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スマブラIMPACTO! 五の書!
日時: 2009/06/28 20:31:13
名前: ミクトラン二世

さて、とうとう来ました第五弾!!!

シュウ「最近はストーリーも少しグダグダになってきたが、5弾からはそんなことはさせない」

ちなみにこの第五弾、別名『氷牙破れる!?スマッシュブラザーズ大ピンチッ!!!!!』という題名が存在したりしています。

氷「ほぉ?その心得は?」

この世に絶対無敵なんて物は絶対存在しない、いくら氷牙も何時かは倒される、そういう意味が込められてます。いくらタカさんが何をいようと、これは絶対避けられない運命なんです。

エリー「という訳で、この弾から氷牙も平等にピンチが訪れるワケだ、最強だって何時かはやられる運命だからな」


という訳で!!大乱闘スマッシュブラザーズIMPACT「飛天無双斬ッ!!!!」ぎゃあああああああああああああああッ!!!!!!!!!!!!

六星王「新たなる冒険が」
ヴィヴィオ「今、始まるよ!」

す・・・・すたぁ・・・・・と・・・・・・・ゲフッ・・・

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Re: スマブラIMPACTO! 五の書! ( No.51 )
日時: 2009/07/30 22:51:00
名前: カイナ

一方、勇輝達は第六天魔王の異名を持つ織田信長以下織田軍と対峙していた。すると勇輝達の後ろから突然声が聞こえだす。

??「えーっと、織田信長に濃姫、森欄丸、だったかな?」
勇輝「その声……」

突然後ろに聞こえてきた言葉に勇輝は思わず後ろを向く。そこには黒髪の青年が後ろに四人の少年少女を連れて歩いており、それを見た勇輝が思わず叫ぶ。

勇輝「レオさん!」
レオ「よ、久しぶり」

そう言いながらレオは勇輝の隣で足を止め、勇輝がまた尋ねる。

勇輝「あの、何でここに?」
レオ「ん?……ま、ちょっとな。偶然やってきた先でお前らを見つけたから助けるだけだ」

レオはそう言いながら冷静な目で相手を見据え、それからくすっと笑って勇輝達に言った。

レオ「雑魚は俺らが引き受けるから勇輝達は信長以下将軍を頼む。嫌なら無理にとは言わないけど?」
勇輝「舐めないでくださいね。僕も前負けたとはいえその後それなりに鍛錬はつんだつもりです」
レオ「んじゃ決定な。鍛錬の成果、見せてもらおうか」
勇輝「当然!いくよ、皆!!」

レオの言葉に勇輝は笑みを浮かべながらそう叫び、章悟達と共に信長達に突っ込んでいく。それからレオも亡者兵を見ながら自分の仲間を呼んだ。

レオ「メリオル!ライ!アルフ!エルフィ!一気に仕留めるぞ!!!」

その言葉に全員が了解の返事を示すように叫んで走り出し、レオも異次元から剣を具現化すると一気に亡者兵に突っ込んだ。
Re: スマブラIMPACTO! 五の書! ( No.52 )
日時: 2009/07/30 22:56:50
名前: ていと

ああ、いまんとこはそれでいいですよ。

後に、別の二つ名に変える予定ですから。
さて、ついでに書くとするか。

ライナス「・・・ここ・・・は・・・」

カノンノ「ライナス!目が覚めたんだね!!」

カノンノが抱きついてくる。

ライナス「いででで・・・。カノンノ、喜んでくれるのは嬉しいが、離れろ・・・ッ!いでで!」

カノンノ「あ・・・ごめん」

ライナス「・・・悪いな。・・・とんでもないことをしてしまった」

カノンノ「ううん。・・・ライナスが無事なら、いいんだよ」

ライナス「・・・・・・カノンノ。あいつらは?」

カノンノ「え・・・なんか、何処かに散歩に言ったけど・・・」

ライナス「・・・そりゃ、都合がいいな」

カノンノ「・・・!まさか・・・!だめだよ、絶対に安静!!」

ライナス「大丈夫、大丈夫。ちょっと散歩するだけだからな」

カノンノ「・・・うー・・・」

ライナス「・・・頼む」

カノンノ「・・・無茶はしちゃだめだよ?」

ライナス「へいへい」

そっと病院を出る。
右目の色が、黒く染まる。

ライナス「・・・おつかれさん・・・。・・・あとは、俺に任せな・・・」

Re: スマブラIMPACTO! 五の書! ( No.53 )
日時: 2009/07/31 07:36:25
名前: 忠タロウ+その他の皆様

勇輝「やああっ!!」
信長「ぬんっ!!」

ガギィイインッ!!

