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[ディスガイア・オルタナティブ]〜第五幕〜
日時: 2010/04/13 23:10:23
名前: 忠タロウ+その他の皆様

忠「…ついに第五幕で、純一くん達は第二の融合世界に…」
テンバ「わてらはまだ、宇宙魔界やけど…。あのシデンっちゅう坊ちゃん、一体何しに来とったんやろか?」

ルイギ「ともかく、さっさと純一編を進めろ!!?」

忠「では…、[ディスガイア・オルタナティブ]第五幕…スタートです!!!
シェリー「…ガララワニ…ジュエル・ミート…(ジュル♪)」

ルイギ「…シェリー、それはまだ先の話だし…。第一、俺らはそこにゃ行けねえし…
メンテ

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Re: [ディスガイア・オルタナティブ]〜第五幕〜 ( No.9 )
日時: 2010/04/22 20:02:58
名前: ミクトラン2世バックアップ

???「サイトぉ〜〜〜〜〜〜!!」

ふと、才人を呼ぶ声がし、2人が振り向くと、此方に向かって桃色の髪をして制服の上からマントを羽織った少女、同じ格好で褐色の肌をした赤髪でナイスバディな少女、そしてその隣を同じく同じ格好をした青髪眼鏡の少女が走ってくる。

才人「お、ルイズ。如何したんd「こんの馬鹿犬ぅ〜〜〜〜〜!!!!」―ドゴシャッ!!!―ぼぺぇっ!?」

『!!!??』

才人が手を振ろうとした瞬間、ルイズと呼ばれた桃色の髪の少女が突然飛び上がり、才人の顔面にダイレクトにドロップキックを決め、才人はそのまま蹴り飛ばされた衝撃で近くの噴水の水の中にダイブし、それを見た一堂は唖然とする。

才人「げほっげほっ・・・行き成り何すんだよ!!!」
ルイズ「五月蝿い!!アンタ、勝手に私から離れないでって何度言ったら解る訳!?」
才人「た、確かに勝手に離れたのは悪かったが、流石に今のは無いだろうが!!」
ルイズ「五月蝿い五月蝿い五月蝿い!!アンタは私の使い間何だから勝手に離れないでよ!!」
???「あ、あの〜〜・・・2人とも落ち着いて下さい・・・・」
才人・ルイズ「「セシリアは黙ってろ(てよ)!!!」」

セシリアと呼ばれた女性に宥められても止まらないルイズと才人の口喧嘩。その近くでは先程の褐色肌の少女がそれを見て呆れ、別方向から見ていた士達はまだ唖然としている。

純一「えっと・・・これは止めた方が良いのかな・・・?」
関羽「恐らくは・・・ですがこれは之で関わりたくない気が・・・・」
士「だが、あいつ等はブレイドに変身したのは確かだ。恐らくこの世界の情報も知っているだろうな・・・行くぞ」
銀河「お、おい待てよ士!!」

そう言って3人の元に近づく士達。

士「おい、其処のお前等」
ルイズ「ん?何?私達、今取り込み中何だけど?」

突然喋りかけられ、不機嫌をあらわにするルイズ。

聖夜「すまないが、お前達はライダーと見たのだが・・・」
ルイズ「だったら何?文句あるの?」
純一「いや文句は無いんだが・・・」
才人「だったら邪魔しないで下さいよ。之見世物じゃ無いですから」

そう言って追い払うジェスチャーをする才人。そしてまた口論を始めてしまう。

純一「駄目だこりゃ。全然話にならねぇぞ・・・・」
琴子「じゃあ私に任せて♪行くよ愛紗ちゃん♪」
関羽「わかった」

そう言って今度は琴子と関羽がルイズ達に近づき、右手の親指を立て・・・

関羽・琴子『秘儀!!笑のツボ!!』

―ドスッ!!ドスッ!!―

そのままルイズと才人の首筋に親指を突き刺す。

才人「ごおぉ!?・・・あ・・・あはは・・・はははははははははは・・・・!!!な、何だよこれ・・・・あははははははははは!!!」
ルイズ「な、何笑ってるのよ馬鹿犬・・・あははははははははははは!!!」
セシリア「え、ええ・・・!!?な、何ですか!?」

