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異世界大戦記〜その2〜
日時: 2009/06/02 20:49:37
名前: 忠タロウ+その他の皆様

忠「…今度は私がスレッドを出しま〜す!!!」

ルイギ「さて、白熱する異世界最強決定戦!!だが、その裏で暗躍するネクロス・グループの影!!」
テンバ「四聖獣騎士の試合出場も残るは絵美里はんだけやけど、どないな相手と戦うんやろか…?」

章悟「…そういえば、修治の奴大会用に用意した衣装とかなんとか…絵美里の奴、それ着て試合に出るつもりらしい…。」
絵美里「にゃはは〜♪どんなのかは、見てのお楽しみ♪」

忠「ではでは、[異世界大戦記〜その2〜]…開始です!!!」

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Re: 異世界大戦記〜その2〜 ( No.61 )
日時: 2009/07/23 01:18:41
名前:

氷牙「お前ら!何やっている!?」
勇輝「あ、氷牙さん?これからレオさん達の試合を見に行こうかと…」
氷牙「試合?馬鹿野郎!…ちっ!解除(ディスペル)!!」

章悟「んな!?」
修治「これは…!?」
絵美里「にゃにゃにや!?!?」
勇輝「何…これ?」

キンッ!!ドコッ!!

ズドオオオオオオオオオオオオンッ!!

氷牙「お前らは幻術にかけられていたんだよ…見ろ!レオはずっと前から戦闘している!そこにいるのは、影虫のレオだ!!」

勇輝「そ、んな…影虫が、強化されてる?」
氷牙「強化といっても、知性を持った程度だ。実力自体は2割増し程度。お前らも手伝え!!さっきのスティルとかいう奴の所属するネクロス・グループって奴らの精鋭が参戦する前に、少しでも影虫の数を減らせ!!」


「「「「は、はい!!!」」」」
Re: 異世界大戦記〜その2〜 ( No.62 )
日時: 2009/07/23 13:04:18
名前: ミクトラン二世

???「そういうことなら私に任せてくれないか?」
瞬間、大量にいた影虫が、黒い炎により一瞬の内に焼き尽くされ、同時に出た巨大な水の玉が影虫を潰す。そして氷牙の後ろから紫の髪をした紫ジャージの青年とシャツとタイトスカートだけという身軽な服装をしたピンクの髪をした女性が出現した。
???「此処は私達に任せなさい。」
氷「その声・・・・ミュウツーとプリンか!」
ミュウツー「説明は後だ」
プリン「こいつ等は私達がするから、氷牙は他の所へいって!」
氷「わかった!」
Re: 異世界大戦記〜その2〜 ( No.65 )
日時: 2009/07/23 20:08:11
名前: 忠タロウ+その他の皆様

忠「…レオさんトコの試合の更新…消去した方がいいんじゃないスか?カイナさん…」





一方、闘技場外の野試合用舞台では大騒ぎとなっていた。何故なら………大斧を持った深緑の髪の少年が舞台を次々と真っ二つに斬りまくっているからだ。

ヨミ「ヨミ様参上〜♪弱い弱い、弱すぎるよオジサン達〜!?」

「ななな、何なんだあのガキ!?尋常じゃねえパワーだ!!」
「これじゃ大会どころじゃねえっ!!逃げろぉ〜!!?」

ビュティ「ちょっとちょっと!!大変な事になっちゃってるよ、ボーボボ!?」
ボボ「…ふむ、ならば…俺達でこの騒ぎを止めるぞ?」

首領「おっしゃ〜!!ハジケまくってやるぜぇ〜!!?」
天「僕、ヨガの講習があるんでこれで…」
魚雷「てめえ、どこも身体固くねえだろがっ!!?それもこれで何度目だよ!?」

ボンッ!!

