Re: 異世界遊戯王大戦記GX(笑) ( No.60 ) |
- 日時: 2010/08/25 12:39:06
- 名前: ミクニップ
- そして、そんな万丈目達の所から少し離れた場所にて・・・・
もきゅもきゅもきゅもきゅ・・・・
ブルー女子1「〜♪」 ブルー女子2「ん〜〜、美味しい♪」
木陰に設置されているベンチに腰掛けながら4人の少女が座っており、その中でピンクのリボンを着けた薄い黄色のロングヘアをした少女が顔ほどある巨大なクリームパンを、紅と翠のオッドアイでウェーブのかかった金髪をした少女が薄い卵焼きが巻かれたオニギリを其々ほくほくと嬉しそうに食べていた。
ブルー女子3「いやぁ〜、本当に嬉しそうだねぇ〜二人共」
リボンの少女の隣に座っていた、リボンの少女と瓜二つの外見をしてオレンジのゴーグルを首にぶら下げたショートヘアの少女が笑いながら言う。そしてヴィヴィオの隣では、同じ顔で、水色のカチューシャをして、髪を後ろで束ねた少女が静に本を読んでいる。
ブルー女子1「うん。念願だった特製ジャンボひんやりクリームパンだからね。ひんやりとしたカスタードともちもちとしたパンが美味しいの♪」 ブルー女子3「へぇ〜?そうなんだぁ〜?ふ〜ん?」
事もありげにわざとらしく言うゴーグル少女。オッドアイの少女は察しが付いたのか、こめかみから冷や汗が流れる。その隣のカチューシャの少女ははまだ本を読んでいる。
ブルー女子2「・・・な、何が言いたいのかな?メピアちゃん・・・?」 メゾピアノ(以下オレンジ)「別にぃ〜〜?あたしはただ単にさぁ、あんまり食べてるとぉ〜・・・」
メピアと呼ばれた少女は、ニヤニヤしながら手をわきわきさせると、瞬時に二人の後ろに回りこみ・・・
オレンジ「またまた太っちゃうって言ってるんだよっ!」
むにゅっ!
ブルー女子1「きゃっ!?」 ブルー女子2「はわぁ!?」
右手でリボンの少女の胸を、左手でオッドアイの少女の胸を、それぞれ鷲掴みする。
ブルー女子1「だ、駄目だよメピア!こんな所でこんな事しちゃ・・・はわぁ!?」 ブルー女子2「そ、そうだよ!!やめてよ!!わきゃぁ!?」 オレンジ「ええぃ五月蝿いぞピアノ姉ぇにヴィヴィオ!!とくにピアノ姉ぇ!!13歳の癖にこんなにデカくなりやがってぇ〜!!羨ましいから半分ちょうだいよ!!」 ピアノ(以下桃)「わ、私だって、好きで大きくなった訳じゃ・・・きゃぁ!?」 オレンジ「うがぁぁぁぁぁ!!デカい奴につるぺたの気持ちがわかるかぁぁぁぁぁ!!」
そう叫びながら、メゾピアノは二人の胸を揉みまくる。確かに、よ〜く見れば、メゾピアノは4人の中では完全にスレンダーと言って良いほど胸はそんなに無く、どちらかといえばヴィヴィオとピアノが一番でかく、二番目にはカチューシャの少女が次に大きい。
ブルー女子4「・・・メピア姉さん」 オレンジ「・・・ん?どうしたのピアニシモ。今あたし忙しいんだけど?」 ピアニシモ(以下水色)「・・・あれ」 オレンジ「あれ?・・・ん?」
ピアニシモが指さした方向を見れば(その間に二人は顔を真っ赤にして胸を抑えて脱出)、そこでは万丈目とその取り巻き達がなにやら話をしていた。
オレンジ「あれ・・・?アレ、万丈目とその子分じゃない?」 桃「あ・・・本当だ。万丈目君達だ」 ヴィヴィオ「?何を話してるのかな?」 オレンジ「大方子分がどっかの奴等に負けたから万丈目からアドバイスもらってるんじゃないの?」 水色「・・・あの二人、私は嫌い」 桃「私も・・・あまり好きじゃない・・・」 ヴィヴィオ「そうだよねぇ。突然勝負仕掛けてきたからね」
実はヴィヴィオ達も、先ほどあの二人に挑まれており(やはり彼奴等は侮っていた)結果は言うまでもなく相手の敗北であった。
オレンジ「全く・・・まだ懲りずにやってんのかしら?あたしがちょっとシメてこよっか?」 桃「だ、駄目だよ!!嫌いでも暴力は駄目だよ!?」
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Re: 異世界遊戯王大戦記GX(笑) ( No.61 ) |
- 日時: 2010/08/25 13:24:29
- 名前: カイナ
- ????「何してるの?」
オレンジ「ひゃぅ!?」
そんなメゾピアノの背後から突然聞き慣れない声が聞こえ、メゾピアノは驚いたような声を出して振り向く。そこにはブルーの制服を着た、自分より年上らしき蒼い髪の少女が立っていた。
オレンジ「だ、誰?」
