Re: スマブラIMPACTO! 五の書! ( No.11 ) |
- 日時: 2009/07/23 17:44:25
- 名前: カイナ
- カイナ「……分かったよ分かりました……その戦いで桜牙丸か獄龍刀を解放させるか……つかどういう理由で?ライナスの暴走?それともカノンノの取り合い?」
カイ「最後の一つおかしくね!?」
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Re: スマブラIMPACTO! 五の書! ( No.12 ) |
- 日時: 2009/07/23 18:08:32
- 名前: ていと
- ライナス「最後の一つおかしくね!?」
・・・あ、はもった。 まあ、それは書いてからのお楽しみということで。
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Re: スマブラIMPACTO! 五の書! ( No.13 ) |
- 日時: 2009/07/23 19:52:34
- 名前: 忠タロウ+その他の皆様
- テンバ「…錬金術かぁ〜…。わてが今より8つ若かった時に、錬金術が盛んなある国の城下町[ミスリーン]に立ち寄ってそこで錬金術学んだんやった…。」
ルイギ「懐かしそうな顔して〜?どんくらいその町で錬金術やってたんだよ?」 シェリー「…うんうん…。」
テンバ「ん〜…3,4年くらいやな。半分後にどこからか街にやってきた赤い髪のお嬢ちゃんが街ン中で噂になっとる幽霊が出るっちゅう曰く付きの家を買い取ってそこを錬金術師のアトリエにしてもうたんや…。どないな娘か見に行ったんやけど、何か目的があって錬金術で金儲けしよう思うたみたいなんや…そこで」 ルイギ「お前の行商人としてのがめつさや、節約術などを教えたってか?それも、授業料込みで。」 テンバ「…まあ、そんなトコや。確か名前は…[リーズ]っちゅうたな?4年後わては、その街を後にして旅に出た…ちゅう事や。」
シェリー「…その人、どうしてるかな…?」 テンバ「…まあ、元気にしとる事は確かやろな。」 ルイギ「で?そのお嬢ちゃんの目的って何だよ?」 テンバ「…あ〜、確か[借金]がどうのとか…口滑らしとったなぁ?」
カービィ「…あはは… 、その娘ホントに大丈夫かな?」 ルイギ「さて、休憩はこれで終わり!早速やってみっか?シェリー。」 シェリー「…うん!」
・ ・ ・
ガジャラ「…おお〜♪いい感じじゃねえか?」 サイゾウ「うむ…。もうすぐだ…!我等も、神社襲撃の準備を先にしておこう…。」 ガジャラ「シャハハハッ!![混沌の饗宴]の始まりだぜぇ〜♪シャ〜ッハッハッハッハッ!!!」
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Re: スマブラIMPACTO! 五の書! ( No.14 ) |
- 日時: 2009/07/26 03:25:07
- 名前: ていと
- ・・・すいません!
