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[ディスガイア・オルタナティブ]〜第五幕〜
日時: 2010/04/13 23:10:23
名前: 忠タロウ+その他の皆様

忠「…ついに第五幕で、純一くん達は第二の融合世界に…」
テンバ「わてらはまだ、宇宙魔界やけど…。あのシデンっちゅう坊ちゃん、一体何しに来とったんやろか?」

ルイギ「ともかく、さっさと純一編を進めろ!!?」

忠「では…、[ディスガイア・オルタナティブ]第五幕…スタートです!!!
シェリー「…ガララワニ…ジュエル・ミート…(ジュル♪)」

ルイギ「…シェリー、それはまだ先の話だし…。第一、俺らはそこにゃ行けねえし…
メンテ

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Re: [ディスガイア・オルタナティブ]〜第五幕〜 ( No.28 )
日時: 2010/06/05 22:28:18
名前: ミクニップ

マリオ「弱点か・・・・」

勇に指摘され、Vパックンを見ながら考え込むマリオ、ふと・・・

『それなら私にお任せを』

突然、機械混じりな声が聞こえたかと思えば、マリオの背中が光、その光の中から頭がポンプになっている機械が装着される形で出現する。

冷奈「ふえぇ!?何か現れたよ!?」
ポンプ「始めまして。私、かつてマリオさんの相棒をしておりましたポンプと申します」
フェイト「あ、ポンプ君。久しぶり」
ポンプ「お久しぶりですフェイトさん」

丁寧な口調で話すポンプに少し唖然とする一同。

リンク「・・・で、ポンプ。お前、何か勝算でも?」
ポンプ「はい。私の推測が正しければ、彼奴等は確かに強くなった反面、かつての姿の名残が残っている筈です」
勇「名残・・・それって弱点ですか?」
ポンプ「はい、ヴァジュラパックンの姿を見れば分かるかと思いますが、融合したとしても、姿形はボスパックンだった頃の形が殆ど残っています」

確かにそうである。見ればVパックンの姿は融合しているとはいえ、ヴァルヴァジュラの名残が殆ど無く、7割がボスパックンの姿にかなり酷似しており、ご丁寧にもボスパックンのトレードマークである赤い水玉パンツも穿いている。

フェイト「つまり・・・ボスパックンの姿に酷似しているから、弱点もそのまま残っている筈・・・って事?」
ポンプ「そうです。さらに付け加えればあのPパックン達も、恐らくは大量の水を掻ければ後は水を大量に吸い込んで倒せれる筈です。それに・・・すみませんが、貴方も手伝ってくれませんか?」

そう言って近くの建物にむかって声を掻けるポンプ。すると建物の中から、右手に青い銃を持った青年が出てくる。

??「へぇ〜、よく僕が居るって解ったね?」
ポンプ「すみません。私には新しく探索能力を取り付けてあります。ですから最初から貴方の反応を感知していました」
??「それはそれは、流石はかの有名なオヤ・マー博士の発明品。僕のお宝に加えたいね」

そう言って男は左手の人差し指をポンプに向けると、左手を銃のような形にして、子供っぽく[バンッ!]と口で言いながら打つような真似をする。しかし、リンクはそれを見ると、剣の切先を青年に向ける。

リンク「お前、一体何者だ?どうやってこの地に来た?」
??「おぉ怖い怖い。そんなにカリカリしてると寿命が縮むよ?」
リンク「ふざけてないで俺の問に答えろ!!」

青年のふざけた態度が癇に障り、そのまま切りかかるリンク。しかし青年はそれをサッと避けると、何処からかカードを取り出し・・・

??「そんなに教えてほしいなら教えてあげるよ。僕の名前は海東大樹・・・」

そう言いながら、先ほど取り出したカードを拳銃のような機械にセット。そして銃口を頭上に向け・・・

[KAMEN RIDE]

大樹「世界を旅する通りすがりの仮面ライダーさ。変身!!」

[DI-END!]

