Re: 異世界遊戯王大戦記GX(笑)第Z幕 ( No.3 ) |
- 日時: 2017/09/14 16:27:17
- 名前: 孝
- 万丈目「くっ・・・油断したつもりはないが、まさか貴様がシンクロを使うとわな・・・」
十代「フューチャーは、ライやアルフの持ってるパワー・ツールやエンシェント・フェアリーと同じ時に手に入れたんだけど、今まで使おうと思っても使えなくてさ・・・多分、漸く認めてもらえたんだと思う。」
そう言って、十代はフューチャー・ウォリアーのカードを取り出して空に翳す。一瞬、フューチャー・ウォリアーの目が応えたかのように光った気がした。
万丈目「・・・たくっ・・・ほら、早く七星門の鍵を返しに行って来い。」 十代「おっと、そうだったな・・・」
言って、十代は首にかけてある七星門の鍵を手に取ろうとした途端・・・七星門の鍵が強い閃光を放ちながら浮き始めた。
十代「うわ!?」 万丈目「な!?」
その光に当てられ目を庇いながら光が収まるのを待とうとするが、それより先に七星門の鍵が十代を引っ張りながら浮き上がり、アカデミアの中央へと向かって勢いよく飛び始めたのだ。
十代「な、ななななんだああああああああ!?」 万丈目「十代!!クソッ!?何がどうなっている!?セブンスターズは全て倒した筈!」
万丈目は悪態をつきながらも十代が引っ張られている方へ駆け出しながら氷牙達へ連絡をしたのだった。
―――同時刻―――
鮫島校長「これは何事だ!?」
ガタガタガタと七星門の鍵を納めていた箱が暴れ出したのだ。危険を承知で鮫島はからだ全体を使って箱を抑え込んでいたのだが、遂に箱から6本の鍵が飛びだし、光に包まれながら壁を通り抜けていく。
鮫島校長「これは・・・まさか!?」
言って、鮫島校長は鍵が向かったであろう場所に心当たりを付け急いで鬼気迫る表情で駆け出して行った。途中、氷牙達を見つけてそのままついてくるように促して・・・
十代「う、うわああああああああああああああああ!?ぶ、ぶつかるうううううううううう!?」
鍵に引っ張られたまま、目的地であろう場所の壁に叩きつけられると思った十代は両手で顔を庇いながら目を瞑るが、一向に痛みはやってこない・・・チラリと目を開ければ・・・壁の中をすり抜けている途中だったのだ。
十代「なんなんだよ・・・何が起こってるんだあああああああああ!?」
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Re: 異世界遊戯王大戦記GX(笑)第Z幕 ( No.4 ) |
- 日時: 2017/11/15 19:26:41
- 名前: カイナ
- 鮫島と氷牙を先頭に、いつものメンバーは七星門の柱が出てきた影響によってできた盆地へとやってくる。
亮「あれは……」
最初に声を漏らすのは亮。
翔「鍵が……」 美海「吸い込まれた……」
次に翔と美海が呟く。その言葉通り七星門の鍵が柱に吸い込まれる。
吹雪「他の柱にも……」 明日香「七星門の鍵が次々と……」 ライ「もしかして……」 アルフ「七星門が……」 万丈目「開くのか!?」
吹雪、明日香、ライ、アルフと来て最後に万丈目がクールに決める。
十代「ふぎゃ!」 ヴィヴィオ「あ、代ちゃん!」
ちなみに途中で鍵が吸い込まれる途中で鍵を繋いでいた紐が千切れ、浮かんでいた十代は強かに地面に尻餅をついて悲鳴を上げ、ヴィヴィオが心配した様子で駆け寄って「大丈夫?」と声をかける。
十代「おう、大丈夫だ。悪いな、ヴィオ」 ヴィヴィオ「よかった……」
十代の無事を確認したヴィヴィオがほっと安堵の息を吐いた、その時七星門が開いた事により、盆地の真ん中の地面から何かの機械が出てきた後、その機械から三枚のカードが現れた。
十代「あれが……」 ヴィヴィオ「三幻魔のカード!?」
十代とヴィヴィオがそう言い、カードに駆け寄ろうとする。
??「そのカードを貴様らにやるわけにはいかんな」
すると上空から拡声器でも使ったのかどこか機械っぽい声が聞こえ、十代達は上空を見上げる。とそこにあった一機の飛行機のハッチが開かれ、そこからパラシュートを付けた機械の塊が落ちてくる。
十代「ヴィオ、危ねえ!」
咄嗟にヴィヴィオを抱きしめるように庇って後ろに飛び、その塊をかわす十代。 その塊は三幻魔のカードの近くに着陸し、そう思ったら塊から四本の昆虫か何かを思わせるような足が出て四足歩行の巨大なロボットに変形する。よく見えないがロボットの中は培養液で満たされており、その中には一人の老人らしき男性が入っていた。
鮫島「なんだ……あのロボットは……」
??「フゥフハハハハハ……鮫島校長、私の声を忘れたのかね?」
困惑したかのような鮫島の声に返すように、再びロボットの中から拡声器を使ったような声が聞こえる。するとその声を聞き、まさかというように鮫島の目が見開かれた。
鮫島「その声は……影丸理事長!!」 氷牙「理事長……」
鮫島の言葉に氷牙もまさかというようにその言葉を反芻する。
影丸「時は満ちた……今ここに、三幻魔復活の儀式を行う!」 十代「三幻魔復活の儀式!?」 万丈目「どういう事だ!? 何故七星門が勝手に開く!?」
影丸の言葉に十代と万丈目が声を上げる、と影丸がくっくっと笑いを零した。
影丸「最初からそういう仕掛けだったのだ。三幻魔のカードをここに封印し、七つの鍵を鮫島校長に託したのも私自身なのだ……七つの鍵はお前達とセブンスターズを闘わせ、この島にデュエリストの闘志を蔓延させるための道具に過ぎない」
十代と万丈目の疑問に影丸はそう答え、語り出す。 影丸は数年前、永遠の命と世界の覇権を手にすると言われる伝説のカード、三幻魔を手にした。しかし三幻魔のカードに眠る力を蘇らせるにはデュエリストの闘志に満ちた空間が必要であり、影丸はそのためにこの学園を作り上げ、三幻魔の復活に見合うデュエリストを育てていたという事を。
焔「つまり、あんたの狙いは七星門を開くために僕達にデュエルさせるって事だったのか!?」
影丸の言葉に対し焔が一番に怒号をもって返す、と明日香が目を吊り上げた。
明日香「ふざけないで! それじゃあ私達は貴方に最初から利用されてたっていうの!?」 翔「そうだ! 勝手な事ばかり言うな!」 風華「自分達の道は、自分達で切り拓いてみせる」
その言葉に続くように翔と風華も声を上げる。続いて亮が一歩前に出た。
亮「ならばお前の野望を打ち砕くため、俺が相手をしよう。オベリスクブルーのカイザー、丸藤亮が!」 万丈目「いいや、このデュエルだけはこの、一! 十! 百! 千! 万丈目サンダーが受けて立つ!!」 吹雪「いいや。このデュエルはこの僕、デュエルアカデミアのブリザードプリンス! 天上院吹雪がお相手する!」 三沢「この俺、三沢大地も忘れてもらっては困る!」
亮に続けて万丈目、吹雪、三沢と声を出す。が影丸はそれに対しククッと笑いをかみ殺すような声を出す。
影丸「駄目だ。私の相手は遊城十代、お前だ」 十代「俺?」
影丸の言葉に十代もその眼をキリリ、と研ぎ澄ませ、ヴィヴィオに下がってろと目で促し、ヴィヴィオが恐る恐る後ろに下がるのを確認すると影丸を睨み返した。
十代「……いいぜ。この戦いの決着は俺が――」 氷牙「俺達がつける」
影丸の言葉に返す十代の言葉を氷牙が引き継ぐ、というか遮った。
十代「氷牙さん……」 氷牙「俺も相手だ。セブンスターズ、お前達はダークシグナーの力を得ている。なら、シグナーである俺がお前達を倒す」
十代が声を漏らすと氷牙も静かにしかし力強く言葉を放つ。その氷牙の背後では彼のシグナーの竜であるスターダスト・ドラゴンが咆哮を挙げていた。
影丸「ふん、愚かな。貴様らの魂、幻魔の餌としてくれる! 三幻魔の力、とくと味わうがいい!!」
氷牙「いくぞ十代! このデュエルが三幻魔を巡る決着、そしてセブンスターズとの本当の最終決戦だ!!」 十代「ああ!!」
影丸の言葉に氷牙が声を上げ、十代もああと頷いてデュエルディスクを構える。そして三人は対峙した。 -------------------- やっと書けましたっと。で、三幻魔ですけど……効果は原作(アニメ)準拠でいきます? それと氷牙のデッキってエンジェル・パーミッションでいいんでしたっけ?
