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忠タロウ的・リレー小説版〜その3〜
日時: 2008/07/22 20:04:06
名前: 忠タロウ+その他の皆様

忠「ついに…、第3弾公開♪」
ルイギ「…ここからいよいよ、虚圏突入編に入るんだろうな…?」

忠「………………まあ、そのうちに………」
章悟「…また凍らされたいか…!?」チャキッ!!

忠「しかし!!四聖獣騎士や時空の勇者も出る、邪神王編も出ますからその時に勇輝君達も出します♪」

勇「ええ!?僕達も、鏡夜さん達と一緒に!?」
修「とうとう、本編を更新しなくなって数か月…。俺らもここに出る事となるか…。」
絵「…気にしない、気にしなーい♪和美にも逢えるし、あたしは嬉しいな☆」

忠「それでは、三週目!!スタァ〜ト!!!!」

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Re: 忠タロウ的・リレー小説版〜その3〜 ( No.41 )
日時: 2008/07/26 14:15:36
名前: 忠タロウ+その他の皆様

氷「…と、とりあえず勇輝とやらの傷を治さなきゃな…。それに、お前は自分の息子とちゃんと顔をあわせなきゃな…」

正「…分かった。」





章悟「…しかし、こんな所に勇輝の親父さんがいたとはな…。だが7年前に、ネクロスに襲われたって本当なんですか?」

正「ああ。あの時ネクロスは、四聖獣騎士の初代達が人間に転生したって情報をどこかで得て、まずリーダーである俺を倒しに来た…。しかし、当時のあいつはまだ完全に魔力が回復しきってなかったし、俺の方も人間の身体で苦戦しつつも何とか頑張った。…だが、あいつの放った魔法が誤って俺の息子に命中しちまった…」

絵美里「ええ〜!?でもでも、多少の傷は確かにあったけど大きなのとかじゃなかったんですよ!?」
正「その時、ネクロスは場所を変えるためにあえて次元の穴を残して移動した…。そして俺は、瀕死の重傷を負ってしまった勇輝を救う為に朱雀の騎士の力を…受け継がせた。できれば、普通の子供として生きて欲しかったがそうも言ってられなかった…。」
修治「む〜…、つまり他の邪神達も復活している可能性があると。そういう事っスか!?」
正「なかなか鋭いな。…そして、俺は勇輝の傷を命凰炎で自分の命を半分注ぎ込んで、ようやく命を繋ぎ止めた後でネクロスの後を追った。そん時に慌ててたモンで、妻・百合子と生まれたばかりの勇輝と一緒に写った写真入りペンダントを落としちまった。」

章悟「…それなら、勇輝が肌身離さずずっと持ってます…。必ず父親に返すために…」
正「…そうか…。ありがとよ、勇輝。」

勇輝「…謝らなくたっていいよ…。」
正「!!?…傷、もう治ったのか…。」
勇輝「うん。氷牙さんが僕を止めてくれたんだよね?…勝手に暴走しちゃって、ごめんなさい。」

氷「いいって。もう気にしてねえから…。」
鏡「しかし、フルスイングであばら二・三本折っちゃったんだからそれ相応の慰謝料はふんだくっていいよ?」
氷「鏡夜ぁ〜!!!!」

勇輝「いいですよ!?…こちらが勝手に暴走したから、こっちに非がある訳で…」
正「…勇輝。」
勇輝「え…」

勇輝の名を呼んだ正義は、彼を自らの胸板の中に抱きしめた。

勇輝「…ふええっ!?///お、おとうさ…」
正「勇輝…、大きくなったな…。それにもう立派な男だぞ…」
勇輝「…お…とう…さ… うええっ…」

章悟「………」
章悟は涙が見えぬ様に、顔を上に向けた…。

絵美里「…うん、うん。よかったねぇ〜 ぐすっ…うわああああん!!」
絵美里は大泣きし始め…
修治「…くうう。今回ばかりは涙無しじゃ…うおおおおっ!!」
修治もつられて男泣き。


