Re: [ディスガイア・オルタナティブ]〜第五幕〜 ( No.42 ) |
- 日時: 2010/06/17 20:38:22
- 名前: 忠タロウ+その他の皆様
- また時間を戻して、[アポカリプス・ナイツ]前線拠点では…
沙夜「…で?まだ他に言いたい事は、ある?」
毒牛頭「… も、申し訳ありません沙夜様…。」 毒馬頭「ぐ…、突然の事で対応が遅れてしまいました…。まだそう遠くまではいっていないと思われますので…」
前述の重傷にも関わらず、一応一命を取り留めたらしい二人は自らの上司である沙夜に、二人の姫達が脱走した事を報告し、本人の前で正座で座らせられている。 本来は亡者に責め苦を与える獄卒である二人が正座している光景は、傍から見ればとてもシュールである。
レンガイ「…どうやら、もう一人の姫―[ぜルダ姫]は自分のもう一つの顔…[シーク]に化けて枷の鍵を解き、見張りの二人と兵士達を瞬殺のうえ、アンリ王女を連助け出し、この拠点から逃げた…。ここの場所が外部に漏れてしまっては危険だな…、[別の拠点を探す]か、[口止めの為に抹殺]を…」 沙夜「とにかく、折角上手くいきそうだったのに…お姫様二人に逃げられて、これからどうするの?レンガイ様。」
レンガイ「…そうだな、ここは我らとともにこの世界の侵攻を担当している[あの二人]に頼むとするか。…あまり気が進まんがな…?それに…わざわざ戦場に放らなくとも、この[試作品]のテストをする機会が増えたと思えばいいな。」 沙夜「そうね♪じゃあ、不肖ながら私の部下のゴズィとメズィを連れてっていただけないかしら?先の失敗の責任を取らせる為に、ね?」 レンガイ「…本来は上司がその責任を取るという形なのだが…?…まあいい。毒牛頭、毒馬頭…先の責任、しっかり取れるか?」
毒馬頭「お任せを。先の様にはいきません。」 毒牛頭「倍返しはしても、文句は言わないでくれよ!?」
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Re: [ディスガイア・オルタナテ ( No.54 ) |
- 日時: 2010/06/21 04:31:20
- 名前: 孝(たか)
- 「「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ!!」」
ガンッ!!! ドゴンッ!!
ザフィ「ておらあああああっ!!!」
ガガガガガガガガガッ!!!
ヴァザ「ヌゥリャアアアアアアア!!!」
ドドドドドドドドドッ!!!
開始からマックスパワーで乱打の嵐…
とか言いつつ既に20分経過していたりする。
_______________________
ユウスケ「考えてる暇は無いか…俺に力を貸してくれるか?」
ヴヴヴヴヴ…
当然とばかりに羽を打ち鳴らす青い機械クワガタ。
ユウスケ「…よし!変身!!」
青い機械クワガタ…ガタックゼクターを右手に持ち、左手を腰に添え、いつもの変身ポーズをとって、高らかに声を張り上げるユウスケ。
勢い良く腰のベルトにガタックゼクターを装填。
『HENSINN』
仮面ライダーガタック マスクドフォーム
ガタックの第1形態。両肩部には大口径火器・ガタックバルカンが2門装備されており、ジョウントを応用した無限弾装により無制限に転送・チャージされるイオンエネルギーを、イオンビーム光弾として毎分5000発で連射、さらに圧縮することでプラズマ火球弾として発射する。
PCアンデット「カアアアアッ!!!」
ピーコックアンデットが負傷した兵士を襲おうとしている。
Uガタック「させるか!!キャストオフ!!」
『cast off』
ガタックを覆うアーマーが弾け飛び、内側から蒼く輝く装甲が顕わになった。
仮面ライダーガタック ライダーフォーム
ガタックの第2形態。変身時はマスクドアーマーの飛散後、頭部左右に倒れていたガタックホーンが起立し側頭部の定位置に収まり、「Change Stag Beetle」と発声される。通常の肉弾戦に加え、両肩に装備されている一対の曲剣ガタックダブルカリバーを用いた二刀流による剣戟格闘戦も可能となる。最終回ではブーメランのように敵に投げつけて攻撃している。 必殺技は、前方へジャンプして回し蹴りを放つ「ライダーキック」と、ガタックダブルカリバーから放つ「ライダーカッティング」の2種類。前者はガタックゼクターのスイッチ・フルスロットルを3度連続で押した後、ゼクターホーンを一旦マスクドフォーム時の位置に戻し、再び倒すことで「Rider Kick」の発声とともに発動する。後者はガタックダブルカリバー(プラスカリバー&マイナスカリバー)をカリバーフルカムを基点にして重ね鋏のようにすることで、「Rider Cutting」という発声とともに発動する。相手を挟み込む場合と、エネルギー波を出すことにより一定の範囲内にあるものを切断する場合があり、ライダーキックとの併用も可能。 空中からガタックがガタックエクステンダーもろともにライダーキックを放つ「エクステンダー落とし」という技も使用する。
Uガタック「クロックアップ!!」
『clock up』
両腰に付いている内の片方を勢いよく叩くユウスケ。
その瞬間、タキオン粒子が操作され、超高速による移動が可能となった。
Uガタック「うぉりゃあああああああっ!!!!」
ドガッ!!