突然首を押さえて笑い出すルイズと才人に戸惑うセシリア。

士「・・・・おい、今の技・・・」
琴子「うん、夏海さんに教わった笑のツボだよ♪」
関羽「皆さんがトラブルを起こさないために夏海殿から伝授したのだよ。ついさっき」
純一「そ・・・そうか・・・・

2人の話を聞きながら笑い転げる才人達を見て冷や汗を流す純一達。
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Re: [ディスガイア・オルタナティブ]〜第五幕〜 ( No.10 )
日時: 2010/04/22 21:02:22
名前: ハイパーカイザー

銀河(・・・やっぱルイズ達もいるのかよ・・・つーか、相変わらずというか・・・)
聖夜(・・・夏海さん、いったい何を教えてるんですか・・・)
林華(・・・私も習おうかな・・・笑いのツボ・・・)

その様子を見て、こう思わずにはいられない三人であった。ちなみに、林華がこう思った際、銀河に悪寒が走ったのはご愛嬌。
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Re: [ディスガイア・オルタナティブ]〜第五幕〜 ( No.11 )
日時: 2010/04/22 22:59:03
名前: ミクトラン2世バックアップ

ティナ「ジュン!琴子!」
夏海「士君!ユウスケ!!」

ふと、暫くしてティナと夏海の2人がやってくる。なおティナには全員の名前を教えており、純一はジュン、その他はそのままで呼んでいる。

士「ナツミカン、それにティナ・・・何でこっちに来るんだよ・・・」
夏海「それはこっちの台詞です!全く、勝手に走り出さないで下さい!」
ティナ「ジュン、琴子。お怪我は有りませんか?」
純一「ああ、俺は大丈夫だ。あとその呼び方は止めてくれ・・・」

とりあえず2人を適当にあしらう士と純一。ふと、2人の肩を褐色肌の女性が叩く。

少女「ねぇねぇアンタ達、さっきからあたし達に何か用な訳?」
セシリア「というか・・・ルイズ達は大丈夫ですか?」

今も笑い転げている2人に心配しながら目をやるセシリア。

士「大丈夫だ、ソイツは暫くしたら治る。そして俺等はあんた等の事について色々聞きたいしな」
セシリア「私達の事・・・ですか?」
純一「えっと何ていうかその・・・あんた等やこの世界のライダーの事色々聞きたいというか何というか・・・・」
女性「何それ?もしかしてそれナンパのつもりなの?」
銀河「んな訳ねぇだろ。誰がお前等みたいな餓鬼ナンパしなきゃならねぇんだよ「銀河は黙っててください!!」―ドスッ!!―うごっ!?・・・・ぎ・・・・ぎゃははははははははははははは!!!」

口を挟んだ銀河に本家笑のツボ炸裂。
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Re: [ディスガイア・オルタナティブ]〜第五幕〜 ( No.12 )
日時: 2010/04/22 23:46:21
名前: 孝(たか)

そろそろ視点を戻してみよう…


シグナム「うおおおおおおおおお!!」

レヴァンティンでシグナディアに斬りかかるシグナム。

シグナディア「……はあっ!!」

ガキンッ!!……キンッ!!!!

両手に持ったレヴァンティンをクロスしてシグナムの攻撃を受け止め、はねかえす。

シグナム「く…アギト!」

アギト「おう!」

シグナム「ユニゾン!」

アギト「イン!」

シグナムとアギトがユニゾンし、烈火の剣聖・シグナムとなる。

シグナムU「レヴァンティン!カートリッジロード!」

レヴァ『ja』

シグナムU&アギト「『剣閃烈火!!火竜一閃!!!!』」

連結刃となったレヴァンティンに、炎を纏わせ、シグナディアに振り下ろす。

シグナムU&アギト「『うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!』」

シグナディア「……紫電一閃…」

両手に持ったレヴァンティンを逆手に構える。

シグナムU「(逆手持ちの紫電一閃だと!?)」

シグナディア「蒼炎の舞…昇龍(のぼりりゅう)」

シュンッ!!!

