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戦葬 -ikusasou- // 06
日時: 2008/04/17 21:57:03
名前: 沖見あさぎ
参照: http://tool-4.net/?mysugarcat




血塗れた戦場を後にし、望月清世が用意したという宿場へと向かう戦葬一行たち。
まるで戦帰りとは思えないほどの溌剌さで日常へと帰還する。

仮初めの平穏が一時的に取り戻され、晴天のもと、清世率いる戦葬に自然と笑顔が浮かんだ。
しかし……戦国乱世、所詮はこれも仮初めにしか過ぎない。


「ふふふ、面白い人たち。……でも、本当に甘い人たち」

「この先には僕の夢がある。誰にも邪魔はさせないよ」

「…皆の者、征くぞ!この戦、既に覇王の手中にあり!」


一行の知らぬところでまた一つ、強大な勢力が今立ち上がらんとしていたのである。

そして―――更なる乱世が、幕を開ける。







(此方が過去にいっても代理で次スレを建てぬようお願い致します++)


メンテ

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Re: 戦葬 -ikusasou- // 06 ( No.28 )
日時: 2008/04/22 01:34:35
名前: 半兵衛(沖見あさぎ)
参照: http://tool-4.net/?mysugarcat

おや、そうだったかい?
(すっとぼけるように頭に手をやって)
僕の記憶違いかな。
隠密所業は貴方の得意分野、じゃなかったかな?

甘い……か。
(穏やかに微笑んで)
甘いだけじゃ威厳を得られない。
だが、厳しいだけじゃ誰もついてこなくなる。
仲間の気持ちを汲むのも、大事なことだよ。
それに、秀吉と共に戦場へ出たいというのは嘘ではないだろう?

ああ。
…これからも、期待している、秀吉。
君の手腕と才能にね。

―――そうだね、秀吉。
此方には優秀な人材がいるんだ。
けれど、……まあ、いいか。

もちろんだよ、秀吉。
寧さまがいれば有利なことも多いからね。
組み入れて考えよう。


清世「はは……いや、な。
   俺は親がいなかったわけじゃあねえが……殆ど記憶がなくてね。
   母の温もりやら、父の説教、ってェもんには全く縁がないんだ。
   (何でもないように平然と笑って)

   おお、ニコ。
   嬉しいこと言ってくれるねえ。
   ……てことでこれからも頼むぜ、『オカーサン』?
   (悪戯ににやりと口角を上げ)」


伊達「No ploblem. 心配いらねぇよ。
   龍が若虎なんかに遅れはとらねェ。
   何時かは、独眼龍が喰らうまでよ。
   だが、まァ……愉しませてもらうとするかな」
メンテ
Re: 戦葬 -ikusasou- // 06 ( No.29 )
日時: 2008/04/22 21:18:37
名前: 光成(深月鈴花

(ちらりと秀吉を見て慌てたように)
気が回らず、申し訳ございません……
ですが、その……私ではなく…
濃姫「(光成の後ろから現れ)あら、邪魔だったかしら……」
メンテ
Re: 戦葬 -ikusasou- // 06 ( No.30 )
日時: 2008/04/22 22:23:08
名前: ねね(凛華

あらやだ、隠密所業なんてしたことないわよ?
(悪戯っぽく笑いながら、目を細めて)
散歩なら、ごくたまぁに?

飴と鞭、ね。
(くすり、と皮肉げに笑って)
それも策略の内、かしら?
乱世が生んだ天才軍師さん。
(す、と真面目な顔になって半兵衛を真っ直ぐに見詰める)
嘘では、ないわ。もちろん。
常に秀吉様の傍にあることがあたしのすべてだもの。
でもそれが逆に、秀吉様の枷になるなら……
そう、あなたが判断するのなら。
あたしだって、聞きわけの悪い子供じゃないもの。

(突然現れた濃姫に目を見開いて)
の、濃姫様っ!?