まさに一瞬でピーコックアンデットに近づき、飛び蹴りを放った。
『clock over』
Uガタック「早く逃げて!!」
兵士1「は、はい!」
兵士2「ありがとうございます!!」
門番「助かった!!!」
兵士達は簡単なお礼を言って後退して行った。
ディケイド「な!?なんでここにガタックが居るんだ!?」
ピッピッピッ
『one two three』
Uガタックはガタックゼクターのスイッチを三回連続で押す。
ギュイイイイイイイイン…
ガタックゼクターのホーンを倒すと、ゼクターから発生したエネルギーの奔流が右足へ流れ込んでいく…
Uガタック「はぁぁぁぁぁぁぁぁ……ライダーキック!!」
『Rider Kick!!』
マイティクウガの時のように姿勢を低くしてから勢いよく飛びあがり、ピーコックアンデットに飛び蹴りを放った!!
Uガタック「うぉりゃあああああああああああああああああっ!!!」
ドオオオオオオオオオオオオオオオオオンッ!!!!!
ピーコックアンデットが大爆発を起こす。
ピーコックアンデットが仰向けに倒れ伏し、腰に付いているベルトが割れる。
Sグレイブ「今だ!!それっ!!」
グレイブに変身していたサイトがコモンブランクをピーコックアンデットに投げ刺す。
ピーコックアンデットはコモンブランクに吸収され、フュージョンピーコックのカード・ダイヤのJとなった。
カテゴリー;ダイヤJ(ジャック)追加AP;+2400AP ラウズアブソーバにラウズすることによりジャックフォームに変身する。
ディケイド「お前…ユウスケ!?」
Uガタック「あぁ…なんか判らないが、突然飛んできた。」
ディケイド「…まぁいい。あとはあいつらだけだ!」
そう言って、ポーラーアンデットとドラゴンフライアンデットに向き直ったのだった。
因みに、ポーラーアンデットはクラブの6ブリザードポーラー、ドラゴンフライアンデットはハートの4フロートドラゴンフライである。
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Re: [ディスガイア・オルタナティブ]〜第五幕〜 ( No.55 ) |
- 日時: 2010/07/01 19:29:18
- 名前: 忠タロウ+その他の皆様
- さて、純一達がアンデッド達と戦っている頃より数時間前………
・ ・ ・
[[アポカリプス・ナイツ]拠点・最深部]
カツーン、カツーン…
長く高い螺旋階段。その深さの知れぬ底へとを降りていくウィスター。
ウィスター「…ふふ、聖王のゆりかごを使った囮は上手くいった様ですね。おかげで、彼等の頭の中にはある誤解が離れなくなった…[聖王ヴィヴィオ殿を利用して、再びジェイル=スカリエッティの時と同じ事件を引き起こそうとしている]と…。」
やがて、底に一つの光が見え始める。底を抜けたところには、どうすれば彼等の[拠点]の中にこれほどのスペースができるのかといううらいの広い部屋にたどり着いた。広さは東京ドーム一個分。その中心には、金属の柱状の機械。その脇にウィスターが使っている螺旋階段が隣接されている。 更に、周囲の白い壁には卵状のカプセルらしきものが、所狭しと壁に並んで付いている。見えるだけでも、数千は下らないだろうそのカプセルの中には、人影が見えるが詳細はウィスター本人しか分からないだろう。
ウィスター「…数百年も昔…そう、[あの時]…ようやく完成したと思われた[奴]が、ゆらぎに巻き込まれて何処かに消えてしまった…、おかげで計画を大幅に変更するだけでなくそれなりに時間も費やす結果となりましたが…あの時の失敗を参考に、こうして厳重に―厳重に管理していきましたからね?…[究極神]殿…。あなたを、安全に生誕させる事こそ我等の計画の真の最終段階…、その為なら、尽力を尽くします。」
プシュゥウウウ…!ガコンッ!
