Re: 『星の輝く夜に・・・』オリジナル小説 U ( No.36 ) |
- 日時: 2007/08/18 20:59:28
- 名前: 黒虎
- 千砂は疲労に良く効く薬をそっと愛玖に飲ませた。
千砂「後は、絶対安静よ」
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Re: 『星の輝く夜に・・・』オリジナル小説 U ( No.37 ) |
- 日時: 2007/08/21 10:24:45
- 名前: 阿是羅◆T/m6vOA2DTM
- 薬が口の中に流れ込んできたのが分かった。
とても優しくて温かくて・・・愛玖の不安が取り除かれたような気がした。
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Re: 『星の輝く夜に・・・』オリジナル小説 U ( No.38 ) |
- 日時: 2007/08/21 10:45:56
- 名前: 黒虎
- 嵐「……」
千砂「嵐、この子が気になるの?大丈夫よ。薬が効いているから、心配ないわ」 嵐「そうじゃ、ないんだ。何故、愛玖の記憶が無いんだろうと思って…。よく考えてみれば、そんな簡単に記憶が消えるはず無い。もしかしたら、何者かに、やられたか。もしくは、自分で…」 千砂「自分で記憶を消したとでも?」 嵐「いや、確信出来た訳じゃない。ただ、そんな感じがしたからさ。まぁ、気のせいだろう」
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Re: 『星の輝く夜に・・・』オリジナル小説 U ( No.39 ) |
- 日時: 2007/08/21 10:50:30
- 名前: 阿是羅◆T/m6vOA2DTM
- 薬が効いたのか愛玖の疲れはとれていた。
そして眠りからも覚めていたのだ。 ・・・だから二人の会話は全て聞こえていた・・・。
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Re: 『星の輝く夜に・・・』オリジナル小説 U ( No.40 ) |
- 日時: 2007/08/21 10:54:37
- 名前: 黒虎
- それに気付いていない、嵐は、愛玖に問いかけた。
嵐「…愛玖!どう、体の調子は?」
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Re: 『星の輝く夜に・・・』オリジナル小説 U ( No.41 ) |
- 日時: 2007/08/21 10:57:53
- 名前: 阿是羅◆T/m6vOA2DTM
- 愛玖「・・・大分、楽になったわ。・・・ありがとう。」
目を覚ましていたことに気付かなかった嵐に対し、愛玖の中で小さな罪悪感が生まれた。
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Re: 『星の輝く夜に・・・』オリジナル小説 U ( No.42 ) |
- 日時: 2007/08/21 11:00:06
- 名前: 黒虎
- 千砂「あら、良かった・・」
嵐「あの、君の記憶の事なんだけどさ。どれくらい思い出せた?」
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Re: 『星の輝く夜に・・・』オリジナル小説 U ( No.43 ) |
- 日時: 2007/08/21 11:18:47
- 名前: 阿是羅◆T/m6vOA2DTM
- その言葉に愛玖は眉間に軽くシワを寄せた。
愛玖「・・・・・・別に。名前以外何も思い出してない。」 と、冷たく言い放った。
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Re: 『星の輝く夜に・・・』オリジナル小説 U ( No.44 ) |
- 日時: 2007/08/21 11:37:54
- 名前: 黒虎
- 嵐「あ、あれ?どうしたの?まだ、調子良くないのかな…。ごめん」
愛玖のさっきまでとは違う口調に嵐は何か異変を感じた。
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Re: 『星の輝く夜に・・・』オリジナル小説 U ( No.45 ) |
- 日時: 2007/08/21 12:05:39
- 名前: 阿是羅◆T/m6vOA2DTM
- 嵐から眼を逸らし、愛玖はボソリと呟いた。
愛玖「・・・私の記憶は私のもの・・・。他人には、関係のないことだ・・・。」
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