孝さん、誠さんにつなげます… グスン…。
Re: 忠タロウ的・リレー小説版〜その3〜 ( No.42 )
日時: 2008/07/26 14:45:33
名前:

「「…………………」」
親子の感動の再会を目の当たりにした氷牙と鏡夜。
その表情は愁いを帯びた苦笑であった。

氷「(親父…あんたの仲間は親子の再会を果たしたぜ…俺も親になったからわかる…親父…例え俺達は会えなくても、俺は幸せだぜ?)」
鏡「(父さん…か……ふふっ)」


か「なんかあの二人…」
つ「うん…なんだか」
こ「………」


氷「正義」
正「なんだね、氷牙さん?」
氷「あんたが朱雀を司ってたんなら…皇牙って名を知っているか?」
正「勿論だ!奴とは親友だからな…酒に酔うと、必ず息子の自慢をしていたもんさ!」
氷「そうか…」
正「…あれ?そういや…あいつの息子の名前も氷牙って……まさか」
氷「正真正銘…皇牙の息子の氷牙だ」

正「ほぉ…通りで、顔立ちが随分似ているとは思ったが…いや〜世の中狭いねぇ!」
鏡「(本来はこんなに気さくな人なんだ?)」

続く
Re: 忠タロウ的・リレー小説版〜その3〜 ( No.43 )
日時: 2008/07/26 15:47:26
名前: 忠タロウ+その他の皆様

ゴゴゴ・・・・・・・・・・!!!!

正「!?…この魔力…、グァルゾディアか!!」
勇輝「えっ!?」

グァルゾ『ぬうううううう!!!なんという事だ!?ネクロム・ナイツだけでなく、正義―ゾルトまで役に立たんとは!!!』

章悟「…とうとう、親玉が動き出す様だな…。」
絵美里「頑張るよ〜♪」
修治「いよっしゃあ!!」

勇輝「よくも、父さんを…。だけど、先の様にはならない様にしないと…」
正義「いや勇輝。実はその闇の力もまた、朱雀の騎士の力でもあるんだ。お前もしかすると、朱雀の剣(つるぎ)を具現化できてないんだろ?」
勇輝「え?」
デモ『うむ。そういう事だ…正義、勇輝は今までの戦いで我を行使し朱雀の炎の力を操って戦ってきた。』
正義「それも、自分の一部なんだ。どんな生き物とて、最初から最後まで純粋じゃない…。誰しも闇と光はあるんだ…、大切なのはそれを受け入れられる強さだ。…今のお前ならできる…。」

勇輝「父さん…、うん!!」





氷「よ〜し…、俺達もグァルゾディアには用があるんだ。ついて行かせてもらうぜ?」
鏡「奴には、色々とお礼をしなきゃ…ね♪」
章悟「…鏡夜さんって、かなりのドSですね…。」
鏡「何?今さら気づいたの?」

こ「とにかく、いよいよラスボスとの最終決戦だぁー!!!」
か「…うう、何か緊張してきた…。」
つ「お姉ちゃん、あたしも〜…。」
田村「おおお…、背筋に悪寒が…。やばすぎませんか!?」
ハルナ「だいじょーうぶ♪あたし、こうゆうの(修羅場)には慣れてるから。」
明日菜「それは漫画描いてる時の話でしょー!?」
刹那「…京谷さんのために…!!!」
鈴「…お兄様のために…!!!」
恩「…早く帰りてぇ…。」

一「…あの暗黒神、確か体内に[崩玉]を取り込んだってゲタ帽子が言ってよな!?」
ルキア「ああ、間違いない。この魔力とやらの中に、微弱だが[崩玉]らしき反応があった…。」
冬「ならば、邪神ごと倒せば…!!」
蘭菊「万事解決♪ですね。」
斑目「しゃああ!!盛り上がってきたぜ!?」
弓近「ああ。邪神とやらに、僕の美しさを思い知らせてやろう…。」
剣八「へへへ…、斬り甲斐がある霊圧だぜ!!」

