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旅館ぶらり旅〜初日〜
日時: 2009/07/15 19:07:51
名前: ミクトラン二世

さて、グダグダになってしまったプロローグに始まり、これから始まる旅館ぶらり旅、さてメンバー達は本当に楽しい旅行を楽しめるのか?
メンテ

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Re: 旅館ぶらり旅〜初日〜 ( No.15 )
日時: 2009/07/28 07:57:14
名前: ていと

ライナス「・・・慣れてしまいそうだから、コノ面子はいやなんだよ・・・ったく・・・」

ライナスは一人、外で満月を見ている。
満月は美しい。何にも言わずに、ただ、自分を見つめている。
それだけでも、よかった。

ライナス「・・・キレイだね・・・ったく・・・」
メンテ
Re: 旅館ぶらり旅〜初日〜 ( No.16 )
日時: 2009/07/28 17:45:42
名前: カイナ

カノンノ「ラーイーナースー!」
ライナス「ん?」

突然聞こえた声にライナスはふと振り向く。そこには自分の髪の色と同じピンク色の浴衣を着たカノンノが手を振りながら微笑んでライナスの方に走ってきており、その後ろからは呆れたような楽しそうな微笑みを浮かべたカイが歩いてきている。

ライナス「どうした?」

ライナスは冷めたような目を作ってそう尋ね、それを聞いたカノンノはライナスの腕を掴みながら言った。

カノンノ「卓球しよ?カイとっても強いんだよ?」

その微笑みからはどことなく断れなさそうな雰囲気があり、ライナスは思わず少し微笑みを浮かべながら返した。

ライナス「へいへい」

ライナスがそう言うとカノンノはまた嬉しそうな表情を浮かべ、ライナスを引っ張るように歩き出す。それからカノンノはもう片手でカイを捕まえるとさっきまでいた卓球場に歩いていく。
ライナスはなす術なく引っ張られており、もう一度満月を見上げるとふと心の中で呟いた。

ライナス「(まあ、このくらいなら……いいよな……)」
メンテ
Re: 旅館ぶらり旅〜初日〜 ( No.17 )
日時: 2009/07/28 18:04:31
名前: 忠タロウ+その他の皆様

ルイギ「………」

ずるずる…

テンバ「何でわてがあんさんを回収せなあかんのや…。まあ、身元引受人がわてぐらいやからしゃあないけど…」
シェリー「…う〜…

ルイギ「…ははは…、何あの黒光りした生体兵器君…?腹から砲台って、どんだけ…!?まあ、俺やシェリーみたいに身体の一部のみを変換できねえみたいだけどさ…へへへへ…」
テンバ「まあ、ともかくカイはん達のトコにいきまひょか?あちらさんで、卓球やるらしいですわ。」

ギュピーン♪

ルイギ「…ほう、ならばいつぞやの雪辱戦と行くぞ!!シェリー、今度はちゃんと一緒に勝利しような!?」
シェリー「…おー…。」
メンテ
Re: 旅館ぶらり旅〜初日〜 ( No.18 )
日時: 2009/07/28 20:39:51
名前: ミクトラン二世

だが、そんなのんきな平和はまた破られた。

キキィィィィィィッ!!!!ドガシャアアアアアアアアアアアアアアアンッ!!!!!!!

テンバ「おっと!・・・・あ」
ピチュー「必殺変わり身」

ルイギ・ピカ「ひぎゃああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああッ!!!!!!!!!!」

ザッパアアアアアアアアアアアアアンッ!!!!!!!

またもやバスが突っ込んできて、今度はピチューの身代わりで入れ替わったピカとうっかりテンバが足を離して回避したために避けれなかったルイギが跳ね飛ばされて源泉にまた突っ込む。

ジャック「ああッ!!!父さんッ!!!」
シェリー「ああ〜〜・・・・・・・
カービィ「あ、今度はどんな人達が出てくるんだろ?」
キービィ「ぎゃあああああッ!?パパ何時の間に・・・・!?」
カービィ「ついさっき、いやぁ〜源泉とはいえやっぱ温泉は良いよね♪すっかり肩こりが治っちゃった♪」
キービィ「あ、あはははははは・・・・・パパの頑丈さには本当に呆れ通り越して尊敬するわ・・・・
ジャック「・・・・だね
メンテ
Re: 旅館ぶらり旅〜初日〜 ( No.19 )
日時: 2009/07/29 07:22:38
名前: 忠タロウ+その他の皆様