エルフィ「あ、ごめんね。私はエルフィ、多分あなた達と同じ新入生よ。ところで……ここにレッドの制服を着た男子が来なかった? 黒髪と水色髪の二人組。後多分茶髪も一人いると思うわ」
オレンジ「どったの? 覗き……スタイルいいもんねぇ」
少女―エルフィが名を名乗った後尋ねたのにメゾピアノは首を傾げて返した後じっとエルフィの身体を嘗め回すように見る。それにエルフィは顔を赤くしながら返した。
エルフィ「ち、違うわよ! さっきこっちからレッドの知り合いの声が聞こえてきた気がして……」
オレンジ「残念だけど知らない。そういえばさっきデュエルの声がしてたし多分あっちの奴らと戦って勝った後どっか行ったんじゃない?」
エルフィ「あ、そう……」
メゾピアノの言葉にエルフィはそう呟いて万丈目達の方を見る。するとその先を察したのかピアノが声を出す。
桃「聞きに行くなら止めた方が良いよ?」 水色「うん、一度デュエルしたけどあの人達うるさい……」
ピアノの言葉にピアニシモもそう返し、それを聞いたエルフィはふぅんと呟いて諦めたように立ち止まる。そして提げていたポーチから数個パンを出した。
エルフィ「しょうがない、ドローパンたくさん買ったからおすそ分けと思ったけど諦めよう。代わりにあなた達どうぞ」
ヴィヴィオ「わぁ、ありがとう」
エルフィの微笑みながらの言葉にヴィヴィオは嬉しそうにパンを受け取り、エルフィはメゾピアノ、ピアノ、ピアニシモにもパンを渡していく。そして五人でドローパンを食べ始めた。
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Re: 異世界遊戯王大戦記GX(笑) ( No.62 ) |
- 日時: 2010/08/26 01:15:28
- 名前: 孝(たか)
- その日の夕方
レッド1「はぁ…」
レッド2「どうした?」
レッドの生徒がため息をつく。
レッド1「さっき、ブルー寮の方に行ったんだけどよ…外で超高級料理のバイキングだったんだぜ?」
レッド2「うお…そりゃすげぇ…」
レッド1「それに比べて…俺達レッドは落ちこぼれと来たもんだ…そんな豪華な飯にありつけると思うか?」
レッド2「…………無いな。」
深く考えてからきっぱりと断言するレッド生。
レッド2「でもよ?一応歓迎パーティなんだから、チキン位は出るんじゃね?」
レッド1「…メザシとご飯とみそ汁と海苔だったりして」
レッド2「あはははははは!!流石にそこまで酷くは…」
数分後…食堂にて。
キラキラキラキラキラキラキラ…
レッド3「な、なんだこれは…!?」
レッド4「俺、こんな豪華そうな物…見たことねぇ…」
そこにあったのは、トルコ料理、フランス料理、北京料理、中華料理、和食、洋食。
色とりどりの料理が所狭しと並んでいた。
氷牙「さぁ!お前達!思う存分食うがいい!!寮はおんぼろだが、せめて食事は美味いものをと!腕を奮ったぜ!」
なんと、一人でレッド寮の食事を一気に手がけたのは氷牙だった。
十代「うおお!氷牙さんの手料理!久しぶりだなぁ!!」
ライ「そうだな。氷牙さんの料理は…一言では表せない程の腕!」
アルフ「それが毎日食べられるなんて…僕、レッド生で良かった!」
三人は感涙の涙を流している。
翔「確かに凄い料理っすけど…そこまで感動するもん何すか?」
アルフ「甘いよ翔君!氷牙さんはこれでも宮廷料理人の資格を持ってるんだよ!?」
氷牙「これでもってなんだよ。」
ライ「細かい事は気にしない気にしない!」
氷牙「ま、良いけどな。」
大徳寺「それでは!新入生の入学&入寮を祝って……乾〜〜〜杯!!」
『乾ぱああああああああああい!!!』
パクッ! パクッ! バクッ! モグッ!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・
レッド1「う!」
レッド2「うう!!」
「うーーーーーーーー」
「まーーーーーーーー」
「いーーーーーーーー」
「ぞーーーーーーーー!!!!!!!!!!!」
レッド寮から魂の叫びがあがったのだった。
その日の夜。
ピピピ…
十代「ん?なんだ?」
突然PDAが鳴り出したので、十代はPDAを手に取り、開いてみる。
十代「メール?」
『やぁ、遊城十代、本日零時。
デュエルフィールドにて待つ。
互いのベストカードを賭けたアンティルールでデュエルしょうじゃないか。
勇気があるなら、来るんだな。
ワッハッハッハッハッハッハッハ!!!