おそらく日曜か月曜に投稿しますorz すいませんぎゃああああああああ! ライナス「コノ馬鹿が・・・ッ!!」
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Re: スマブラIMPACTO! 五の書! ( No.15 ) |
- 日時: 2009/07/27 19:26:08
- 名前: ていと
- とある路地裏。
クェイド「さあ・・・始めよう」
一人の青年が、何かをしていた。
クェイド「・・・鎖を展開。係数、21、32、43」
やがて・・・魔方陣が浮き上がる。
クェイド「展開完了。次に、目標を設定する」
狙いは。
クェイド「殺人鬼・・・ライナス。彼に向け、発射せよ」
そのころ、ライナスは、外に出ていた。 空には、唯一つの満月が浮かんでいる。
ライナス「気づかなかったねェ・・・。こんなにも・・・月がキレイだってなァ・・・」
カイ「・・・何してる?」
ライナス「・・・カイ・・・それにカノンノか・・・。何してるも何も、俺は月をみてただけだ」
カノンノ「珍しいね。ライナス、風流とは縁がかなり遠そうなのに」
ライナス「そォかい・・・」
こんな、なんでもない会話。 なんでもないのに・・・大切なもの。 過去の自分が・・・絶対に手に入れられなかったもの。 その大切さをそっとかみ締める。 だが。
ライナス「!?」
何かを、かんじた。 殺気。 かつて、自分が惨敗した場所から・・・あの殺気が。
カイ「?どうした?」
カノンノ「どうしたの?」
二人は気づいていない。 これほど解りやすいというのに。 これなら、他の連中もだめだろう。 しかし、都合が良かった。 コノ殺気を出してるのは、間違いなくあの吸血鬼・・・ディクスだ。 あのときのリベンジをしたい。自分がどこまでつよくなったか、確認したい。 そう思った瞬間、彼は駆け出していた。
カイ「あ!?おい!!」
カイとカノンノは迷ったが・・・すぐにあとを追い始めた。
クェイド「・・・ふう。他の人に殺気を感じさせないようにしたんだが・・・二人、やっぱりついてきたか」
ディクス「・・・・・・」
クェイド「ディクス。あの作戦・・・覚えてるね?」
ディクス「・・・ああ」
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Re: スマブラIMPACTO! 五の書! ( No.16 ) |
- 日時: 2009/07/27 19:31:05
- 名前: ていと
- ライナス「・・・どこにいやがる?」
殺気を発したはずの場所に・・・誰もいない。
カノンノ「ねえ、ライナス。ほんとにどうしたの?」
ライナス「ちょっとだまってろ・・・。!?」
その瞬間、ライナスの姿が消える。 いや、正確には、ものすごい速度で、鎖に引っ張られたのだ。
カイ「ライナス!?」
カイとカノンノが追いかけようとする。 しかし。
ディクス「すまないね。君たちを先に行かせるわけにはいかない」
カイ「なんだ!?どけ!?」
ディクス「どくわけにはいかない。少し、私と踊ってもらおう」
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Re: スマブラIMPACTO! 五の書! ( No.17 ) |
- 日時: 2009/07/27 20:01:06
- 名前: 忠タロウ+その他の皆様
- ルイギ「…よし、これで一応実戦向きのが出来た。あとは、実践あるのみ!!」
テンバ「…それはギャグでっか?」 ルイギ「いや…そう言う意味で言った訳では……」
シェリー「…あっちの方で…嫌な感じがいくつもある…。二つと一つに別れてる…」
ルイギ「…ライナスをボコボコにした、あの吸血鬼か…。恐らく一緒にいるのはライナスか?」 シェリー「…違う…。ライナスと一緒にいるのは、別の人…誰かはよく分かんない…。」
テンバ「う〜わ、これはどうすればええんや?」 ルイギ「ん〜、テンバは氷牙達に知らせてくれ!!俺とシェリーで行って見る!!シェリーの新しい技をカイ達に見せつけてやれ!?」
シェリー「…うん!!」
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Re: スマブラIMPACTO! 五の書! ( No.18 ) |
- 日時: 2009/07/27 22:48:09
- 名前: カイナ
- 一方、カイとカノンノの前には例の吸血鬼―ディクスが立ちはだかっており、カイはその気配を感じ取りながら口を開く。
カイ「何のつもりだてめえ……何が目的だ!」 ディクス「……教える事はできない」 カノンノ「そこをどいて!!」
