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静 寂 ノ 森  -第三夜-
日時: 2008/06/08 21:37:29
名前:

餓えた小さな犬を一匹

眼前には食えぬ餌を

支柱に繋がれ餓死する手前

頸をそのまま斬りおとし

素っ首纏めて祀りまする

さすれば術者に取り憑いた

犬神ひとつ、誕生しまする



静かな森に、訪れる騒乱。
それは幸か不幸であるか。
祀りの声は、やがて大地に兇変を喚ぶ。

* * * * *

(栞:勝手に利用すみませ…!鈴花ちゃんの前作成スレを使わせて頂きました!)

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Re: 静 寂 ノ 森  -第三夜- ( No.71 )
日時: 2008/08/02 17:24:40
名前:

幎「ほぉー…(感心
  前々から陰陽術は便利だとは思っていたが、それもまた便利なものだな。

  …お前は犬神の血を身体に持っているのか?」
Re: 静 寂 ノ 森  -第三夜- ( No.72 )
日時: 2008/08/02 17:49:01
名前: 宵星(栞
参照: http://www.geocities.jp/akatukiquartet

それほど万能って訳でもありませんよ。(僅かに苦笑して)
主様の力が張り巡らされたこの森であるからこそ、この符が使えるんです。
森の力が主様の血に反応する、というか……少しややこしいんですけど、簡単に言えばそのような感じです。

……ええ。
「白児」…という言葉を、知っていますか?
犬神の手足となり、使役される存在の事です。
僕はこの森に棄てられて、死に掛けていた所を主様の気紛れに救われて、血を分け与えられて白児になりました。
だから、僕に主様の血の毒は効かないんですよ。
(くすり、と苦笑して)
だから……僕は、元々人間なんです。
Re: 静 寂 ノ 森  -第三夜- ( No.73 )
日時: 2008/08/02 23:34:45
名前:

幎「いいや、十分万能だ!
  この広い広い森を束ねる犬神の力を、少しでも使えるというわけだろ?
  この森も、犬神も、宵星も、すごいところだらけで目が回りそうだ(ぁ

  白児…そんな存在が……。
  人間っ!?血を分け与えられたからといってそんな簡単に…
  いや…犬神の力をもってすれば可能、なのか…。(信じられないといった様子で目を白黒させながら」
Re: 静 寂 ノ 森  -第三夜- ( No.74 )
日時: 2008/08/03 01:09:36
名前: 宵星(栞

(苦笑して)
……凄いのは、主様ですよ。
僕はその力に助けられているだけです。

…嫌がり、ますか?(若干不安そうに、それでも笑いながら)出来るんですよ、主様なら。
…ただ、僕は恒久の時を生きる主様の手足となる者。
もう人間には戻れないし、妖にもなれない。
酷くどっちつかずな存在なんです、僕は。
Re: 静 寂 ノ 森  -第三夜- ( No.75 )
日時: 2008/08/03 01:33:24
名前:

幎「だとしても、今ここでそれを俺に見せて教えてくれているのは宵星だ。
  俺にとっては宵星の力みたいなもんだよ(笑って

  嫌なものか!むしろまた増えたぞ、すごいところが!
  …どっちかにつく必要が、宵星にはあるのか?(不思議そうな顔で
  犬神の手足となり働く今の生活が幸せなら、それでいいと思うけどなぁ…。
  犬神はその「どっちつかずな存在」の宵星が好きなのだろう?」
Re: 静 寂 ノ 森  -第三夜- ( No.76 )
日時: 2008/08/03 02:09:16
名前: 宵星(栞

(にこりと笑って)
……ありがとう、ございます。
そう言って下さると、僕も幸せです。

もちろん幸せですよ、僕は。
(困ったように苦笑して)
……古参の方には、僕のような半端者が犬神の恩恵を受ける事を気に入らない方も居ますから。
主様が如何思われているかは解りませんが…僕は十分に満足です。
この森が好きですし。
Re: 静 寂 ノ 森  -第三夜- ( No.77 )
日時: 2008/08/03 09:49:40
名前:

幎「幸せか?それならよかった(屈託なく笑い

  ふむ…そんな輩が…
  ただのひがみじゃないかそんなの(ずばっ
  犬神が誰を気に入ろうが、犬神の勝手。
  その犬神に認められた宵星の存在も、この森の妖なら認めるべきだろう。犬神を本当に敬っているなら。
  少なくとも、嫌いなものをそばに置いたりはしないよ。
  好きなものはそばに置きたがるだろうし。俺が緋のそばにいたいと思うように!(ぁ」
Re: 静 寂 ノ 森  -第三夜- ( No.78 )
日時: 2008/08/03 16:45:54
名前: 緋(深月鈴花

……うんっ!

え…うーん、と…
あ、愛情の裏返し?ってやつだと思う!(ぇ)

…だって、やだって言っても戻っちゃうときには戻っちゃうよね。
それに、記憶戻るのがやだなんて、そんなわたしの独りよがりみたいなことは言えないよ。
とばりは思い出したいはずだし、つづらもその方が嬉しいんだよね。だったら、戻ってほしいよ。

つづらが優しいことゆーから!

恩…?
でも、それだけじゃないよね。つづらのとばりを見る目、優しいもん。

(陣に入って)
…宵星様はすごいですね。もちろん、玉響様も。
えと、宵星様は宵星様ですから、玉響様も好きなんだと思います。
少なくとも、あかるは宵星様だから、他の誰かじゃないから…えっと、うまく言えないですけど、あかるは宵星様が好きです。
Re: 静 寂 ノ 森  -第三夜- ( No.79 )
日時: 2008/08/03 19:40:03
名前: 宵星(栞

(二人の言葉に嬉しそうに目を細めて)
……ありがとう、ございます。
…何だか…言われ慣れない言葉を言われると、照れますね。

(す、と前を見据えて)
………飛びますよ。
Re: 静 寂 ノ 森  -第三夜- ( No.80 )
日時: 2008/08/03 19:57:41
名前: 夢(玲)

うん、おっけーw
??「……っけーじゃ、ないですよっ!」
(どこからともなく一人の少年が現れる)
??「酷いじゃないですか! 俺を置いて行くなんて」

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