ブルーのエリート、万丈目準』
十代「なんだ?このとてつもなく"痛い笑い付きのメール"は?」
十代に毒を吐かせるとはなかなかのつわものの様だ。
因みに、PDAのメールは、映像メールである為、普通に送り主の声で再生される。
つまり…あの馬鹿笑いも耳に届くので、余計に気が滅入る。
翔「アニキ、どうしたんすか?」
十代「アンティールールのデュエル申し込まれた。」
事も無げに返す十代。
翔「えええ!?どうするんすか!?」
十代「デュエルを挑まれたら行くしかないぜ!」
翔「はぁ…言うと思ったっす。」
ガチャ! ガチャ! ガチャ!
三つの扉が同時に開いた。
十代&翔「へ?」
ライ&アルフ「はい?」
氷牙「あん?どうしたんだお前ら?」
十代「氷牙さんこそ。俺はデュエルに誘われたからオベリスクのデュエルリングに向かうんだけど?」
ライ&アルフ&翔「同じく!」
氷牙「いや、この時間帯は校則違反なんだが…」
十代「え〜〜」
氷牙「ま、俺が付いていけば問題無いけどな。適当な理由付けてやるか…行くぞ」
ライ「行くって…どこへ?」
氷牙「決まってるだろ?」
ニヤリと歪な笑顔を向けて…
氷牙「ブルー寮の生徒にきつ〜い罰則を与える口実が出来たから証拠現場を見に行く。」
そう言ってきた。
氷牙「俺は隠れて付いて行くから、ばれないように進入しろよ〜♪」
そう言って、先に行ってしまう氷牙だった。
十代「ハハハ…相変わらずだな。氷牙さん」
翔「とりあえずアニキ、早く行こうよ!」
十代「おう!待ってろよ!…万丈目!!!」
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Re: 異世界遊戯王大戦記GX(笑) ( No.63 ) |
- 日時: 2010/08/26 10:18:37
- 名前: カイナ
- そしてオベリスク専用デュエルリング。十代、ライ、アルフ、翔の四人はここにやってきていた。ちなみに氷牙は完璧に気配を消して物陰に隠れている。
万丈目「フハハハハハ! よく来たな遊城十代!!」
十代「……メールからもそうだったけど、やっぱ生で聞くと痛いな、あの笑い」
翔「アニキ、それは言わないのが優しさってもんっす」
デュエルリングの上で腕組みをしながら仁王立ちをして黒髪のブルー少年―万丈目は高笑いをしてそう言い、それを聞いた十代はぼそぼそと翔に向けて呟いて翔はそれに苦笑交じりに返す。
ライ「ん? あれ、朝の」 アルフ「エリートエリート言っといて僕達みたいなドロップアウトにあっさり負けた人達」
ブルーA「やかましい!!」 ブルーB「あ、あの時は少し油断していたんだ!!」
ライとアルフは万丈目の両隣に朝自分達が戦った相手がいるのに気づいてそう声を出す。ちなみにアルフはわざとらしくエリートとドロップアウト、そしてあっさり負けたの部分を強調させていた。その言葉にブルー二人はそう声を荒げ、三人はデュエルディスクを起動する。
万丈目「さあ上がって来い遊城十代とその仲間達! シングルデュエルで勝負だ!!」
ライ「え、トリプルデュエルじゃないの?」 アルフ「ま、いいじゃん。早く終わらせて早く帰ろう」 十代「よっしゃ! 三沢がいなくてデュエルできなかったからうずうずしてたんだ。勝負!!」
万丈目の言葉にライ、アルフ、十代は口々にそう言いながらデュエルリングに上がってデュエルディスクを起動する。
ブルーA「アルカナ使い、貴様の相手はこの僕だ。そして僕が勝ったらアンティとしてアルカナナイトジョーカーを渡してもらおう」
ライ「じゃ、そっちが負けたら?」
ブルーA「本気の僕に対してそんな仮定は無意味だが……いいだろう、なんでも好きなカードをくれてやる」
ブルーAの言葉にライはくすっと笑いながら返し、それにブルーAは妙に自信たっぷりな表情を浮かべながら言う。それを聞いたライはふぅんと呟くと黙ってデッキをシャッフルし始めた。
ブルーB「ディフォーマー、お前の相手は僕がしてやる。もし負けたらお前のデッキ一番のレアカードを渡してもらうぞ。もしも僕が負けたら好きなカードをくれてやる」