「「あぢゃぢゃぢゃぢゃ〜!!!?」」

凶華「…ほう、あの運転テクニック…狙ってやったな?」
凰火「あなたと同レベルの破壊者なんて何人もいて欲しくないですよ…?」
メンテ
Re: 旅館ぶらり旅〜初日〜 ( No.20 )
日時: 2009/07/29 17:03:06
名前: ていと

ライナス「だからさァ・・・。なんなんですかお前ら。こんなとこでも騒いでちゃ休みの意味ねーんじゃねェのかァ?・・・たく・・・。」

今はカイとカノンノの卓球の観戦中。
あきれ声ばっか上げている気がして、疲れてきたライナスだった。
メンテ
Re: 旅館ぶらり旅〜初日〜 ( No.21 )
日時: 2009/07/29 17:27:18
名前: カイナ

カノンノ「やぁっ!!」

カノンノの打ったスマッシュは卓球台に反射し、待ち構えていたカイのラケットを振り遅らせる。そして玉が壁に当たってカコーンという音がするとカノンノはピョンピョンと飛び上がりながら口を開いた。

カノンノ「やったー!カイ、後でジュースだよ!」
カイ「はいはい……俺が勝った分込みだとこれを差し引いても、もう五本お前が奢る事になってんだが……」

カイはそう呟きながら小さくバウンドしてきたピンポン玉をラケットで擦るようにして打ち上げ、もう一度ラケットで打って自分の左手に持っていく。
するとカノンノはむぅーと頬を膨らませながら言った。

カノンノ「カイが大人気ないんだよ!少しくらい手加減してもいいんじゃない?」

カノンノの言い分はもっともだ。カイは忍者のフットワークを完全に出してどんな玉にも追いつき、的確に打ち返していた。するとカイは呆れたような表情と共に返す。

カイ「そんな勝ち方で喜ぶお前か?」

その言葉にカノンノは少し考えるとふるふると首を横に振る。それからカイがサーブを打とうとすると、突然そこに声が響く。

ルイギ「ちょっと待ったぁ! カイ、俺と勝負しろ!!」
カイ「……へいへい。カノンノ、ちょっと待ってろ」
カノンノ「は〜い」

カイの言葉を聞いたカノンノはルイギの方を恨めしげに見ながらルイギに場所を譲る。それからルイギは意気揚々とその場に立ち、シェリーに「手本を見せるからな〜」と言っていた。

カイ「(とっとと終わらせよう)」

カイは心の中でそう呟き、それから試合が開始する。
ちなみにカイがほぼストレート勝ちし、ルイギはもう土下座の勢いで「参りました」と言っていたのはまた別のお話。
メンテ
Re: 旅館ぶらり旅〜初日〜 ( No.22 )
日時: 2009/07/29 17:32:35
名前: ていと

ライナス「ルイギ・・・弱いね・・・お前・・・」

ルイギ「あんだと?んじゃ、ライナス、今度はてめえだ!!負けたほうが土下座な!」

ライナス「へいへい・・・。手加減、できねえぞ?」

ルイギ「はん!おまえなんて、ストレート勝ちしてやるよ!!」

少しあと、ルイギがストレート負けして、土下座していた。

ライナス「しかし、下手だねェ・・・どうも」
メンテ
Re: 旅館ぶらり旅〜初日〜 ( No.23 )
日時: 2009/07/29 17:36:16
名前: カイナ

シェリー「……ルイギ」

ルイギ「ど、どうした?シェリー」

ふとシェリーがルイギに近づいて口を開き、ルイギがそれに返すとシェリーは首を傾げながら純粋な声で尋ねた。

シェリー「卓球って……土下座するの?」

その言葉がルイギへの止めになったのは、もう言うまでもない。
メンテ
Re: 旅館ぶらり旅〜初日〜 ( No.24 )
日時: 2009/07/29 19:02:20
名前: 忠タロウ+その他の皆様

ルイギ「…しくしくしく…

テンバ「あ〜もう、いい加減元気出しなはれや…。いくら何でもあの人等かて人間の中じゃ最早超人の枠に入りかけとるんやで?実力は申し分ないんも仕方ないこっちゃ。」

現在、ルイギ達は自分等の部屋に移動していた。ベッドの上でうずくまって泣き続けるルイギ。テンバはその部屋の和室スペースで荷物の整理をして未だ落ち込んでいるルイギに慰めの言葉を言う。

ルイギ「…不死身つっても…、さすがにあれだけの醜態晒しちまったら…最早シェリーの親とは言えねえ…

テンバ「…ハアア〜…。ほら、景気づけにそこの冷蔵庫にしまわれとる酒でも飲んどれ。代金の方は心配せんでええ…。ここに来る前に、カジノで稼いだ金がまだぎょうさんあるやないか?」
メンテ

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