Re: 世界を彩る物語。 #2 ( No.39 ) |
- 日時: 2007/05/24 20:37:19
- 名前: 春歌
- 天地創造詩ー最終詩天雨
ムカシ、昔、、ずぅっとむかしのお話で 神様は人を創り、、、罪と罰をお与えに為りました その次に神様は、、幸せの尊さと、人間に与えた罰と罪の重さを思い知らせました 今回は、、、、何をするのでしょう
神様は、、地上にパンを降らせました、、、 人々は、、なぜ肉ではないのかといいました、、 神様は、、地上に肉を降らせました、、、 人々は、、なぜパンではないのかといいました、、 その後神様はこういいました 「皆の降らせてほしい物が1つに決まるまで暫くは水を降らせる」 さぁて人間はおおあわて、、、 そして、、、その後もパンや、肉が降ることは在りませんでした
それから何百年、、、どこからか来た旅人が飢えて死にそうに為っていました、、、 神様は、その者を死なせるのは惜しいと思いました なぜなら、その旅人は神を信仰し、その教えを忠実に守っているものなのですから
神様は、、パンを降らせました、、、 旅人は、、何だか不満そうにしていました 神様は、、肉を降らせました 旅人は、、またもや不服そうにしていました、、 神様は、、雨を降らせました、、 そうすると旅人はこういいました 「おぉ、、神よ思わぬ奇跡に感謝します」
神は旅人の背中を見送りました そうです、、神様は無口でいいんです 自分が生み出したものをただ、、ひっそりと見守るだけで、、 その後神は吐息を風にし 人々に涙を乾かし 疲れを癒したり 時には試練として 世界の大気を動かし この世を見守り続けているそうです
それは現在(イマ)につながる物語
天地創造詩ー最終詩天雨 テンチソウゾウシーサイシュウシテンウ
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Re: 世界を彩る物語。 #2 ( No.40 ) |
- 日時: 2007/05/24 20:45:54
- 名前: 春歌
- 感想〜〜
「人魚姫」 アンデルセン童話の人魚姫!! その様子が短い詩の中にちゃんと納まっていて よかったと思います 凄く切なくて、、でも消えるその日まで 貴方のことを知りたいと思っている 人魚姫の気持ちが伝わってきます
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Re: 世界を彩る物語。 #2 ( No.41 ) |
- 日時: 2007/05/24 22:07:03
- 名前: 春歌
- どなたかいらっしゃいます?
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Re: 世界を彩る物語。 #2 ( No.42 ) |
- 日時: 2007/05/24 22:14:16
- 名前: 遙
- 感想!
*人魚姫* 原作に忠実な内容に驚きました。 詩の一小節づつが、消えかけていた童話を思い出させてくれるようです。 それでも最後は泡となり、消えてしまう運命の人魚姫。 切ない最期をあえて語らないのであろう技法に感心しました。
*天地創造詩ー最終詩天雨* パンを降らせど肉を降らせど、人は不服な顔をする。 やはり人は、無いものねだりで出来ているのでしょうか。 その中で雨に感謝した旅人の切り返しに、思わず感嘆の声を漏らしてしまいました。 また、全てを見守る大いなる神の存在に、『吐息』を用いている所も魅力的です。
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Re: 世界を彩る物語。 #2 ( No.43 ) |
- 日時: 2007/05/25 15:41:27
- 名前: Gard
- 参照: http://watari.kitunebi.com/
- えー、あー…………。
「アンデルセン童話の人魚姫」やら「原作に忠実」やら言われておりますが。 …………すんませんーっ!(土下座) 原作に忠実でもアンデルセン童話の人魚姫でもないんですっ! と、言うわけで、説明行ってみよー。
「私」は平凡な一般人。 ある日友達に誘われ、とある歌手のコンサートへと向かう。 五月蠅い歓声の中、それでも聞こえてくる歌手=「あなた」の歌声と、交わったように感じた視線。 それに「私」は恋をしてしまった。 ファンクラブに入って追っかけする勇気もなく、最初はただ情報を集め、CDを全て買う等の事しかできなかった。 だが、それにもやがて限界が訪れる。 「あなた」にもっと近付きたいと思った「私」は、友達に相談を持ちかける。 そうして友達=「魔女」は彼女に助言した。 「歌手になれば、同じ世界で生きられるわよ」と。 「魔女」の知り合いに頼みオーディションを受け、芸能界に入り憧れの「あなた」と同じ世界で生きていくことが出来るようになる。 けれど、芸能界でなんとか「あなた」と仲良くなれたところに「あなた」の熱愛報道が。 それが本当なのかどうか知る術もなく、ただ想いを募らせていく「私」。 一時期沈んだが、たとえ「あなた」に恋人がいても「私」が「あなた」を好きなのには変わりない。 そう思い、「私」は精一杯「あなた」と同じ世界で生きていく。
なんて言う裏設定だったりして。
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Re: 世界を彩る物語。 #2 ( No.44 ) |
- 日時: 2007/05/25 20:26:59
- 名前: 遙
- なるほど!
そんな設定だったのですね!!
勝手な感想を上げてすみませんでした、、、。
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Re: 世界を彩る物語。 #2 ( No.45 ) |
- 日時: 2007/05/25 22:09:45
- 名前: 黒瀬
- 参照: http://id29.fm-p.jp/8/ginduki/
- ●残夢
紫に空が瞬けば 今日も白い朝が世界を覆う 絡み合う縁、交錯の街 交差点の先で今日も蝶を追う
紫の煙、静かにくゆれば 今日も黒い夜が世界を包む 潰された星、混沌の街 街灯の下で今夜も夢を視る
雨の夜、夏の夢、獣の眼、闇の花 愛しささえも執念に変え この街の先に硝子の未来を夢見る 独り佇む獅子の牙 剥くは他でもない、この 堕落した世界
眠れる獅子は目覚め 見果てぬ夢を追う 眠れぬ街は永久に 未来なき明日を追う
------ わかるひとはわかる、ある漫画の某鬼兵隊総督さんイメージです(!)
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Re: 世界を彩る物語。 #2 ( No.46 ) |
- 日時: 2007/05/25 23:22:47
- 名前: Gard
- 参照: http://watari.kitunebi.com/
- いや、いいんですよ。
普通詩のタイトルに目が行きますし! 仕方ないッス。 人魚姫っぽくないのは「嵐のような歓声」部分しかないですし。
ああ、また感想が溜まっていく……(なら書けや)
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Re: 世界を彩る物語。 #2 ( No.47 ) |
- 日時: 2007/05/25 23:25:36
- 名前: 栞
- 参照: http://www.geocities.jp/akatukiquartet
- 感想が言葉に出来ないほど素晴らしい・・・!
書こうと思うけどありきたりな言葉でしか表現できないのよ・・・・!
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Re: 世界を彩る物語。 #2 ( No.48 ) |
- 日時: 2007/05/25 23:36:20
- 名前: Gard
- 参照: http://watari.kitunebi.com/
- 「天地創造詩ー最終詩天雨」
遂に天地創造詩完結ですか。 最後は雨と神様と旅人の話ですね。 神様は人間の我が儘勝手に呆れて雨にしたんですねぇ。 …………せめて飴ならいいのに(ぉ) 旅人が雨を素直に喜べる人でなんだかホッとしました。
「残夢」 うひゃー、あの人イメージですか(解って言ってるの? それ) なんだか格好いい詩です! クールですハードボイルドです! ……頭悪そうな感想ですいません。
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