アルフ「はいはい……」
ブルーBの言葉にアルフはデッキをシャッフルしながらそう返し、ブルーBもふんと鼻を鳴らすとデッキをシャッフルし始めた。
万丈目「勝負だ! 遊城十代!!」
十代「ああ! 全てをぶつけあおうぜ、勝ち負けはその後だ!!」
そして四人の間に挟まる形の万丈目と十代はそう言いあうとデュエルディスクを構える。そして六人のデュエルと言う掛け声がリングに響き渡った。
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Re: 異世界遊戯王大戦記GX(笑) ( No.64 ) |
- 日時: 2010/08/27 02:17:41
- 名前: 孝(たか)
- 取り巻きA VS ライ
取り巻きB VS アルフ 万丈目 準 VS 遊城十代
『デュエル!!!』
アルフサイド。
アルフ「僕の先攻!ドロー!……僕は、愚かな埋葬を発動!デッキから、D・ボードンを墓地に送ります。手札からフィールド魔法発動!D・フィールド!そして、D・モバホンを攻撃表示で召喚!同時に、効果を発動!ダイヤル・オン!!」
B「早速モバホンか…だが、攻撃表示にしたのは失敗だったな!」
アルフ「君、本当にエリートなの?モバホンのモンスターを特殊召喚をする効果は攻撃表示で無いと出来ないんだよ?守備表示だと、確認しかできないんだから。」
B「ぐ…」
無知が祟って余計に名ばかりのエリートと言われ、ぐうの音しか出ない。
アルフ「さてと…やった。出た目は6!確認するよ?」
1…モバホン 2…ラジオン 3…ビデオン 4…団結の力 5…二重召喚 6…D・バインド
アルフ「僕は、D・ラジオンを攻撃表示で特殊召喚!ラジオンの効果!ラジオンが攻撃表示で存在する限り、ディフォーマーと名の付くモンスターの攻撃力が、800ポイントアップするよ!」
ラジオン1000→1800 モバホン100→900
アルフ「更に、カードを二枚伏せて、ターンエンド!(伏せカードはダブル・サイクロンと進入禁止。効果で表示形式を変更すれば、カウンターが一つ増える。それに、守備表示になればラジオンの効果で守備力は1000ポイントアップする。)」
B「俺のターン!ドロー!…へへへ!俺は手札から、迷える子羊を発動!子羊トークン二体を特殊召喚!」
アルフ「厄介だね…確かに召喚は出来ないけど、モンスターをセットする事は出来る。」
B「レッドの癖に良く知ってるな!(やべぇ…昨日万丈目さんに聞くまで知らなかったぜ…)俺は子羊トークン二体を生贄に捧げ、モンスターをセット!更に!太陽の書を発動!こいつは、裏側表示のモンスター1体を、表側攻撃表示に変更する事が出来る!」
アルフ「なるほど、そうする事で、上級モンスターを呼びつつ、攻撃出来るってわけ?」
B「その通りだ!俺は自分の場の裏側モンスターを選択するぜ!出ろ!光神機‐轟龍!」
アルフ「轟龍…貫通持ちの大型モンスター…しかも、妥協召喚もできる。」
B「その通りだ…轟龍で、モバホンを攻撃!サンダー・ファング!!」
アルフ「やらせないよ!罠発動!進入禁止!No Entry!!この効果で、攻撃表示のモンスターを全て守備表示にする!」
B「ちっ!だが、1ターンダメージを受けないだけだ。」
アルフ「この瞬間、D・フィールドの効果発動!モンスターの表示形式が変更された事で、D・カウンターを乗せる!そして、カウンター一つに付き、ディフォーマーの攻撃力は、300ポイントアップする!」
D・カウンター0→1
B「なんだと!?…ちっ!…俺は一枚伏せてターンエンド!(伏せたカードはミラーフォース…いくら攻撃力が上がろうと…)」
アルフ「僕のターン!ドロー!よし!カードをセット。リバースオープン!速攻魔法・ダブル・サイクロン!僕は今セットしたカードと、君のセットカードを選択して、破壊する!」
B「なんだと!?くっ俺のミラーフォースが!?」