大樹と名乗った青年がトリガーを引いた瞬間、彼の周りに3つのシルエットが出現し、それが彼に重なったかと思えば、彼はグレーの色をした仮面とスーツを身にまとい、そして頭上に出現した数枚のプレートが仮面に突き刺さり、スーツのカラーはシアンになり、大樹は世界を廻るもう一人の仮面ライダー・・・ディエンドに変身した。
メンテ
Re: [ディスガイア・オルタナティブ]〜第五幕〜 ( No.29 )
日時: 2010/06/06 20:10:29
名前: ハイパーカイザー

勇「え!?仮面ライダーって・・・あの特撮の!?」

勇が驚くのも無理はなく、勇達の世界では仮面ライダーはテレビの中だけの話なのである。ちなみに勇も平成シリーズではブレイドまで見ていた。

冷奈「知っているの?」
勇「なんていうか・・・特撮ものの話って言うか・・・」
ディエンド「なるほど。そういう世界から来たのか・・・・それはそうと。」

大樹・・・ディエンドは呟くと、勇が持っている神王剣・・・ゴットファングを見ながら

ディエンド「君のその剣・・・すごそうなお宝だね。そこのポンプと同じくらい僕のお宝にはふさわしいと思うけど?」
勇「え?」
ファング『残念だが、俺を盗もうなんてそうは行かないからな。』
メンテ
Re: [ディスガイア・オルタナティブ]〜第五幕〜 ( No.30 )
日時: 2010/06/11 20:35:13
名前: ミクニップ

ディエンド「そ、でも僕は欲しいと思ったものは何が何でも手に入れてみせるから」

そう言ってディエンドはマリオ達にディエンドライバ−を突きつけ、リンク達もそれに合わせて構えるが

Vパックン「ガァァァァァッ!!」
Pパックンズ『シャァァァァッ!!』

突如としてパックン達が咆哮を上げ、Vパックンはヘドロ弾、Pパックンは猛毒弾を放つ。しかしそれを察知したメンバー達はそのまま跳躍して避ける。

ディエンド「おっと・・・先ずは雑草処理かな?」

そう言ってディエンドは3枚のカードをディエンドライバーに装填する。

『KAMEN RIDE FAIZ!DEN-O!BLADE!』

ディエンド「じゃあ行ってらっしゃい」

電子音が流れた後にトリガーを引くディエンド。途端、目の前に9つのシルエットが出現し、夫々3つずつ重なった時には、体中に赤いラインが入った金色の目のライダー・・・ファイズが、桃を連想させる仮面を着け、恐らくは桃太郎のチャンチャンコをイメージしたアーマーを装着したライダー・・・電王が、そして青いカラーリングに右手に剣を持ったヘラクレスオオカブトをモチーフとしたライダー・・・ブレイドが出現する。

ブレイド「・・・」
電王「ヘヘッ!俺、参上!!」
ファイズ「・・・」

無言で立ち、恐らく意識は無いと思われるブレイドとファイズと違い、まるで意識でもあるかのように決めポーズをとる電王。そしてそれを見たメンバー達は驚愕の色を出していた。

フェイト「え、ええ〜〜〜〜!!?」
マリオ「ら、ライダーを召還しただと!?」
リンク「そんな馬鹿な・・・!?そんな馬鹿げた芸当、普通出来ない筈・・・!?」

ディエンドがライダーを召還したのを未だに驚いているメンバー達。しかしそれらを無視して召還されたライダー達はそのまま敵に向かって行く。



時間を戻し・・・[純一サイド]