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Re: 異世界遊戯王大戦記GX(笑)第Z幕 ( No.5 ) |
- 日時: 2017/11/18 19:12:29
- 名前: カイナ
- 影丸「さあ、デュエル開始だ。だが貴様らは二人、よって私は貴様らのライフの合計、8000ポイントをもらおう」LP4000→8000
氷牙「構わない」LP4000 十代「それでいいぜ!」LP4000
影丸は二対一の不利に対して二人分、つまり普段の倍のライフを要求。氷牙と十代もそれを了承した。
影丸「さらに、ライフが二倍になろうと手札枚数及びデッキの量で私の不利は変わらない。よって先攻は私がもらう! 私のターン、ドロー!」
言葉巧みにというかごり押しというか、とにかく先攻を取ってカードをドローする影丸。と言ってもデュエルディスクはロボットの左アームにつけられており、右アームでカードをドローしているが。
影丸「私はトラップカードを三枚セット」
万丈目「……この男、本当にデュエルしたことがあるのか?」 翔「え?」
影丸のプレイングに万丈目が呟き、翔が声を漏らす。
三沢「伏せカードをセットするのに、わざわざトラップかマジックかを宣言する必要はない」 風華「なんだ。デュエルアカデミアの理事長つっても、デュエル自体は素人なんじゃん」
それに三沢が解説、風華が慢心の様子を見せた。その時影丸が「ククク」と笑い声を漏らす。
影丸「だがこれこそが、幻魔を呼び出すのに必要な条件なのだよ!」 十代「幻魔の召喚条件!?」 影丸「十代、そんなに三幻魔が拝みたければすぐにでも見せてやろう」 氷牙「来るぞ!」
影丸の言葉に十代が驚いたように声を上げると氷牙が警告を出す。
影丸「私は三枚のトラップカードを生贄に、出でよ! 第一の幻魔、[神炎皇ウリア]!!」 ウリア[ギャオオオオォォォォォ!!!]
その言葉と共に巨大な火柱が上がり、その業火の中から紅に染まった一匹の龍が姿を現す。
おジャマ・イエロー(アニキ、アニキ! アイツマジでヤバいのよぉ〜!) ハネクリボー(クリ〜ッ)
ウリアの姿を見た瞬間万丈目の近くに姿を現したおジャマイエローが悲鳴を上げ、十代のハネクリボーも全身の毛を逆立てて警戒の様子を見せる。
影丸「ウリアの攻撃力は墓地の罠カードによって決定する。私の墓地にある罠カードは三枚、よってウリアの攻撃力は3000!」 神炎皇ウリア 攻撃力:0→攻撃力:3000 十代「攻撃力3000!? しかもトラップカードを墓地に送れば送る毎に攻撃力が上がるだって!?」
トラップカードを墓地に送れば送る程無限大に攻撃力をあげるカードに十代も驚きの声を上げる。
影丸「私はカードを二枚セットしてターンエンドだ」手札零枚 十代「よし、俺から行くぜ! 俺のターン、ドロー!!」
影丸のエンド宣言を聞き、十代は勢いよくカードをドローする。その瞬間影丸の場の伏せカードが翻った。
影丸「永続罠[魔封じの芳香]を発動。このカードが魔法&罠ゾーンに存在する限り、お互いに魔法カードはセットしなければ発動できず、セットしたプレイヤーから見て次の自分ターンが来るまで発動できない」 十代「な!?」
影丸の発動したカードに十代が固まる。それも当然、十代のデッキの主軸は融合を始めとした魔法カード。それの発動を阻害されるのは攻め手が常に一歩遅れてしまうも同然である。
十代「く、俺はモンスターをセット! さらにカードを三枚セットしてターンエンドだ!」手札二枚 影丸「私のターン、ドロー」
十代はタイミングが狂ったかモンスターとカードのセットのみでターンを終え、次のターンプレイヤーである影丸は静かにカードをドローする。
影丸「ウリアの効果発動! トラップ・ディストラクション!!」
その言葉を聞いたウリアは口から奇怪な音波を発し、十代の場に伏せられたカード――ヒーロー逆襲――を破壊する。
十代「なっ!?」 影丸「ウリアは一ターンに一度相手フィールド上にセットされている魔法・罠カードを一枚破壊することが出来る。さらにこの効果の発動に対し魔法・罠を発動する事は出来ない!」 氷牙「なるほど。魔封じの芳香は魔法カードのセットを強要し、次のターン確実にウリアの効果で破壊する事を見越していたのか!」
十代の場のカードがなすすべなく破壊され、影丸の説明を聞いた氷牙がそう口にする。初心者なんてとんでもない。幻魔の能力を理解し、計算し尽くしたコンボをいきなり見せてきていた。
影丸「リバースカードオープン[マジック・プランター]。自分フィールド上に表側表示で存在する永続罠一枚を墓地に送り、デッキからカードを二枚ドローする。これで魔封じの芳香はフィールドから消え、魔法カードの発動を阻害する事はなくなった。さらに罠カードが墓地へ送られたことにより、ウリアの攻撃力がアップする!」 神炎皇ウリア 攻撃力:3000→4000
次に影丸は一枚のカードで手札増強、魔法発動阻害カードの除去、ウリアの攻撃力アップの三手を行ってみせる。
影丸「さらにフィールド魔法[失楽園]を発動! このカードはこのカードがフィールドゾーンに存在する限り、自分フィールド上の幻魔は相手の効果の対象にならず、相手の効果では破壊されない! さらに自分フィールド上に幻魔が存在する場合、一ターンに一度、私は二枚のカードをデッキから手札に加えられる! カードドロー!」
