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異世界大戦記〜その4〜
日時: 2009/09/25 21:21:02
名前: カイナ

カイナ「だから……新しいの出しましょうよ!最後に書いた人かその一つ前辺りの人!なんか気になる……」

レオ「んで、今回は俺達か……究極属性魔王神、氷牙・アンヴィレントと古の三邪神が一人、ネクロス・マスク」
メリオル「その因縁の戦いについに決着が?」
ライ「そして、この戦いはこれで無事に終結するのか」
アルフ「異世界大戦記、その4」

レオ・メリオル・ライ・アルフ「「「「スタート!!!!」」」」
カイナ「また取られたよ……ま、いいか」

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Re: 異世界大戦記〜その4〜 ( No.97 )
日時: 2009/11/24 00:30:24
名前: 孝(たか)

ギュルルルリ〜

鳥獣人型のデジモン・シューツモンがバーコードのような物が卵状のように巻きつく。

デジコードに包まれたシューツモンが分解されていき、中から出てきたのは…


勇輝「え?お、女の子!?」

泉「ふぅ。貴方達、大丈夫だった?」

絵美里「あ、はい。あの、貴女は?」

泉「あたしは、泉、織本泉。中学三年よ。久々にデジタルワールドにきたら、なんか様子が変だし、森の中を散策してたら貴方達がフライモンに襲われてたから」

茶々丸「……失礼ですが、貴女は人間ですか?」

泉「ん?当たり前じゃない。今のあたしが、人間以外に…あ、でもさっきシューツモンになってたしね。貴方達、デジタルワールドは初めて?」

テンバ「その、デジタルワールドってなんなんや?」

泉「デジタルワールドは、すべてがデータで構成された世界。簡単にいえば、コンピューターの中とでも言えばいいかな?実際には違うけどね?」

絵美里「は、はぁ、そう、ですか?」

絵美里はチンプンカンプンだった。


フライ「ぐぎゃあああああああああああああ!!!」

泉「うそ!?シューツモンの技で倒せてないなんて!?」

シューツモンは、完全体以上の力を持っている。
それに対して、フライモンは成熟期、単純に計算しても、15倍は実力差があるはずなのだ。

泉「オファニモンが言っていた異変って、こういうことだったのね…だったら…あたしの新しい力で!」

そう言って、泉はデジヴァイスを構える。

デジヴァイスにはヒューマンとビースト、二つのスピリットが折り重なっていた。

泉「ダブルスピリット・エヴォリューショーーン!!うああああああああああ!!」

右手で持ったデジヴァイスを顔の横まで持ってきて、左手の甲を下から救いあげるように突き出す。

複数のデジコードが折り重なり、球体を描く。

そこにデジヴァイスを振り払うようにスキャンする。

デジコードが泉を包みこみ、服が弾け飛び、叫び声をあげると、二つのスピリットが泉を包んでゆく。

腕が、胴体が、足が、最後に顔にパーツを組み込んでいく。

JS「ジェットシルフィーモン!!」

ジェットジルフィーモン
フェアリモンとシューツモンが融合して誕生したサイボーグ型デジモン。伝説の十闘士エンシェントイリスモンの力を強く受け継ぎ、ジェット機並の飛行能力を持つ、乱気流を巻き起こす翼姫。

フライ「ぐぎゃあああああああああああああああ!!」

べき!!ベキベキ!!

JS「な、なにが…まさか!?」

「フライモン…進化!!!…スコピオモン!!!」

スコピオモン
「砂漠の暗殺者」と呼ばれる、データ種の昆虫型完全体デジモン。気配を感じさせず背後から近づき、尻尾の先の猛毒針で相手を突き刺す。スコピオモンの持つ毒は、神経データの伝達スピードより速く、刺されたことにさえ気づかれず絶命してしまう。そのため、相手にその存在すら知られることが無いのが、暗殺者と呼ばれる所以である。得意技の『ブラックアウト』は軽度の毒霧を散布しで相手の視力を奪う。これにより相手に姿を見られることは絶対に無い。必殺技は、尻尾の先にある猛毒針『ポイズンピアス』。