セシリア「・・・つまり貴方達は別世界から来た人達で、ある事情でこの世界にやって来たという訳ですね?」
士「ああ、そう言う事だ」

あの後セシリア達を家に呼んだ士達はココアで持て成しながら話をしていた。

ユウスケ「しっかしさぁ、何打歓談で物分りの良い人で助かったよ」
夏海「そうですねぇ、普段ならこんな話しても全く信じてくれませんから」
才人「いや〜まぁね・・・」

なんだか思い当たる節があるのか、明後日の方に目をそらす才人。

純一「それはそうと、とりあえずこの世界についての事をそっちも話してくれ」
士「そうだな。長話も何だし、そっちも手短に話してくれ」
琴子「いやいや純ちゃんに士さん、それは流石に直球過ぎやしませんかぃ!?」
セシリア「はい、構いませんよ」

ストレート過ぎる2人に対して突っ込む琴子。しかしセシリアはそんな態度をとられてもやんわりとした笑顔で答え、そしてそのまま真剣な顔つきになる。

セシリア「何処から話せば良いでしょ言うか・・・この世界にはハイラル、ハルキゲニアと呼ばれる2つの大国が存在します。双方とも、様々な種族が共存し、共に生きている豊かな国です・・・」
ルイズ「だけど昨日、正確には今日の深夜辺り・・・双方の国の王妃様が何者かによって攫われたの・・・」
才人「そして現場には双方の国の国旗を表したカードがあって・・・そのお陰で双国は双国が犯人ではないかと考えて、現在は夫々臨戦態勢になってるんだよ」
セシリア「ですが、私にはそうは思えないんです。双方の国が互いの王妃を攫うなんて・・・」
タバサ「・・・私達は、事件の真相を知るべく、とある方からの依頼で双国を調査している・・・」
キュルケ「だけどあたし達の仕事は本来は隠密にやんなきゃいけないんだけど・・・」
ルイズ「この馬鹿犬とセシリアったら勝手にどっかに行ったかと思えば・・・」

ルイズに睨まれ、項垂れるセシリアと才人。

士「成る程な、大体解った」

そう言って士は立ち上がると、テーブルに置かれていたクッキーを一つ取る。

士「つまり、この世界での俺達の役割は、その攫われたお姫様を救えって訳だな?」
純一「・・・何だか、本当にRPGみたいだな・・・」
琴子「でも、ま、良いんじゃないの?」
夏海「そうですよ。それに、私達には士君やユウスケがいます。ね、二人とも?」
士「ああ、何といっても、俺は通りすがりの仮面ライダーだからな」

そう言ってディケイドのカードを構える士。

ユウスケ「そうそう、俺たちに任せてよ。ね?」

そう言ってユウスケもアークルを出すかのように腰に手を当てる。が・・・

ユウスケ「・・・あれ?」
銀河「?どうした?ユウスケ」

何かに違和感を持ったかの用に何度も腰に手を当てるユウスケを不振に思う銀河。

ユウスケ「あれ・・・?あれぇ〜〜!?」
士「ど、如何した、ユウスケ?」

突然騒ぎ出したユウスケに驚き、驚きながらも聞いてみる士。そしてユウスケは涙目になって士を見る。

ユウスケ「あ、アークルが出てこない・・・」
士「・・・・は?」


ユウスケ「俺・・・クウガに変身できなくなったみたい・・・・ 」


『・・・・ハァァァァァァァァァァ!!!!?』
メンテ
Re: [ディスガイア・オルタナティブ]〜第五幕〜 ( No.35 )
日時: 2010/06/13 14:03:38
名前: ハイパーカイザー

銀河「ちょっ!?そりゃマジか!?」
ユウスケ「マジも何も、さっきから試してるんだけど・・・」

ユウスケの言うとおり、先ほどから腰に手を当てているもののアークルが出現する気配がまったくなかった。

キュルケ「ねぇ、それって盗まれたんじゃないの?」
士「それはない。アークルはユウスケと融合してるから、取り出すことは不可能だ。」

キュルケの質問に士は否定する。

夏海「そ、それじゃあユウスケはもう戦えないって事ですか!?」
琴子「でも、前の世界だとちゃんと変身できてたよね?」
純一「どーなってんだ、いったい・・・?」

突然の出来事に写真館の一同は混乱する。

聖夜「・・・可能性があるとすれば、この世界に移動した際に何らかの理由で消滅したのかもしれない・・・」
ユウスケ「そ、そんな!?」
聖夜「落ち着け。あくまで可能性だ・・・・それに、もう一つ考えられることがある。」
純一「それは?」

