Re: 会話式リレー小説『ELESIS』過去小話。 ( No.31 ) |
- 日時: 2007/09/15 09:15:30
- 名前: 雨雲太陽
- 参照: http://yaplog.jp/soukuu-amagumo
どうすればいいだろう。
この、目の前にいる女の子を。
しかも、涙のオプション付きだから、もっと困惑する。
多分、この子も自分と同じだと思う。
さぁ。どうしたものか。
「なかないで、ね?おねがいだから。おんなのこ」
名前を知らないので、『おんなのこ』と呼んでみる
あ、そうだ
「なまえ、なんていうの」
いつまでも、『おんなのこ』と呼んではいられないから。
*
(雨降りの中の勘違い)
仔リーク勘違い。
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Re: 会話式リレー小説『ELESIS』過去小話。 ( No.32 ) |
- 日時: 2007/09/15 09:34:54
- 名前: 春歌
- 孤児院から手紙が来た
姉が尋ねてきたらしい
そして一度帰って来いと
「しゃぁ、、ない」
今日は休みだしいってやるか
門のところにはあの子が居なかった
その代わり大人たちが立っていた
「お久しぶりです」
にこっと作り笑いで挨拶して中にすすんだ
懐かしさも愛着もない
そんな中で女の子のような人を見つけた
「ぁ、、、」
あの子と一緒に居た人か
そんなことをぼんやりと思いながら庭を歩いていった
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Re: 会話式リレー小説『ELESIS』過去小話。 ( No.33 ) |
- 日時: 2007/09/17 23:31:16
- 名前: 涼
- おんなのこかぁ・・・・
また言われちゃったな
少し笑いがこぼれる 僕ってそんなに女っぽいだろうか?
「私・・・・ウィっていうの」
わざと女言葉を使って話してみる 彼はどういう反応をするのか、興味がわく
気付かないだろうか? それとも違和感を覚えるだろうか・・・?
そういえば僕は彼の名前を聞いていない 「君は?」
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Re: 会話式リレー小説『ELESIS』過去小話。 ( No.34 ) |
- 日時: 2007/09/18 02:54:08
- 名前: 春歌
- 妹の行方が分からなくなってから暫らくが経った
「さて、何処に居るものかね」
闇雲に探したって見つかる分けない 分かっているがコレしか方法が無い そんなこと思いながら、歩いていると 赤色の髪、下のほうが暗くなってる髪の持ち主を見つけた
「見つけた・・・」
簡単だったな、、と思いつつ 彼女の後を付けていった
そのうち居場所を見つけられたから場所を暗記してその日は戻った
*+
いつも私は周りから離されていたと思う 紅い、真紅の髪を持つ私は鬼と、そういわれていた
「おに、、か」
酷いな、、と思いながらソレを否定できない私 イトコもそうなのかな?とふと思う 鬼殺し、満4歳を迎えたら紅い髪を持つ物を殺す 魔女狩り見たいなもの
「おい、、早くしろ」 「うるさいわよ、しにたいのかしら?」
脅してみるも4歳の私の脅しは効かなかったようで 使用人はケラケラと笑って「バカじゃないのか?」といってきた
「、、、、、、、」
すっと服に仕込んでいた子刀を出し使用人の首に付きつけた
「ひぃ・・・・」 「こどもだからってあまくみないでよ」
低い声を出しにこりと笑ってから使用人の首を裂いた ぶしゅっと血が吹き出て返り血を浴びる
「バカね、さからわなければえんめいできたのに」
そういうと細く微笑んだ
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Re: 会話式リレー小説『ELESIS』過去小話。 ( No.35 ) |
- 日時: 2007/09/18 21:05:55
- 名前: 雨雲太陽
- 参照: http://yaplog.jp/soukuu-amagumo
やっぱり、女の子って苦手なんだなぁとつくづく思う。
だって、指先から体温が抜けていく感覚がするのだから。
怖い時には何時だって、指先から体温が無くなっていく。
だからいつも、シャイン兄に抱きついているんだ。
指先を暖めるために。
でもシャイン兄がいない時は何時だって違う方法をとる。
さあ、心の中で深呼吸。
指先の冷えが無くなるまで。
「……『りーく』だよ」
そうして、『ウィ』と名乗るその女の子に名を告げる。
言葉を紡ぐ度に、指先が暖かくなった気がした。
*
(心の準備。)
ちょっと過去の口調に。
まだ勘違い絶賛続行中
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Re: 会話式リレー小説『ELESIS』過去小話。 ( No.36 ) |
- 日時: 2007/09/18 23:09:36
- 名前: 飛亜
- バン!