零「…二人目の邪神…。はたして何者なのか…!?」
小「まあ、ネクロスと同じ人間ではないかとわしは思う…。」

兵真「いよいよか…。」
リィン「ど、ドキドキします…!!」
雫「だいじょうぶだってー♪」
疾風「ほな、さっさと転移陣乗りまひょか?」

拓也「…俺、もしかして一番蚊帳の外!?」

そして、鏡夜達は全員転移陣の上に乗った途端に陣が作動し、一気に上へと彼等を導いた。





キングメノス・タワー最上階。玉座の間…

グァルゾ「…来おったか…。」
そこには上半身を怪物の骨格を象った鎧に身を包み、顔に同じく怪物の頭蓋骨を象った仮面を被った男が星空と白き砂漠をバックに、玉座に座っていた。

はたして、この戦いはどうなるのか!?


孝さん、誠さんにつなげます!!!
Re: 忠タロウ的・リレー小説版〜その3〜 ( No.44 )
日時: 2008/07/26 16:00:53
名前:

氷「………はて、どっかで見たような…?」
鏡「氷牙も?僕もなんだよねぇ…どこだったかなぁ……?」
明日菜「う〜〜ん。私も見覚えあるかなぁ…?」
ネギ「皆さんもですか?実は、僕もなんですよ!あれは確か……」

「「「「……………あ!?」」」」
ふと、4人同時に思い出した。
「「「「漆黒の貴公子!」」」」
グァル「失敬な奴らだな!あの様な馬鹿兄と一緒にするな!」
「「「「……兄?…つまり、貴公子の弟?」」」」
グァル「ぐぬぬ…」

続く
Re: 忠タロウ的・リレー小説版〜その3〜 ( No.45 )
日時: 2008/07/26 17:01:23
名前: 忠タロウ+その他の皆様

グァルゾ「…兄とは言っても、義兄だがな…我が封印から目覚めたのもあの男のおかげでな…。しかし、あれ以来しばらく遭っていないが…」

氷「…いや、それすでに義兄でもなくて他人になってんじゃないか?」
章悟「…?」
勇輝「何があったのかな?」
絵美里「さあ?」
修治「ともかく、ラスボスとの最終決戦だ!!全員気合入れて行こうぜぇ〜♪」

スパアアン!!

章悟「一人で盛り上がるな、イロモノ。」
修治「いて〜!!ハリセンで叩くなよ!?つーかどこから出したんだ!?」
雫「はーい♪あたしが貸しました〜。」

グァルゾ「…貴様ら…」
ギュオオオ!!
グァルゾディアの右の掌(てのひら)に、漆黒の黒球が現れた。そして――

グァルゾ「我を無視するでないわぁああああ!!!」

章悟「!!」
氷「全員避けろぉー!!!!」

ドギュオオオオン!!

鏡「…なんか、ネクロスのカースド・スフィアより大きくない?威力もでかいし…。」

グァルゾ「くくく…。今の我は無限に近しい程の力が、満ち溢れているのだ!!この虚圏中に広がる無限の霊力は我が味方!!更に、[崩玉]を取り込んだためにますます力が溢れてたまらんのだ!!…これで我はネクロスどころかベルムをも上回る最強の邪神になれる日も近いだろう!!」

氷「夢は、寝てから見てろ!!刺突・轟雷!!!」
雷「俺様も忘れちゃ困る・ZE!?サンダー・アロー!!」
「「合体秘技!!轟雷螺旋突!!!」」

刺突・轟雷にイカズチのサンダー・アローが交わり、螺旋を描きながらグァルゾディアに突っ込んでいく!!

ズドォオオオン!!

グァルゾ「…それで?」
氷「な…、何!?」
グァルゾ「今の我は、まだまだ全力を出し切っていない。まだたったの1%だけの力で防いでやったのだ…何故なら、この世界こそが我が力の源だからだ!!ダークネス・スフィア!!!」

ドギュウウン!!メぎメギゴキキッ!!!