勇輝は信長と剣を交える。

濃姫「上総の助様!!」
それに濃姫は加勢しようとするも、絵美里の[白虎の爪]によって妨害された。

絵美里「にゃはっ♪わたしが相手するよ〜?」
濃姫「ええい、そこを退けっ!!」

蘭丸「こっちは二人か…。まあ的は、多いほど当て甲斐があるしね?」
修治「るせえよ、このガキ!?」
章悟「気をつけろ。さっきの矢もこいつが放ったんだ…油断すれば射抜かれるぞ?」
修治「どうせ射抜かれるなら、キューピッドの矢に射抜かれたいね!!鎧羅甲刃・縛蛇鎖!!」

蘭丸は、修治と章悟の二人が相手する事となった。すぐさま修治は動きを封じようと、縛蛇鎖を出すも蘭丸は素早くそれを回避し、そのまま連続で矢を射った。

ビシュシュシュッ!!!

修治「うおおっ!!?」
章悟「蒼龍閃光斬!!」

ギギギィイインッ!!

それを章悟は、蒼龍刃で全ての矢を叩き落とす。
Re: スマブラIMPACTO! 五の書! ( No.54 )
日時: 2009/07/31 18:18:59
名前: カイナ

章悟「甘いな」

章悟はふっと笑みを浮かべながらそう言い、それを聞いた蘭丸は見て分かるように怒った表情を見せながら叫んだ。

蘭丸「蘭丸を馬鹿にするなよ!」

蘭丸はそう叫びながら弓に矢を番え、弦を引く。もちろん修治が縛蛇鎖を出すが、それをかわしながら的確に矢を放ってくる。しかし章悟と修治もそれを簡単にかわし、防いでいた。
Re: スマブラIMPACTO! 五の書! ( No.55 )
日時: 2009/08/01 21:23:06
名前: ていと

ライナス「遠くで暴れてんのは・・・まあいいか。今の俺には関係ない。俺は・・・もう一人の俺の要望を果たそう」

向かうところは。

ライナス「クェイド・・・。あんたの解らなかったであろう、災厄の物語をお見せしてやるよ・・・」

いつもの彼とは違う。
ただ。彼の雰囲気は・・・どこか、狂っていた。
Re: スマブラIMPACTO! 五の書! ( No.56 )
日時: 2009/08/01 23:29:10
名前: カイナ

一方その頃、病院の中庭に当たる場所の、普段は人の気配が全くしない場所でカイとゼロスは剣を合わせていた。

カイ「らぁっ!」
ゼロス「甘いっての!!」

カイの剣の速さは下手をすれば残像が見えるほどの速さを誇っており、しかも普通なら捌き切れないほどの連続した攻撃であるにも関わらず、ゼロスはそれを左手につけている盾を使うまでもなく剣一本で全て捌き切る。そして一瞬の隙をついて剣の柄の部分で思いっきりカイの腹を殴った。

カイ「がはっ!?」

カイがうずくまり、思いっきり咳き込むとゼロスは素早くバックステップを踏むように後ろに下がり、一旦構えを解いて剣を肩に担ぐようなポーズをしながら口を開く。

ゼロス「どうした、カイ。もう終わりか?」
カイ「つっ……まだまだぁ!!!」

ゼロスの言葉を聞いたカイは血桜を両手に握り締めながらそう叫んでゼロスに突っ込んでいき、ゼロスもふっと笑みを浮かべながら心の中で呟いた。

ゼロス「(さっすがカイ君、諦めの悪さは天下一品だね……いや、絶対に諦めない強い心って言うべきか?)」

ゼロスはそう考えながらカイの血桜を自身の剣で受け止め、隙あらば逆に斬りつける。しかしその動きが僅かにだが確かに、ついさっきよりも速く、良くなっているのにはゼロスのみならずカイ本人すら気づいていなかった。そして、血桜の紅い光が僅かに増していることも。
Re: スマブラIMPACTO! 五の書! ( No.57 )
日時: 2009/08/02 18:00:00
名前: 忠タロウ+その他の皆様