聖夜の言葉に純一は促す。

聖夜「・・・それは、どこかの世界の誰かが、クウガとして目覚めたという可能性だ。」
林華「え?何で?」
聖夜「考えても見ろ。前の世界にせよこの世界にせよ、あるはずのない変身ベルトが存在するんだ。クウガもまた同様ということなのかもしれない。」
ユウスケ「だ、だからって何で俺が変身できなくなるんだよ!?」
聖夜「そこはわからん・・・仮説を立てるとすれば、アークルはこの世・・全世界から見ても一つしか存在していないのかもしれない。」
ユウスケ「え・・・?」
聖夜「つまり、士のディケイドと同じようにクウガとしての存在はたった一つ・・・同じ存在は全世界を探してもまったくいない・・・そこから考えれば、アークルは別の世界の誰かに渡り、クウガに変身しているのかもしれないな。」
ユウスケ「・・・・・」

聖夜の仮説に沈黙してしまうユウスケ。

聖夜「・・・まぁ、あくまで仮説と可能性だ。もしかしたら何か別の原因があるかもしれないな。」
林華「そ、そうだよ。きっとまた変身できるって。」
夏海「そ、そうですよ。」

落ち込むユウスケを励ます二人。と、ここで銀河が疑問に思う事があった。

銀河「・・・そういえば、才人達はどうやってあのベルトを手に入れたんだ?」
メンテ
Re: [ディスガイア・オルタナティブ]〜第五幕〜 ( No.36 )
日時: 2010/06/13 20:12:41
名前: ミクニップ

セシリア「ベルト・・・?ああ、之の事ですか?」

そう言ってセシリアは懐から自身の変身アイテム・・・ブレイバックルを取り出し、それをテーブルに置く。

セシリア「実は之、本当は私のでは無いんです」
林華「え?どう言う事?」
セシリア「そのままの意味ですよ。之の持ち主は本当は私の父ですけど・・・ある理由で今は居ないんです」
士「つまりアレか?お前は父親の居ない間は代わりに変身してたって訳か?」
セシリア「簡単に言えばそうなりますね」
才人「ついでに言えば俺たちが何で持ってるかと言えば、セシリアの親父さん・・・俺の剣の師匠に当たる人とその友人に頼まれて彼女の手伝いとして俺たちも持ってるんだよ」

そう言って才人は、ポケットに入れていた自身の変身アイテム・・・グレイブバックルを見せる。そして同様にルイズ達も取り出し、ルイズはセシリアのブレイラウザーに良く似たアイテム・・・ギャレンバックルを、キュルケは才人のグレイブバックルに良く似た緑色のアイテム・・・ランスバックルを、そしてタバサは同じ形で赤いアイテム・・・ラルクバックルを取り出す。

セシリア「本当は私のおか・・・じゃなかった、此処、ハイラルの王妃様も本当はギャレンに変身するんですが・・・」
夏海「ええ!?王妃様なのに仮面ライダーなんですか!?」
セシリア「え、ええ、まぁ・・・性格の割にはかなりの行動派ですから・・・ですけど王妃様は攫われてますから、ですから代理としてルイズさんが代わりに変身しているんです」

何だか王妃の事を話した途端に歯切れが悪くなるセシリア。
メンテ
Re: [ディスガイア・オルタナティブ]〜第五幕〜 ( No.37 )
日時: 2010/06/16 20:32:45
名前: 忠タロウ+その他の皆様