※スコピオモンは「デジモンウェブドット絵コンテ スト」で岡山県の「小椋勇輔くん」のデジモンが 入賞し、採用されたものらしい。

本来は、スナイモンから進化したものと思われる。
イメージとしては、スナイモンを骸骨にしたものである。


JS「し、進化した!?」

それに反応して、勇輝はデモンベインを構える。

勇輝「泉さん!僕たちも協力します。一緒に頑張りましょう!」

JS「…えぇ、わかったわ。…いくわよ!!」

勇輝「はい!」
テンバ「はいな!」
絵美里「うん!」
茶々丸「了解しました」

それぞれ武器を構えて、スコピオモンに飛びかかった!
Re: 異世界大戦記〜その4〜 ( No.98 )
日時: 2009/11/24 18:46:29
名前: カイナ

ライ「いっただっきまーっす!」
シェリー「いただきます」

一方湖の畔、ライ達はさっき刈り取ったシーフードミックスもといデジモンの肉を料理し、夕ご飯にしていた。メニューはエビドラモンのフライとゲソモンの足の天ぷらと刺身だ。シェルモンは逃がしてしまったがとりあえず晩飯には充分だろう。
そしてライはもぐもぐと頬張り、シェリーも負けないとばかりに一気に口に入れる。それを見るとカノンノは笑いながら言った。

カノンノ「はいはい。たくさんあるから慌てなくていいからね」
ライ「……美味しい。こんな料理を毎日食べれるカイさんって幸せだね」
ヴォルフ「確かに」
カノンノ「ラ、ライ!ヴォルフ!」

ライの言葉にヴォルフがゲソモンの刺身を食べながら返すとカノンノは顔を赤く染めながら叫び返す。とライが思い出したように懐につけた袋に手をやった。

ライ「あ、そうそう。さっき野苺やキノコ見つけたんだっけ。毒じゃないのは確認してるから、どうぞ。キノコは焼きキノコにでもすればいいし。ファイアボール」

ライはそう言いながらバーニングフォースを取り出し、炎の球を撃って焚き火を作り、キノコを焼く。そして夕ご飯が進んでいると突然ライが反応した。

ライ「炎刃斬!!!」

咄嗟に取り出していたバーニングフォースを刀に変えて振り、炎の衝撃波を発する。するとその衝撃波と爆発がぶつかり合い、それで気づいたカノンノ達も戦闘体勢を取った。そしてその先にいる燃えているデジモンを見据える。

メラモン
全身が紅蓮の炎で構成された火炎型デジモン、成熟期。必殺技はバーニングフィスト。

ライ「いきなりなんだ?飯の最中に」
メラモン「のん気に飯とはいい度胸だな……マグマボム!」

ライの言葉にメラモンはそう返しただけで炎の爆弾を投げ、ライは咄嗟にライトニングフォースを取り出し、二刀を構える。

ライ「二刀流……七十二煩悩鳳!!!」

その二刀から放たれた衝撃波はマグマボムを弾き飛ばすが、ライは苦虫を噛み潰したような表情で呟いた。

ライ「まずいな、アクアフォースもフリージングフォースもアルフが持ってるのに……誰か水系の技使える?」
ヴォルフ「俺は無理でさぁ」
カノンノ「初級魔術のアクアスパイク程度なら」
シェリー「……無理」

ライの言葉に三人がそう返すとライはため息をついて答えた。

ライ「まあ俺も使えないから偉そうには言えないか……カノンノさんはそのアクアスパイクで援護を。ヴォルフは一緒にいける?」
ヴォルフ「毛並みが燃えない程度なら」
ライ「オッケー」

ライの言葉にヴォルフが冗談交じりにそう返すとライはふふっと笑ってそう返し、一気にメラモン目掛けて突進していった。

ライ「だりゃあっ!!」
メラモン「ふんっ!」

ライの振り下ろした雷刀を受け止め、その熱気を受けたライは思わず怯むものの左手に持った炎刀をメラモンの身体に突き刺す。もちろん炎は封じており、純粋な刀としての刺突だ。それをくらうとメラモンは痛みに表情を変え、ライは小太刀を抜くと構えを直した。

ライ「くらえ、驟雨双破斬!!」
ヴォルフ「さらにいくぜぇっ!空破特攻弾!!」

ライの連続突きからの上下斬りに加えてヴォルフの回転体当たり。メラモンの動きが僅かな間だが止まってしまい、その隙をカノンノがついた。

カノンノ「水よ、アクアスパイク!」
メラモン「ぐおぉっ!!!」

己が苦手とする水の一撃をくらってメラモンは吹き飛び、ライは相手の身体から抜けた炎刀を拾うとフォースに変えて懐にしまい、メラモンを一瞥すると彼に背中を向けながら口を開いた。