柱状の機械に凹凸の亀裂が走り、音を立てて縦に開いたその中にいたのは、白髪の中世的な顔立ちの男性だった。背中には、数十本ものチューブが繋げられており、時折何かしらの液体薬品をその体に注入している。
ウィスター「しかし、ガリウスには悪い事をしました。…ですが、この事は外部の者達は勿論、私以外の[暗黒四神将]の誰にも知られるわけにはいきませんでしたから…。それに、あの損害分は、ゴウエンが制圧した異世界三つで事足りるでしょう。…尤も、私が最も信頼できる者達だけにはここの事を教えましたがね?…最初に誕生せしネオ・ヒューマン―[ゲンユウサイ]と…もう一人…。っと、私一人で話しすぎてしまった。ここに来ると、どうしてもこうなります…、では[究極神]殿…あなたの生誕を邪魔する要因は、我等が全て排除してあげます。だから、安心してお休みなさい…」
そう言って、柱状の機械に付いている端末を操作してカプセルを閉じて、そのまま螺旋階段で上へと戻るウィスター。
ウィスター「(…ようやく、3分の1まで計画が進んだんです…。ここで、あの[属性魔王神]達や現究極魔王神に邪魔されては、水の泡です。まあ、ここの場所は私以外に知っている奴などいませんし、そもそもこの[総本部]に侵入する方法も[我々が使用しているタイプの転移陣以外では、入れない]のですからね?…さて、計画を急がねばいけませんね…。)」
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Re: [ディスガイア・オルタナティブ]〜第五幕〜 ( No.56 ) |
- 日時: 2010/07/15 22:47:49
- 名前: ミクニップ
- さらに時間を戻し・・・
マリオ「・・・よし、手筈通りに行くぞ?」 フェイト「わかりました」 『・・・(コクリ)』 マリオ「よし・・・作戦開始!!」
『おお!!!』
マリオの声を合図に、メンバーは2手に分かれ、現在も戦闘を行っているディエンドとVパックンの所まで向かう。
ディエンド「おや?(何かする気かな?)」
召喚したライダーに戦闘を任せて高みの見物と洒落込んでいるディエンドは、何か行動を起こそうとしているフェイト達を訝しげに見る。
フェイト「バルディッシュ!!」 バルディッス『プラズマ・ハーケン!!』
カートリッジを排出し、バルデッシュの先端に電撃の刃が出現する。そしてそれを構えたフェイトはVパックンに近づき――跳躍してVパックンの頭部にあった結晶体を攻撃した。
フェイト「はぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」
ザシュッ!!バキンッ!!
Vパックン「ぎゃああああああああああ!!?」
攻撃された部分を押さえ、悶え苦しむVパックン。そしてその間に口が開いた。
マリオ「今だ!!それっ!!」
バシャバシャバシャッ!!
Vパックン「がぼがぼがぼ・・・!?」
すかさずその口の中にマリオがポンプで放水。水を大量に飲み込んだVパックンは腹を膨らませ、仰向けに転がる。そしてその腹には、コアと思わしきものが存在していた。
マリオ「よし!!思った通りだ!!」 ポンプ[はい!!]