アルフ「そして…僕のセットカードは…荒野の大竜巻!このカードは、セット状態で破壊された時、表側表示で存在するカード1枚を選択して破壊する!僕が選択するのは、勿論、轟龍!だけど、この効果にチェーンして、手札から速攻魔法!エネミーコントロ−ラーを発動!効果により、轟龍の表示形式を攻撃表示に変更する!そして、カウンターが一つ増える!轟龍を破壊!」
D・カウンター1→2
B「なっ!?俺の場ががら空きに!?」
アルフ「僕の場の二体のモンスターを全て攻撃表示に変更!」
D・カウンター2→4
アルフ「モバホンの効果発動!…4!そして…その中にある、モバホンを攻撃表示で特殊召喚!二体目のモバホンの効果発動!…1だけど…三体目のモバホンを特殊召喚!」
B「ば…馬鹿な…」
アルフ「三体目のモバホンの効果発動!…3…良し!D・ラジカッセンを攻撃表示で特殊召喚!ラジカッセンは、攻撃表示で居る時、二回攻撃が出来る!そして、ラジオンとフィールドの効果で、僕の場のモンスターの攻撃力は…2000ポイント上昇する!」
モバホン×3 攻100→2100 ラジオン 攻1000→3000 ラジカッセン 攻1200→3200(2回攻撃可能)
B「そ…そんな…」
アルフ「モバホン二体でも倒せるけど…どうせなら、君の言う雑魚に徹底的に倒されれば、意見も変わるよね?」
にっこり笑顔でサドスティックな事を言うアルフ。
B「や…やめ…」
アルフ「やめない♪全員でダイレクトアタック!デジタル・ブレイク!五連撃!!!!」
B「うわああああああああああああ!?」
恐怖により、両手で顔を覆って防御する取り巻きBだった。
取り巻きB LP4000→0
アルフWIN!!
座席の隅にて…
明日香「すごい…たった3ターンでモンスターゾーンを埋めた…」
氷牙「アルフのディフォーマーは、生圧力と上昇力が突出している構成だからな。大概は5ターンも掛らん」
入口の方で人の気配がした為、氷牙は咄嗟に拉致って共に三人のデュエルを眺めていた。
因みに、氷牙の手にはビデオカメラが握られている。
ついでに、アルフは取り巻きBから、デッキごとカードを取り上げた。
取り巻きBは、好きなカードを持って行けと言った。
指定が無いので、好きなカード=幾らでも持っていくという公式が出来上がった。
アルフ「君みたいな人に使われるデッキが可哀想だ。」
と、アルフは語った。
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Re: 異世界遊戯王大戦記GX(笑) ( No.65 ) |
- 日時: 2010/08/27 10:43:05
- 名前: カイナ
- いやホント、ディフォーマーって元々の攻撃力守備力低いくせに洒落にならないんですよね……今現在進行形でその強さを実感しています、これよりもずっと。これあっちでアルフが使ってるアンティークギアサイバーより強いんじゃないかな……。
あと細かいですけどアルフの相手はブルーB、取り巻きBの方なので、ややっこしくなるから修正お願いしますね。 ―――――――――――――――――――― ブルーA「俺が先攻を取らせてもらおう! ドロー!!」
ブルーAはそう言ってカードをドローし、手札をチラリと見る。そしてその内の何枚かを取った。
ブルーA「モンスターをセット、リバースカードを一枚伏せてターンエンドだ」
ライ「俺のターン――」 ブルーA「この瞬間リバースカード発動[グラビティ・バインド―超重力の網]! これで貴様のレベル4以上のモンスターは攻撃できない、つまりアルカナナイトジョーカーは封じた!!(しかも俺の伏せモンスターはステルスバード、手札には悪夢の拷問部屋がある。これでじわじわ甚振ってやる)」
ライ「……あんた、馬鹿だろ?」
ライがカードをドローするとブルーAはそう叫んでリバースカードを発動し、得意げに説明した後くっくっくと意味ありげに笑いながら心中で呟いているとライは呆れたようにため息をつきながら言い、それにブルーAはなんだとというような表情を見せた。