シグナムU「なっ!?消え「遅い」がっ!?」

ガガガガガガガガガガガガガガガガガガッ!!!!!!

18連撃!!

僅か1秒に満たない剣速で切り刻み、シグナムUに連撃斬を与える。

その衝撃は凄まじく、衝撃の余波が壁に突き当たる。

その壁には……雄々しい龍の像が出来上がっていた。

シグナム「ぐ…」

ドシャッ…

シグナムとアギトのユニゾンが解け、前方に倒れた。

一同『シグナム!?』

リィンU「アギトちゃん!?」


ヴィオレッタ「次はあたしの番だ。構えな。紅の鉄騎。鉄(くろがね)の伯爵。」

ヴィータ「くっ…いくぞ!グラーフ・アイゼン!!」

ヴィオレッタ「紅の拳聖ヴィオレッタと鋼鉄の拳帝=グラーフ・アイゼンだ。きな。」

ヴィータ「やってやろうじゃねぇか…鉄槌の騎士ヴィータと鉄の伯爵=グラーフ・アイゼン。いくぜ!!!!」
メンテ
Re: [ディスガイア・オルタナティブ]〜第五幕〜 ( No.14 )
日時: 2010/04/23 12:00:40
名前: ミクトラン2世バックアップ

同時刻、王の墓・外・・・・・


マリオ「おおおおおおおおっ!!!ファイア掌底!!」
リンク「瞬迅剣!!!」

−ドガッ!!ザシュッ!!!−

ヴァジュラパックン「ガァァァァァッ!!!」

此方は、先ほどから融合獣「ヴァジュラパックン(以下Vパックン)」と戦闘を繰り広げているマリオ達。

マリオ「クソッ!!さっきから攻撃しているのにピンピンしてるぞ!?」
フェイト「多分ボスパックンの異常な生命力の影響だと思う・・・!!」

Vパックン「ぐろろろろろろ・・・・!!!」

突然、ヴァジュラパックンの動きが止まり、喉と頬の部分が膨らむ。そしてそれを見て青ざめるマリオとフェイト。

マリオ「やばい・・・!!!避けろ!!!」
Vパックン「ヴォゥゥェェェェェェッ!!!」

嫌な予感と長年の経験によって全員避ける。そしてその予感は的中し、Vパックンの口から大量のヘドロが吐き出される。そしてヘドロが掛かった地面は異臭とともに溶け出す。

ユーノ「うわっ、汚っ!?というか臭ッ!!」
マリオ「最悪だ・・・攻撃まで泥から汚物に変わってる・・・!!」
フェイト「前よりもさらにえげつないね・・・(汗)多分この後は・・・」

先ほどの光景を見て冷や汗を流す一同。しかし・・・

−ぴき・・・ぴきぴきぴき・・・・!!−

ポイズンパックン(以下Pパックン)「シャアアアアアアアアアッ!!!」

マリオ「やっぱり種が混じってたのかよ!?」
リンク「しかも今度のは猛毒持ちだし!?」

やっぱりヘドロの中から現れたパックンに泣きたくなる一同(詳しくはスーパーマリオサンシャインにて)

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Re: [ディスガイア・オルタナティブ]〜第五幕〜 ( No.15 )
日時: 2010/04/24 09:12:50
名前: 孝(たか)

アルハザード城・門前

氷牙「はぁ…はぁ…はぁ……」

ガリウス「どうしました?そろそろバテテきましたか?」

氷牙「はぁ…はぁ…うる、せぇ…(くっ…なんだ?城の中で強大な魔力が出現した途端…体が重く…いや、胸が苦しく…)はぁ…はぁ…」

ガリウス「ふふふふ…私としては、好都合ですがね?貴方を倒せば…聖王の器だけでなく、超魔王神を超える称号を手に入れる事もできますから…ね?ふふふふふふふ…」

氷牙の様子に余裕を持ち始めたガリウス。

含みのある笑いからは、歓喜の様相が伺える。

ガリウス「終わりです…赤い分身」

ザシュッ!