天「ぶっ!!」
ポコミ「あはっ☆悪い奴はやっつけちゃうよ〜!?」
破天荒「おやびん!!俺も、いきますよ!!」
へポ「ビュティ、危険だから安全な場所へ・・・」
ソフトン「…バビロンの慈悲を、貴様に与えてやろう…。」

ヨミ「へへん♪僕だけじゃないもん?お〜いっ。」

ザッザッザッ………

すると、ヨミの呼びかけに応えて観客の中から数十人ほどがヨミの方に集まった。全員の顔には生気がない。

ボボ「…そいつら、まさか…」
ヨミ「ネクロス・グループ製の人造量産兵士達だよ♪コンバット・ソルジャー達?変装用の人工皮膚は剥いで戦闘準備だよ!!」

C・S1『…イエッサー…。これより、戦闘態勢に入ります…。』

すると、彼等は一斉に顔に手を当てて思いきり皮膚を剥いだ。彼等のその素顔は、量産型サイボーグのそれであった。そして同時に各自の手に剣やら槍やら様々な武装をしている。

ボボ「面白い。まとめて片付けてやるぜ!!」

ヨミ「そこのアフロのおじさん?僕を嘗めると、痛い目見るよ?」





別の場所では………

ディロム「…ふむ、この程度ですか?」

スタン「…く、くそっ…!!晶術がまるで効かないなんて…」
ルーティ「あ〜もうっ!!何とかしなさいよっ!!?」
アーチェ「あたしだって頑張ってるんだよ!?あいつの身体、絶対何かあるよ!!」
チェスター「弓矢も弾かれるなんて、どんだけ硬い体してるんだ…!?」
Re: 異世界大戦記〜その2〜 ( No.66 )
日時: 2009/07/23 22:11:01
名前: カイナ

カイナ「え?そうなんですか?いや他のとこは普通にやってたからやってんのかな〜って思って。申し訳ないです。ついでに書いてっと」

――――――――――――――――――――

一方、こっちはカイとカノンノ、ヴォルフ。彼らはスタッフと名乗る者と一緒に解説の手伝いに向かっていたが、彼らの目の前にはそのスタッフが倒れていた。いや違う、正確に言うならばスタッフを名乗った偽者だ。

カイ「ふぅ。こんな中で試合を続けるっていうから妙だと思った」
カノンノ「びっくりした〜」
ヴォルフ「旦那ぁ、何かやべえ事になってやしませんか?」

カノンノも大剣―セブンスサマーを構えながらいきなり襲い掛かってきたスタッフ他の敵を見て呟き、ヴォルフは野生の勘からか身体中の体毛を逆立てながら尋ねる。それにカイは少し考えてから返した。

カイ「嫌な予感がするな……影分身、この辺りを偵察してくれ!」

カイは印を組んで分身を作り出し、すぐに指示をする。それに分身はこくんと頷いて別々の方向に散らばって行き、カイは目を瞑るとまた印を組み、忍術を使った。

カイ「忍法・百眼」
ヴォルフ「……?姉さん、一体旦那は何やってんでさぁ?」
カノンノ「姉さんは止めてって言ってるでしょ?……カイの忍術の一つで、影分身の視点をそのまま自分の視点に写す事ができるの。一気に色んな場所を調べる時に重宝するんだって。私達はカイの邪魔にならないよう、あと邪魔が入らないように待ってようね?」

ヴォルフの言葉にカノンノは苦笑しながら言い、説明するとセブンスサマーを降ろす。それにヴォルフもこくんと頷いてその場にお座りをした。
Re: 異世界大戦記〜その2〜 ( No.67 )
日時: 2009/07/27 21:10:50
名前: 忠タロウ+その他の皆様





一方、勇輝達は………

勇輝「うわわっ!!?」
章悟「くそっ、いきなり湧いて出たぞ!?」
絵美里「いにゃ〜!?キモイ〜!!」

修治「まとめてぶっ飛ばす!!修治流大剣術!![鎧羅甲刃・剛断剣]っ!!!」
章悟「俺も頑張らないとな…。[蒼龍閃光斬]!!」
勇輝「[紅炎閃・五月雨]っ!!!」
絵美里「[旋空刃・疾風]!!」

通路内で影虫が変化した魔界のモンスター達と戦っていた。
今までの異世界で何度か戦った事があるとはいえ、かなりの数で攻めて来るのと場所が通路内なのが災いし、倒しながらでないとなかなか先に進めないのである。

シロガネ「皆さんっ!?[ディアブロス・アームド=バルカン・アーム]!!」
バルルルルルッ!!!