ライ「……あんたもしかして入学試験で俺がアルカナで勝ち、さっきもアルカナで勝った。つまり俺はアルカナワンマンデッキとでも勘違いしてる?」
ブルーA(ぎくっ)
ライ「……他のデュエルのデータも集めとけばよかったね。[切り込み隊長]を召喚、効果で[不意打ち又佐]を特殊召喚。手札から[連合軍]発動、効果で双方の攻撃力が400上昇するよ」
切り込み隊長 攻撃力:1200→1600 不意打ち又佐 攻撃力:1300→1700
ライ「さらに装備魔法[団結の力]を又佐に装備、これで攻撃力は1600アップ。二人ともレベル3のためグラビティ・バウンドにはかからない」
不意打ち又佐 攻撃力:1700→3300
ブルーA「……」
ライ「他に伏せカードがないなら好都合、人喰い虫とかなら面倒だけど一気に攻撃するよ。やれ、不意打ち又佐! 不意打ち斬り!」
ライの指示と共に不意打ち又佐は素早く走り出し、伏せモンスター―ステルスバードもその姿を現して羽で攻撃を防御しようと試みる。しかし不意打ち又佐は素早いフットワークでステルスバードの前から姿を消し、直後背後からステルスバードを斬り倒した。そして又佐はブルーAをチラリと見、バーチャルとはいえそれにブルーAの表情が強張る。
ライ「高レベルロックデッキなんて本来の俺のデッキの動きからしたらカモだよカモ。アルカナは本来力負けした時の用心棒的存在だもん。不意打ち又佐は一度のバトルフェイズに二回攻撃可能、ダイレクトアタック! 不意打ち二段斬り!!」
ブルーA「ぐあぁっ!?」LP4000→700
ライの笑顔での言葉&直後の凛とした指示の声と共に不意打ち又佐が鋭い一閃でブルーAの身体を斬る。
ライ「フィニッシュ! 切り込み隊長の攻撃、切り込み斬!!」
ブルーA「ぐおおぉぉぉっ!?」LP700→0
ライ「はい終了」
ブルーA「ば、馬鹿な……ワンターンキル……」
ライはパチンと指を鳴らしながらデュエル終了を宣言し、ブルーAは信じられんとばかりの表情で膝をつく。するとその間にライはすたすたとブルーAに近づいていき、デッキを抜き取ってデュエルディスクにセットされたカードと手札も取る。そして何事もなかったかのように去っていった。
ブルーA「ちょっ、待て待て待て待て待て!!!」
ライ「え、何?」
流石に異変に気づいたブルーAが叫び声を上げ、ライは全く何がなんだか分かりませんというような表情を浮かべて振り向く。
ブルーA「いやおかしいだろ何デッキごと持っていってんだよ!?」
ライ「変な事言うね? 君が言ったんだよ、勝ったら好きなカードくれるって。俺嫌いなカードってないから。どんな雑魚でも使い方次第、デッキの動き方ゆえに使えないカードこそあれど本当に不必要なカードなんて存在しないが信条だから。つまりデッキ全部もらっていくね、元々どうとでも解釈できる適当な指定したそっちが悪いんだし」
ブルーA「うぐっ……」
ライ「ま、本来校則違反のアンティなんて持ち出したのはそっちだから口止め料って事にしといてあげるよ」
本当はとっくに先生にばれててしかもすぐ近くに待機してるけどね。心の中でそう呟いてライはデュエルを終えたアルフの方に歩いていく。
明日香「後攻ワンキル……しかもレベル3二体で……」
氷牙「ライは元々ローレベル戦士を魔法効果でパワーアップさせて攻め込む速攻型だからな。この程度は当たり前だ、もう見飽きた。さて、十代と万丈目はどういうデュエルになるかな?」
座席の隅で明日香がポカンとした表情で呟くと氷牙はそうとだけ言って十代と万丈目の方を見た。
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Re: 異世界遊戯王大戦記GX(笑) ( No.66 ) |
- 日時: 2010/08/27 12:08:07
- 名前: ミクニップ
- ・・・でもさぁ、よくよく考えてみればDシリーズってさぁ、メタカードやスキルドレインがあればかなり弱くなりますから、ある種対策を練られやすいのもありますよ?
