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異世界大戦記〜その2〜
日時: 2009/06/02 20:49:37
名前: 忠タロウ+その他の皆様

忠「…今度は私がスレッドを出しま〜す!!!」

ルイギ「さて、白熱する異世界最強決定戦!!だが、その裏で暗躍するネクロス・グループの影!!」
テンバ「四聖獣騎士の試合出場も残るは絵美里はんだけやけど、どないな相手と戦うんやろか…?」

章悟「…そういえば、修治の奴大会用に用意した衣装とかなんとか…絵美里の奴、それ着て試合に出るつもりらしい…。」
絵美里「にゃはは〜♪どんなのかは、見てのお楽しみ♪」

忠「ではでは、[異世界大戦記〜その2〜]…開始です!!!」

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Re: 異世界大戦記〜その2〜 ( No.51 )
日時: 2009/06/25 07:36:13
名前: 忠タロウ+その他の皆様

スティル「…勇輝くん達には前に自己紹介はしといたけど…、一応レオくn達にも言っとくか。俺はネクロス・グループ六大幹部リーダーにして諜報・暗殺担当の、[神速]のスティル。以後、よろしくね♪」

勇輝「…くっ…!!」
修治「レオさん相手でも、余裕だな…?」

章悟「ああ…、油断できない奴だ…」
絵美里「…むう〜…!!」

スティル「でもね?今回ばかりは[様子見]なんだ。社長にそう念を押されてるからね…、あまり目立った事はするなって言われてるんだけど…。もうここまで目立っちゃ、長くはいられないね…?では、ここでさよなら〜♪」

レオ「なっ!?待て…」

ブオオン!!

そう言ってスティルは、転移陣で自らの拠点へと転移して行った。

メリオル「…ライ、大丈夫?」
ライ「…うん…大丈夫だよ、か…メリオルさん。」

勇輝「…でも、レオさん達の話で…」
章悟「ああ…確か[数十年に渡って]…と言ってたな?…見た感じそんなに歳上って訳ではないんだが…」

デモ『…ふむ、我も気になってはいたのだ…。何故彼等には[時空の鍵]と似た力を宿した腕輪を持っているのか…!?』
Re: 異世界大戦記〜その2〜 ( No.52 )
日時: 2009/06/25 19:52:00
名前: カイナ

ライ「え!? あ、いや、それは……」

勇輝達の言葉にライは動揺しながら何とか誤魔化そうとするが、レオとメリオルは軽く息を吐くと、レオがライの前に立ちながら言った。

レオ「もういい。色々ややっこしい話になるが、こうなりゃ全部話すよ」
メリオル「あのスティルって人が言ってた事に答える形でいかせてもらうわね。私とレオ、この状態だと見た感じ18程度に見えるでしょうけどね、実は……」
レオ「もう四十路の、しかも二児の親なんだよ」
勇輝「……はい!?」
章悟「二児って、まさか……」

レオの言葉に勇輝が驚いた声をあげ、章悟がライとアルフの方を見る。それに答えるようにライとアルフが口を開いた。

アルフ「御名答って言っとこっか。レオにメリオルの息子」
ライ「それは俺達。双子ってわけ」

二人の言葉にまた沈黙が入り、レオがまた説明を始める。

レオ「この二人は歳相応の姿だ。でも俺とメリオルは体質的な問題だったかで元いる世界以外の世界に時空転移するとおよそ18前後の身体に、言ってみりゃ若返るんだ」
ライ「ま、この体質は遺伝性らしいし、もう少し年取ったら俺らにもその現象は起きるかもしんないけどね」

レオの言葉にライが続けて言い、レオは右手につけている腕輪を見せながら続けた。

レオ「俺らはこの腕輪を貸してくれたものにちょっと依頼を受けててな、この腕輪の力で時空転移とかの力を使えるようになった。そう言う事だよ。不思議な喋る武器さん。まあ、多分時空の鍵とやらは関係ないと思うけど」
デモ『む……』