そのカードによってフィールドは生命を感じさせないほど廃れた大地へと変わっていき、しかし影丸はその中での恵みを奪い取るようにカードをドローした。
影丸「バトルだ! ウリアよ、その雑魚を焼き尽くせ! ハイパーブレイズ!!」
続けて影丸は攻撃を指示、ウリアの放った炎が十代の場の守備モンスター――E・HEROスパークマンを焼き尽くす。
影丸「永続魔法[フィールドバリア]を発動! このカードがフィールド上に存在する限り、互いにフィールド魔法カードを破壊できず、フィールド魔法カードの発動もできない! カードを一枚セットしてターンエンドだ」手札二枚
最後に影丸は失楽園を守るために永続魔法を発動。フィールド魔法の破壊及び新たなフィールド魔法の発動を阻害。カードを一枚伏せてターンエンドを宣言した。
---------- 簡易状況説明 十代 LP:4000 手札:二枚 モンスター:なし 魔法・罠:伏せカード二枚
氷牙 LP:4000 手札:五枚 モンスター:なし 魔法・罠:なし
影丸 LP:8000 手札:二枚 モンスター:神炎皇ウリア攻撃表示 魔法・罠:失楽園、フィールドバリア発動中。伏せカード一枚
----- とりあえずざっくり書いてみました。 ちなみに裏設定というか自分のイメージですが、十代の伏せカードの一枚は[融合]で、手札の一枚は[E・HERO エッジマン]です。影丸が魔封じの芳香で融合を防いでなかったらプラズマヴァイスマンを融合召喚してウリアを破壊していたというイメージです。 では氷牙のターンお願いします。 ちな、ウリアはアニメとOCGのごちゃ混ぜです。裏側罠も召喚の生贄に可能です。そして手札の罠一枚捨てて蘇生も完備です。ちょっと今は時間ないですが、詳細は後で出しますね。
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Re: 異世界遊戯王大戦記GX(笑)第Z幕 ( No.6 ) |
- 日時: 2017/11/23 00:42:31
- 名前: ミクニップ
- 氷牙「俺のターン、ドロー!…相手フィールド上にモンスターが存在し、俺のフィールドにモンスターが存在しない為、俺は手札の[H・C 強襲のハルベルト]の効果発動!このカードを特殊召喚する!」
ハルベルト 攻撃力:1800
氷牙「更に俺は、手札の[虚栄の大猿]の効果発動!手札から[紋章獣レオ]を捨てて特殊召喚!更に第二の効果で、自身のレベルをレオのレベル分だけ下げる!そして墓地へ送られた事でレオの効果発動!デッキから[紋章獣アバコーンウェイ]を手札に加える!」
虚栄の大猿 守備力:1200 ☆5 →1
氷牙「俺は地属性レベル4のハルベルトに、地属性レベル1の虚栄の大猿をチューニング!」
地属性☆4 + 地属性☆1 = ☆5
氷牙「聖地を守護する獣の咆哮。悪しき力を打ち払え!シンクロ召喚![ナチュル・ビースト]!」
ナチュル・ビースト 守1700
氷牙「更に俺は[クリバンデット]を召喚!」
クリバンデット 攻撃力:1000
氷牙「俺はリバースカードを2枚セットしてエンドフェイズに入り、クリバンデットの効果発動!コイツをリリースし、俺のデッキトップから5枚のカードを捲り、その中から魔法・罠カード1枚を手札に加える!」 鏡夜「紋章獣は墓地で発動する効果が多いからエンドフェイズ限定だけれど、欲しいカードをサーチ出来てしかも大量に墓地肥やしもできるクリバンデットと物凄く相性良いんだよね」
兎に角便利なクリバンデットの効果で、トップのカード5枚を捲る氷牙。確認出来るのは[紋章獣ユニコーン]、[紋章獣バシリスク]、[ブレイクスルー・スキル]、[亡龍の戦慄−デストルドー]、[昇華する紋章]である。
氷牙「…よし、俺はこの中から[昇華する紋章]を手札に加え、残りを墓地へ送る!このままターンエンドだ!」手札:2 影丸「私のターンだな。ドロー!更に私は失楽園の効果により2枚ドロー!」 氷牙「この瞬間、俺はトラップカード[鳳翼の爆風]を発動!手札を1枚を捨てて[失楽園]をデッキトップにバウンスする!」 万丈目「フィールドバリアが対応しているのはあくまで破壊効果のみ。ならバウンス効果で対応すれば良いだけの話だな」 焔「更に自身の効果で、フィールドバリアを退かさない限り再度失楽園を発動出来ず、発動してもナチュル・ビーストの効果で破壊される。だが…」
確かにフィールドバリアはバウンスに弱いし、バウンスでフィールド魔法を除去されると逆に不利になってしまう。だがしかしその程度の事を影丸が想定していない筈が無い。故に氷牙の顔は更に引き締まっていた。
影丸「…ほう?失楽園を除去したというのに、随分と険しい顔をしているな?」 氷牙「悪いがこれでもそれなりには修羅場を潜ってはいるもんでな。この程度の事で余裕で居られるほど腑抜けちゃいねぇよ。…ましてや、これから2体目の幻魔が現れるだろうと思えば尚更な」 影丸「…ハッ!気付いておったか!」
氷牙の答えに満足したのか、愉快そうに笑みを浮かべる影丸。…そう、全員理解していた。先程から影丸の手札から発せられている、ウリアと同等のプレッシャーを。まるで心まで凍り付きそうな程の寒気を。
影丸「ならば見せてやろう!第2の幻魔の姿を!私は手札からマジックカードを2枚セット!そしてフィールドバリアを含めた3枚のマジックカードを生贄に、出でよ! 第ニの幻魔、[降雷皇 ハモン]!!」 ハモン[ガアアアアアアアッ!!]