そんな氷牙達から少し離れた場所にて・・・
オレンジ「・・・あ〜あ。やっぱり弱いわ。彼奴ら」
ブルー女子寮から、双眼鏡でバトルを観戦してるのは、今朝も取り巻きどもを冷ややかな眼で見ていたオレンジ達であった。
オレンジ「しっかしさぁ〜・・・何かメール送ってたと思えば、まさかまたアンティーデュエル何か挑んでるし」 水「・・・学習能力すら無い」
そう、実は彼女らもあの馬鹿取り巻きからアンティーデュエル(相手にとってはお遊びで冗談のつもりだった)を挑まれており、その才にはピアニシモとヴィヴィオのコンビによるタッグデュエルによって相手は惨敗。その後冗談を本気に解釈したヴィヴィオ達から、やはり先ほどと同じようにデッキを丸ごと二人ともを強奪されている。
オレンジ「・・・まぁ、結果としてはデッキも強化できたからよかったけどさぁ〜・・・で、どうする?」 水「・・・こうする」
そう言ってピアニシモはDPAを取り出し、そして取り出した瞬間に何やら早口で言う。
水「ブルー専用デュエルリングにて生徒が校則違反を起こしたり。至急向って下さい」
ピッ
桃「・・・誰に送ったの?」 水「・・・凛さん達に打ち込んだ。後少しであっちに行くと思う」 ヴィヴィオ「えっと〜・・・いいの?ママ達に喋っちゃって・・・?」 水「・・・なら鏡夜さんを呼ぶ?より効果的だけど?」
『それだけはやめてください』
今は寝ているであろうあの人を呼べばどうなるか分かったものではない。
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Re: 異世界遊戯王大戦記GX(笑) ( No.67 ) |
- 日時: 2010/08/27 12:24:49
- 名前: カイナ
- 一方女子ブルー寮、凛とメリオルはここのリビングというだろう場所で紅茶を飲みながら雑談をしていた。すると凛のPDAにメールが着信する。
凛「あら? ちょっとごめんね」
メリオル「いえ、どうぞ」
凛はメリオルに一礼してPDAを見、メリオルはにこっと微笑みながらいえと返す。すると凛が呆れたような表情を見せた。
凛「……生徒が外出禁止時間を過ぎてるのに外出してしかもデュエルしてるって……写真つき」
メリオル「え? 全くしょうがないわ……」
凛の言葉にメリオルも苦笑気味にそう返しながら添付されている写真を見る。するとその言葉は途中で止まった。
凛「メ、メリオル?……」
メリオル「ブルー専用デュエルリングね、行きましょう」
メリオルから怒りのものに近いオーラが発され始め、凛が恐る恐る尋ねるとメリオルは残っていた紅茶を一気に喉に流し込んで立ち上がる。添付されていた写真には我が子であるライとアルフが写っているのを彼女はしっかりと発見していた。 ―――――――――――――――――――― あ、ミク二ップさん、(面白そうなんで)凛達を乱入させるのは勝手ですけどせめて十代と万丈目のデュエルを終えてからにしてくださいね、そうしないとストーリーの後々の伏線が張りにくいので。一応ある程度はGXのストーリーにそわせてやった方がやりやすいですし。
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Re: 異世界遊戯王大戦記GX(笑) ( No.71 ) |
- 日時: 2010/08/27 16:36:38
- 名前: カイナ
- ええ、十代VS明日香つったらそれでしょ、そこでライVSエルフィもどさくさに紛れて書こうかと思ってますし。アルフは……どうしよっかなぁ……ミク二ップさんとこのキャラとデュエルやらせます?確か明日香の友達の二人組がいたはずだからそいつらと省略デュエルやらせても構いませんけど(論点違う)。あ、ミク二ップさんとこのキャラの場合アルフの天然タラシという名の毒牙を受けてもいいという覚悟の元お願いします♪
ついでにミク二ップさんご安心ください、十代VS万丈目書きましたから。ネタのヘルデッキじゃ瞬殺されそうなんで闇属性辺りで。 ―――――――――――――――――――― ライとアルフがデュエルを始めた間で十代と万丈目もデュエルを始めていた。
万丈目「俺からいかせてもらう! ドロー!」
そう言って万丈目は素早くカードをドローし、手札を見る。
万丈目「リバースカードをセット、[ギル・ガース]を攻撃表示で召喚しターンエンドだ」
十代「よし、俺のターン! ドロー!」
万丈目の場に一体のモンスターが姿を現し、その姿を見た十代は楽しそうに笑みを浮かべながらカードをドローする。
十代「よし、俺は魔法カード[融合]を発動! 手札のフェザーマンとバーストレディを融合し、[E・HERO フレイムウィングマン]を融合召喚!!」
翔「来た! 一ターン目でアニキのフェイバリットヒーロー!」