自らの肉体を斬り裂き、大量の血液を噴き出すガリウス。

赤い分身(ブラッディ・アバター)
自らの血液から無数の分身を作り出す。
全ての分身が100%の力を持っているのが強み。

大量に噴き出た血液は、ガリウスと同じ姿をとった。

その数…およそ20体。

ガリウス一同『消えなさい!!……赤い十字架!!』

赤い十字架(ブラッディ・クロス)
片手に十字を煌めかせると同時に、相手の体を十字に切り裂く。

本体を含め、20人となったガリウス。

ドンッ!!!という衝撃と共に、一度に20にも及ぶ十字の斬撃が何十、何百と繰り出される。

ドドドドドドドドドドドドドドドド!!!!!!

氷牙「シールド展開!!!」

氷牙を覆うように蒼い球状の膜が包み込む。

赤い十字架の衝撃が何度もシールドを揺らす。

氷牙「ぐっ……(ピカチュウ…なのは…ヴィヴィオ達の事は任せたぞ…)ウオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ!!!!!金剛神鉄拳爪刃!!エネルギー!!全!開!」

爪の武装錬金である金剛神鉄拳爪刃に膨大な魔力を込める。

両肩から腕を覆うアーマーに、両拳を覆う巨大な四本の鉤爪は、次第に光を帯び、太く、強靭に、肥大化していく。

氷牙「ウオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ!!!!!王家秘伝!!蒼炎の舞…氷結の四重奏!!!」

氷結の四重奏(フリージング・カルテット)
蒼炎(冷気の炎)を四つの爪に纏わせ、回転し放出しながら斬り刻む技。

超光速から放たれる冷気纏う蒼炎の爪撃は、相手に感知される前に凍結し、粉砕し、破砕する。

ガリウス「これは!?ぐっ!!」

氷牙「逆巻け!!!!!!奥義・飛竜氷突破!!!」

飛竜氷突破
回転力を更に上昇させ、冷気の竜巻を巻き起こす。
地形を変えてしまう為、そう簡単には使えない。

ガリウス一同『ぐっ…グアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!?』

氷牙を囲むように陣取っていたガリウス勢は冷気の竜巻に巻き込まれ、天高く吹き飛ばされていった。

ガリウス「くぅっ!?ひとまず退散しましょう…それまで、聖王の器は預けておきましょう!!水氷魔王神!!」

ピシュンッ!!

ガリウス本体は竜巻から逃れ、自らの居城へと退散していった。

氷牙「………はぁ!はぁ!!」

技を終え、片膝をつく氷牙。

氷牙「……や、はり…力が衰えている…あの頃から…ぐっ…か、回復を…」


そうして、無理が祟って動けなくなった氷牙は、回復に専念していった。
メンテ
Re: [ディスガイア・オルタナティブ]〜第五幕〜 ( No.16 )
日時: 2010/04/26 12:11:41
名前: ミクトラン2世バックアップ

城内部・・・

−ピクピクッ!−

ピカ「・・・どうやらガリウスって野郎は撤退したみたいだ」

探知技を使い、敵の撤退を2人に伝えるピカチュウ。

なのは「よかった・・・流石にこの状況であんな敵を相手にするのは辛いからね」
ピカ「それよりも問題はまだ山積みだ。早く彼奴らひっぱたいてシグナム達に向かっているもう1組の敵を倒さなきゃならねぇし・・・」
Qちゃん「それなら心配はいりません」

ピカ・なのは『・・・・は?』

Qちゃん「其方には既に援軍が来ていますから。」



王家の墓・通路


シグナム達の居る部屋まで続いた通路にて、マリオ達の隙をついて進入したオドルワ(ムジュラの仮面参照)とドサイドン(サイドンの進化形)は8人が居る部屋まで向かっていた。が・・・