降雷皇 ハモン 攻撃力:4000
3枚の魔法カードを贄にした瞬間。ウリアの隣に巨大な氷柱が出現し、そこに雷が飛来する。そして氷柱が砕け散ると同時に、その中からは黄色い悪魔が姿を表す。
鏡夜「…これが第二の幻魔…[降雷皇 ハモン]か…」 鮫島「何という禍々しさだ…」
ウリアとハモン。1体だけでも凄まじいプレッシャーを放って居たのに、2体に増えただけで流石の鏡夜も冷や汗をかいてしまう。
氷牙「…ッ!!俺はこの瞬間、速攻魔法[エネミーコントローラー]を発動!その効果で、俺はハモンを守備表示にする!」
ハモン 攻撃力:4000 →守備力:4000
ハモンが現れたその瞬間。危険を察知した氷牙は伏せて居たカードでハモンの表示形式を変更する。
影丸「ふむ…勘でハモンの危険性を察したのか?」 氷牙「…こういう時の感は嫌という程当たるもんでね」 影丸「成る程な。ではバトルだ!私はウリアでナチュル・ビーストを攻撃!」
ウリア 攻撃力:4000 vs ナチュル・ビースト 守1700
氷牙「チィッ…!!」 影丸「私はこのままターン終了だ」
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Re: 異世界遊戯王大戦記GX(笑)第Z幕 ( No.7 ) |
- 日時: 2017/11/23 19:18:37
- 名前: 孝
- 十代「俺のターン。ドロー!・・・攻撃力4000のモンスターが二体。加えて、俺達の方は殆ど後がない・・・(これだけじゃ足りない。なら、このカードに賭ける!)俺は魔法カード『七星の宝刀』を発動!手札のレベル7モンスター[E・HEROエッジマン]を除外し、デッキから2枚ドロー!・・・リバースカードオープン![融合]を発動!俺は手札の水属性『沼地の魔神王』と『E・HEROボルテック』を融合!変幻自在の沼地の王と稲妻の戦士よ!今こそ交わり、新たな英雄を生み出さん!融合召喚!レベル8!氷結の英雄『E・HEROアブソルート・Zero』!」
Zero:ATK2500
最強のHEROと名高いサンダー・ボルト内蔵のアブソルートが十代の場に悠々と現れる。 しかし、それだけでは終わらないのが融合の申し子十代である。
十代「もう一枚のリバースカードもオープン!ライフを1000支払い、罠カード『スピリッツ・フュージョン』を発動!俺の場と墓地のHEROで除外融合を行う!場のアブソルートと墓地のスパークマンで融合!氷結と電光の英雄よ今交わりて閃光を生み出せ!融合召喚!レベル8!閃光の英雄『E・HERO Theシャイニング』!フィールドを離れたアブソルートの効果で、相手フィールド上のモンスターを全て破壊する!瞬間凍結!」
シャイニング:ATK2600
アブソルートがフィールドから離れる直前に、幻魔二体に猛吹雪を放つ。
影丸「ふふふふ・・・破壊されたハモンの効果を発動。守備表示で破壊された場合、このターン、私はダメージを受けない。」 十代「なっ!?・・・くそっ!シャイニングの効果!除外されているE・HERO1体につき、攻撃力が300アップする。除外されているのは全部で3体。よって900アップ」手札1
シャイニング:ATK2600→3500
十代「・・・・・・カードを1枚伏せて、ターン、エンド」手札0 氷牙「すまない十代。俺がハモンを守備表示にしたばかりに、ダメージを与える機会を無くしてしまった。」
氷牙の危機察知でハモンを守備表示にした事が仇となってしまったが、そうしなければ先のターンで、氷牙はライフを失い、敗北していたのだ。
十代「そんな事無いぜ!そうして無けりゃ、さっきのターンで俺か氷牙さんがやられてたからな。」 影丸「再び私のターン。ドロー。とは言うが、先程戻された失楽園を引いただけだが・・・私は墓地のウリアの効果を発動する。」 十代「罠発動!『威嚇する咆哮』!このターン、相手は攻撃宣言を行えない!これは、プレイヤーを対象にする罠。モンスターが耐性を持っていても攻撃できないぜ。」
モンスター指定する効果ではなく、プレイヤーに対するこのカードなら、罠の効果を受けないモンスターであろうとも、攻撃する事は出来ない。このターンも、なんとか凌ぐ事が出来た。
影丸「ふふふ・・・足掻きおる。ウリアの効果で手札の罠カードを1枚を捨て、自己蘇生だ。これにより、ウリアの攻撃力は更に上昇する。」手札2
ウリア:ATK0→5000
氷牙「攻撃力・・・5000。」 万丈目「F・G・Dクラスの攻撃力・・・!」 影丸「私は、再びフィールド魔法[失楽園]を発動し、ウリアが居る事で2枚ドローする。そして1枚伏せてターンエンドする事としよう」手札2
これにより、再び幻魔は対象耐性と効果破壊耐性を備えてしまった。
氷牙「俺のターン。・・・・・・ドロー!」
氷牙の2度目のターンが回ってくるが、ドローを含め手札2枚でどう挽回するべきか・・・引いたカードを確認し、即座に墓地のカードも確認する。
氷牙「俺は、魔法カード『貪欲な壺』を発動墓地のモンスター5体をデッキに戻し、2枚ドローする。」
氷牙は墓地から『紋章獣ユニコーン』『紋章獣バシリスク』『クリバンデット』『紋章獣レオ』『虚栄の大猿』を戻して新たに手札を得た。
氷牙「今引いた[紋章獣レオ]を召喚!更に、墓地の[亡龍の戦慄−デストルドー]の効果を発動!ライフを半分支払い、俺のフィールドのレベル6以下のモンスター、紋章獣レオを選択して墓地から特殊召喚!」LP4000→2000
レオ:ATK2000 デストルドー:DEF3000 レベル7→3
氷牙「この効果で特殊召喚した場合、デストルドーのレベルは対象モンスターのレベル分下がる。」手札1 影丸「守備力3000か。だが、それでは壁にしかならん」 氷牙「わざわざライフを半分も払ってまで蘇生出来るデストルドーが、それだけの訳無いだろ?デストルドーは・・・チューナーモンスターだ!レベル4獣族のレオに、レベル3となった闇属性チューナーデストルドーをチューニング!紋章の獣よ!闇の力を得て魔王へと昇華せよ!シンクロ召喚!レベル7!『猿魔王ゼーマン』!!」手札2
ゼーマン:ATK2500
影丸「だが所詮、攻撃力2500。ウリアには遠く及ばない。」 氷牙「それはどうかな?まずはシンクロ素材となって墓地に送られたレオの効果で、デッキから二枚目の『紋章獣アバコーンウェイ』を手札に加える。そして、自分の効果で特殊召喚されたデストルドーはデッキの下に戻る。続けて、前のターンにクリバンデットの置き土産で加えたこのカードの出番だ!」
そう言って、氷牙はフィールドゾーンを展開し、そのカードを叩きつける。
氷牙「フィールド魔法『昇華する紋章』を発動!これにより、既に張られているフィールド魔法失楽園は破壊される!」 影丸「くっ・・・だが、それでもウリアを超える事は」 氷牙「クリバンデットの置き土産は、何も手札に加えるカードだけじゃねぇんだぜ?前のターン、墓地に送られた罠カード『ブレイクスルー・スキル』の効果発動!自分のターンに墓地にあるこいつを除外する事で、相手モンスター1体の効果を、エンドフェイズまで無効にする!よって、ウリアはその力を失う!」
ウリア:ATK5000→0
