トップページ > 過去ログ > 記事閲覧
戦葬 -ikusasou- // 04
日時: 2008/04/01 22:46:06
名前: 沖見あさぎ
参照: http://tool-4.net/?mysugarcat




朝日の蒼白い光が冴え渡り、雨も少し緩んできた頃。
その穏やかな天を劈くようにして、悲鳴と銃声が響き渡った。


「フン、これしきのこと、赤子の首を捻るより容易いわ。―――貴様が、今川義元ぞ?」


誰もが予想しえなかった手段に打って出た織田信長は、遂に今川義元が座する本陣へと足を踏み入れたのであった。
総てを破壊せんと、その力を振るいながら。
しかしその戦を止めようと割って入ったのは、


「…その戦、止めさせてもらおうか。」


戦を葬る宿命を負った『戦葬』。
その望月らは、今川を救うべく織田に抗戦を仕掛けた。


「此処はどうか退いて貰えやせんか、ね」

「笑止!! 先に戦を仕掛けてきたのは今川ぞ!」


そして望月軍筆頭である望月清世と織田信長は対峙することになる。
が、しかし。


「やはり愚民よ。」

「―――――…!! しまった!」


信長は一瞬の隙をついて銃弾を放つ。
それは間違いなく、的確に―――…今川の腹を、貫いた。


「フハハハハハハッ! ………今川義元、討ちとったり!!」


魔王の勝鬨が、朝靄の中に絶望的な存在感を持って響き渡った………。







(此方が過去にいっても代理で次スレを建てぬようお願い致します++)

Page: 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 |

Re: 戦葬 -ikusasou- // 04 ( No.52 )
日時: 2008/04/03 22:10:55
名前: 絢魅(凛華

俺ってば素直な純粋っこだからねー♪
でしょー?(可笑しそうに笑って)

甘い……か。
(少し痛みを含んだように笑って、すぐに普通の笑顔を浮かべ)
甘いとか、俺には関係ないからさ。
俺にはそんな御大層な思想も何もありゃしないし。
ただ、清世さんがそう言うから、さ。
叶えてやりたいんだ、あの人の夢。
Re: 戦葬 -ikusasou- // 04 ( No.53 )
日時: 2008/04/03 22:23:11
名前: 濃姫(深月鈴花

………そうですか。
(諦めたように肩をすくめ)

私も、信長様の夢を叶えてさしあげたいのです。
大した働きはできないかもしれませんが、あの人の支えでありたいと思う……
だから、近い未来きっと次はやって来ます。
Re: 戦葬 -ikusasou- // 04 ( No.54 )
日時: 2008/04/03 22:38:19
名前: 絢魅(凛華

おーともさ。
(満面の笑みで)

お互いに、あれだね。
大好きな人にずっと走っててほしいだけなんだよなぁ。
どんなに難しい夢でも、ね。
ま、次、の時もよろしく!
Re: 戦葬 -ikusasou- // 04 ( No.55 )
日時: 2008/04/03 23:00:36
名前: 清世(沖見あさぎ)
参照: http://tool-4.net/?mysugarcat

信長「(一度も振り返ることなく歩み、軍馬に跨れば桶狭間を後にして)」

……あぁ。
(はっとしたように絢魅を見て、微笑し)
絢魅も。
よく働いてくれた……ありがとうな。

(運ばれる今川義元を見て苦い表情になり)
―――俺が、もっと強ければ。
この人達を護れたんだろうな。
……力が、足りなかった…!
(悔しそうに吐き捨てて拳をぎゅっと握り)

佐助「(去っていく織田軍を見て)
   さてさて、俺様も帰りますか。
   今川義元の生死は後々確認しに行くとして……
   旦那と十蔵を追っかけないとね、っとー。
   (言いつつバッと跳躍して幸村たちの後を追い)」
Re: 戦葬 -ikusasou- // 04 ( No.56 )
日時: 2008/04/03 23:04:48
名前: 霞(桜
参照: http://mist26.jugem.jp/

(清世を見上げ)
自分だけを責めないで下さい…!
僕も……もっと、強くならなければ…。
『…守る力が、欲しい』
Re: 戦葬 -ikusasou- // 04 ( No.57 )
日時: 2008/04/03 23:05:08
名前: 濃姫(深月鈴花

……ええ。
(軍馬に跨り軽く一礼し)

縁「清世様……足りなかったのは全員一緒ですよ。(苦しそうに笑み)」
Re: 戦葬 -ikusasou- // 04 ( No.58 )
日時: 2008/04/03 23:07:04
名前: 架一(玲)

そうですよ皆の言うとおりですっ。
望月さんの所為じゃない。
オレなんか、何もしてないし……。
Re: 戦葬 -ikusasou- // 04 ( No.59 )
日時: 2008/04/03 23:11:52
名前: 絢魅(凛華

(清世の言葉にぱっとほほを染めて)
い、いえ、そんな!
俺は、当然のことをしたまでで……っ!

……清世さん……。
(苦しそうに眼を細めて、まっすぐに清世を見て)
俺たちの手は……人の両手は、沢山の命を、すべて包み込めるほど、大きくはない、です。
だから、悔いないでください。
あんたは、あんたの夢を見つめて前を見ていて下さい。
そうしたら今日は一人しか救えなくても、明日には二人救えるようになってるかもしれない。
明後日には、三人救えるようになってるかもしれない。
少しずつでも、前進はできる、と思うんです。
俺も、そのためにいくらでも強くなるつもりです。
……すみません、なんか、勝手なこと言ってしまって……。
Re: 戦葬 -ikusasou- // 04 ( No.60 )
日時: 2008/04/03 23:16:46
名前:

鶴「そうですよ、、望月サン。
  怪我させたけど、今川は生きてる。
  本来アンタが動かなけりゃ亡くしてた命を、救っただけよしとしませんかね?(勤めて明るい声で
  なんて、俺が偉そうに言える立場でもないんですが」

岩城「戻ってきて)今川は、、、生きてる、な。」

鶴「岩城サンが遊んでる間に、俺等がなんとかしましたー。」

岩城「誰が遊んでただコラ。」
Re: 戦葬 -ikusasou- // 04 ( No.61 )
日時: 2008/04/03 23:21:03
名前: 縁(深月鈴花

(絢魅の様子を見て笑みをこぼし)
あや、お前たまに可愛いよな。(笑)

あやの言う通り、ですよ。
清世様が両手でかかえきれなくならないように俺らがいるんっすから。
一人で背負おうなんてしないでください。

Page: 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 |