そう、ポンプが思いついた作戦とは、融合した2体・・・ヴァルバジアとボスパックンの弱点を同時について、おそらく存在するであろう核を攻撃するというものだった。案の定、ヴァルバジアの弱点である頭部と、ボスパックンの弱点をむき出す為に大量の水を飲ませるというのは残っており、それが現在の状況を作り出したのだ。そして最後の一手・・・
マリオ「よし!後はあの核を攻撃するだけだ!!頼んだぞ!!リンク!ユーノ!」 リンク・ユーノ『わかった!!』
後は残った奴等で核を集中攻撃するだけであった。
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Re: [ディスガイア・オルタナティブ]〜第五幕〜 ( No.57 ) |
- 日時: 2010/07/17 03:55:15
- 名前: 孝(たか)
- 氷牙「…………」
氷牙は、ガリウスとの戦いで疲労困憊。
その為、うつ伏せのままで気絶していた。
そこへ…
トテトテトテトテトテトテ……
ゆっくりとした足取りで何者かが氷牙に近づいてきた。
??「……こんなになるまで弱っているなんて…やっぱり、シャウト達を発動させたのは間違いだったかな?まさか、あの子達が選ばれるなんて…」
そこに居たのは、先程ヴィヴィオ達の前に現れた白いプリニーだった。
白「本来なら…兄さんが使うべき特異型召喚機だったのに…想いの強さは、氷竜王一族の専売特許だったのになぁ…って、ぐずぐずしていられない。…よいしょっと…」
普通のプリニーからは考えられない力で氷牙を持ち上げ、背負う白プリニー。
白「兄さん…やっと、僕は兄さんに恩返しができるんだ…安全な場所へ…」
氷牙「だ…れだ…?」
白「……喋らないで…貴方は重症なんだ。」
氷牙「俺の事は良い…俺よりも…ヴィ、ヴィオ、達、を…」
白「貴方の身体は、既にボロボロじゃないですか。なんで、他人の心配なんか?」
氷牙「俺は…氷竜王一族の現王だ……仲間を友を…そして、未来を作る、子供、達…それを、守るのは…当、然…の事、だ。」
白「だからと言って…」
氷牙「それに……俺は死ねない身体だ…だから、自己満足の、自己犠牲で、救える、者達を…救う…あの時、失った…救えなかった…この国の…民、達を…"殺してしまった"俺の…たった一つの…俺に出来る事だから…」
白「……(兄さん…2400年間…貴方はその事だけを思って?)」
氷牙「あの悲劇は…繰り返してはならない……例え…ネクロス降臨祭に、"管理局"が深く関わっていた事を知っていて、入局したとしても…」
白「貴方は、知っていたんですか!?あの事件に、管理局が関わっていた事を!?」
しかし、管理局は、設立して現在で150年程度、あの事件に関わる等不可能だ。
氷牙「あの事件…ネクロス降臨祭が行われたのは……俺のレアスキル…次元、干渉の…暴走が、原因…次元が乱れ、遥か未来…今の時代で言えば、お、凡そ…5年前の…管理局を、呼び寄せたからだ…」
白「……ですが、それは偶然では…?」
氷牙「物事に、偶然など無い…あるのは…必然だけだ…何故…何故だ…何故、俺達一族が滅ばなければならない…弟も…あの事件で、闇の書…夜天の魔導書の改変後の最初の犠牲にならなければならない…オリヴィエも、クラウスも巻き込み…俺達一族が…何を、何をしたというんだ!!何故、俺だけが生き残った!?アルハザードを廃墟にし、民を…両親を…友を…全てを消した俺が…何故!?」
声は掠れながらも、強く心内を吐き出す氷牙。
白「…それ以上、自分を責めないでください。きっと、氷竜王一族の者は、貴方を怨んではいない。」
氷牙「知ったような事を…言うな…!?お前に、何が判る!?」
白「…そう、ですね。失言でした。」
氷牙「………」
白「…気絶しちゃった…」
白プリニーは再び気絶した氷牙を背負ったまま歩き続けた。
その先には…
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Re: [ディスガイア・オルタナティブ]〜第五幕〜 ( No.58 ) |
- 日時: 2010/07/18 23:28:57
- 名前: ミクニップ
ユーノ「チェーン・バインド!!」
ジャラララララッ!!ガキンッ!
Vパックン「シャアアアアアアアアアアアッ!!」
ガシャッ!ガシャッ!!
ユーノの出したチェーン・バインドによって拘束され、身動きがとれなくなったVパックン。そしてその腹の上に、リンクが乗ると、自身の剣の切っ先をコアに向け・・・
リンク「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」
ガシャンッ!!ベキベキベキッ!!