影丸「なに!?」 氷牙「墓場に戻りやがれ!猿魔王ゼーマンでウリアを攻撃!”ダーク・パニッシュ”!!」
ゼーマンは持っていた杖を掲げると、闇の魔力を集めてウリアに叩きつけた。
影丸「ぐおおおおおおおお!?」LP8000→5500 氷牙「カードを1枚伏せて、ターンエンドだ」手札1(アバコーンウェイ)
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Re: 異世界遊戯王大戦記GX(笑)第Z幕 ( No.8 ) |
- 日時: 2018/02/21 19:10:37
- 名前: ミクニップ
- 影丸「私のターン、ドロー!……流石だな。セブンスターズを全員倒してみせただけの事はある」
氷牙「言ってろジジイ。俺達だってそう易々と倒されてたまるかよ」 影丸「ハッハッハッ!その域や良し!それでこそ倒し甲斐があると言うものだ!」
2回も幻魔を破壊され、更にはダメージも受けたと言うのに怒るどころか笑う余裕すら見せる影丸。
影丸「では行くぞ!私は手札から、魔法カード[命削りの宝札]を発動!手札が5枚になる様にカードをドローする!そして手札の罠カードを1枚捨てて、三度蘇れ、ウリア!」
ウリア ATK0 →6000
氷牙「ゾンビの様に何度も何度も…!なら俺は罠カード[威嚇する咆哮]発動!このターン、お前はバトルを行えない!」 十代「だったら俺も罠カード[融合準備]を発動!エクストラデッキの[E・HERO ジ・アース]を見せて、デッキから[E・HERO フォレストマン]を、そして墓地から[融合]を其々手札に加える!」手札2 影丸「なら手札から魔法カード[死者蘇生]を発動!墓地に眠るハモンを蘇生する!」
ハモン ATK:4000
影丸「ふむ…中々上手くは行かぬものだな。…だがしかし、そんなに悠長に時間を掛けて良いのかな?」 十代「何?それってどう言う…」 三沢「な…何だコレは!?」
影丸のその言葉の意味を聞こうとした十代だが、それは三沢の悲鳴によって中断される。
翔「ど、どうしたの三沢君!?」 三沢「どうしたもこうしたもない!見ろ、俺のカードが!?」
三沢に言われ、恐る三沢のカードを確認する一同。何と其処には生気を失い、今にも苦しそうにもがいているモンスター達が描かれれており、それを観た一同は絶句してしまい、慌てて自分達のカードも確認する。
亮「サイバーモンスター達が…」 明日香「酷い…」 翔「ビークロイド達がスクラップに…」 美海「…干物になってる…」
イエロー『オイラ達は何とか大丈夫みたいねん』 万丈目「俺のモンスター達は無事みたいだ。他に無事な奴は?」 風華「私のBF達はまだ何ともなって無いわ!」 アルフ「僕のモンスターも無事だ!」 鏡夜「僕も大丈夫みたいだね」
シグナーやディセンダーの子達や、光と闇の龍の加護を受けている万丈目はあまり影響を受けていないみたいではあるが、それ以外の子達に関しては酷い有り様らしく、誰もが暗い顔をしていた。
影丸「今頃気付いたか。…今、闇のゲームを行なっている其処の二人と、シグナーの龍の加護を受けたシグナー、そしてディゼンダー以外。既に幻魔がフィールドに現れた時から、お前達のモンスターの生気を吸い上げている」 カイ「そうか…幻魔とは、存在するだけで他のモンスターの生気を吸い上げ、自身の力に変えるモンスター…」 鏡夜「だからこそ、封印されていたという訳か…」 影丸「だが、私の三幻魔を操る力は不完全。この結界内でなければ三幻魔を操る事など不可能」 氷牙「だから、完全にコントロールする為に、十代が持つ精霊を操る力が必要な訳か」 影丸「…私がこのゲームで勝利し、お前の力を吸収すれば、三幻魔は結界から飛び出し、デュエルモンスターズに宿る精霊達を喰らい始める。そして、三幻魔は私に永遠の命を与え、私はこの地上で神となることが出来るのだ!」
まるで漫画やアニメに出てくる悪役らしく、おきまりの様に神になると言う影丸。
氷牙「ほざけこの耄碌ジジィが!!そんな事、俺と十代で止めてみせる!」 影丸「フンッ!何度でも言うがいいわ!私はカードを2枚セットしてターンエンドじゃ!」手札1 十代「クソッ!俺のターン、ドロー!…俺は手札から魔法カード[一時休戦]を発動!お互いにカードを1枚ドローし、次の相手のエンドフェイズまで互いにダメージを受けなくなる!俺はカードを1枚ドロー!」手札3 影丸「私もカードをドロー」手札2 氷牙「俺もドローだ!」手札2 十代「更に俺は魔法カード[強欲な壺]を発動してカードを2枚ドロー!…よし。俺は手札から[E・HERO エアーマン]を召喚!」
エアーマン ATK:1800
十代「召喚に成功した事でエアーマンの効果発動!デッキから[E・HERO シャドー・ミスト]を手札に加える!そして手札から魔法カード[融合]発動!フィールドの風属性[E・HERO エアーマン]と手札の[E・HERO シャドー・ミスト]を融合!風と黒霧の英雄よ!戦乱に吹き荒れる嵐を呼び起こせ!融合召喚![E・HERO Great TORNADO]
Great TORNADO ATK:2800
十代「墓地へ送られた事でシャドー・ミストの効果発動!デッキから[E・HERO シンクロン]を手札に加える!そして融合召喚に成功した事でGreat TORNADOの効果発動!相手フィールド上のモンスターの好守を半分にする!“タウン・バースト“!!」
ウリア ATK:6000 →3000
ハモン ATK:4000 →2000
影丸「フンッ、小賢しいマネをする…!」 十代「俺はこのままバトルだ!俺はGreat TORNADOでハモンを攻撃!」 影丸「無駄だ!相手の攻撃宣言時に罠カード[攻撃の無力化]!Great TORNADOの攻撃を無効にし、バトルを終了する!」 十代「クッ…!なら俺はカードを1枚セットしてターンエンド!」手札2(フォレストマン,シンクロン) 影丸「私のターン、ドロー!私は魔法カード[闇の誘惑]を発動!カードを2枚ドローし、手札[エッジインプ・シザー]をゲームから除外する!…ククッ…。どうやら、次の私のターンには、最後の幻魔を拝む事が出来そうだぞ?」 鏡夜「っ…!氷牙。解っているだろうけれど、何としても最後の幻魔の召喚を阻止するんだ!!」 氷牙「そんな事、言われなくても解ってる!!」
シグナーの竜の加護があるというのに、幻魔が2体フィールドに存在するだけで、こんなにも影響が出ているのだ。もし最後の1体まで出でしまった場合に出る被害など、全く想像も付かない。
影丸「では、私はハモンを守備表示にしてターンエンドだ。さぁ、次は貴様のターンだぞ氷牙先生?」手札3 氷牙「俺のターン、ドロー!先ず手札から魔法カード[強欲な壺]を発動!カードを2枚ドロー!…よし!俺は手札から[紋章獣アンフィスバエナ]の効果発動!手札のレオを捨てて、自信を特殊召喚!」
アンフィスバエナ 攻1700
氷牙「更に、墓地へ送られた事でレオの効果発動!デッキから[紋章獣アバコーンウェイ]を手札に加える!そして手札に加えたアバコーンウェイを召喚!」
アバコーンウェイ 攻1800
氷牙「行くぞ!俺はレベル4のアバコーンウェイとアンフィスバエナでオーバーレイ!」