一方、レンガイ達の方では………

レンガイ「[試作段階の新兵器のテスト]…ですか?」

現在彼らが拠点としている廃墟内に設置されたモニターに映っているウィスターの言葉にレンガイは疑問を感じた。
何故なら、この拠点内に作られた牢屋に両国の姫君二人を幽閉している以上、このままにすればいずれは両国の戦争になるからだろう。
そこに[試作段階の兵器のテスト]でその戦場に持っていく事になったらしいが…

ウィスター『ええ。実は、先ほど[面白いもの]を作りましてね?…しいては、レンガイ達の部隊に二体セットでお送りしたいのですが…』

沙夜「あら。それは具体的にどういうモノかしら、ね?」
ウィスター『論より証拠。実際に見て頂いた方がいいでしょう…?』

そうウィスターが言った直後、二人の後ろに転移陣が展開される。送られてきたのは………

???『グオオオン…。』

レンガイ「これは…[武者願駄無(むしゃガンダム)]…?いや、[覇威武立闘武者(ハイブリットむしゃ)]か…。」
沙夜「何これ…というか、武者願駄無って何?」
レンガイ「本部で教えられた事だが…こいつはとある異世界…確か、[天宮(アーク)]という名の世界に住む金属生命体の総称だ。が、こいつは一種の[改造武者(サイボーグ)]だ。それも…」

ウィスター『ええ、覇威武立闘武者達の組織・運営等の総指揮をする戦場頭脳(サーバー)―通称[破牙魔R]シリーズの卵を育てるための個体です。スイゲンをその異世界の侵攻を担当させた際に現地にてそれらのデータの一部を回収して来たので…』
レンガイ「…つい研究者としての探究心が動いて、復元・改良を施した個体をこちらで試してみろ―と言うんですね…。

額に手を当てて、苦悶の表情をするレンガイ。

沙夜「ふーん…、この子って強いのかしらん?」
ウィスター『ええ♪…しかもこの二体には[我らがかき集めた技術で、遺伝子改造なども施しました]から…[人間の遺伝子]や[デス・キラー]シリーズの細胞等を組み込んだので、多少本来の姿とはかけ離れてしまったかもですが…実力の方は、実際に見なければ…』
レンガイ「では、この二体が無事卵から孵化した時に実戦経験等のデータを…」

ウィスター『いえ、[卵が自力で動き始めたら、ハイラル・トリステイン両国の戦場に放っておいて]結構です。その方が…ふふふふ♪』
レンガイ「っ!!?…わ、分かりました…。仰せのままに…」

レンガイはウィスターのその言葉で今回の作戦内容に気づいた。
つまり、[この試作品を、両国の戦場に投入せよ。生死は問わず、しかし彼らの死ぬまでに得た戦闘データは収集できる範囲で収集しておく様に]と…。

レンガイ「(…あの方は…、一体何を作ったんだ…そして、それらを簡単に戦場に放っておいていいものなのか…!?テストの為とはいえ、あまりにも酷だ…!!…いや、俺もあの方達の手で[生み出された]存在(もの)…いつかは、[こいつ]の様に使い捨ての駒になっても不思議じゃない…。)」
沙夜「ねえ?レンちゃん大丈夫かしら?すごい汗だけど…これで大丈夫かしら、ね?」

レンガイ「はっ!?……いや、問題ない。あと、その呼び名はやめろ。…ところで、例の姫君達は?」
沙夜「ああ、あのお姫様達ならしっかりと能力が使えない様に[封印の枷]を付けて牢屋に入れてあるわよ?けど…何かうちの部下の[毒牛頭]がねぇ…?」





毒牛頭「…いい…。アン王女、俺と結婚してくれぇええええええ!!!」
アンリ「えええっ!?(///)きゅ、急に言われましても…」

毒馬頭「…いい加減にしないか、毒牛頭。お前、以前[エンドレス・フロンティア]に沙夜様と共に事故で飛ばされた時にも、求婚してたよな…?」

※ムゲフロシリーズでの毒牛頭は、神楽天原の姫[楠武神夜(なんぶかぐや)]にプロポーズしている。エクシードでは、独断で婚約鼻輪まで作っていたらしい。(攻略情報サイト調べ。)
…神夜に惚れた理由については、ご自分でお調べ下さい。