「幽鬼!!」 幽鬼「玖…龍…」 玖龍「くそっ!!なんでっ…なんで悠妃さんが…」
湊万玖龍。私の同年齢の幼馴染。
幽鬼「…姉さんね…死んじゃった…」 玖龍「……」
ギュ
抱きしめられたような感覚。それはとても暖かくて
幽鬼「玖…龍…?」 玖龍「ゴメン…間に合わなくて…ゴメ…ン」
ふと見ると泣いていた。彼が泣く姿は久しぶりに見た。
玖龍「…幽鬼」 幽鬼「なぁに?」 玖龍「エリスにはいろう」 幽鬼「エリス…?」 玖龍「悠妃さんの仇をとるんだ」
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Re: 会話式リレー小説『ELESIS』過去小話。 ( No.37 ) |
- 日時: 2007/09/18 23:20:43
- 名前: 遙
「 ああ、死んだんだ 」
別に口に出して言おうと思ったわけじゃない。
でも
髪を撫でる微風にうっかり、本音を攫われてしまった。
報告してくれた男性が、怪訝そうな顔で僕を見る。 父の死を聞かされたというのに、何故平気な顔をしていられるのだろうか。 そう言わんばかりの顔だ。
でもね、僕はあの人がどうなろうがどうでもいいんですよ
生きていようが、死んでいようが
僕には関係がない
「わざわざ有難うございます」
礼だけを言って、その場を去った。 あんな義父の為に、流す涙なんてありはしない。
元々親戚の流れ者だった僕をあの人が愛してくれるはずも無く。 朝も昼も夜も 研究に明け暮れる毎日を共に過ごすだけ。 犬や猫のように餌(食べる物)と住処だけを与え、後は野放しだ。 子育ても何も、あったものではない。
そんな義父が、死んだ。
清々しさも残れば、ちり、、と痛むものもある。 “エレシス”の被害を受けた者達の事だ。
義父の研究は“エレシスの動物実験”。よせば良いのに自然の理を曲げ、暴走した動物によって研究所ごと破壊されたらしい。
あの人だけなら「自業自得」の一言で終わるが、多くの犠牲を伴ったのであればそうはいかない。
義父の所為で命を落とした事になるのだから
誰の遺伝子かも分からない白銀の髪を、そっと結い直した。
そして歩き出す。 この背にあの人の罪を背負う気はないが、僕に出来る事、、、僕に取れる責任があるのならば取りたい。
最後に僕は、せめてもの情けに抑揚の無い声で呟いた。
「さようなら」
(馬鹿みたい、とその後笑ってしまったのは秘密)
* * *
スーさん未成年時。彼はお義父さんを恨み、哀れんでいます。 黒さが出たのは多分この頃からかと。
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Re: 会話式リレー小説『ELESIS』過去小話。 ( No.38 ) |
- 日時: 2007/09/19 00:14:27
- 名前: 涼
- 緊張している・・・・・気がする
なんだかひどく悪いことをしちゃったみたいに思えてきた やっぱり騙したりしたのがいけなかったのかなぁ?
「よく間違えられるけど、本当は男の子なんだ」
近寄りがたいという様な顔をしているから 僕はもっと近くにいて欲しくて彼の手をとった
ひんやりとした手だった 僕が温めてあげられたらいいのにと、更に強く握った
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私はお姫様だから欲しいものはなんでも「友達」がもってきてくれるの お父さんが「欲しいものは全てこの人たちに言いなさい」って言ってくれた時からずっーーーーーとね♪
あのおもちゃが欲しいと言えば誰かが持ってきてくれるし あの飲み物が欲しいと言えばまた他の誰かが持ってきてくれる
何不自由の無い生活 まさに私にぴったりの言葉
物心付いた時からずっと一緒にいてくれた「友達」の名はシュウ 他の「友達」はすぐに死んじゃうからイチイチ名前なんて覚えてられないんだけどね でも彼は違ったよ 死んだりなんかしなかったし、私のいう事を一番よく聞いてくれたもん
私の一番の「友達」 シュウなら死んだりしないって信じてたのに・・・・・
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ウィの続きが短いので奏の小さい頃の話を もしかしたら、これからの話(コレも含めて?)で奏の事嫌いになるかも・・・? ちなみに奏の言う友達は一般に言う召使や家来のようなモノです
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Re: 会話式リレー小説『ELESIS』過去小話。 ( No.39 ) |
- 日時: 2007/09/19 07:07:48
- 名前: 雨雲太陽
- 参照: http://yaplog.jp/soukuu-amagumo
「おとこのこ……?」
自分の口から、間抜けな声が漏れる。
これが男?
ついさっきまで彼女を、いや訂正。彼を女だと思っていた俺は、ぽかんと 口を馬鹿みたいに開けて突っ立っていた。
何時の間にか手は握りこまれているし、今はもっと強く握りこまれた。
とにかく、彼は男の子であって、女の子ではないという事
多分、俺と同じく今現在親がいないのだという事
そして、一番明確な事は。
彼の手がとても暖かった事だ。
「『まほうのて』みたい」
*
(魔法の手みたい。ほら、もう冷たくないから)
困惑気味のリーク。 ウィ君の手を魔法みたいな手だなぁと感じています。
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Re: 会話式リレー小説『ELESIS』過去小話。 ( No.40 ) |
- 日時: 2007/09/19 20:19:37
- 名前: 春歌
- 「ふぅ、、、エリスか」
主なるエレシスを倒すために作られた特殊チーム
「親の名前を使うのは気が引けるけど」
まぁ仕方が無い そう思いながらエリスの門をくぐる ココにはイトコの片割れが居るし、生活もそう悪くは無い
「神様、、なんて信じてないけど 私たちクリスタル家の血筋を末永くお守りください」
ま、最後は神頼みで行くとしましょう!
+*+*+* 短い、、、ま、約5歳 ということなのですが、、、うん10歳くらいにしか見えないねーv
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