カイの言葉にディクスは静かにそう答え、次にカノンノが叫ぶとそれにもディクスは静かに首を横に振る。するとカイは舌打ちをして血桜を抜いた。
カイ「しょうがない……ならてめえをぶっ倒して通らせてもらう!!咲けろ、忍刀血桜!10%解放!!」
カイの叫びに呼応するかのごとく血桜は弱い紅い光を発し始め、カノンノも自分の武器―セブンスサマーを構えた。
カイ「行くぞっ!!」
そしてカイの叫び声と共に、二人はディクスに向かっていった。
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Re: スマブラIMPACTO! 五の書! ( No.19 ) |
- 日時: 2009/07/28 07:53:53
- 名前: ていと
- ライナス「誰だ・・・てめえ」
クェイド「始めまして・・・かな。僕の名はクェイド。以後、お見知りおきを」
ライナス「(なんだコイツ・・・。しかも、コノ鎖、鬱陶しいな・・・。)」
クェイド「手荒な方法ですまないね。だが、君にはぜひともしてもらいたい役柄があるんだ。こうしてきてもらわないと、困るんだよ」
ライナス「んで?その役柄をほいほい俺がやるとでも?」
すると、クェイドは少し困った顔になる。
クェイド「やっぱり・・・力ずくになるのかな」
ライナス「残念だけどなァ・・・。んじゃ、とりあえずお前死ね」
ライナスが突進し、クェイドに肉薄する。 だが。 鎖があらゆるところから伸びてきて、ライナスを襲う。
ライナス「チッ!!」
クェイド「へえ〜・・・。あれを、よけるんだ・・・。ク、ククククク・・・ッ!!」
ライナス「何がおかしいんだ?」
クェイド「いや・・・やはり君はコノ役割にふさわしいッ!!君じゃないと、コノ役柄は成り立たない!さあ、ご招待しよう!!」
その瞬間、クェイドの雰囲気が変わる。
クェイド「鎖を展開。係数、4、9、13、44、49!!」
ライナス「(やばい・・・ッ!!なんか来るか・・・ッ!!)」
クェイド「さあ、役者どもよ歯車のままに踊れおどれ踊れ踊れェッ!!」
その瞬間膨大な魔力がライナスを打つ。
ライナス「ガ、アアアアアアアアアアアアッ!?」
何も出来ず、ライナスは倒れ伏せる。
クェイド「・・・さて、連れて行こうか」
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Re: スマブラIMPACTO! 五の書! ( No.20 ) |
- 日時: 2009/07/28 17:24:44
- 名前: カイナ
- 一方、カイとカノンノもディクス相手に二人で絶妙なコンビネーションで剣を振るっていた。しかしその攻撃はディクスに掠りもせず、ディクスは涼しい表情でかわしきっていた。
もちろん二人のコンビネーションや実力が無さすぎるのではない。並の相手どころか少々腕の立つ程度の敵なら間違いなく途中で攻撃をくらってしまうくらいのものだ。しかしそれはディクスに一つも掠っていない。
カノンノ「何で!?攻撃があたらない!?」 カイ「ちっ……」
二人は仕切りなおすようにディクスから離れる、とディクスはくすりと笑って口を開いた。
ディクス「カイ君……だったね?」 カイ「?ああ」
ディクスに唐突に名を呼ばれ、カイは眉をひそめながら言い返す。それにディクスは微笑みを浮かべながら続けた。
ディクス「本気、出していいんだよ?」 カイ「……カノンノ、下がれ」
ディクスの言葉にカイはほんの少し頬の端を上げるとカノンノにそう言い、カノンノはこくんと頷いて数歩下がる。そしてカイは血桜を構え、精神を集中して口を開いた。
カイ「忍刀血桜、解放……40%!!」
これが今の自分の限界だ、カイはそう思いながら自分の中のマナを目覚めさせる。血桜から発される紅い光が少し強くなり、それをヒュンと振るうとカイはディクスを再度睨みつけ、地面を蹴った。
ディクス「ほぉ」
次の瞬間ディクスの懐にカイは入り込んでおり、ディクスが気づいた時には既にカイは血桜を振るい始めていた。 しかしディクスにはある能力がある。
ディクス「(時よ、遅くなれ)」
周りの時を完全に止めるとはいかずとも、遅くする能力。その前ではいかに素早く、鋭いカイの刀とはいえその真価は生かせない。
カイ「くそっ、何で当たらないっ!!」
カイはそう叫びながら刃を返して両手で血桜を握り、振り下ろす。その速さもかなりのものだが、ディクスの能力の前ではスローモーションと同じだった。 そしてディクスはまた微笑を浮かべ、素早くだが的確な部位に迫る血桜をかわし始める。
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