すると、通路の反対側からシロガネがやって来た。そして瞬時に自らの右腕をバルカン砲に変えて影虫の群れを一掃していった。

絵美里「シロガネッ!!♪」
勇輝「シロガネ君!!ありがとう!!」

修治「ふぃ〜、向こうからまだ来てるぞ…?いくら俺でも結構疲れるぜ…。」
章悟「その程度でヘタれるんじゃない。お前の体力バカはそこまでのものなのか?」

シロガネ「本戦会場となる中央闘技場の方が、被害が酷く多くの観客や選手達が避難しています。…それと…、ネクロス・グループの幹部も何人か来ています…」

章悟「…そうか、先に影虫を退治し切ってからそこに向かうぞ?」
修治「おっ、装置発見!!さっそく破壊して中央闘技場へ急ぐぞ!?」
絵美里「お〜♪」
Re: 異世界大戦記〜その2〜 ( No.68 )
日時: 2009/07/27 21:51:10
名前: カイナ

カイ「……なるほどな。百眼、解除」

カイはそう呟いて百眼を解除して目を開き、立ち上がる。それにカノンノが「どうだった?」と言わんばかりの表情をするとカイはこくりと頷いて言った。

カイ「中央闘技場にあのグループの幹部が何人か来てるみたいだ」
ヴォルフ「んじゃ話は簡単だ。とっとと中央闘技場に――」
カイ「――それは駄目だ」

カイの言葉を聞いたヴォルフが口を開くが、その言葉を遮ってカイが言い、続ける。

カイ「恐らくあいつらの実力は半端じゃないだろう。それよりもまずは勇輝達の方に応援に行った方がいい。行くぞ」
カノンノ「あ、待ってよ!」
ヴォルフ「行きますぜ、姉さん!」

カイはそう言うと走り出し、カノンノはそう言いながらヴォルフにまたがり、カノンノが乗った事を確認するとヴォルフも走り出した。
Re: 異世界大戦記〜その2〜 ( No.69 )
日時: 2009/07/28 17:22:14
名前: 忠タロウ+その他の皆様

さて、闘技場外の方では………

ヨミ「それそれそれ〜♪」

ズガン!!ドガン!!ズドォオオンッ!!!

ヨミの持つ大斧の連撃とそれにより散らばる破片がボーボボ達に襲い掛かる。

ボボ「何の!!真説・鼻毛真拳!!」
首領「ぶぶぶっ!!」
天「いでででで!!!」

ボーボボは破片を鼻毛で弾くもその全てが首領パッチに流れていた。わざとか偶然か……。

ソフトン「この勝負、一気にケリをつけさせてもらうぞ。」
そこへソフトンが[モロッコの流れ]で破片を避わしつつヨミに近づく。

ソフトン「バビロン真拳奥義[ルクセンブルグの雷鳴]!!」
ヨミ「おおっと♪」

ガギギィインッ!!!

奥義を仕掛けるも、ヨミの大斧で遮られる。

ソフトン「くっ!!(なんて硬さだ、この斧は…!?一体何の金属でできているんだ…)」

ヨミ「そうだ、次はこれでも使おっかな?」
すると、ヨミは懐から水晶を取り出し自らの大斧に向けた。
ヨミ「とりあえず、これはしまってと…」
すると、大斧は光の粒子と化して水晶の中に消えた。代わりに別の武器がヨミの手に現れる。
それは、黒一色の二丁拳銃でグリップの下から片刃の刀身が伸びている。銃剣と呼ばれる武器である。

破天荒「んだぁ、あの武器は!?」
へポ「…どうやら、複数の武器使いと言う事か…。」

ヨミ「いっくよ〜♪」

バババババババババババババババッ!!!

首領「わわわっ!!?」
天「ぎゃあああああああ!!!身体がハチの巣になるぅ〜!!?」
Re: 異世界大戦記〜その2〜 ( No.70 )
日時: 2009/07/29 23:03:38
名前: カイナ

レオ「だらしないな」
天「へ?」

その次の瞬間ところ天の前にレオが立ち、ヨミの撃つ弾丸を全て剣一本で弾き飛ばす。それを見たヨミが射撃を止めると、レオはボーボボ達をさっと眺め回しながら言った。

レオ「選手交代だ、休んでろ」
ヨミ「へぇ〜、結構強そうだね……」

レオはボーボボ達にそう言うと同時にヨミ目掛けて突進しており、ヨミは無邪気な笑みを浮かべながらそう言うと銃剣をしまってさっきの大斧―タイタンクラッシャーを取り出して振り上げ、レオ目掛けて振り下ろす。それにレオは咄嗟の判断で素早く剣を防御するように構えた。そしてガギィンと大きな音を立てて大斧と片手剣がぶつかり合う。