絢魅「……記憶……」
(見開いていた目を細めて、眉間に皺を刻んでぼそりと)
  「両親との記憶、なんて」
(途中で言葉を無理やり切るようにして、ふるふると頭を横へ振り、無理やり笑顔を取り繕って)
  「ちょっとちょっと清世さんー!
   親がいなかったわけじゃない、ってそりゃぁ当たり前でしょう!
   そこら辺から湧いて出るわけじゃないんですからー。

   あぁ! 清世さんまでっ!
   だから、なぁんで俺がオカーサンなんですかっ」


片倉「そう信じておりますぞ。
   愉……っ」
(再び僅かに顔を引きつらせて、溜息をつき)
  「……貴方は結局、そこに戻るのですね」
メンテ
Re: 戦葬 -ikusasou- // 06 ( No.31 )
日時: 2008/04/22 23:33:12
名前:

鶴「、、、この時代、つかここにいる人達って、やっぱそういう境遇の奴多いんですかね。
  俺も物心つく前から親戚たらい回しだったし。本名呼ばれた記憶も一切ないし。
  だから親なんていないモンだって考えてるんすよ、俺。
  親なんていなくても、俺には止まり木さえありゃあそれでいい(淡々と言い放ち

  ん、びっくりさせた?ごめんごめん。
  いやー、なんかお母さんっぽくて(何が」
メンテ
Re: 戦葬 -ikusasou- // 06 ( No.32 )
日時: 2008/04/24 17:38:03
名前: 一夜◆KFb2oRyLnqg
参照: http://loverblog.blog46.fc2.com/

華凛「親なんていなくても良いっていう考え、寂しくなぁい?(首を傾げ
   寂しいってのは、あたしの考えだからニコの考えは違うと思うけどさ。
   でもさ、一回でも会って見たいって思ったことないの?

   お母さん、お母さん……。(絢魅をじっと見る
   あぁ、確かにお母さんっぽいかもっ!絢は戦葬のお母さんだっ!
   うんっ、これ決定ね?」
メンテ
Re: 戦葬 -ikusasou- // 06 ( No.33 )
日時: 2008/04/24 22:30:00
名前:

鶴「お凛の両親みたく優しい人なら会いたいよ。
  会って、名前を呼んで、骨が砕けるほど強く抱きしめて欲しい。
  、、、でも、俺は俺の両親が優しい人だとは思わない。思えないんだ。

  優しい人の子供をさ、面倒だって身内で押し付けあったりしないだろ?(努めて取り乱さないよう、明るく言い

  ガキっぽいって思うかもだけどさ、俺はそんな事実抱えるくらいなら、最初っから無いことにしちまいてーんだ」
メンテ
Re: 戦葬 -ikusasou- // 06 ( No.34 )
日時: 2008/04/25 21:50:53
名前: 秀吉(栞
参照: http://www.geocities.jp/akatukiquartet

…寧。
(ふ、と珍しく綻ぶ様に笑って)
…俺は幸せ者だな。

安心しろ、半兵衛。
お前の期待を裏切る気は毛頭無い。
最後まで、覇王の名に恥じぬ手腕を見せてやろう。

――――優秀な、人材…か。
(何か言いかけて、濃姫に気付くとそちらに向き直り)
…これはこれは、濃姫様。
先の戦、信長様のお側で果敢に戦われたそうで。
感服するばかりでございます。

いや…気にするな、特に疲れてもいない。
ご苦労であった、三成。
いつもの茶でも、皆に振舞ってやってくれ。
メンテ
Re: 戦葬 -ikusasou- // 06 ( No.35 )
日時: 2008/04/25 22:28:19
名前: 濃姫(深月鈴花

お寧、と言ったかしら。驚かせてしまったわね。

お世辞はいらなくてよ。
……覇王に礼を、と思って来たの。

光成「(安心したように笑っていれてきた茶を取り出し←)もったいなきお言葉です。」
メンテ
Re: 戦葬 -ikusasou- // 06 ( No.36 )
日時: 2008/04/25 22:46:29
名前: 絢魅(凛華

んー……
(考え込むように首を捻って)
あのーさ?
俺も含めてだけど、鶴も凛も、もとから境遇、ってもんが違うだろ?
だったら、親についての観念だって違って当然ってもんだろ。
それは体に染みついたもんでもあるから、さ。
今更塗り替えることも別のに染まることもできないんじゃねーの。
言い合ってたって、答えはすれ違うばっかだと思うぜ。

おいこら凛!
そんなに母親っぽいかー? 俺。


ねね「そんのこと」
(花のように微笑んで)
  「秀吉様が幸せなら、ねねも幸せにございます。

(濃姫の言葉に背筋をぴんと伸ばして)
   い、いえっ、そのような……!
   ……濃姫様ともあろうお方が、よもやおひとりで……?」
メンテ
Re: 戦葬 -ikusasou- // 06 ( No.37 )
日時: 2008/04/25 23:05:34
名前: 濃姫(深月鈴花

(クスクスと笑って)
そんなにかしこまらないで。私は礼を言いに来たのだから。
……ええ、途中までは。
これは私事。皆、戦で疲れているだろうから。
メンテ

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