ライ「やれやれ……さ、ご飯を再開――」
シェリー「……危ない」
ライ「え?っとぉっ!?」

シェリーの言葉にライの動きが一瞬止まり、直後背後からの衝撃から逃げるようにその場を飛び退く。そして雷刀を構えながら叫んだ。

ライ「お、おいおいおい、嘘だろ!?」
メラモン「舐めるなぁ……うおおおぉぉぉぉ!!!」

ライの言葉を無視するかのごとくメラモンは声を上げる。するとその身体がさらなる超高温を示す青色に変わり、身体全てが変色するとそのデジモンはライ達を睨みつけた。

ブルーメラモン「メラモン進化……ブルーメラモン!!!」

ブルーメラモン 完全体 火炎型デジモン
メラモンの形そのままに身体が青く変色し、性格もさらに気性が荒くなっている。必殺技はアイスボム。

ライ「は、はは……冗談きついなおい……」

ライはそう呟きながら左手に炎刀を握り、構えを取る。ヴォルフも短刀をくわえ、カノンノも大剣を構える。そして今度はシェリーも参戦した。
――――――――――――――――――――
カイナ「長くなったかな?でも戦闘は一通り書かないとやっぱ気が治まんないし……」
Re: 異世界大戦記〜その4〜 ( No.99 )
日時: 2009/11/25 03:11:30
名前:

ゴーレ「ゴガァァァァァァァッ!?」


?「マスター!やはり様子が変です!」

THN(トーマ・H・ノルシュタインの略)「マッハガオガモン!一気に決めるぞ!」

MG「イエス!マスター!」

THN「デジソウルチャージ!オーバードライブ!!」

MRG「ガオモン進化!ミラージュガオガモン!」


ゴーレ「カースクリムゾン!!」

MRG「ダブルクレセントミラージュ!!」

両手の爪を振り、衝撃波を放った。


ゴーレ「ぐがぁぁっ!?」

ゴーレモンはたまらず吹き飛ぶ。


幸村「姿が変わった!?なんと面妖な…」

章悟「いったい、何者なんだ…」


MRG「フルムーンブラスター!!」

狼の口のような胸部から、凄まじい衝撃波を打ち出すミラージュガオガモン。


ゴーレ「グオガァァァァァッ!!」

パリーン!


ゴーレモンが弾け飛び、データの残骸が集まり、デジタマとなって、始まりの町へと飛んでいった。


ルイギ「た、卵!?」

アルフ「ゴーレムじゃなくて、生物だったの!?」
Re: 異世界大戦記〜その4〜 ( No.100 )
日時: 2009/11/25 17:42:16
名前: カイナ

一方ライ達もブルーメラモンを相手に戦っていたが、さっきまでとは大違いと言わんばかりにブルーメラモンが一気に攻め立てていた。

ブルーメラモン「くらえ!アイスボム!!」
ライ「二刀流、七十二煩悩鳳!っつか炎の身体の癖して冷凍ってどんな引っ掛けだよ!!」

ブルーメラモンの投げつけてくる氷の爆弾ともいえるエネルギーをライは衝撃波を放って打ち落としながら突っ込む。しかしそんな暇なしとばかりにアイスボムは次々飛んでくる。

ライ「だぁーもう!ライトニングガン!」

ライは衝撃波でまとめて打ち落とすのを諦め、雷刀と雷を纏った小太刀・フォースブレイドをアイスボムに向けてその切っ先から雷の弾を発射する。その後ろではカノンノが詠唱していた。

カノンノ「風の刃よ切り刻め……エアスラスト!」
ブルーメラモン「むっ」

カノンノの生み出した風の刃に一瞬ブルーメラモンが怯み、その隙を逃さずヴォルフが獣の瞬発力を生かして突進する。

ヴォルフ「もらった!」
ブルーメラモン「甘ぇっ!!」

しかしその直後ブルーメラモンはタイミングを計っていたとばかりにヴォルフを殴り飛ばす。ただの打撃ではなく自身の身体でもある炎が纏った打撃だ。殴られたところは一瞬で焼け始め、ヴォルフは慌てて湖に飛び込んで消火する。