???「其処の二人、一体何処へ行く?」

呼ばれて立ち止まる2体。それを見計らい、2体の目の前に4人、右目に眼帯をした金髪の軍服女性、顔に口だけ覆った特殊な仮面を付けた東洋風の男性、清楚な感じの女性、そして金髪女性と同じような軍服を着た黒髪の少年がいた。

???「やれやれ、ピカチュウに呼ばれて此処まで来たと言うのに。やって来た迎えはこんな奴らとは・・・」
???2「それにしては何だか嬉しそうな顔ですね・・・・
???3『ケッ、どうでも良いからチャッチャと終わらせっぞ?』
???「コラコラ、せっかちなのはゆかんぞ?人間せっかち過ぎると身体に悪いからな?だから気楽に行こうではないか」
??「・・・貴方は何時も気楽でしょう」
???「はっはっは、凛は何時も手厳しいな?」
凛「貴方がそんなお気楽な人だからでしょう、エリー」
エリー「ふむ、だがこの気楽さも私の強力な個性という奴ではないかな?どうだミハル?」
ミハル「いやどうだと言われましても・・・ですよねぇ、ガジャラさん?」
ガジャラ『俺に聞くんじゃねぇよそんなの!!』

2体ほっといて漫才じみた会話を始める4人。その間に2体はそそくさと移動を再開する。が・・・

−ドゴンッ!!−

ドサイドン「がぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!?」
エリー「ちょっと待て其処の2体」

途中気づいたエリーの蹴りがヒットして2体は転ける。
メンテ
Re: [ディスガイア・オルタナティブ]〜第五幕〜 ( No.17 )
日時: 2010/05/05 22:48:13
名前: 忠タロウ+その他の皆様

ガジャラ『おおっと、そこでしばらく大人しくしてなっと!』

そこにガジャラが自らの指を茨の蔓―[ローゼン・ウィップ]に変えて二体を雁字搦めに縛り上げる。

ガジャラ『シャッハッハッ♪俺のローゼン・ウィップは、ちょっとやそっとじゃ破れねえぜ!?せいぜいあがきな!』
ミハル「…何だか、こちらが悪者に聞こえてしまいそうです…。





一方、氷牙との戦闘より一時撤退したガリウスは……

ウィスター「お帰りなさい。…その様子だと…、[聖王の器]の奪還は…」
ガリウス「ええ…ですが、氷牙殿との戦いはなかなかのものでしたよ?…ところで、何か御用で?」

ウィスター「ええ、実は…あなたの部下の[処刑者]達に[ツムジの処分]をお願いしたいのです。彼等は、ガリウス以外の命令には一切従わないので…」
ガリウス「…分かりました。後で伝えておきます。」
メンテ
Re: [ディスガイア・オルタナティブ]〜第五幕〜 ( No.18 )
日時: 2010/05/05 22:52:27
名前: ミクトラン2世バックアップ


ピカ「・・・おいおい、よりによってあいつ等呼んだのかよ・・・」

Qちゃんの話を聞いて呆れるピカチュウ。

Qちゃん「はい、現状況で頼れるのはあの方達だけと判断したので」
ピカ「だからってあいつ等はねぇだろうが!?あいつ等の事知ってて呼んだのか!?」

Qちゃんが呼んだ相手に対して呆れ通り越して怒鳴るピカチュウ。確かに頼れるとはいえ、あいつ等が来た場合(とくにエリー)、大抵ろくなことにならないのは誰よりも自分らが詳しいからである。

なのは「と、兎に角。とりあえずヴィヴィオ達の所へ・・・」
ピカ「そ、そうだな・・・早く行かないとな・・・」

なのはに言われ、何とか落ち着きを取り戻しながらも先へと進む3人。



王座の間



六「はっ!!」

―ザシュッ!!ドカッ!!―

HR−H「ビビッ!?」

こちらは戦闘が行われている王座の間。現在はヴィヴィオ達が優位に立っているものの、相手の頑丈な装甲とスピードに梃子摺っていた。

聖ヴィ「クッ・・・!こいつ等、中々倒れない!!」
シャウトS『それなら私達に任せて下さい!』

突然、2人の持っている武器が光りだしたかと思うと、2人の目の前に3枚のカードが出現する。

六「これって・・・・?」
ライズS『それはライドカード・・・我らは未完成ながらも、それを装填すればお前達の記憶の中にある戦士達を召還して戦わせることが出来る』
シャウトS『だけどそれは記憶が作った人形・・・何の意思も持ちません』