毒牛頭「すでに婚約鼻輪も準備できてるぜ♪」
毒馬頭「いつの間に…

アンリ「は、鼻輪って… と、とにかく私は…他に好きな人が…(///)」
毒馬頭「だそうだ。諦めろ、毒牛頭。」
毒牛頭「チキショー!!?」
メンテ
Re: [ディスガイア・オルタナティブ]〜第五幕〜 ( No.38 )
日時: 2010/06/17 02:34:46
名前: 孝(たか)

ヴィータ「ラケーテン……ハンマアアアアアアアアアッ!!」

ヴィータはその場で数回回転した後、まっすぐにヴィオレッタに突っ込んでいく。

ヴィオレッタ「ソニック・ブラスト」

ヴィオレッタは右腕を腰溜めに構えると、一気に拳を打ち出し、ハンマーフォルムのアイゼンに真っ向から叩き付けた。

ガキンッ!!!

ヴィータ「んなっ!?アイゼン!!?」

なんと、一撃でヴィータのグラーフ・アイゼンの一部が砕け散った。

ヴィータ「ちっ!!アイゼン!!」

アイゼン『recovery』

すぐさまアイゼンを修復し、カートリッジを装填する。

アイゼン『lord cartridge』

ガコン!ガコン!ガコンッ!!と音を立てながらカートリッジを三つリロードし、魔力を一時的に高めるヴィータ。

アイゼン『ギガントフォルム』

ヴィータ「轟天・爆砕!!ギガント・シュラーーーーーーーーークッ!!!」


超巨大なハンマーをヴィオレッタに振り下ろすヴィータ。

ヴィオレッタ「アイゼン。カートリッジ・ロード。」

拳アイゼン『lord cartridge』

ヴィオレッタ「一撃・粉・砕!!ギガント…ブレイカーーーーーーーー!!!!」

ヴィオレッタのグラーフ・アイゼンがカートリッジを一つリロードし、蒼く輝くと同時に纏った魔力を撃ち出す。

自分の体の五倍以上の巨大な砲撃魔法を拳から撃ちだした。

ドゴオオオオオオオオオオオオオオオオオンッ!!!

ドシャッ!!

ヴィータ「グハッ!?」

ギガントフォルムのグラーフ・アイゼンはコアだけを残して砕け散り、ヴィータは吹き飛ばされ、意識を手放した。

シャマル「ヴィータちゃん!?」

シグナム達を回復させ終わった途端に、ヴィータが撃墜。

すぐさまヴィータの治療に入る。


ヴァザ「次は我の番だな。我はヴァージェストのザフィーラ。」

ザフィ「我は盾の守護獣ザフィーラ。…いざ!」

ヴァザ「勝負!!」


お互いにデバイスは持っておらず、高い防御壁と肉弾戦と獣形態による戦闘技術のみ…果たして…勝負の行方は…
メンテ
Re: [ディスガイア・オルタナティブ]〜第五幕〜 ( No.39 )
日時: 2010/06/17 10:55:57
名前: ミクトラン2世バックアップ

同時刻[エリー・凛サイド]


エリー「真・空・断・絶ッ!!エアブレイド!!」

ドシャッ!!ブシャァァァァァッ!!

ドサイドン「ギャァァァァァッ!!?」

現在、ヴィータ達のいる部屋に近い場所にて、エリー達はドサイドン達と対峙していた。

ミハル「ユザレ!!フュージョン・フォーム機動!!」
ユザレ『了解、フュージョン・フォーム、機動!』

その中でミハルは、スピード主体のフュージョンにフォームチェンジし、オドルワを翻弄していた。が・・・

オドルワ「フッテコイ!!フッテコイ!!」

ひゅ〜〜・・・ぽと!ぽと!