☆4モンスター2体
氷牙「2体のモンスターで、オーバーレイ・ネットワークを構築、エクシーズ召喚!現れろランク4、[鳥銃士 カステル]!」
カステル 守1500 ORU:2
氷牙「カステルの効果発動!オーバーレイ・ユニットを2つ取り除く事で、相手フィールドのカード1枚を手札に戻す!俺は選ぶのは、当然ウリアだ!」
カステル ORU:2 →0
影丸「させるものか!私は永続罠[デモンズ・チェーン]を発動!カステルの効果を無効にする!」
ウリアに向けてカステルが銃を構えた瞬間。無数の鎖がカステルを拘束する。 ウリアは破壊には強いが、バウンスや除外効果には非常に弱い。その為カステルは天敵中の天敵である。当然そんな事は影丸自身も知っている為、対策手段は入れていた。 だが、勿論そんな事は氷牙自身も知っている。
氷牙「ならば俺は手札から、魔法カード[高等紋章術]を発動!墓地に存在する[紋章獣]2体を特殊召喚し、そのモンスター2体でエクシーズ召喚を行う!俺は墓地の[紋章獣アバコーンウェイ]と[紋章獣アンフィスバエナ]を特殊召喚!そして、レベル4のアバコーンウェイとアンフィスバエナの2体でオーバーレイ!」
☆4モンスター2体
氷牙「2体のモンスターで、オーバーレイ・ネットワークを構築!エクシーズ召喚!現れろランク4、[恐牙狼 ダイヤウルフ]!」
ダイヤウルフ 守1200 ORU:2
影丸「…成る程。カステルを対策された時の保険は、流石に用意してあったか」 氷牙「ダイヤウルフの効果発動!このカードが1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除き、 自分フィールドの獣族・獣戦士族・鳥獣族モンスター1体と、フィールドのカード1枚を破壊する!俺はカステルとハモンを選択!今度こそ消え失せろ!」 影丸「させるものか!私は速攻魔法[禁じられた聖衣]を発動!ハモンの攻撃力を600ポイント下げ、このターンハモンは効果の対象にならず、効果では破壊されない!」
ダイヤウルフ ORU2 →1
ダイヤウルフの咆哮と共に、地面から無数の棘が現れ、カステルとハモンを貫こうとする。だが、ハモンへの攻撃は、見えない壁によって寸前の所で阻まれてしまい、カステルだけが串刺しになった。
氷牙「…俺は墓地のアバコーンウェイの効果発動!このモンスターが墓地に2体以上存在する場合、その内1枚をゲームから除外する事で、墓地に存在する[紋章獣]1体を手札に加える!俺は墓地のレオを手札に加える!そしてカードを1枚セットしてターンエンドだ!」手札1(レオ) 影丸「クククッ…。惜しかったなぁ氷牙先生」
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Re: 異世界遊戯王大戦記GX(笑)第Z幕 ( No.9 ) |
- 日時: 2018/07/01 11:36:14
- 名前: 孝
- 影丸「私のターン。ドロー・・・くくくく・・・私はカードを一枚伏せ、魔法カード[幻魔の殉教者]を発動!手札が二枚以上あり、私の場に、ウリアかハモンが居る時に発動できる。手札を全て捨て、幻魔の殉教者トークンを3体攻撃表示で特殊召喚する!」
幻魔の殉教者トークン×3:ATK0
氷牙「手札を無くしてでもトークンを3体を出す意味・・・いや、墓地にカードを送る事が目的か!?」 影丸「その通り・・・墓地の[暗黒の召喚神]の効果を発動!墓地から除外する事で、デッキから三幻魔の内一体を手札に加える。私が加えるのは、最後の幻魔・・・[幻魔皇ラビエル]!!私は、悪魔族である幻魔の殉教者トークン3体をリリースし・・・現れよ[幻魔皇ラビエル]!!!」
ラビエル『グゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!』
ラビエル:ATK4000
ウリア『ギャオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!』
ハモン『グオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!』
ラビエル『グゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!』
カイ「三幻魔が・・・共鳴している」 カノンノ「凄く・・・怖い」
カイとカノンノの2人が震えるほどの衝動に、一同は揃って恐れを抱く。バルバトスの時も恐ろしい気を放っていたが、三幻魔はその比ではなかった。
影丸「クハハハハハハハ!!!滾る・・・漲る・・・力が・・・溢れ出る・・・」
三幻魔が揃った事で、デュエルエナジーを奪い取る力が一気に増大した結果、遂にカードは白紙になってしまった。
翔「そ、そんな・・・カ、カードが、白紙になっちゃったッス!?」 ライ「俺のアルカナナイト・ジョーカーが!?」 亮「サイバー・エンド・ドラゴン・・・くっ!?」
三沢「ス、スサノーO・・・」 美海「ダイダロスが・・・」 レオ「ちっ・・・ゾーク(バクラ)までもが!?」
隼人「お、俺のマスター・オブ・OZが・・・」 焔「俺のHERO達が・・・」 神楽坂「全部・・・白紙に・・・」
白紙になったデッキを持って膝を折る者、涙する者、今にも気絶しそうな者とそれぞれが絶望の淵に差しかかろうとしていた。
そして・・・影丸にも変化が訪れる。
氷牙「な、なんだ・・・ジジイの身体が・・・」 十代「ど、どんどん筋肉が膨張して・・・」
影丸?「これも、もう必要ないな・・・」
ガッシャアアアアアアアアアアアン!!!
突如影丸が内側からポットのガラスを砕く。そこから現れたのは、先程まで骨と皮しかないお年寄りなどではなく・・・ボディビルダーも顔負けの筋骨隆々の男性だった。
影丸?「素晴らしい・・・全盛期以上の力が溢れてくる」
ムキッと力瘤を作り、身体の調子を確かめると、ロボットアームについていたデュエルディスクを剥ぎ取り腕に装着すると、自分の三倍はあるポッドを持ちあげて力の限り放り投げた。
影丸「・・・フ・・・フフフ・・・フハハハハハハハ!!!さぁ!ショーの始まりだ!俺は、ウリアの効果を」 氷牙「ラビエルの特殊召喚成功時にリバースカードオープン!!速攻魔法[皆既日蝕の書]!フィールドの全てのモンスターは裏側守備表示になる!」 影丸「ちっ・・・だがハモンとウリアを攻撃表示に変更し、今度こそ効果を発動する。十代、貴様のリバースを破壊する!」
貫通効果を持たない三幻魔からの攻撃を最小限に減らすには、全体の表示形式を変えるしかない。本来ならばバトルフェイズに使用したいところだが、ウリアの破壊効果により、タイミングをずらすしかなかった。
十代「へっ!破壊されたのは罠カード[ヒーロー・メダル]このカードが相手のコントロールする効果によって、セットされたこのカードが破壊され墓地に送られた時、デッキに戻してシャッフルして、一枚ドロー出来る!」
そう言うと、墓地に送られたヒーロー・メダルを回収して、デッキに加えると、オートシャッフルが起動。一枚のカードをドローする。
カンッコーンッ!