氷「が…ぐはっ…!!!」

圧倒的!!グァルゾディアの力の源泉!!!


孝さん、誠さんにつなげます!!
Re: 忠タロウ的・リレー小説版〜その3〜 ( No.46 )
日時: 2008/07/26 17:32:04
名前:

鏡「ふぅん…何だ、世界の力を使ってその程度なんだ?…つまんない」
グァル「…なんだと?」
鏡「1%でその程度しか出せないの?って言ったの…頭悪いの?魔界病院教えてあげようか?」
グァルゾディアの力を見ても余裕の態度を崩さない鏡夜。

鏡「崩玉の制御…出来てないんでしょ?体に埋め込んでも、1%しか使わなかったじゃなくて使えなかった。じゃないの?君の実力からいって、精々5%がやっと…と言った所々でしょ?」
氷「よっこいしょ…(コキッコキッ)派手さの割に大して威力がねぇな?確かにネクロス以上だが…まだまだだな?」

グァル「貴様!?何故立てる!確かに重傷だった筈!?」
氷「俺達が何時までも同じ実力で、敵の本拠地なんかに入るかよ…言った筈だ。俺達は現世の10億倍の力を解放すると…」
鏡「君の体に崩玉が完全に馴染む前なら、今の僕達でも十分対処できるし…」
氷「この世界にも体が慣れた…だから」
鏡「こんな事も…出来る!」
「「闇の凱装!」」
二人は虚圏に満ちる霊力を武器に具現化する。

氷「虚の力をその身に秘めよ!虚槍・ヴェルレイダー!」
鏡「虚の力をその身に宿せ!虚剣・ヴェルレイバー!」
虚圏の霊力が凝縮された槍と剣…虚槍と虚剣。


続く!
Re: 忠タロウ的・リレー小説版〜その3〜 ( No.47 )
日時: 2008/07/26 19:13:40
名前: 忠タロウ+その他の皆様

グァルゾ「くうっ!?(み、見破られている!?…確かにまだ身体が[崩玉]に馴染んでないのは事実…。だが、負ける訳にはいかない!!負ければ…負ければ…!!!)」

チャキッ!!
二人は虚圏の力を宿した武器をグァルゾディアに向けた。

氷「…さあ、始めるぞ…。」
鏡「君への一方的な制裁を、与えてあげる♪」

勇輝「…す、すごい…。(僕も…負けられない!!)」
章悟「ていうか、本来俺らが相手すべき奴なのに…」
修治「逆にあいつらに、いいトコ取られてね?」
絵美里「まあまあ♪これで、勝てる確率大幅アーップ!!」

兵「よし。なら、一気にたたみかけるぞ!?」
雫「おー!!」
リィン「分かりました!!」
疾風「血がたぎってきたでぇ〜!!!」

ルイギ「ふふふ…♪今こそ新しいデュアルスピリット・エヴォリューションを見せる時!!」
拓也「俺は、絶対に負けない!!!」

一「てめえごと[崩玉]を破壊して…」
ルキア「それで終わりだ…。」
恋次「よし、行くぞ!!」
冬「行くぞ、松本。」
蘭菊「はい、隊長!!」
斑目「しゃああ!!邪神でも何でもぶっ倒してやるぜ!!!」
弓近「…その目に焼き付ける事だ。僕の美しさを」
章悟「そういう奴に限ってザコ感が否めないんだよな…。」
弓近「…君、余計な事は言わないでくれるかな?」
剣八「ごちゃごちゃ言ってねえで、さっさと始めるぜ!?」

明日菜「よくもガトウをヴェルレイドに…!!許さないわよ!?」
刹那「…神鳴流剣士、桜咲刹那。参る!!」
鈴「お兄様のために…!!!」
恩「よ〜し、行くぞ!!!」
ネギ「…行くよ、小太郎君!?」
小太郎「おう!!いつでもええで!?」

グァルゾ「…まずは小うるさいザコ共の掃除でもするか…。」
パチィン!!
そう言って、グァルゾディアは指を鳴らした。次の瞬間…

ガシャーン!!