ライ「強い……」

ライはそう呟きながら警戒を強める、しかし相手には一片の隙すら見つからない。するとその背後から何者かが現れた。

???「コロナブラスター!!!」
ブルーメラモン「ぐあぁっ!?」

炎の弾丸にも関わらずブルーメラモンはその一撃に苦しそうな声を出し、その隙にライは詠唱した。

ライ「雷よ、嵐となりて我が敵を討て!サンダーストーム!!」

そう叫ぶと共に数多くの小さな雷がブルーメラモンを囲んで逃げ場を遮り、止めとばかりに巨大な雷がブルーメラモンを直撃する。その一撃をくらったブルーメラモンはぐらりと倒れ、身体から青いバーコードのようなもの―デジコードを出す。するとさっき攻撃したドラゴンのようなデジモンがその前に立った。

ヴリトラモン ハイブリッド体 必殺技はフレイムストーム

ヴリトラモン「スライドエボリューション……アグニモン」

ヴリトラモンがそういうと共に彼の体がデジコードに包まれ、それが消えるとそこには赤い鎧のようなものをつけた人間らしきデジモンが立っていた。そして彼は何か小さな機械を取り出してブルーメラモンに向ける。

アグニモン ハイブリッド体 必殺技はバーニングサラマンダー

アグニモン「汚れた悪の魂をこのデジヴァイスで浄化する!デジコード・スキャン!!」

その言葉と同時に機械―デジヴァイスでデジコードをスキャンする。そしてデジコードが取り込まれ、残った卵のようなものがどこかに飛んでいくとアグニモンはライ達のほうを振り返り、それと同時にまたデジコードに包まれる。そしてその後そこに現れたのは一人の男の子だった。

ライ「お、男の子?……人間?」
カノンノ「え、えと……君は?」
拓也「俺?俺は神原拓也、中学三年生だ。それより皆無事みたいだな」

男の子―卓也はそう言うと笑みを浮かべ、ライ達もこくんと一つ頷いた。
Re: 異世界大戦記〜その4〜 ( No.102 )
日時: 2009/11/25 21:36:43
名前: 忠タロウ+その他の皆様

ルイギ「…しっかし、魔法世界かと思ったら違う世界かよ…。氷牙の奴、転送失敗したな?」
章悟「いや、もしかすると…異世界同士が[融合]した…としか言いようがないだろう…。俺も未だに半信半疑だが…」

幸村「世界同士の[融合]…???それは如何な現象なんだ…!?もしや、親方様達はこの世界にいないという事か!?」
ルイギ「落ち着け、戦馬鹿!!…多分、この世界のどっかだ。…シェリーもちゃんとこの世界に来ている…。何となくだがな?」

そう言って、狼狽する幸村をなだめるルイギ。

トーマ「君達は[デジタル・ワールド]に起こった異変について何か知っているのか?周囲の地形は殆ど変わっていないに関わらず、人間やデーモンなどの亜人種までいるとはどういう事だ…!?」
章悟「俺達も、状況の把握が追いついていないんです。まず、あなた方は一体何者ですか…?」
アルフ「敵ではない…それは確かなんですけど、一応は…」
Re: 異世界大戦記〜その4〜 ( No.103 )
日時: 2009/11/29 03:03:31
名前: 孝(たか)

トーマ「僕はトーマ。トーマ・H・ノルシュタイン。DATSの隊員だ。」

アルフ「DATS(ダット)?」

トーマ「Digital Accident Tactics Squad(デジタル・アクシデント・タクティカル・スワット)の略称だ」

ルイギ「あ〜直訳するとデジタル脅威戦術部隊か?」

アルフ「……!?」
章悟「……!?」

ルイギ「…なんだよ?」

章悟「いや…ルイギ、あんた英語わかるのか?」

ルイギ「失礼な奴だな。あのくらいの英語くらいわからぁ」

アルフ「はぁ…人は見掛けによらないんですね?」


幸村「なんと面妖な。このような直立で犬が歩くなど」

ガオモン「私は犬ではない!!」

トーマ「……?」

幸村「どうしたトーマ殿?」

トーマ「い、いや、知り合いに似ていたので…」

幸村「そうでござったか。それにしても、姿を変える獣など、大門大の連れていたトカゲ…いや、アグモンと言ったか。」

トーマ「な!?大を知っているのか!?」

幸村「うむ。強き御仁であった。某が一歩及ばず負けはしたが、よい試合であった。」

アルフ「確か、大さんとアグモンが融合進化?したシャイングレイモン・ライジングモードと互角の戦いをしてたよね?」

トーマ「な!?人間の身で、超越究極体と互角だと!?貴方は本当に人間か!?」

幸村「もちろん!この真田幸村。親方様と日夜鍛錬に励んでいる所存。」

トーマ「世界に似た人物は三人はいると言ってはいたが…」

ガオモン「性格と声がそっくりなのは含まれるんでしょうか?」

「「……はぁぁぁぁぁぁぁぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜」」

トーマとガオモンは深い深〜〜〜いため息を漏らした。
Re: 異世界大戦記〜その4〜 ( No.104 )
日時: 2009/11/29 19:09:17
名前: カイナ

