トップページ > 過去ログ > 記事閲覧
†私達が彩る世界†〜桜と薔薇の迷宮〜
日時: 2008/04/16 18:47:34
名前: 神凪由華
参照: http://mbbs.tv/u/read.php?id=illustsuki&tid=63

迷い込んだのは、とある洋館だった。
いかにも、明治時代って感じのその屋敷は、どこか不思議な感じを漂わせていた。
でも、そこに魅せられて。私達は門をくぐった。

外からも、少し見える、大きな桜の木、そして幹に巻き付く薔薇の花。
・・・・・?
今は、冬。桜や薔薇が、咲くはずない。
中庭にある散らない花達。それは、圧倒的な威圧感。世界が切り取られて、別の世界になったよう、な。
だけど、違和感がした。そこは、未完成の世界。
何かが足りない世界。
ふと、桜の木の下には少年と少女が立ち、少女は可憐な唄を唄い、少年は木下に穴を掘っていた。彼らと目が合った瞬間。
私達はは、不思議な感覚に襲われ、屋敷から出れなくなっていた。
残されたのは、不思議な言葉と、1つピースの足りないパズル。
『散らない華、桜の木と被う薔薇の下には、死体が埋まる。この謎、解けし時、救済の光舞い降りる。』
それは、詩のような、話。

(宝 愛(たから あい)日記1文)
・・・日記はここで途切れた。これは、ある人物の日記。行方不明の人物の・・・日記。

15年前、薔薇館・・・通商『幽霊屋敷』で宝 愛を含む少年少女達のグループが、ここで行方不明となった。(芥河新聞抜粋)
それ以来、ここは立ち入り禁止となっていたが、とある嵐で、少年少女達が雨宿りに、まるで吸い寄せられるように館に立ち寄った。


そう・・・物語はここから始まる・・・。

Page: 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 |

Re: 私達が彩る世界 ( No.11 )
日時: 2008/04/18 22:29:22
名前:

沖田「・・・・・」
Re: 私達が彩る世界 ( No.12 )
日時: 2008/04/18 22:31:15
名前:

剛「お前・・・誰だ?」
Re: 私達が彩る世界 ( No.13 )
日時: 2008/04/18 22:31:34
名前:

沖田「・・・・・・・」

打つのがめんどくさ人
Re: 私達が彩る世界 ( No.14 )
日時: 2008/04/18 22:33:48
名前:

剛「・・・・・」

打てよ
Re: 私達が彩る世界 ( No.15 )
日時: 2008/04/18 22:34:40
名前:

ヤダよ
Re: 私達が彩る世界 ( No.16 )
日時: 2008/04/18 22:36:43
名前:

とにかくリレ小の方が優先。

剛「お前何でこんなところに居るんだ?」
Re: 私達が彩る世界 ( No.17 )
日時: 2008/04/18 22:37:35
名前:

って言われてもてめぇが屋敷の中にいる設定ってことなんだからさ・・・

沖田「・・・・来客」
Re: 私達が彩る世界 ( No.18 )
日時: 2008/04/18 22:40:04
名前:

剛「こんな不気味な噂がある屋敷にか?」
Re: 私達が彩る世界 ( No.19 )
日時: 2008/04/18 22:43:15
名前:

沖田「まぁな」
Re: 私達が彩る世界 ( No.20 )
日時: 2008/04/19 00:41:13
名前: 翠嵐
参照: http://ranga.blog.drecom.jp/

紗琥霞「ッ…テェな…」

気がつけば古びた部屋の中に居た。
ここに来る前は、確か雨の中でチームのシマ争いをしていたはずだ。
だから、全身ずぶ濡れなのは理解できる。
だが、理解できないのは体がどこも痛まない事。
殴り殴られ、切られ切りつけ、蹴り蹴られたのだ。血も流した。
顔や身体に痣や傷ができていないとおかしい。
それらが綺麗さっぱり消え去っている。

「…まぁいいか。」

考えてもわからないのだから、ムリに理解しようとはしない。
今優先すべきは現状確認だ。
ここがどこなのか。自分はどこにいるのか。
それらを理解しない事にはヘタに動けない。
紗琥霞は立ち上がり、辺りを見回した。

Page: 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 |