オドルワが踊り出した瞬間、突如頭上から数匹の虫型モンスターが出現し、その1匹がミハルの頭に・・・・

ミハル「ぎ、ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!虫ぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!!(泣)」
エリー「虫如きで狼狽えるな馬鹿者!!それでも中将補佐官か!?お前一応少佐だろうが!!」
ミハル「そ、ですけど・・・流石に嫌いな物は嫌いですぅぅぅぅぅぅ!!!(泣)」
メンテ
Re: [ディスガイア・オルタナティブ]〜第五幕〜 ( No.40 )
日時: 2010/06/17 14:16:50
名前: 忠タロウ+その他の皆様

ガジャラ『ちいっ…そんじゃ[害虫駆除]くらいはしてやっから、ミハルは目の前の敵に集中してろ。ローゼン・ビュート!!』

ガジャラは、オドルワが呼び出した虫型モンスター達を右手の指を変化させた茨の蔦で、次々と捕獲していく。もちろん、ミハルの顔についていた虫も一緒に剥がした。

ガジャラ『知ってるか?植物の中には…[食虫植物]もあるんだよ!?トラップ・プラント=バージョン1!!』

そして、左手をハエトリグサに変えて茨の蔓で捕らえた虫達を放り込んでいく。

ガジャラ『おらおら、どんどん呼んでもいいんだぜ!?そのつど、俺が喰っていくがな?シャハハハハ♪』
メンテ
Re: [ディスガイア・オルタナティブ]〜第五幕〜 ( No.41 )
日時: 2010/06/17 20:06:01
名前: ミクニップ

???「・・・オイ」
毒牛頭「あ?[バキッ!!]ごへぇっ!?」

突然後ろから誰かに呼ばれ、振り向く毒牛頭。見れば声の主は青い全身タイツをした金髪紅目の男性のようだが、顔を布で隠しているため素顔が分からない。そして毒牛頭振り向いた途端、その顔面に回し蹴りが炸裂し、首が180度変な方向に向いた状態で失神してしまう。

毒馬頭「ど、毒牛頭!?[ゴキッ!!]あべしっ!?」

毒馬頭が異変に気がついて此方を見た毒馬頭。しかしそれより早く、青年が後ろに回りこみ、凄まじい早業で首の骨ヘシ折る。

???「ふぅ・・・意外に呆気なかったな・・・」

そして青年が一息吐ぎ、そのままアンリエッタ王女の前まで来ると、何処からか針のようなものを取り出し、瞬く間に拘束器具を外してしまう。

???「ねぇ、大丈夫?」
アンリエッタ「あ、はい・・・有り難うございます。えっと・・・貴方様は・・・?」
???「僕?僕の名前はシーク。シーカー族の人間だよ」

そう言ってシークはアンリエッタをお姫様抱っこの状態で抱え上げると、そのまま開けていた格子から外に出るが・・・

アンリエッタ「あ!ちょっと待って下さい!!」
シーク「?どうしたの?」
アンリエッタ「実は、私以外にも攫われた王国の姫が囚われているのですが・・・」
シーク「ゼルダ姫の事でしょ?大丈夫。彼女ならもう脱出してるよ。案外簡単だったから。あの拘束具壊すの。兵士も大したこと無かったし」
アンリエッタ「そうでしたか・・・よかった・・・」

ゼルダの無事を聞いて安堵するアンリエッタ。それを見たシークは、懐から小さな種・・・デグの種を取り出す。

シーク「それじゃあ、今から脱出するから。しっかり僕に捕まっててね?あ、あと目も瞑ってね?」
アンリエッタ「は、はい・・・!」

シークに言われた通り、目を瞑り彼の肩を掴む。そしてシークは持っていたデグの種を地面に叩きつける。すると種から強烈な閃光が迸り、二人の姿は跡形も無く瞬時に消える。



時間を戻し・・・[純一サイド]


