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会話式リレー小説『ELESIS』過去小話。
日時: 2007/09/07 20:39:26
名前: 雨雲太陽
参照: http://yaplog.jp/soukuu-amagumo


 会話式リレー小説『ELESIS』ご参加、誠に有難う御座います。

 さて、此処では『ELESIS』の登場人物達のちょっとした過去を小話として投稿するスレッドです。

 参加資格は、『ELESIS』に参加している方のみとさせて頂きます。

 では。

 質問等などありましたらどうぞ。
メンテ

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Re: 会話式リレー小説『ELESIS』過去小話。 ( No.71 )
日時: 2007/10/13 20:07:34
名前:

僕はリークについていった
帰り道と言えるのかは分からない道を通る
この道が、新しい生活へと繋がる道だとは言えるだろう

上手くやっていけるだろうか・・・
門前払いをくらったりはしないだろうか・・・



一抹の不安を拭うように、雨が次第にやんできた


空にはありきたりなほど、綺麗な虹


僕を励まし、これからの生活が希望を含んでいる事を
教えてくれているような気がしてきた

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
ごめんなさい、勝手に雨を止ませちゃいました!
メンテ
Re: 会話式リレー小説『ELESIS』過去小話。 ( No.72 )
日時: 2007/10/13 20:14:10
名前: 雨雲太陽
参照: http://yaplog.jp/soukuu-amagumo



 視界に飛び込んできたのは、見慣れた赤い色彩。

 「リーク!」

 気がついたら、足が勝手に走り始めていた。

 傘はもういらない。

 空を放り出して俺は、彼の頭を羽交い締めにしていた


 (見つけた。心配してたんだ。だから)

  か、過保護……!



 突然視界が暗くなった。

 それと同時に、凄く苦しい。

 とりあえず、ウィの手は握ったままだ。

 「むぐー!」

 唸っても、影が消えない。

 何?一体何なのだろう。

 この人肌の体温をもつ物体は!

 縋るように、ウィの手を強く握り締めた。



 パニックリーク君。
 シャインさん……それじゃあただの変質者だよ……;

 いえ!そろそろ止んでくれたほうがいいなぁと思ってたので!
メンテ
Re: 会話式リレー小説『ELESIS』過去小話。 ( No.73 )
日時: 2007/10/14 03:39:30
名前:

イキナリの変化にとまどう
・・・この人、誰?!?!?

頭には?マーク一杯だけれど、とりあえずリークが苦しんでるし
変な人っていうのは確かだから・・・リークを助けなきゃ!!

片手が握られてるので、もう片方の手で知らない人の胴体を叩く
何が何やら分からないまま、ぽかすかと叩いてみる

「リーク、大丈夫?」

本当に変な人だったら、これからリークはどうなるんだろう?


・・・リークが連れて行かれちゃう!!
先ほどよりも手に力を入れるが、相手は痛そうな素振りも見せない
焦って、焦って、すこし泣きそうになった
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
単細胞のウィ ウィもリーク以上に動揺してます



あぁ・・・ 来てしまった

手紙には私の兄という人の写真・名前諸々が書かれた資料と、ここの住所が同封されていた

自分に兄弟がいたなんて、思ってもみなかった・・・
異父・・・という事は、お母さんは同じという事だ
私に声などかけれるのだろうか?
自分のお母さん・・・彼のお母さんを殺した私に

呼吸が荒くなる
拒絶されるかもしれない
そうしたら私には存在していい場所などなくなってしまうだろう
どうしよう、どうしよう・・・

目をつぶると、無限の闇
この先にあるものは・・・・・・何?

深く深呼吸をして、私は扉を開いた

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
1年前のお話
次はウィ×奏になる予定
メンテ
Re: 会話式リレー小説『ELESIS』過去小話。 ( No.74 )
日時: 2007/10/14 07:27:19
名前: 春歌

私の生活もだいぶ落ち着いてきたある日
私はソレを見つけた

「エリス??・・・・・」

一枚の薄っぺらい広告、そこに書かれたエリスの文字
エレシスの事を滅する為の組織

私は少し考えた後必要な荷物を鞄に詰めはじめた
ココに行けばあの子の情報が手に入るかもしれない
もし無理でも居場所が分かるかもしれない

もしかしたら無駄足になるかもしれない
でも、、、

「迷ってる暇は無いわよ、、ね;;」

少し笑って残りの荷物を鞄に詰める
私はガラにも無く修学旅行生のような感覚で荷物をまとめていた
メンテ
Re: 会話式リレー小説『ELESIS』過去小話。 ( No.75 )
日時: 2007/10/14 08:13:21
名前: 雨雲太陽
参照: http://yaplog.jp/soukuu-amagumo



 ただ心配で、見つけたときはリークのことで頭が一杯だった。

 胴に違和感を感じる。

 「リーク、やっと見つけた!」

 まだ子供の髪は柔らかくて。

 その頭を…――――

 頭?落ち着けシャイン・カースト。今お前の腕には何がある?
 
