!」
仙王・スピアー「おのれ・・・ゆるさんぞ!!」

−FULL CHARGE!−

ルドルフを倒されて怒った2体は、すかさずパスケースを取り出しベルトに翳す。すると2体の持つセンガッシャーの刃の部分が光だし、仙王・スピアーフォームはそのままミュウツー達に向かって投擲する。が・・・

ミュウツー「喰らわん!!」

−ヒュッ!!ドスッ!!ズシャァァァァァァァン!!!−

首領「げはぁっ!!?」
ボーボボ「はぎゃあああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!」
破天荒「おやびぃぃぃぃぃぃぃん!!!!」
ビュティ「ボーボボォォォォォォォ!!!?」

あろうことかミュウツーとガノンは、騒いでいた首領パッチとボーボボを掴むと、そのまま投げつけて仙王の攻撃を受け止める。そしてそれは首領パッチのど真ん中に槍が突き刺さり、閉じ込めるかのように髑髏を象った結界が発生して首領パッチは身動きがとれなくなる。そしてそのまま仙王は飛び上がると、結界ごと首領パッチにスピン・キックをかまし、仙王・セイバーフォームの放った獅子の形をした衝撃波はボーボボにクリティカルヒットして、そのまま2匹はまた外に叩き出される。

破天荒「こ、この野郎!!よくもオヤビンを盾にしやがったなゴルァ!!?(怒)」
ブライト「黙れ!!!あんなのの事なんか知るか!!そのまま死にさらせ!!!」
かなた『酷ッ!?貴方達それでも正義の味方ですか!?』
ミュウツー「今時正義の味方をやっていて生きていけるか!!」
仙王・セイバー「正義なんて微塵も無かったぁぁぁぁぁ!?」
Re: 異世界大戦記6 ( No.95 )
日時: 2010/05/08 03:23:10
名前: ミクトラン二世バックアップ

エリー『・・・所で氷牙。実はお前に話がある』
氷『?何だ急に。改まって念話で?』

エリー『実は今日、本当は帰りに本部に寄ってミハルのデバイスを貰ってから此処で最終的な微調整を行う筈だったのだが・・・あいにく私はこんな状態なのだ。だからお使いという名目でミハルとその他何名かと一緒に今から行ってきて欲しいのだ』
氷『こんな状況でか?それは流石に無茶だろ?』
エリー『無茶でもやってもらうぞ。これは戦力強化にもなるしな。それにそんなの気合で何とかせんかだらしない』
氷『流石に俺でも無理な物くらいあるぞ!!』
エリー『それを可能にするのが男だろうが。あと秘密だが、実はナンバーズとスカリエッティも此方に引き込もうかと思っている』
氷『何であいつ等まで引き込むんだよ!?・・・それに一人居ないんだぞ?』
エリー『それなら大丈夫だ。実はあの後カービィの奴がその子発見して現在はあいつ等の本拠地【スマブラ屋】で寝ているらしいしな。スカリエッティは・・・・まぁ大丈夫だろう。彼奴何方かと言えばボケキャラだし。作者のお気に入りのナンバーズが主役の小説では中々のボケっぷりを発揮しているからな』
氷『そんな理由で!?そんな理由で率いれるのか!?世界的大事件を引き起こした犯罪者を!?』
エリー『理由はともかく。今我らには可能な限りの戦力が必要なのだよ。この際敵も味方も関係無い!』
Re: 異世界大戦記6 ( No.97 )
日時: 2010/05/09 09:17:26
名前:

……数時間後


ラブ「そこだー!いけー!」
のぞみ「頑張れ〜!負けるなぁ!」
えりか「いっけー!なぎささん!ドツクゾーンなんかに負けるなぁ!!」
なぎさ「いけー!私!」
うらら「危ない!おぉ!凄いです!」
修治「右だ!左だ!また右だ!」


六つ子達の持っているプリキュアシリーズのブルーレイを観賞していた。

特に、のぞみ・なぎさ・ラブ・えりか・うらら・修治の六人が興奮していた。


章悟「………修治orz」

友人の惨状を見て崩れ落ちる章悟。

氷牙「まぁ、なんだ。その内良いことあるって」

鏡夜「君が言うと説得力ないよね」

氷牙「……ちくせうorz」

鏡夜の軽めのジャブ(毒舌)で涙を流しながらorzポーズで悔しがっていた。

そして…


トレーニングルーム。


影氷牙「ぬんがー!!」

ズドンッ!!

影氷牙「ほあちゃぁぁぁぁぁっ!!」

ドゴンッ!!

影氷牙「どっせぇぇぇぇぇい!!」

ズダァァァァァァァァンッ!!


トレーニングルームのパンチングマシーンを氷牙の影分身が本体の感情をダイレクトに受け取り、本体の代わりにストレス解消。


しかし……

影氷牙「次ぃぃぃぃぃぃぃ!!」

カイ「ほい。」

影氷牙「オラオラオラオラオラオラオラ!!」

ダダダダダダダダダダタダダダダッ!!

幾つか壊してしまったパンチングマシーン…の重石をカイが放り投げる。

流石にブルーレイに集中するわけにはいかないと思ったカイは、影氷牙のストレス解消を見ていた。

自分より強い者の体術は見ているだけでも勉強になるかららしい。

カイ「(なんだあの動きは…!?荒々しくも洗練された攻撃…)」

影氷牙「シュッ!!」

カイの影分身が投げた様々な物を一瞬で砕き、蹴り、殴る。

カイ「(これが…強さを極めた者のトレーニング?…)すげぇ…」

影氷牙「はぁぁぁぁ〜〜………」

沈黙……

影分身カイ一同『だぁぁぁぁっ!?』

一斉に影氷牙に襲いかかった。


影氷牙「カッ!!!!!」

腰溜めに構えたまま気合い一閃。

影分身のカイが一体残らず消し飛んだ。

カイ「なっ!?」

カイには見えた…いや、見させられた。

まさに一瞬。

カイの分身25体を、拳打一発ずつで消滅させた。

カイ「まさか…分身とはいえ、あの数を一撃ずつで、秒殺、だと?」

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