レオの言葉にデモンベインは見抜かれていたかと言わんばかりに黙り込む。それからレオはまた続けた。

レオ「ここには依頼ついでに遊びに来たんだが、どうも放っとけない状態になったみたいだな。あいつらの事も含めて、もう少し調べてみるか」
メリオル「ええ」

レオとメリオルはそう言いあうとライとアルフを連れて歩き出す。勇輝達もその後についていくように歩き出した。
Re: 異世界大戦記〜その2〜 ( No.53 )
日時: 2009/06/28 21:53:53
名前: 忠タロウ+その他の皆様

ザビー「…アノォ〜…?私は、置いてけぼりデースカー?」





ベラル「…ハアア…、また給料カットされたぁ〜…。」
ゴラル「…こうなりゃ、悪魔らしく誰でもいいから脅して金を」
ベラル「んな事、下級悪魔がやる事だろうがっ!!?いくら俺らでも、そこまで落ちぶれたくねえよっ!!」

次元の狭間の中を彷徨う巨大次元移動要塞[ネクロス・パレス]。その一画の通路を悪魔コンビが通っていた。

??「何何〜?もしかして、スティル兄ちゃんにまた給料カットされちゃった?」
ベラル「いっ!?…こ、これはこれはヨミ様…。聞いておられたんですか?」
ゴラル「あわわ…!!」

ヨミ「しっかしさ〜、何でスティル兄ちゃんは闘技場に行けて僕は行けないのさ〜!?ねえ、何で何でぇ〜!!!」
ゴラル「お、俺達に聞かれましても…上の命令ですから…」
ヨミ「ブウウ〜…」

????「キヒヒヒ…まあ、貴様の様なガキが行っても瞬殺が関の山だ。何せ、あの[属性魔王神]が二人も参加しているのだからな?事は慎重に運ばねばいかんだろう…?」
ヨミ「むっ…、スミヨシ…」

深緑の髪を持つ少年の意見に答えを言ったのは、暗めの金髪に白衣を纏い右目にルーペを付けて気味の悪い笑い方をする男だった。

ベラル「(げげっ、[マッド・ドクター]スミヨシ様まで…!!)」
ゴラル「(こりゃあ、逃げた方がよくない?)」
ベラル「(だな…。)…あ、あの〜…俺達はこの辺で…」

スミヨシ「ふん、早く行ってしまえ。貴様等など大していい研究素材にはならんからな…?」
「「ではでは〜。」」
Re: 異世界大戦記〜その2〜 ( No.54 )
日時: 2009/07/03 20:05:54
名前: カイナ

カイ「はぁ……はぁ……」
カノンノ「うぅ……」
ヴォルフ「ちっ、くしょぉ……」

一方、闘技場第Bブロック。カイとカノンノ、ヴォルフは司会の任が終わったため観戦の為ここに来ていたが、突然影虫の襲撃を受け、一般人を避難させつつ影虫が変化したキメラに立ち向かっていた。
しかし既に三人、正確には二人と一匹だが、は完全に息が上がっていた。それでも闘技場全体を覆い隠しそうになるほどの数を全滅近くに追い込んだのは流石と言うべきか。そして影虫キメラの一体―姿的にはグリフォンらしきものがカイ目掛けて飛び掛った。

カイ「くっ……」

カイは満足に動かない身体を動かして防御しようとしたが、身体はほとんど動かない。するとその前に突然黒髪の青年が立ちはだかった。

??「雷刃斬!!」

そしてその青年が剣を振るうと、その剣から雷が発され、そのグリフォンを一太刀で切り捨てた。それからその青年がカイの方を振り向いて口を開く。

??「無事か?」
カイ「あ、はい……あなたは?」
??「自己紹介は後だ。メリオルはこの子達の治癒を頼む!ライとアルフ、勇輝達は万が一のために護衛につけ!俺はあいつらを全滅させる!」
メリオル「了解!そっちも無理しないでね」

青年の言葉を聞き、水色の髪をした女性がそう言い返すと青年はふっと一つ笑みを浮かべてキメラの大群目掛けて突っ込んでいった。

カイ「って、たった一人じゃ危ないですよ!!」
メリオル「大丈夫よ、レオはとっても強いから。あの数なら一人で充分」
勇輝「でも、何で僕達まで待機なんだろ……」
ライ「一人で充分。父さんの事だから無駄に怪我させたくないんでしょ」