Vパックン「ガロォォォォォォッ・・・」
コアに剣を突き立てられ、悶え苦しむVパックン。しかしその後、動かなくなり、リンクが上から降りた瞬間、Vパックンは跡形もなく泥々に溶けてしまった。そしてそれを合図にPパックン達も消滅する。
マリオ「ぃよっしゃあああああああああああああああああああああ!!!」 フェイト「・・・や、やりましたぁ〜・・・・」
勝利を確信し、マリオは雄叫びを上げ、フェイトは安堵する。
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Re: [ディスガイア・オルタナティブ]〜第五幕〜 ( No.59 ) |
- 日時: 2010/07/19 16:54:44
- 名前: ハイパーカイザー
- 勇「す、すごい・・・」
冷奈「・・・・戦いに慣れているわね、この人たち。」
勇と冷奈はPパックン達を足止めしていたが、マリオ達四人のコンビネーションに少し見とれていた。
・ ・ ・
一方、純一達は。
銀河「ユウスケのやつ、いつの間にあんな力を?」 聖夜「・・・キャストオフに、クロックアップか・・・・おそらく、士が言っていたカブトと同システムのライダーなのだろう。」
いつの間にかガタックに変身したユウスケを見る銀河達。
林華「私達はどうする?」 銀河「戦力差から言って、俺達の出る幕はないな。」
そう言って銀河は肩をすくめた。
一方、戦闘中のディケイド達は
ディケイド「よし、お前は侍の方を頼む。」 Uガタック「わかった!」
そう言ってUガタックはドラゴンフライアンデットの相手をしている闘牙の援護に向かった。
ディケイド「よし、こっちも行くか。」
そう言って、ディケイドは一枚のカード・・・前の世界で取り戻した龍騎のカードをディケイドライバーに装填する。
ディケイド「変身!」
『カメンライド リュウキ!』
電子音声が鳴り響くと、ディケイドは龍騎・・・D龍騎に変身した。そして、ナイトが戦っているポーラーアンデットの方へ走り出した。
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Re: [ディスガイア・オルタナティブ]〜第五幕〜 ( No.60 ) |
- 日時: 2010/07/19 19:29:52
- 名前: ミクニップ
- 純一「・・・クソッ!!クソォッ!!」
そして此方は、先程から剣を召喚しようとしている純一。だが、一向に剣は召喚されず、純一は焦っていた。
純一「どう言う事だ・・・!?何であの剣が出ないんだ・・・!?」
何度やっても出る気配すら無い事に、段々冷静さを失う純一。そんな純一を近くで、之までに見せたことの無い真剣な顔つきで、琴子は見ていた。
琴子「(・・・どういう事?本来純ちゃんが最初から持っていた(・・・・・・・・・)力であった筈のあの剣が出ない何てあの時(・・・)と・・・まさか・・・!!)」 林華「?如何したの琴子ちゃん?」 琴子「・・・へ!?あ、いや何でも無いよ!?」 聖夜「・・・・」
あまりにも不自然な感じに誤魔化す琴子を見て少し不振に思う聖夜。
琴子「そ、それよりも!純ちゃん、これから如何すればいいかなぁ〜?」 聖夜「・・・剣が出ない以上、戦闘に出ても足手まといだ。後ろに居てたほうが良い」 純一「っ!!でも・・・」 銀河「聖夜の言う通りだ。今回だけは純一は見ていろよ」 純一「・・・・わかった」
銀河に言われ、渋々と後ろに下がる純一。
D龍騎「ハッ!!」
ドスッ!!
PRアンデット「グロッ!?」
ナイトとポーラーアンデットが戦っている最中、D龍騎が加勢に入り、ポーラーアンデットの腹に拳を入れる。
D龍騎「おい、大丈夫か?」 ナイト「その声・・・士か!?何ゆえ士が龍騎に・・・?」 D龍騎「之が俺の能力だ。それと」
そう言って士はライドブッカーからカードを一枚取り出すと、それをディケイドライバーに投げ入れる。
D龍騎「新しい調理法だ。ちゃんと味わえ!」
『ATTACK RIDE ADOVENT!』
D龍騎がカードを装填し、バックルをスライドさせた瞬間、近くに止めてあった自分のバイク・・・ディケイダーを龍騎のクレストが通過し、一瞬にしてディケイダーは前の世界で龍騎と契約したモンスター・・・無双龍ドラグレッダーに変わる。そしてドラグレッダーは出現したと同時に、ポーラーアンデットに向かって突進する。それを見たナイトは唖然として立っていた。
ナイト「何と・・・こんな事までできるとは・・・」
ガタック「おりゃあああああああああああああ!!!」
ザシュッ!!ザシュッ!!
DFアンデットと対峙する闘牙の間に、ガタックカリバーを構えたガタックが乱入し、DFアンデットを吹き飛ばす。
ガタック「大丈夫ですか!?幸村さん!!今手伝います!!」 闘牙「おお!!その声はユウスケ殿!!その心意気!感謝するで御座る!!」
そう言ってDFアンデットに向き直す馬鹿二人。そしてDFアンデットは何かを察したのか、空へ飛んで逃げようとする。
ガタック「逃すか!!」
[ONE TWO THREE!]