忠「…え〜、月姫ネタはフェイト/ステイ・ナイトとかしか分からないんで、ライナスとクェイド等の決着は早めについて欲しいです…。あと、私は今月4日で退職となりました… 円錐角膜がだんだん酷くなって、最悪どこかの大学病院で手術を受けなければならなくなるかもしれません。」

テンバ「いや、絶対そうなるやろ!?長時間ゲームやパソコンしとるからや!!」
ルイギ「では、このぐらいにして本編に戻るとするか…。」





一方、天津ヶ原の信仰の中心たる[天照(あまてらす)神社]の境内。

ガジャラ「シャハハハハッ♪美味え…美味えええええ!!!やっぱり人肉は最高だぜぇ〜!?特に女の肉は絶品だ♪」

黄泉帰りの死者の軍勢は囮で、街の混乱に油断した所をついて侵入した様だ。すでに数人の巫女達はガジャラの手で死骸と化し、境内は血の色に染まっている。

サイゾウ「ふん、ここの巫女達の霊力・実力ともにここまで落ち込んでいるとはな…?人員不足か、はたまた血統の乱れか…。」
Re: スマブラIMPACTO! 五の書! ( No.58 )
日時: 2009/08/02 19:55:39
名前:

シュンッ!!

ガジャラ「あん?」
ボリボリと人肉を骨ごと噛み砕いて喰っていたガジャラは、風きり音を聞いて首を傾げながら背後を見た。

たが……

ズガーーンッ!!

背後ではなく、真上から何かが衝突してきた。


鏡夜「…………」

ガシャン……ガジャラからヴェルグガオルを引き抜き、もう一人…サイゾウにヴェルグガオルの穂先を向ける鏡夜。


鏡夜「死ね……フレイムランス!」

空いた左手を辛うじて息をしていたガジャラに向けて、火属性の攻撃魔法…炎の槍・フレイムランスで跡形もなく消し炭にした。

断末魔を上げる暇もなく消滅したガジャラを見たサイゾウは、恐怖した…目の前の存在が、どの様な存在かを知っているから…

鏡夜「…………」

軽く辺りを見回し、周辺に散らばる肉片、そして、血、血、血、血…

再びサイゾウを見る鏡夜の瞳は…虚無…何も映していない。

あまりの怒りに、サイゾウに最大の恐怖を与えるため、一切の感情を消した。

鏡夜「貴様には、死すら生ぬるい……」

そこからは一方的だ。

即座に鏡夜は固有結界を張り、外界から隔絶され、終わり無き無限の斬撃の嵐を受け続けた。

サイゾウ「がっ!?」

千、二千、三千…

サイゾウ「ぶはっ!?」

一万一千、一万二千…

と、際限なく斬りつける。


鏡夜「この世界(結界内)で…永遠に苦しめ…」


鏡夜の固有結界の一つ。
ミラージュ・オブ・ソード・ワールド。

世界全体が反射鏡で出来ており、そこかしこに様々な形の剣が突き刺さっている世界。

一度攻撃すると、永遠に反射し続ける拷問世界。
この世界では死ぬ事は出来ず、鏡夜のみが展開、閉鎖できる固有能力…隔絶され手いるため、内部・外部からの干渉は、鏡夜以外不可能となっている。


サイゾウ「ガァァァァァッ!?グアァァァァァッ!?」

サイゾウの断末魔が世界に木霊する。
Re: スマブラIMPACTO! 五の書! ( No.59 )
日時: 2009/08/02 21:05:03
名前: 忠タロウ+その他の皆様

鏡夜「さて…、次はあの場所にある樹だけど…」

そう言って、とある方向に顔を向ける鏡夜。その先にあるのは…かなり巨大化しているクリスタル・ツリーだった。

鏡夜「…魔界エリアでも一つ見かけたんだよねぇ…。一応斬り倒して粉々にしたけど、四回ヴェルグガオルで斬りつけてようやく斬り倒したほどだからなぁ〜?勇輝くん達も来てる様だし、街の方は任せるとして…その前にせめてもの供養をしておかないと…」





WOC『…むむっ!?』
ザイル「どうされました、主?」

WOC『…ガジャラの反応が消えた。恐らくは、属性魔王神に殺られたと考えていいだろう…。まあ、我等にはまだまだ戦力がいるからな。あやつは後で入って来た奴等と比べれば…雑兵に過ぎん。』