赤髪の少年―勇輝の言葉に黒髪の少年―ライがそう返す。それからカイはレオの方をちらっと見るが、その瞬間信じられないように目を見開いた。

カノンノ「どうしたの?……!?」

カノンノもその方を見ると驚いたように沈黙する。二人の視線の先ではたくさんのキメラ相手に傷一つ負わず、逆に圧倒しているレオの姿があった。

カイ「嘘だろ……あの人、強い……」
ヴォルフ「旦那ぁ、まさかクラトスの大将より強ぇなんて言いませんよね?」

カイの言葉にヴォルフがメリオル達に聞こえないように呟き、それを聞いたカイは首を横に振って返す。

カイ「流石にそこまでは、実際に剣を交えてみないと分からない……でもあの人、俺なんかより明らかに高みを行く人だ……」

カイはぼそりとそう呟き、それと共にもう一度レオを見る。と既にレオは全滅直前とはいえまだ数はあったはずのキメラを完全に全滅させ、こっちに戻ってきていた。
Re: 異世界大戦記〜その2〜 ( No.55 )
日時: 2009/07/03 21:21:53
名前: ミクトラン二世

マイキーA「・・・さて!!こちらAコーナー!!どうやら決着がついた用です!!」

こちらAコーナー、先ほどの爆発の間、士選手&なのはVSラハール&トーマ選手の勝敗は、なのは選手と士選手の勝利で終わった模様です!!

マイキーA「なお、先ほどなのは選手の全力スターライトブレイカーとラハール選手の全力メテオインパクトの相打ちにより、コロシアムがほぼ全壊になってっしまったので、次のカービィ選手&ジャック選手VS高町ヴィヴィオ選手&六星王選手の試合は別のコロシアムにて行います!!なお、このコロシアムの修理は反則を犯したニジレンジャーにやらせますのでご了承ください。」
Re: 異世界大戦記〜その2〜 ( No.56 )
日時: 2009/07/06 20:53:18
名前: 忠タロウ+その他の皆様

スティル「…全く、ザンビレオの奴…何所行ったんだ?あいつ諜報担当の、俺の部下の癖に勝手な行動多いよな〜…?あ、スミヨシにヨミ。」

ヨミ「スティル兄ちゃ〜ん!僕も連れてってよぉ〜!?」

瞬間、ヨミはスティル程ではないが素早く走り込み勢いをそのままに、スティルの胸に飛びついた。もちろん、スティルも多少のバックステップで衝撃を緩和した。

スティル「…お前、刺(ソル)をこんな事に使うなって言ってるだろ?フェイロンにも言われただろ…」
ヨミ「むう〜!僕も連れてって連れてって連れてって〜!!!」

スミヨシ「…で?スティルは、何故この辺りをうろついてるんだ?」
スティル「ああ、それなんだけど…ザンビレオの阿呆知らね?あいつ、手柄欲しさにまた勝手な行動取ってるぽくってさ?[ネクロス・グループ]の新入り構成員だけど…」

スミヨシ「…確か、ディロムが[六聖王のライドオン・アーマーを徹底的に調べ尽くしてみたい]とかぼやいていたが…あいつの頼みを聞くついでに、向かったのではないか?まあ、その手の世界の生き物がどの様にして人間の姿になれるか私も調べ尽くしたいところだ…キィ〜ヒッヒッヒッ♪」

スティル「…お〜怖…」
ヨミ「…スミヨシってば、すぐこれだ…。ディロムもだけど、何で学者って研究一筋に生きられるのかなぁ〜?」
スティル「さあね…?」
Re: 異世界大戦記〜その2〜 ( No.57 )
日時: 2009/07/08 12:39:09
名前:

氷牙「(あいつ……スティルとか言ったか?…ネクロス・グループの幹部の長……ネクロス……奴と何か関係があるのか?)」
鏡夜「どうしたの?深刻な顔して?……ナンパ?」
氷牙「何でそうなる?…少し考え事を…な?」

鏡夜「………ふぅん。(ネクロス・グループってのを聞いてから様子が変だけど……もしかして…僕にも話してくれなかったあの事件に関係あるのかな?)そっか。ま、深く追及はしないよ」