十代の言葉と共に手札の二体のヒーローが融合し、炎に包まれたと思ったら弾けとんだ炎の中から新たなるヒーローが姿を現す。それに翔が歓声を上げるが万丈目はふっと笑ってそれを見つめており、素早くそれに対する行動を行った。
万丈目「甘いな、この瞬間リバースカードオープン[ヘル・ポリマー]! ギル・ガースを生贄に捧げ、相手の融合モンスター一体のコントロールを得る!」
十代「何っ!?」
万丈目の言葉に十代は目を見開いて声をあげる。するとギル・ガースが闇に包まれ、そう思ったらフレイムウィングマンも闇に包まれて二つの闇がはじけ飛ぶ。フレイムウィングマンは万丈目のフィールドに移っていた。
十代「やべっ……E・HEROクレイマンを守備表示、カードを一枚セットしてターンエンドだ」 ―――――――――――――――――――― 孝さん、短くて申し訳ありませんが次お願いします。たまにはリレー小説らしく複数の人間で一つのデュエルを書いといた方がよさそうですし、面白そうですし。
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Re: 異世界遊戯王大戦記GX(笑) ( No.78 ) |
- 日時: 2010/08/29 02:20:44
- 名前: 孝(たか)
- ヘル・ポリマーの効果により、万丈目の場に羽が黒く染まり、悪魔の様な口が開いたフレイム・ウィングマンが悠々と立っている。
万丈目「カード!ドロー!(フレイム・ウィングマンは破壊したモンスターの攻撃力分のダメージを与えるモンスター…どの道、このターンは無傷ではいられまい!)地獄戦士を召喚!」
地獄戦士(ヘルソルジャー) 効果 星4 闇 戦士 攻1200 守1400 効果 このカードが相手モンスターの攻撃によって破壊され墓地へ送られた時、この戦闘によって自分が受けた戦闘ダメージを相手ライフにも与える。
万丈目「いけ!フレイム・ウィングマン!!フレイム・シュート!!」
炎を纏ったフレイム・ウィングマンが、クレイマンを破壊する。
万丈目「フレイム・ウィングマンのモンスター効果により、破壊したモンスターの攻撃力分のダメージを相手に与える。」
フレイム・ウィングマンが右腕の龍の口から炎を吐きだし、十代を焼く!
十代「うわああああああああ……」LP4000→3200
翔「ああ!?アニキ!!」
万丈目「お前の場にはお前を守るモンスターは一体もいない!地獄戦士!ヘル・アタック!」
地獄戦士が十代に直接攻撃を仕掛ける。
十代「う…うううう…」LP3200→2000
十代は地獄戦士に斬られ、両手で肩を抱き、膝をついて蹲る。
万丈目「融合モンスターを封じられて、もう打つ手なしだな!スモールタウンではどうだったか知らないが…お前はデュエルアカデミアでやっていけるレベルではない!!思い知ったか!?俺は場にカードを伏せて、ターンエンドだ!!」
氷牙「言いたい事はそれだけか?」
万丈目「誰だ!?…なっ!?」
氷牙「随分な態度だな…万丈目…」
万丈目「氷牙先生…天上院君…」
有りえない物でも見るような眼で驚愕としている万丈目。
氷牙「因みに、言い訳何ぞ聞かんぞ?お前達がアンティールールを持ちかけたのも、お前達自身から聞いている。証拠として、映像も記録させてもらった。」
万丈目「どうして…ここに」
氷牙「今日は俺が宿直当番でな…寮を出る時、十代達が寮を出て行ったので、後を付けさせてもらった。」
嘘ではないが、事実でもない。
万丈目「くっ…」
氷牙「十代。お前のターンだ。そろそろ、本気を出したらどうだ?LP半分もハンデをやったんだ。充分だろ?」
万丈目「ハンデ…だと?!」
十代「……ヘヘ…へへへ…はははははははははははっ!!!」
氷牙に言われ、無邪気で本当に楽しそうな笑い声を上げる十代。
万丈目「何がおかしい!?」
十代「おかしい?違う、楽しいのさ!入学早々、こんな強い奴と闘える事が!?。そして、LP半分からの逆転勝利!これが成功したら、凄いと思わないか!」
万丈目「なにを…!?」
氷牙「スモールタウンか…何様のつもりだ?…まぁいい、十代はこの俺が直々に鍛えた一番弟子。万丈目…エリート思考のお前如きに、本気でLPが半分も削れたと思っているのか?だとしたら…お前の目は節穴だ。見せてやれ十代!お前にとって、デュエルとは何か!そこのエリートモドキに教えてやれ!!!」
十代「おう!!見ててくれよ氷牙さん!!俺の本気を!俺のターン!ドロー!!」
十代 LP2000 手札3 バブルマン、融合、精神操作(今引いた)。 伏せ1
万丈目LP4000 手札3 伏せ1 フレイム・ウィングマン攻撃表示。
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