闘牙「天・覇・絶・槍ッ!!」
−ファイナルベント−
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Re: [ディスガイア・オルタナティブ]〜第五幕〜 ( No.62 ) |
- 日時: 2010/08/04 22:16:07
- 名前: 忠タロウ+その他の皆様
- 忠「突然ですいませんが、ここでゼロム編の続きを書こうと思います。」
・ ・ ・
すっかり忘れられかけているゼロム一行はどうしているかというと…
ゼロム「ぎゃあああああああああ!!! 」 ルイギ「…この手の[脅かし]なんざ、鏡夜から受けてきた拷問に比べりゃあ…ふっ…。 」
テンバ「てか、パメラはん。客を脅かす店主がどこにおるんや!?かなりベタベタな脅かし方すんなや!!」
パメラ「え〜?だって私、幽霊だもの〜。脅かさなきゃつまんないわ〜?」 ラキウス「いっその事、私が[天に召させて]あげましょうか…。」
パメラの経営している宿屋[幽霊亭]にて先の戦いの疲れを癒そうとやって来たのだが…
カイ「…ホントに大丈夫か? この宿屋…」 カノンノ「あわわわ… 」
ルキ「ホントに幽霊なんだねぇ…?床からいきなり現れたし…」 ミアハ「でも、この宇宙魔界って何だか…僕たちがいた世界の…」
カイ「ああ、すずの故郷に近いな。…ただ、[色々なモノが空を漂ってる]とかを除けばな…?」
テンバ「さて、ここらでさっさと[部屋割り]決めなあかんな。どないする?」 ルイギ「やはり古典的なので、くじ引きで誰と相部屋になるか決めようぜ?男女合ど」 ピチュー「男女合同なんていったら、僕の雷か氷のどちらかで処刑してあげる♪」 ルイギ「…すいませんした…。 」
・ ・ ・
時間と場所を戻して…、レンガイ達の拠点から脱出した二人の姫達は拠点の周囲の森の中を走っていた。
アンリ「ハア、ハア…」 シーク「もう少しです、アンリエッタ王女。この森を抜ければすぐに―」
毒馬頭「おっと、そうはさせないぞ!!」 毒牛頭「さっきはよくもやってくれたな!?俺の嫁返せ!!」
しかし、そこに転移陣で毒牛頭・毒馬頭が現れ、行く手を阻む。
シーク「くっ…!!」 アンリ「そ、そんな…!?」
毒馬頭「毒牛頭、いい加減諦めろ。…さて、お姫様方?あなた方に逃げられては俺達の計画が台無しになってしまうから…大人しく牢屋に戻ってくれると嬉しいんだがな?あまり痛い思いはさせたくないんだが―」
シーク「…」
しかし、シークはアンリエッタを後ろに下がらせ、戦闘態勢を取っていた。それを見た毒馬頭は…
毒馬頭「…そう来るなら仕方ない。少々強引にいかせて貰おうか…?沙夜様達がお待ちなのでね…」
すると、毒馬頭達の周囲に複数の転移陣が展開され、そこから次々とマッド・ソルジャーや鎌鼬が現れた。その数は、マッド・ソルジャーが10体。鎌鼬は赤・黄・青それぞれ三匹ずつである。
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Re: [ディスガイア・オルタナティブ]〜第五幕〜 ( No.63 ) |
- 日時: 2010/08/05 18:31:45
- 名前: ていと
- 宿屋[幽霊亭]にて。
円町「まあ、こんぐらい、黄泉の門で何度も見てるけどね〜・・・」
そう呟いてるのは、ずいぶん長い間空気だった円町さん。
円町「誰のせいだと思ってんのさ」
は、マジすんません。パソコン禁止食らってました って、まあそれはおいといて! 円町は今、自分の部屋に向かっている途中だった。
円町「黄泉の仕事もそうだけど・・・。まあ、こういうのも楽しいよね・・・。悪くもない。・・・・・・ただ、あいつに何言われるのかな・・・・・・」
かるくげっそりする。 しかし、すぐさま復活。
円町「ま、暇があればほかのみんなとも話しておくか。みんなのことを、私は知らなさすぎだからね」
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