氷牙「あぁ、助かる…(すまないな)」
Re: 異世界大戦記〜その2〜 ( No.58 )
日時: 2009/07/09 22:00:25
名前: 忠タロウ+その他の皆様

勇輝「…すごいよね…。あれだけの魔力で、Aブロックの舞台が全壊しちゃうなんて…」
章悟「それだけ、両者の魔力が凄まじかったって事だ…。ともかく、レイヴォルトの奴また怒るだろうな…?」

絵美里「ちょっと、お腹空いちゃった〜…。」
修治「俺も〜。中央闘技場の大衆レストラン行くか?あそこ、バイキング式だからいくらでも食べれるし♪」

勇輝「そうだね…。レオさん達ともゆっくり話してみたいし…」
レオ「う〜ん…分かった。だが、俺らの出場する試合が終わってからな?」

ライ「確か、父さん達の相手って誰だ?」
アルフ「えっと…、前の試合の真田さんと同じく戦国時代の…」
勇輝「もしかして…伊達政宗!?

アルフ「…か、どうかは分からないよ…?」





所変わって、闘技場外の周囲。実はここには売店のほか、賭け野試合用の舞台が大小複数設置されている。試合観戦だけでは物足りない人達や試合に負けてしまった方達用として、忠タロウが設置したらしい。

ボボ「お〜、これはすごいな?あちこちで賭け野試合やってっぞ。」
Re: 異世界大戦記〜その2〜 ( No.59 )
日時: 2009/07/19 23:32:32
名前: カイナ

カイナ「すいませんが忠タロウさん、文脈おかしくなりますが賭け試合云々シカトさせてもらいますね」

―――――――――――――――――――――――――

レオや勇輝達がそう話していると、突然闘技場のスタッフらしき人達が走り寄りながら叫ぶ。

スタッフ「すいませーん、そこの緑髪で赤い服を着た方!」
カイ「ん、俺か?」

スタッフの言葉にカイがそう返し、スタッフは走り寄ると一回息を整え、言った。

スタッフ「えっと、カイさんですよね?」
カイ「ああ」

スタッフの言葉にカイがそう返す、とスタッフは頭を下げながら言った。

スタッフ「申し訳ありません!お力添えをいただけないでしょうか!?」
カイ「は!?」
スタッフ「実は、あの変な魔物の襲来で司会進行係が怪我をしてしまい、代わりを探しているのです……報酬は上乗せいたしますので、お願いします!」

スタッフは頭を思いっきり下げてそう言っており、それを聞いたカノンノは少し考えた後カイに言った。

カノンノ「……カイ、いいでしょ?やろ」
カイ「はいはい……了解しました」
スタッフ「ありがとうございます!!!」

カノンノの言葉にカイが渋々と言った調子でそう言うとスタッフはまた頭を下げてそう言い、カイはそれからレオ達に言った。

カイ「というわけで俺達はこれで。レオさんの試合、俺が解説する事になるかもしれないし、楽しみにしてますね。それじゃ。行くぞ、カノンノ、ヴォルフ」

カイはそう言うと、カノンノとヴォルフを連れてスタッフと共に歩いていった。
Re: 異世界大戦記〜その2〜 ( No.60 )
日時: 2009/07/20 19:23:18
名前: 忠タロウ+その他の皆様

勇輝「…カイさん達、忙しそうだなぁ…。」
章悟「…まあ、忠タロウが雇ったスタッフ陣もそれだけ切羽詰まってたんだろう。俺らも何かしてwやれればいいが…」

絵美里「あ〜っ!!いけない、あたしも早く次の試合準備しなきゃ☆じゃあ、あたしはいち抜けるね〜?ちゃんと、例のレストランに行くからね〜♪」
勇輝「ええっ!?」
章悟「ちょっおい、絵美里!?」

修治「あ〜あ…、もう行っちまった…じゃあ俺は、瓦礫の片付けとかでもするか…。レイヴォルトの作業が少しでも楽になる様に…」
章悟「…俺もやろう…。」
勇輝「じゃ、じゃあ僕も!!」

レオ「…さて、どうするか…?」





レイ「………あ〜〜もぉおおおおおお!!?あちこちで闘技場Aブロック舞台全壊やら廊下の一部が損壊やら、もう大忙しだよぉ〜!!?」

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