聖ヴィ「そうなんだ・・・って、それにしても。2人(?)って確か氷パパのパパとママの記憶が刻まれているんだよね?」
ライズS『?そうだが・・・しかしそれは断片的な物だぞ?我らはそれを頼りにこう話しているのだし・・・』
六「ふ〜ん・・・?よく解らないけど・・・まぁいいや。じゃあ今度から僕らは君たちの事を別の呼び方で呼んで良いかな?」
シャウトS『あ、はい・・・別に構いませんけど・・・?』

六「ああもう!!それは流石に後にしようよヴィヴィオちゃん!」
聖ヴィ「あ、そ、そうだね・・・あはは・・・(汗)」

パートナーに諌められ、苦笑いを浮かべるヴィヴィオ。

聖ヴィ「とは言っても・・・・どうやったら召喚できるの?」
シャウトS『あ、それは簡単ですよ。とりあえず何でも良いですから貴方が知っている戦士を思い浮かべればその戦士のカードが出てきますから、後はカードリーダーにセットすれば最大3体まで召喚できます』

六「あ、そんなに簡単なんだ・・・よし!」

とりあえず二人はシャウトに言われてこの状況に相応しいキャラを思い浮かべる。すると二人の目の前に3枚のカードが出現し、二人はそれを手に取る。

聖ヴィ「あ、本当に出た!」
ライズS『よし!後はそれをリーダーにセットしろ!』
六「分かったよ!」

ライズに言われて、早速其々カードを装填する二人。

『SMASH RIDE SETO! ZEROSU! HATENKOー!』
『SMASH RIDE KOUTYUU! TEIANA! MIー!』

装填し終え、二人がトリガーを引いた瞬間、二人の目の前に複数のシルエットが出現し、それが其々重なった時には、六星王の前にはセト、ゼロス、破天荒が、ヴィヴィオの前には黄忠、ティアナ、ミー君が其々出現した。

六「おおぉ〜〜!!ほ、本当に出現したよ!?」
聖ヴィ「す、すごい・・・・!!!」

半信半疑だったために驚きを隠せれない二人。

ーバタンっ!!ー

なのは「ヴィヴィオ!!」
ピカ「フォルテ!!お前ら・・・って何じゃこりゃ!?」
聖ヴィ「あ、ママ!それにピカチュウさんにQちゃん!」
六「やっは〜」

タイミング良く現れたピカ達に手を降る子供二人。そして援護に来た保護者3人は部屋の状況を見て唖然とするが、ピカチュウは何とか我に返るとそのまま二人の元へ歩き出し・・・・

−ガンッ!!ゴンッ!!バリバリバリィッ!!!−

『ミギャァァァァァァァ〜〜〜〜〜!!!!』

あろうことか二人の頭にゲンコツを食らわせ、さらには電撃(100V0V)を喰らわせる。

ピカ「こんの大馬鹿野郎がぁぁぁぁっ!!!何勝手な事してんだ!!?」
六「あ・・・あばば・・・・」

黒焦げになって倒れている二人の頭ごなしに怒鳴りつけるピカチュウ。

なのは「ピカ君・・・・それは流石にやり過ぎだって・・・」
Qちゃん「いくら何でもそこまでしなくても・・・」
ピカ「黙らっしゃい!!!」

流石のピカチュウの然り方に呆れるなのは達を他所に説教を続けるピカチュウ。

ピカ「お前らなぁ、あれ程勝手にどっかに行くなって言ったよなぁ?人がどれくらい心配したと思ってるんだ、ああ?」
聖ヴィ「だ、だからって・・・流石に電撃は酷いです・・・・(泣)」
ピカ「・・・まぁそれは流石に悪かったけどな・・・だが、今度からはこんな事二度とすんなよ?いいな?」
『・・・はぁ〜い・・・』