玉座の背後のガラスが砕けて、そこから大量のデス・グローグ達が次々と入ってきた。

冬「ぬうっ!?こいつらは、階段で会った…」

勇輝「うわわあっ!?」
章悟「…それなりにできそうな奴等だな…。」
修治「ん?…それだけじゃねえみたい…。」
修治が指差した方には、片那達まで現れていた。

片那「…おてつだいしますです…」
そう言いながら、銀閃を片手に持って戦闘態勢に入った。

グァルゾ「(ふん…、あの女狐。どこに行ったのかと思ったら…クローンだけみたいだが、いずれ本人も出て来るだろう。)さあ、その制裁とやらを受けて見せようではないか!?」
グァルゾディアは、両手に深淵の闇でできた禍々しい両刃大剣を二つ持って構える。

氷「(見たトコ、パワータイプか…?まあ、戦ってみれば分かる。)行くぞ!!?」

正義「…さて、この身体でどこまでできるかやってみるか?黒刃刀。」
勇輝「…ねえ、父さん?」
正義「ん?何だ?」
勇輝「もし、この戦いが終わったら…お母さんの墓参り…行こうよ…?おじいちゃん達も心配してるし…」
正義「…あの糞爺…、まだ生きてたか…。まあ、しばらくぶりに顔位出してみるか…。」
勇輝「…まだ、仲直りする気ないんだ…。」
正義「当然だ。」


はたして、この戦いの行方は!?


ベルム「(ふふふ…、良い感じに力が[崩玉]に集中しているぞ。…もう少しダメ押しをしてもらうぞ?異界の魔王神共…そして、新たな四聖獣騎士達よ…。)」

孝さん、誠さんにつなげます!!!
Re: 忠タロウ的・リレー小説版〜その3〜 ( No.48 )
日時: 2008/07/27 00:56:47
名前:

氷「はぁっ!」
グァル「ぬんっ!」
しゅんっ キンッ!

シュンッ ガキンッ!
キンキンキンキンッ!

ガッ!ザザァァッ!
氷「………(余裕余裕♪)」
グァル「………(く…まさかコレ程とは…!?)」
鏡「君の相手は氷牙だけじゃないんだよ?」
シャッ!
グァル「くっ!?」



ネギ「最大…雷華崩拳!」
ドガンッ!!
「ぐがぁぁぁっ!?」
か「燃える天空!」
ゴオォォォォッ!!
つ「ウィンディ・アイシクル!」
ガガガガガガガッ!!
「「ぐぎゃぁぁぁぁっ!?」」

ネギやかがみ達も順調にデス・グローグ達を倒していった。

続く
Re: 忠タロウ的・リレー小説版〜その3〜 ( No.49 )
日時: 2008/07/27 07:28:03
名前: 忠タロウ+その他の皆様

グァルゾ「ぬおおおお!!ネビロム・スフィア=レイン!!!」

グァルゾディアの真上から、複数の黒球が現れ、氷牙達めがけて降り注ぐ。

氷「ふん!!」
鏡「はあ!!」

しかし、二人はそれを他の皆に当たらない様に次々と消していく。

グァルゾ「まだまだあ!!ネビロム・インフィニティ!!」
次にグァルゾディアは、氷牙のインフィニティ・ブレイクを真似て闇の槍を次々と地面から生やした。

氷「俺の真似するんじゃねえ!?」
グァルゾ「ただのコピーではないわ!!」
氷牙の虚槍が闇の槍に当たった瞬間、闇の槍は爆ぜて小さな黒い棘と化して氷牙に襲い掛かる。

氷「ぐおっ!・小賢しい真似を!!?」
鏡「僕を忘れてもらっちゃ困るよ?」

グァルゾディアの背後に鏡夜が現れ、虚剣で敵を胴体真っ二つに斬る。
だが・・・

パアン!!
鏡「!?ぐああああ!?」
グァルゾディアの身体が爆ぜて、そこから無数の闇の針が鏡夜の全身に突き刺さった。
そして、真っ二つに斬られたはずのグァルゾディアが周囲の霊子を集めて傷を塞いだ。