カイナ「なんかデジモンばっかでネギま全然出ませんね……僕の言えた義理じゃありませんが。
それと孝さん、前のから気になってたんですが幸村の一人称は某とかで少なくとも拙僧ってのはないと思いますよ、精々拙者とかで。それでは」
Re: 異世界大戦記〜その4〜 ( No.105 )
日時: 2009/11/29 19:36:08
名前: 忠タロウ+その他の皆様

忠「…孝さん、失礼ですが[ハイパーカイザー主催忘年会]等にもできればでいいんで、顔を出して下さい…。」





ルイギ「…ともかく、今あんた等がいる世界は電脳次元の世界…つまり[デジタル・ワールド]と、[魔法世界(ムンドゥス・マギクス)]が融合した世界って事だ。それに早くバラバラに転移しちまった仲間達を、探さにゃならねえし…」

章悟「…恐らくさっきの俺達の様に、確か…デジモン?とやらに襲われてる可能性があるな…。」
アルフ「そうですね…。父さん達ならともかく、兄さんは大丈夫かな…?」

幸村「うぉおやかたさぶぁあああああああ!!!今何処ぉおおおおおおおおおおお!!?」

ルイギ「だーから、いい加減そうやって叫ぶのやめろっ!?同じことの繰り返しじゃねえか!!!」

トーマ「……」
ガオモン「…マスター、どうしましょう?」
トーマ「仕方ない、一応彼等と共に例の[集合場所]に戻って、この事を報告しないと…。」
Re: 異世界大戦記〜その4〜 ( No.106 )
日時: 2009/11/30 00:18:05
名前: 孝(たか)

崖の上…

氷牙「はぁ…はぁ…」

氷牙は魔力の暴走により負傷、熱を出してしまっている。


凛「氷牙様…」

エリー「凛…」


ドシン…

ヴィヴィオ「?地震?」

ドシンッ!!

六星王「揺れたね?」

『ギャオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ!!!!!』


スカルグレイモン 完全体 アンデッド型 ウィルス種

全身が骨だけになってしまったスケルトンデジモン。戦う事だけに執着してきた デジモンが、肉体が滅んだにも関わらず闘争本能だけで生き続けた結果、スカルグレイモンになってしまった。闘争本能しか持ち合わせていないスカルグレイモンには知性のかけらも無く、他のデジモンにとってはその存在は脅威となっている。

必殺技は脊髄から発射される有機体系ミサイル『グラウンド・ゼロ』


メタルグレイモン(青) 完全体 サイボーグ型 ウィルス種

体の半分以上が機械化されてしまったサイボーグ型の最強デジモン。数々の戦いをくぐり抜け、その体を機械化することによって生きながらえている。メタルグレイモンに進化するためには、おそいくる強敵を倒しかちぬかなければならない。

必殺技は胸の部分にあるハッチからでるミサイル『ギガデストロイヤー』にかなう破壊力のある攻撃力はいまだ存在しないと言われている。


メガログラウモン 完全体 サイボーグ型 ウィルス種


「巨大なグラウモン」の名前を持つ、サイボーグ型の完全体デジモン。その名の通り体は大きく巨大化しており、上半身は最強金属“クロンデジゾイド”でメタル化されている。両肩に付いている2基のバーニアで飛行することもでき、対空・対地攻撃の両方が可能である。有り余るパワーで暴走するのを抑えるために、顎の部分にクツワのような拘束具を付けている。また背部の部分から帯のように伸びる「アサルトバランサー」は伸縮自在で、敵を貫き刺すこともできる。

得意技は両腕の「ペンデュラムブレイド」で敵を切り裂く『ダブルエッジ』。

必殺技は両胸の砲門から原子レベルで敵を破壊する『アトミックブラスター』。


キメラモン 完全体 合成型 データ種

手、足、体、尾など全体を構成する各パーツが、様々なデジモンの合成で組み合わされ創られている合成型デジモン。
何故このような合成が行われたのか、それは謎に包まれている。
数種のデジモンのメタルパーツを合成したムゲンドラモンに対し、生身のパーツで組み合わされており、ムゲンドラモンの試作型なのか、対ムゲンドラモン用に造られたデジモンなのか、その真相は未だ解明されていない。
ただ一つだけ分かっていることは、キメラモンの恐るべき闘争本能、そして強大な破壊力だけである。