ピカの言葉に立ち上がりながらも頷く子供二人。そしてそれを見届けたピカが満足そうに頷くと、そのまま辺りを見回す。

ピカ「・・・というか、何でモーファやHR-Hがいるんだ?さらには来てないはずのセトやティアナまで・・・」
ライズS『それは我が説明しよう』
ピカ「!?」

突然剣(ライズS)が喋り出したことに驚く3人。そしてライズSはこれまでの経緯を簡潔に話す。

ピカ「・・・成るほどな。よし、じゃあこいつらの相手はお前らがやれ」
『早っ!?』

あまりにも大雑把過ぎるピカチュウの発言に突っ込む4人。

なのは「いやいやピカ君!流石に手伝おうよ!」
ピカ「大丈夫だ。とりあえず手伝ってやるって。ま、こいつらが手伝ってほしいならな」



六「そんじゃぁ・・・いっちょやりますか!!!」
聖ヴィ「みんな!!全力全快でやっちゃって!!」

召還キャラ『おう!!(はい!!)』

2人の掛け声と共に、召還されたキャラ達は一斉に攻撃を開始し、ヴィヴィオ、ヴィヴィオが召還した黄忠、ティアナ、ミー君はモーファに、六星王と召還した破天荒、ゼロス、セトはHR−Hに向かって行く。

―ドシュッ!!ザシュッ!!ドギュン!!ドギュン!!―

モーファ「ガァァァァッァァッ!!!??」
HR−H「ギ・・・ギギィ・・・・・!!?」

予想外の反撃と相手の連携によって次第に劣勢になる2体の化物。

ピカ「お?予想外に強いな?」
Q「これなら私達の援護は要らないかもしれません」

暢気に話す2人を他所に、六星王とヴィヴィオは自分達のエンブレムが入った黄色いカードを取り出し、それを装填する。

―FINAL ATTACK RIDE RO・RO・RO・ROKUSEIOU!―

―FINAL ATTACK RIDE VI・VI・VI・VIVIO!―

『グッ・・・・グアァァァァァァァッ!!』

2人が自分らの必殺技のカードを読み込んだ瞬間、2人の周りに無数の小さなディメンジョンゲートが出現し、それが出現したと同時に召還されたキャラクター達はゲートに吸い込まれていった。そしてその後には2人の持つドライバーの刃の部分が光だし・・・

『ハァァァァァァァ・・・・だりゃぁぁぁぁぁぁぁぁッ!!!!』

『ギ、ギガァァァッァァァァァァッ!!!!』

―チュドオオオオオオオンッ!!!―

2人がライズSとシャウトを振った瞬間、強力なエネルギー波が発生し、2体のモンスターを両断、爆発させる。

六「ぃぃぃぃやったぁ〜〜〜〜!!!」
聖ヴィ「ふぅ〜・・・・、何とかなったね」


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Re: [ディスガイア・オルタナティブ]〜第五幕〜 ( No.27 )
日時: 2010/06/05 19:16:05
名前: ハイパーカイザー

さて視点を戻して・・・

Pパックンズ「「「シャアアアアアアアアアッ!!!」」」

ただいま、Pパックンが絶賛セール中です♪

勇「怖いですよ!?そんなセールがあったら!?」
冷奈「勇!どこに突っ込みいれてるの!?」
勇「な、何かそういわないといけない気がして・・・」
ファング『・・・電波か・・・?』

閉話休題。

ファング『しっかしマジな話どうする?』

現在、Vパックンが吐き出し続けているヘドロから次々とPパックンが出現しており、一同は次第に追い詰められつつあった。

冷奈「何か弱点があれば・・・!」
勇「そ、そうだ!マリオさん・・・でしたっけ!?」
マリオ「なんだ!」
勇「あの魔物に弱点か何かないのですか!?」

そう言いながら、Pパックンを指差す。
メンテ

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