純一「ま、何にせよ。とりあえず今回の俺達の目的は解ったな」
琴子「うん。でもそうなったら・・・一体何処にいるんだろうねぇ?お姫様」
士「さぁな。とりあえず適当に探せばそのうち見つかるんじゃないか?」
セシリア「それだったら苦労はいりませんけど・・・」

士の大雑把な発言に苦笑するセシリア。そんな時・・・

−ドォォォンッ!!−

純一「!?」
夏海「な、ななな何ですか!?」

突然外で爆音が鳴り響き、驚いた一同は外に出る。どうやら城の外で何かが起きたらしく、城門から兵士が逃げてくる。

セシリア「待って下さい!!一体何が起きたですか!?」
兵士「ば、化物だ!突然熊や鳥の化け物が現れて行きなり・・・!」
セシリア「化物・・・まさか・・・!!」

それを聞いたセシリアは血相を変えて飛び出し、士やユウスケ達もついていくような形で向かう。


ポーラーアンデット「ガオォォォォォッ!!」
ピーコックアンデット「カァァァァッ!!」

その頃、城門では3体、ポーラーアンデット(以下白熊U)、ピーコックアンデット(以下孔雀U)、ドラゴンフライアンデット(以下蜻蛉U)が暴れており、その近くには無残にも大量の兵士の変死体が転がっていた。

セシリア「クッ・・・!何て事を・・・!!」

ようやく辿り着き、城門の惨状を見て顔を顰めるセシリア。そしてアンデットを睨みつけると、ブレイバックルを構えて腰に装着しようとするが、後から来た士が制する。

士「待て、此処は俺がやる」
セシリア「退いてください、此処は一般人が出る所じゃありません」

そう言って士を退避させようとするセシリア。しかし士、関羽、幸村はセシリアの言葉に耳を貸さず、ディケイドライバーを腰に装着し、関羽と幸村も自分のカードケースを構えVバックルを出現させ、そして遅れてきた才人はグレイブバックルをセットしてアンデット達を睨む。

士「不死生物だろうと何だろうと、人の命を弄びやがって・・・!」
関羽「貴様等のような悪辣な奴は、この関雲頂と」
幸村「この真田幸村が相手になる!!」

アンデットの非道なやり方に憤りを感じ、そのまま3人は構える。

『変身っ!!』

−KAMEN RIDE DECADE!−
[OPWN UP!]

4人は其々ディケイド、ナイト、闘牙、グレイブに変身し、そのままアンデット達と対峙する。そして後に遅れてきた純一達もやってくる。

銀河「うっわ・・・!もう始まってやがる」
純一「士さん!俺も手伝います!」

そう言って純一も、自分の武器を出そうとする。が・・・

純一「・・・あれ?」
琴子「どうしたの?純ちゃん・・・?」
純一「剣が・・・出ない・・・?」
銀河「はぁ!?ユウスケに続いてお前までか!?」

純一の発言を聞いて驚く一同。そして純一は何度も剣を出そうとするが、一行に出て来る気配が無い。そんな中、ユウスケだけは今現在も戦っている士達を見ていた。

ユウスケ「士・・・」

戦えない自分を悔やみながら、拳を握りしめるユウスケ。そして自分も何かできないかとポケットを探ろうとした時・・・

ユウスケ「・・・?」

ふと、腰に何か違和感を感じ、徐に上着をたくし上げてみると、いつの間にか腰には見慣れない金属製のベルトが巻かれていた。しかも・・・

−ヴヴヴヴヴヴヴヴヴ・・・!−

ユウスケ「!?」

何処からか、まるで昆虫の羽音にも聞こえるような音が聞こえ、そして気がつけば目の前には、まるでクワガタムシを連想させるかのような形をした、青い機械が目の前にいた。そして機械はユウスケを見ると、まるで頷くかのような動作をした後、そのままユウスケの掌の上に乗る。

ユウスケ「・・・これって・・・・?」
メンテ

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