十代「(このカードは!?エメラルドタブレットに入っていた名前の無かったカードの筈・・・賢者の石−サバティエル・・・大徳寺先生の意思・・・確かに受け取ったぜ!)」手札3
影丸「バトルだ!まずはハモンで氷牙の裏守備モンスター・・・そうだな、厄介なダイヤウルフを攻撃!『失楽の霹靂』!!そして、ハモンはモンスターを戦闘破壊した時、1000ポイントのダメージを与える!『地獄の贖罪』!!」 氷牙「くっ・・・ハモンの効果発動前に、[ダイヤウルフ]の素材に残っていた[紋章獣レオ]の効果で、デッキから[紋章獣バシリスク]を手札に・・・ぐあああああああああああああああああああああああああああああああああああっ!?!?!?!」手札2。LP2000→1000
裏側になっているとはいえ、ラビエル・ウリア・ハモンの三体が共鳴しているゆえか?”あの”氷牙が、ダイヤウルフが破壊され、ハモンの効果ダメージを受けた瞬間、今までに挙げたことのないほどに絶叫する。
十代「氷牙さん!!」 ヴィオ「パパ!!?」 凛「氷牙様!?」 レオ「先輩!!」 鏡夜「氷牙!?」
ぶすぶすと雷で感電し、ところどころに焦げ跡ができながらも、膝をつきそうになる足にぐっと力を込めて倒れまいとする氷牙の姿があった。
影丸「ゼーマンはレベル7だったな。シグナーの竜を呼ばれては面倒だ。念のためにそちらも葬っておこう。ウリアで裏守備のゼーマンを攻撃!『ハイパーブレイズ』!!」 氷牙「がはっ!?」
煉獄の炎がゼーマンを焼き尽くし、その衝撃でぎりぎりで立っていた氷牙は吹き飛ばされる。デュエルとしてのダメージはないが、吹き飛ばされた時のリアルダメージを受ける羽目になった。
氷牙「うっ・・・つぅ・・・」
吹き飛ばされ、何度かバウンドしたりもしたが、フラフラになりながらもそれでも起き上がって元の位置まで戻ってくる。
影丸「ふんっ。相も変わらず頑丈な・・・俺はこれでターンエンドだ。」手札0 氷牙「エン、ドフェイ、ズに、[皆既日蝕の書]の、もうひとつ、の効果が発動、する。相手の場の、裏守備、モンスターを、全て、表側、守備表示に変更し、その枚数分、相手は、デッキから、カードを、ドロー、する。受け取れ、十代!!!」
傷付いた氷牙は最後まで言い切ると遂に膝をつく。未だに意識を保っているのが不思議なくらいのダメージを受けているにも関わらずだ。
影丸のラビエル。十代のTheシャイニング、TORNADOが表側表示に変更される。
影丸「ふん。1枚ドロー」手札1 十代「氷牙さん・・・確かに受け取ったぜ!2枚ドロー!」手札5
本当の戦いは、ここからだ。
簡易状況説明 十代 LP:3000 手札:五枚(内三枚フォレストマン、シンクロン、サバティエル) モンスター:シャイニング、TORNADO全て守備表示 魔法・罠:なし
氷牙 LP:1000 手札:二枚(紋章獣レオとバシリスク) モンスター:無し 魔法・罠:フィールド魔法[昇華する紋章]。伏せなし
影丸 LP:5500 手札:一枚 モンスター:神炎皇ウリア、降雷皇ハモン。攻撃表示 幻魔皇ラビエル表側守備表示 魔法・罠:伏せカード一枚
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Re: 異世界遊戯王大戦記GX(笑)第Z幕 ( No.10 ) |
- 日時: 2018/10/16 14:39:03
- 名前: 孝
- 十代「俺のターン、ドロー!!・・・・・・速攻魔法[サイクロン]!」
影丸「何!?ここで、サイクロンだと!?しまっ」
バシュンッ!と、十代のサイクロンにより、影丸の伏せたリバースカード・・・ミラーフォースが破壊された。
十代「俺は・・・・・・[E・HEROソリッドマン]を召喚!効果により、手札のレベル4以下のHERO1体を特殊召喚する!来い![E・HEROフェザーマン]!・・・使わせてもらうぜ。大徳寺先生!!手札から魔法カード[賢者の石−サバティエル]を発動!ライフを半分支払い、デッキ・墓地から[融合]・[フュージョン]魔法カードとこのカードを交換する。交換したカードを使用した後、このカードを手札に戻す。」LP3000→1500
ソリッドマンATK:1300 フェザーマンDEF:1000
影丸「カードを取り換える効果だと!?くっ!ラビエルの効果発動!相手がモンスターを召喚・特殊召喚した場合に発動する。『幻魔トークン』を一体特殊召喚する!」
ライフを半分支払う代償を持つが融合を得意とする十代との相性は爆発的に高い。
幻魔トークンDEF:1000
十代「デッキの融合とサバティエルをトレード!融合発動!場のソリッドマンと手札の地属性[E・HEROシンクロン]を融合!現れろ!大地の英雄![E・HEROガイア]!!ガイアの効果発動!チェーンしてソリッドマンの効果も発動!魔法効果でモンスターゾーンから墓地に送られた場合、同名以外のHERO1体を墓地から守備表示で特殊召喚する!甦れ!E・HEROシンクロン!そしてガイアの効果でウリアの攻撃力を半分奪う!」
シンクロンDEF:500 ガイアATK:2200→5200 ウリアATK:6000→3000
影丸「小癪な真似を!2体目の幻魔トークンを特殊召喚!」 十代「”レベル3の戦士族フェザーマンにレベル3の戦士族シンクロンをチューニング”!」
☆3+☆3=☆6
十代「無限の可能性を秘めし新たなる英雄!次元を超え、未来を超え、新たな力を掴み取れ!シンクロ召喚!現れよ![フューチャー・ウォリアー]!」
フューチャーATK:2000
影丸「十代が、シンクロ・・・だと!?」
十代がシンクロ召喚をしたことに驚きを隠せない影丸。それも当然だ。十代がシンクロ召喚を行ったのは今回と、つい十数分前の万丈目とのデュエルの時のみであるのだから。
十代「更に、サバティエルの効果で交換した融合を使用したため、デッキのサバティエルを再び手札に。フューチャー・ウォリアーの効果発動!1ターンに1度、デッキ・墓地から融合またはフュージョン魔法・罠カード1枚を手札に加える。墓地から[融合]を手札に加える!フューチャーのもう1つの効果を発動!エクストラデッキの融合モンスター『E・HEROジ・アース』を選択!墓地から融合を除外!手札のフォレストマンとデッキのオーシャンを除外して融合!今こそ絶ち切れ融合召喚![E・HEROジ・アース]!E・HEROが除外されたことで、シャイニングの攻撃力が更に600上がる!」
ジ・アースATK:2500 シャイニングATK:3500→4100
影丸「攻撃力4000を超えて来たか・・・」 十代「まだだ!融合発動!戦士族シンクロモンスターフューチャー・ウォリアーと、HERO融合モンスターGreat TORNADOを融合!革命の英雄よ。未来の戦士と暴風の戦士の力を借りて、悪しき者を断罪する力を示せ!融合召喚!レベル10『E・HERO The Revolution』!!」
RevolutionATK:3300
ライ「れ、レベル10のHERO融合モンスター!?」 焔「マジかよ・・・」
十代「The Revolutionは融合召喚に成功した時、デッキ・墓地から「融合」または「フュージョン」魔法カード1枚を手札に加える。デッキから[エクストラ・フュージョン]を手札に加える。」手札2(エクストラ、サバティエル)