 ―――…リークの頭

 よし。じゃあ、今リークはどんな状況だ?

 ―――…俺の服に顔が密着……このままじゃ窒息する!

 そう思うが早いが、俺はリークを解放した。

 「ぶわ!……あれ?しゃいんにぃ?」

 素っ頓狂なリークの声と瞳が、自分に突き刺さる。

 「わ、悪かった。リーク……」

 自分より低い赤を見つめていると、見慣れない黒が見えた。

 そっちの方を見やる。

 子供だ。

 ―――……男だろう。女のような顔をしているが。

 「あ、あのね、この子ウィっていうんだ!」

 よく見れば、リークの手と彼の手がつながっている。

 嗚呼。友達なのか

 「でね、きょうからウィといっしょにすむんだよ!」

 満面の笑みで言われた。

 住む?

 ―――…同棲!?

 「は?」

 今度は俺が、素っ頓狂な声を上げる番だった。



 (発見。そして同棲疑惑)

 シャインさん、テンパリすぎですよ;
 
 ウィが男だと気づいたのは、自分もそういう類だから(笑)

 そしてリーク。君、そんな言い方だったら誰だってそう思うと思う。
メンテ
Re: 会話式リレー小説『ELESIS』過去小話。 ( No.76 )
日時: 2007/10/14 10:53:50
名前:

ん?しゃいんにぃ・・・?
って事はリークのお兄ちゃん?

攻撃していた手を止める
お姉ちゃんみたいな顔だけど、僕と同じ感じなのかな・・・?

じゃぁ、じゃぁ、礼儀正しくしなくちゃ!
「よろしくお願いします、お兄さん」
ペコリと頭を下げる

リークのお兄ちゃんを叩いてしまった
あぁ、第一印象は最悪だろうな・・・

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
「よろしくお願いします、お兄さん」の続きが
「僕らを認めてください」だったりして(笑)



言われるがままに検査を受ける
流石、政府の機関だ・・・
手順に沿って、きちんとしている

どうやら、私は大丈夫だったらしい
入室を許可される

ウィ・フルムウェイ・・・兄さんとの面会
何を話そう?
私の今の境遇について? それとも世間話?
それとも・・・・・・・お母さんについて・・・?

心臓が弾む
どうしよう、どうしよう 
緊張のせいか、手は汗ばんでいて少し気分が悪い

ガチャ、と扉の開く音がする
下を向いていた私は思わず音のするほうへと顔を上げた

綺麗な顔立ちのお姉さん・・・いやお兄さんが立っていた
私が誰で、彼とどんな関係なのか知らないんだろう
少し困った顔で私に微笑む

「えっと・・・・?」

促すような目で私を見ながら向いの席に座る
言わなくちゃ・・・

追い出されても、拒絶されても、否定されても・・・
何があっても、彼のお母さんの事だけは伝えなければならない

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
奏とウィが初めて会った場所
奏が誰か分からないウィ
メンテ
Re: 会話式リレー小説『ELESIS』過去小話。 ( No.77 )
日時: 2007/10/14 12:03:34
名前: 春歌

さて、、どうしようか?
いざエリス本部に来たのは良いけどどうやって入れば・・・
電話位しとけばよかったかな?と少し後悔した

「うむ・・・・」

腕を組みながら一人悩んでいると

「どうしたの???」
「ぇ??」

突然後ろから声をかけられた
赤い髪の少女に・・・・・・・

「貴方、、どうしたの??」
「ぇ、、あの・・ココに入ろうと・・・」

なんで子供がここにいるんだ??
そんな疑問を抱きながらココに来た目的をその子に話した
すると・・・・・・

「え??お姉ちゃんここに入るの?
 じゃぁちょっと待って!今ドアを開けるからね!!」

にぱっと笑いやすやすとエリスのドアを開けた

「ちょ!!まって?
 なんで貴方がココの鍵を持ってるの?」

きょとんと自分を見つめ返してから

「だって、私ココの戦闘員になるんだもん」

自分より幼いこの少女が??
ありえない?!