ヨミ「へぇ〜、僕の一撃に耐えられるなんて、やるじゃん」
レオ「(何だこの馬鹿力……気を抜いたら、やられるな)」

ヨミのへらへらと笑いながらの言葉にレオは力を込めて剣を構えながら冷静に考え斧を受け止め続ける。あまりの勢いにレオが立っている部分の地面は陥没を始めていた。
Re: 異世界大戦記〜その2〜 ( No.71 )
日時: 2009/07/29 23:30:44
名前: 忠タロウ+その他の皆様

ボボ「横からしゃしゃり出て来んじゃねえよ、脇役がぁ〜!!?真説・鼻毛真拳奥義[武器乱舞]!!!」

ビュビュビュビュンッ!!!

ヨミ「わわっと!?」
レオ「うおっ!?ちょっ、こっちにも当たるだろがっ!!」
ボボ「当たり前じゃー!!!」

ビュ「何やってんの!?味方らしいから、協力して戦おうよ!!」
首領「…残念ながら、俺達ボーボボ組には…他所様のキャラに出番取られるくらいなら、まとめて倒すという掟が…」
ビュ「ないよそんなの!?初耳だよ!!!」

ヨミ「えーい、こうなったら…刺(ソル)!!」

ヒュッ!!

すると、ヨミはタイタン・クラッシャーを再び水晶に収納して瞬時にボーボボの懐に移動した。

ボボ「何っ!?」
ヨミ「…フフッ♪フェイロン姉ちゃん直伝[六式]!!指銃・黄蓮!!」

ドドドドドドギュウンッ!!

ボボ「ぐばはあっ!!!」

人差し指だけを伸ばし、銃弾のごとき速さの指突を連続でボーボボの身体に撃ちこんだ。

天「ななな、何だ〜!?…てかあの技は…[ONEPICE]のパクリかぁ〜!!!」
ヨミ「続いて、嵐脚手裏剣!!!」

シュババババババッ!!!
ズバババッ♪

天「ぎゃああ〜!!やられたー!!!」
首領「それはよくある。」
天「…よくある 、よくあるよ…

ボボ「ぐっ…以外にやるじゃねえか?だが、俺らはこの程度じゃくたばらねえぜ!!?」
破天荒「次は俺が行くぜ!!カギ真拳奥義[デッド・ボルト]!!!」

数少ないカギ真拳の遠距離系奥義を放ち、ヨミを牽制する破天荒。

ヨミ「何の、紙絵(かみえ)!!」
それを全て紙一重で回避して、再び刺で瞬時に破天荒の懐に……

破天荒「なっ…」
ヨミ「鉄塊拳法[鋼魔崩拳]!!!」

ドゴオッ!!
破天荒「がばあっ!!?」
肉体を鉄の甲殻にまで高めての拳撃で破天荒をぶっ飛ばすヨミ。

首領「破天荒〜!?」

ソフトン「…くっ…」
Re: 異世界大戦記〜その2〜 ( No.72 )
日時: 2009/07/29 23:49:05
名前: カイナ

レオ「やれやれ……」

レオは援護に来たのに邪魔者扱いされて若干困っており、その横にメリオルが立った事に気づくと口を開く。

レオ「あの戦闘員みたいなのはどうだ?」
メリオル「全員片付けたわ。感情がなくって、どうもやりにくかった……そっちは?」

レオの言葉にメリオルがどこか悲しげに言い、尋ねる。それにレオは少し考えると頷いて剣を異次元にしまい、少し笑いながら口を開いた。

レオ「あっちもやる気は満々みたいだし、俺は邪魔者らしいからな。雑魚を潰しときゃ後はあっちで何とかしてくれるだろ。それよりも勇輝達が心配だ。急ごう」
メリオル「はいはい。ライ、アルフ、行くわよ!」
ライ「おう!」
アルフ「はい!」

レオの結論にメリオルはこくんと頷いて二人の我が子を呼び、ライとアルフが返したのを聞くと大急ぎで闘技場に向けて走り出した。

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