グァルゾ「ふふふ…。今の我は不死身に近しい状態…すなわち、この世界の霊力が尽きぬ限り何度でも蘇る事ができるのだ!!魂の邪神を甞めるなぁああああ!!!」

すると、彼の身体から漆黒の霧が噴出して彼を包み込んでいった。

氷「何だ!?」

そして、完全にグァルゾディアを包み込んだ霧はどんどん大きくなり、巨人と同じ様にまでになった。

そして、そこから現れたのは・・・

グァルゾ『ヌオオオオオ…!!ワレハ魂ノ邪神ナリ…キサマラナドニ負ケルワケニハイカヌゥウウウ!!!』

六本の手甲付きの骨の腕、顔は仮面と同じ様になり、六つの目が顔の上下に三つずつ。顔の両サイドからは、真っ黒な角が八本。上半身は鎧と同じものとなり、下半身は真っ黒に燃える炎とそれを守るかの様にかためられた骨。脚はなく、魔力か何かで宙に浮いている。

鏡「…うわあ…。それがお前の真の姿っていう訳?かなり骨ばってるけど…」
氷「つーか、ホントは追い込まれてこの姿を出さざるを得なくなった…、そうだろ?」

グァルゾ『ダマレ!!…ワレハコノ様ナ事デ、死ヌ訳ニハイカヌノダ!!!死ンデシマッタラ…[アイツ]ニ吸収サレテシマウ…!!!』

氷「(ん?吸収?…もしや三邪神のうち誰かがその力を持ってて、こいつは俺等に殺られるよりもそれに怯えてその姿になったと…)」
鏡「貴様の事情など、関係ない…。今この場で倒す!!!」

グァルゾ『倒サレル訳ニハイカヌノダァアアア!!ヘキサグル・スフィア!!!』

六本の腕から大型のネビロム・スフィアを生成し、それを鏡夜達の周りに放った。六望星の魔法陣を描く様に…。

鏡「!?」
氷「しまっ…」
ドギュギュギュギュギュギュウウン!!!グゴゴゴゴゴゴゴ…!!!!

「「ぐあああああああああああああああああああああ!!!?」」
その破壊力は、同時開放による相乗効果によって増していた。

グァルゾ『グハハハハハ!!!……ワレハ負ケヌ!!負ケル訳ニハイカヌノダァアアア!!!!』





ベルム「ふふふ…。大分[崩玉]が馴染んできているな…やはり、その姿ならば馴染むのも早い様だな…。その調子でどんどんやれ…ふふふふふ…」





勇輝「…朱雀の力を…この手に!!」
その頃、勇輝は朱雀の剣を具現化させようと頑張っていた。その周りで・・・

章悟「蒼龍千裂斬!!」
蒼い軌跡を残し、幾人ものデス・グローグ達を斬り刻む章悟。その両手には槍龍刃が握られている。

修治「クローンなんざ、お呼びじゃねえよ!?豪断剣!!」
鎧羅甲刃剣を振り下ろし、縦一文字に片那を斬る修治。

絵美里「旋空刃・疾風!!!」
白虎の牙を回転させ、風の刃を纏わせた跡で一気に逆回転させる。疾風のごとく鋭い斬れ味の真空波が、次々とデス・グローグ達に襲い掛かる!!

はたして、この戦いはどうなるのか!?

孝さん、誠さんにつなげます!!!
Re: 忠タロウ的・リレー小説版〜その3〜 ( No.50 )
日時: 2008/07/27 09:52:20
名前:

折り入って忠タロウ殿に頼みがあります!

氷牙「いきなりなんだ?」
そろそろ本編書かないといけないなぁと思って…
鏡夜「書けばいいじゃん…早く書け」

うぐ

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