「どうしたの??」

心配そうに除いてくる瞳に
すこしだけ悲しみと、不安と苦しみの色が見えた
あぁ、、、この子も自分と同じなのか
そう思うとなんだか納得できた

「なんでもないよ・・・案内して?」

少し微笑んで言うとその子も微笑んで
「こっちに来て!」と先頭を歩き出した

これからココで生活するんだから
あの子とも仲良くしなちゃね!
そんなことを一人考えて
赤い髪の女の子の後についていった

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
クォーツ編終了!!
次は誰に使用かな???
メンテ
Re: 会話式リレー小説『ELESIS』過去小話。 ( No.78 )
日時: 2007/10/14 20:34:28
名前: 飛亜

誰からも愛されることは無かった。


幽鬼んとこは別だけど。


「どうして貴方が生まれたの!?」          「消えろ」


「死んじゃえ!」        「二度と姿を現すな!!」


「ああ どうしてこの子が生まれてしまったの!?呪われた子供なんて欲しくなかった!!!」



家族はみーんな俺を置いて出て行った

今日から俺 独りです。

誰もいないんです

だけど

あの人は…俺を救ってくれた救世主(メシア)は

違った。俺は呪われた子供なのに

「あなたは今日から私の家族よ」


玖龍過去話。
メンテ
Re: 会話式リレー小説『ELESIS』過去小話。 ( No.79 )
日時: 2007/10/15 15:36:33
名前:

 その時ボクは、司令室のモニターに目を奪われていた。


軍人顔負けの戦闘力を誇る男達に混ざって、女子供も猛獣相手に戦っている。

“平穏”という枠組みから外れた者達―――エリスの戦闘員達は、世界中に希望と悲劇を生んだ薬物『エレシス』の後始末をしていた。


今まで『後始末中』の光景を目にする事はもちろん、司令室に足を運ぶ事も滅多に無かった。が、今日はたまたま提出しなければならない書類があり、たまたまこのタイミングで司令室を訪れた。なんとも奇遇なものである。

 そして、その偶然は運命の出会いを呼んだ

モニターの上部にちらつく影。それこそが、ボクの目を奪ったもの。


 人だった。


常人にはまず考えられない跳躍力。素早い弾の補充によって可能となるピストルの連射。

空を舞うように跳んでは撃ち、跳んでは撃つ戦略。



4年ほど前、エレシスの人体実験のファイルをごく一部だけ見たことがある。
そのファイルに走り書きされていた『特徴』に、『驚異的跳躍力』が会った事を瞬時に思い出した。


 そうか。“彼”だったのか。

未だ跳び続けている黒髪の“少年”に、モニターごしで微笑みかけた。
否、微笑むつもりでは無かったのだが、こみ上げてくる笑いを抑える事が出来ない。

 調べたい。どんな手を使ってでも。

歓声が聞こえる。どうやら仕事が終わったようだ。
ボクは静かに司令室を後にした。もうすぐ“彼”が帰ってくる。


 調べよう

再び、笑いが口の端を上げた。



(どんな手を使ってでも、ね)





 * * *

変態ミュラルドとエルの出会い。運命とか言っちゃってるおバカさんです、彼は(ぁ
直に(?)エル視点も書こうかなと思っていたり。
メンテ
Re: 会話式リレー小説『ELESIS』過去小話。 ( No.80 )
日時: 2007/10/15 23:10:29
名前:

 最初に異変を感じたのは、3匹目の巨大ハムスターの脳天を撃ち貫いた時。

親指でコッキング。
右足でリズムをとりながら最高のタイミングを計り
勢い良く地を蹴る。あとは気流に沿って身体を反らせるだけ。

いつも通りの攻撃(パフォーマンス)だ。何も変わらない。

、、、ただ、“視線を感じる事”を除けば。



まだ確実じゃない。第一、こんな事で集中力を欠くわけにはいかない。
極力無視しよう、戦いの事だけを考えようと、ファニングで群がるネズミ共を一掃した。






結局任務が終わるまで、不快な視線は止まなかった。
イライラと汗に濡れた頭をタオルでかく。

 まるで 曲芸(サーカス)の見世物のよう

自室に戻って気分を落ち着かせようと、廊下に出た。



 「やあ。探したよ」


響く聞きなれない声。
向こうからゆっくり、しかし確実にこちらへやってくる『白い男』。

「、、誰、だ、、、?」

「ああ、ボクはミュラルド。ミュラルド=セレネ」


簡単な自己紹介が終わった時には、もうそいつは私の目の前にいた。
でかい。スウェイル並に。

「一体私に何の、、」

「ボクには、キミが必要なんだ」


瞬間、がしっと両手をつかまれた。

驚く私に間髪を入れず降りかかる言葉。






 「ボクの研究材料になってくれないかい?」



(その後、おもいっきり殴ってやった)


* * *

エル視点。
初対面でコレです。彼なりのプロポーズ(違
でもミュラーは本気(とかいてマジとよむ)でエレシスと結婚しかねないマッドサイエンティストなので。

初めのうちはボコボコに出来る余裕があったエルですが、日に日に増す強引なアプローチ(?)に
「あ、こいつマジだ」
と危機感を感じはじめ今に至る状況。


連カキすみませ、、!!
メンテ

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