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Re: 異世界遊戯王大戦記GX(笑)第Z幕 ( No.11 ) |
- 日時: 2019/11/13 20:01:55
- 名前: 孝
- 十代「まだまだいくぜ!ライフを半分支払い、再び魔法カード[賢者の石―サバティエル]を発動!デッキから、[ミラクルフュージョン]を手札に加える。そして、[エクストラ・フュージョン]を発動!エクストラデッキのモンスターで、融合召喚を行う!」LP1500→750
影丸「なんだと!?」 十代「俺は、エクストラデッキから炎属性[E・HEROノヴァマスター]、闇属性[E・HEROエスクリダオ]、地属性[E・HEROワイルド・ジャギーマン]、光属性[E・HEROエリクシーラー]、風属性[E・HEROフレイム・ウィングマン]の5体で融合!」 影丸「融合モンスター5体で融合だと!?なんだその召喚条件は!?」
一度見たこのとある者達ならいざ知らず、見ても居ない影丸からすれば重すぎる条件のはずだ。
十代「現れろ!賢者の力を宿せし英雄!レベル10[E・HERO The マジスタリー]!マジスタリーの効果!融合素材モンスター全ての属性を得る!更に、属性一つにつき、それぞれの効果を適用する!第一効果[二回攻撃]第二効果[攻撃強化]マジスタリーを含むマジスタリーと同じ属性のモンスター一体につき、300倍の攻撃力を得る!」
影丸「俺の場の三幻魔は炎、光、闇が3体。」 レオ「十代の場には、光が3体、地が2体ずつ。合計で10体」 ライ「合計で3000アップ」 アルフ「マジスタリーの攻撃力を合わせて、5900の二回攻撃!」
マジスタリーATK:2900→5900
十代「まだまだ!第三効果[効果耐性]自分の効果以外を受けない!第四効果[エクストラ破壊]!第五効果[除外帰還]除外されたカードを全て持ち主のデッキに戻す効果!」 影丸「インチキ効果も大概にしろぉ!」
万丈目「いや、三幻魔というチートモンスター使ってる癖に何を言うか。」 亮「そもそも、召喚条件が重すぎるのだからこれくらいは当然だろう。」
尤もな意見である。罠カード三枚、魔法カード三枚、悪魔族モンスター3体リリースで特殊召喚でき、尚且つ強大な効果を持っている三幻魔を使用しておいて、マジスタリーに対してインチキ効果とは・・・普通に考えれば、融合系カード五枚+融合素材2の五倍で15枚分、除外融合を併用しても、やはり8枚〜10枚は無いとマジスタリーは出せない。エクストラ・フュージョンだからこそ六枚消費で済んでいるが、本来なら出すのは非常に困難なカードだ。それこそ、禁止カード級の効果を一つくらい持ち合わせてもお釣りが来ると言える融合モンスターなのだ。
十代「ジ・アースの効果で、シャイニングをリリース!その攻撃力をジ・アースに加える!そして、マジスタリーの第五効果を適用!除外されたカードを全てデッキに戻し、互いに一枚ドロー!」手札二枚 影丸「くっ。ドロー」手札二枚 十代「更に、この効果で五枚以上が戻された場合、俺は更に一枚ドローできる。」
戻されたのは、十代のエッジマン、アブソルートZero、スパークマン、フォレストマン、オーシャン、そして、影丸の暗黒の召喚神。よって条件は満たしている。
ジ・アースATK:2500→6600
十代「ドロー!更に魔法カード[天使の施し]を発動。三枚ドローして、二枚捨てる。」手札三枚 影丸「まだ何かする気か!?」 十代「魔法カード[ミラクルフュージョン]を発動。墓地のスパークマンとクレイマンを除外融合!現れろレベル8!雷の巨人英雄!『E・HEROサンダー・ジャイアント』!そして、サバティエルの効果で手札に加えたミラクルフュージョンを使用した事で、サバティエルを手札に戻す。もう一度サバティエルを発動して、今使用したミラクルフュージョンと交換。」LP750→375
影丸「えぇい!何度も何度も!?」
十代「続いて、サンダー・ジャイアントの効果発動!手札を一枚捨てることで、元々の攻撃力が、このカードより低いモンスター一体を破壊する。ウリアの元々の攻撃力は、0!よって、破壊可能!手札に加えたミラクルフュージョンを捨て、ウリアを破壊!"ヴェイパースパーク"!」
影丸「な、なんだと!?俺のウリアがまたしても・・・」 十代「モンスターが減ったことで、マジスタリーの攻撃力も下がる。そして、サバティエルが三度、手札に戻る。この瞬間、賢者の石の真の力が解放される!」
マジスタリーATK:5900→5600
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Re: 異世界遊戯王大戦記GX(笑)第Z幕 ( No.12 ) |
- 日時: 2020/03/06 00:35:01
- 名前: ヘルマン
- 影丸「真の力、だと?」
十代「ジ・アースを対象に、賢者の石ーサバティエルを発動!対象モンスターの攻撃力を、相手モンスターの数だけ倍にする!」
相手フィールドのモンスターの数を参照するとはいえ、数度倍化する効果など前代未聞である。
影丸「なん・・・だと!?」 十代「あんたの場には、幻魔が2体、トークンが2体。よってジ・アースの攻撃力を4度倍化する!」
ジ・アースATK:6600→13200→26400→52800→ 105600
影丸「ば、ばかな・・・!?」
レオ「こ、攻撃力105600・・・!?」 亮「俺のキメラテック・オーバー・ドラゴンの攻撃力を、大きく超えるだと!?」
驚異の十万超えの攻撃力など、そう簡単に見る機会など無いに等しい。だが、賢者の石はそれを可能にして見せた。
十代「・・・ジ・アースで、ハモンを攻撃・・・」 影丸「や、やめろ・・・」 十代「いままで、散々他人を傷付けた報いを受けやがれ!」
影丸の命乞いに、十代は耳を貸さない。他人を傷付け、自分の番になれば助けを乞う。その様な輩に差し出す手は持ち合わせていない。
十代「アース・マグマ・フルチャージ・スラッシュ!!!」 影丸「嫌だああああああああああああ!!!!」
ラビエルには、1ターンに一度、自分のモンスター一体をリリースして、エンドフェイズまでリリースしたモンスターの攻撃力をラビエルに加える、ジ・アースと同系統の効果を持ち合わせている。だが、例えその効果を使用したとしても、十代のフィールドには、
ジ・アース THEマジスタリー サンダー・ジャイアント The Revolution
4体のHEROモンスターがおり、その攻撃回数は合計で5回。 トークン2体とラビエルを倒しても、残りの2体で影丸のライフポイントは消え去る。
故に、どう足掻いても影丸に勝ち目は無かったのである。
影丸LP5500→0
影丸「ぐがあああああああああああああああ!!!!」
ジ・アースの斬撃はハモンを両断し、超過したダメージは影丸のライフポイントを一撃で吹き飛ばすのだった。
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