ザイル「…確かに、能力自体はなかなかでしたが…彼の性格上いつこちらを裏切ってもおかしくないですし…誰かに始末されれば良し、ですね。」

????「おいおい、それはねえんじゃねえか!?」

ザイル「!?…そうか、あらかじめ[種]をこの部屋の地面にに植えておいたんだな?」
ガジャラ・M(ミニサイズ)「まあな。もし本体がやられようがこっちが本体になる事も可能だ♪…しっかしいきなり鏡夜が現れてよ?もう瞬殺って感じだったぜあれは…。俺を一発で、跡形もなく焼却しちまったんだぜ〜?もし[種]をここに植えてなかったら、マジであの世に逝ってたぜ…。てか、主よぉ〜?さっきのは酷いぜ、マジがっかり。」

WOC『…ふむ、そうだな。先ほどのは失言だった。だが、本心である事は確かだからな?そう言われなくなければ…」
ガジャラM「へいへい、ちゃんとやりゃあいいんでしょうが?…まあ、サイゾウはお気の毒ってな♪」
Re: スマブラIMPACTO! 五の書! ( No.60 )
日時: 2009/08/03 16:28:44
名前: カイナ

カイ「はっ!!」
ゼロス「おっと!」

一方病院の中庭にあたる場所で特訓をしているカイとゼロス。
カイの振るった血桜を、ゼロスは己の剣で受け止める。その次の瞬間別の方向から血桜が向かってくるが、その剣をも左手につけた盾で上手い具合に防ぐ。しかしそのゼロスの表情は僅かにこわばり始めていた。

ゼロス「(嘘だろ、何だこの速さ……捉えきれねぇ……)」

カイの刀の振りだけじゃない、本来のスピードまでもがほんの少し前までと比べると全く違っている。

(忍刀血桜、解放……五十%、六十%……)

どんどん血桜の光が強くなっていき、ゼロスはそれに気づいた瞬間思わず口笛を吹き、自嘲気味に呟いた。

ゼロス「ヒュゥ♪そう言う意味かよ……」

そして、血桜の光が最高潮になった。

カイ「何だ?……」

すると血桜は紅く妖しげな光を放ち始め、カイはそれを見た瞬間自分の中の変化に気づく。身体の中から凄い力が湧き上がってきた、さらに。

ゼロス「ちっ!」
カイ「……遅い」

ゼロスが剣を振るった直後ゼロスの視界からカイが消え、次の瞬間ゼロスの背後からカイの声が聞こえた。それを聞いた瞬間ゼロスは半ば反射的に自分の最大の技を繰り出していた。

ゼロス「っ……シャイニング・バインド!!!」

次の瞬間光の波動が辺りに広がり、その波動が止むと二人の動きが止まった。

カイ「……お前なぁ……」
ゼロス「でひゃひゃ、悪ぃ」

カイの呆れたような目にゼロスはいつものように笑いながら返していた。

ピチュー「一体何だ!?」

すると次の瞬間その場にピチューが現れ、ゼロスは反射的にそっちを向く。その表情はかなり苛立っており、ゼロスを見ると苛ついた感じで口を開いた。

ピチュー「一体何の騒ぎなんだ!?」
ゼロス「え、い、いや……そ、そう、カイ君がっていねぇっ!?」

ゼロスは隣にいるはずのカイに説明を頼もうとしたが、そこにカイの姿はなく、しかも自分がいたという痕跡だけはしっかり消している。そのためピチューもカイがいた事には全く気づいていないようだ。

ピチュー「病院の敷地内で大暴れ……ふざけてんの?」
ゼロス「いやいやいやピチュー君、ちょっと待って!!!」

ピチューは怒り心頭と言わんばかりにゼロスを睨みつけており、ゼロスは慌てて説明しようとするもののピチューは問答無用という調子で拳をポキポキ鳴らしている。
その後、響き渡るゼロスの悲鳴を遠くで聞きながら、カイは木の上に身を隠しながら血桜を見ていた。既に光は消えている。

カイ「さっきのは血桜の最大解放……これが血桜の真の力か。そうだな……桜牙丸。忍刀血桜・桜牙丸って呼ぼう」

カイはそう呟くと血桜を鞘に収め、辺りに誰もいない事を確認して木から飛び降りる。そしてカノンノの所に戻ろうと、ライナスの病室に向けて歩いていった。

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