必殺技は四本の腕から放出される、死の熱線『ヒート・バイパー』。
この熱線を受けたものはキメラモンの呪いのごとく、見るも無残にバラバラに四散してしまう恐ろしい技である。


ヴィヴィオ「か、完全体の凶悪デジモンが…よ、四体?」

六星王「しかも、究極体に近い力を持った完全体が二体もいる…」

エリー「完全?究極?よくわからんな」

六星王「僕達、キメラモン一体足止めするので限界だと思う」

聖王「私は、メタルグレイモンが限界かな?」

エリー「ふむ…ならば、私はあの赤いデジモンか?」

六星王「メガログラウモンだよ」

凛「では、私はスカルグレイモンと、六つ子ちゃん達の援護に回ります。」


ちなみに実力は、キメラ>メガロ>メタル>スカルになってます。

進化すると…
キメラ→ミレニアモン
メガロ→メギドラモン
メタル→カオスウォーグレイモン
スカル→ブラックウォーグレイモン

実力は、メギドラ>ブラック>カオス=ミレニアになってます。


氷牙「ふー!ふーー!!」

凶悪なデジモンが襲ってきているが、息が荒く、なかなか魔力の暴走が止まらない氷牙。

彼らの運命やいかに!?
Re: 異世界大戦記〜その4〜 ( No.107 )
日時: 2009/12/03 02:13:36
名前:

メタル「『ギガデストロイヤー』!!」

メタルグレイモン(青)の胸部が開き、コミカルな顔が付いたミサイルが二発発射された。

聖ヴ「セイクリッド!クラスター!!!」

虹色の魔力を固め、殴りつけると、虹色の魔力が放射状に広がり、ギガデストロイヤーを跳ね返す。


メタル「ホーンバスター!!」
左手の機械爪で有機ミサイルを弾き飛ばし、二つのミサイルが衝突し、メタルグレイモン(青)の後方で爆発した。


聖ヴィ「ダダダダダダダダダダダッ!!」

まるで氷牙が乗り移ったかのように、拳を高速で連打するヴィヴィオ。


メタル「ガァァァァッ!」
メタルグレイモン(青)は鬱陶しそうに鋼鉄の左腕で凪払う。

ドガッ!!

聖ヴィ「キャァァァァァァァッ!?」


ヒュンッ!

ドゴォォォォォォォンッ!!

聖ヴィ「カハッ!?」


ヴィヴィオは地面に叩きつけられる。


氷牙「ヴィ、ヴィオ…ぐっ」

氷牙は叩きつけられたヴィヴィオを悔しそうに見やり、両手で地面を抉る程だ。



スカル「『グラウンド・ゼロ』!!」

スカルグレイモンは脊髄から有機体系ミサイルを発射する。

凛「お返しします。」

迫ってきたミサイルに衝撃を与えないように受け流しつつ、スカルグレイモンに投げ返す。

ドゴォォォォォォォンッ!!

スカル「グゴァァァァァァァァァッ!?」

よもや、人間サイズに自分の必殺技を容易く返され、自分が食らうとは思ってもみなかっただろう。


凛「ストーム……ブレイク!!」

突然視界に入ってきた凛に驚き、身を堅くするスカルグレイモンは、凛のスキル、ストーム・ブレイクを顔面に叩きつけられた。


ストーム・ブレイク
凛が最も愛用する基本技。
その名の通り、嵐級の風を拳に凝縮させ、インパクト(衝撃)の瞬間にその嵐が解き放たれる。

拳で殴られた後に暴風によって吹き飛ばされては一溜まりもない。

スカル「グゴオォォォォォォッ!?」

ズガァァァァァァァァァンッ!!

メタル「グゴアァッ!?」

スカルグレイモンは凛によって吹き飛ばされたのち、ヴィヴィオを叩きつけたメタルグレイモン(青)と衝突し、そのまま崖に叩きつけられた。


凛「大丈夫ですか!ヴィヴィオちゃん?」

聖ヴィ「う、ん。平気。こんな痛み、氷パパに比べたら…」

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