Re: ЖイブレストЖ -eighteenth- ( No.21 ) |
- 日時: 2007/12/27 00:24:58
- 名前: 来紗(Gard)
- 参照: http://watari.kitunebi.com/
- (英語に戻して)
…………待ってる? オレを? 馬鹿なコトした、オレを? ……氷なんて、冷たい場所で? (ぎゅ、と唇を噛み締めて俯く)
アイオス「そうなのか?」
アレッタ「あー、ぐっすりだねー。疲れは取れたー?」
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Re: ЖイブレストЖ -eighteenth- ( No.22 ) |
- 日時: 2007/12/27 00:37:35
- 名前: リーシェン(栞
- 参照: http://www.geocities.jp/akatukiquartet
- (英語で)
…………………ああ、待ってるよ。 あいつは…!あいつは、父親が、お前が支えだったんだよ! お前の、お前の記憶を無くして………無事でいたと、思うか…? 俺は直ぐにあの世界を出たから、記憶に支障は無かったけど…。 あいつは…お前がいない世界で数年、生き続けてたんだ…。 お前を責めるのも、見当違いだって解ってるけどさ。
…………………ああ、そうだな。 血の繋がりは無いが………………。 異世界を渡り歩ける者を、一括りにして「紫紅」と呼ぶんだ。
常盤「うん、取れたー。久し振りに寝たからなぁ」
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Re: ЖイブレストЖ -eighteenth- ( No.23 ) |
- 日時: 2007/12/27 00:42:27
- 名前: 来紗(Gard)
- 参照: http://watari.kitunebi.com/
- (引き続き英語で)
……解ってる。 オレは、凄く酷いことをした。 自分のためだけに、ミユラを置いていった。 …………怖かった、ただそれだけの理由で。 見当違いなんかじゃない。 オレは、責められるべきだ。 断罪されなければ、ならない。本当は、こうして生きてるのさえ、また罪になるのに………………。
アイオス「……そうか。『名前』があるのか。…………なら、ぼく達もそう呼ばれることになるのだろうな」
アレッタ「ならよかったよー」
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Re: ЖイブレストЖ -eighteenth- ( No.24 ) |
- 日時: 2007/12/27 01:00:11
- 名前: リーシェン(栞
- 参照: http://www.geocities.jp/akatukiquartet
- (英語で)
…………………生きることが罰なら、生きて苦しめばいい。 生きることを咎として、生きていけばいい。 お前一人が生きながらえることと、お前が死んで周囲を哀しませること、どっちが罪だと思う?
…………………そうだろうな。血脈も人種も関係無く、「渡れる」のなら「紫紅」なのだから。
常盤「うん、ありがとう。…じゃあ戻ろうか?」
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Re: ЖイブレストЖ -eighteenth- ( No.25 ) |
- 日時: 2007/12/27 01:06:18
- 名前: 来紗(Gard)
- 参照: http://watari.kitunebi.com/
- (英語で)
生きることが、罰になるのかな…………。 (自嘲気味に笑った後、無表情で) 周囲を哀しませることは、したくない。 したくなかったけれど、あの世界で、あのまま生きていくのは限界だったんだ。 ……オレの、あの世界での罪はね。 生きていたこと。イノセンスに縋っていたこと。 教団のみんなを、ヘブラスカを、世界を。 ………………欺いていたこと。 これが一番大きいんだと思うよ。
アイオス「……名前があるのはいいな。ぼく達は『名も無き一族』と呼ばれていたから」
アレッタ「うん。早くレーディンちゃんの発表が聞きたいもんね」
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Re: ЖイブレストЖ -eighteenth- ( No.26 ) |
- 日時: 2007/12/27 19:14:25
- 名前: リーシェン(栞
- 参照: http://www.geocities.jp/akatukiquartet
- (眉根を寄せて苦笑しながら、英語で)
…………………生きること自体が罪だったから、俺は。 生き残って、現実から目を背けて逃げていたから。 ……………………………………欺く、か。 『………だとしたら、俺は…』
…………………『名も無き一族』、か。 …俺達も元々、そのようなものだったんだがな。 誰かが呼び始めて、「紫紅」という名が定着し始めた。
常盤「ああ、そっか。 何の話なんだろう?」
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Re: ЖイブレストЖ -eighteenth- ( No.27 ) |
- 日時: 2007/12/27 22:13:48
- 名前: 来紗(Gard)
- 参照: http://watari.kitunebi.com/
- (少しだけ目を伏せ、英語で)
……それでもさ、リーシェンは、飛爛はちゃんと向き合ったんだろ? オレは駄目だったさ…………。 解った瞬間、全部捨てて逃げ出したもん。 …………そう、欺く。 オレはね、飛爛。 ………………………………………………「適合者」ではなく、「奇怪」だったんだよ。
アイオス「そう言うこともあるんだな。……もしかしたら、ぼく達の一族もそうやって名前が付くかもしれないな」
アレッタ「なんだろね。重大が事かな。だったら心しないと!」
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Re: ЖイブレストЖ -eighteenth- ( No.28 ) |
- 日時: 2007/12/27 23:46:03
- 名前: リーシェン(栞
- 参照: http://www.geocities.jp/akatukiquartet
- (瞠目し、英語で)
……………………………………奇、怪…? それって…………………。 『…………………ララと、グゾル?』
……………ああ、そうかもな。 本当に、存在しているんだな。………「世界の理」に干渉できる者が。
常盤「………そうだね。何か大変な事じゃなきゃ、いいけど…」
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Re: ЖイブレストЖ -eighteenth- ( No.29 ) |
- 日時: 2007/12/28 00:15:54
- 名前: 来紗(Gard)
- 参照: http://watari.kitunebi.com/
- (にこり、と笑みを貼り付けつつ英語で)
そう、奇怪。 オレはね、生きているように見せかけて、生きていなかったんだよ。 死んだ「私」の肉体に、その心臓に、イノセンスを移植して。 無理矢理肉体を生き返らせて動いていた。 …………ただ、それだけのことだったんだよ。 笑っちゃうよね。 「半端者」ですらなかったんだよ、「オレ」は。
アイオス「……干渉できる、と言うほどでもない。完璧に干渉できる者はぼくの知る限り、三人しかいない。 実際、ぼくは時に関することしか干渉出来ん」
アレッタ「大変なことだったら、みんなで色々考えるがいいよ。考えて答えを出すが一番」
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Re: ЖイブレストЖ -eighteenth- ( No.30 ) |
- 日時: 2007/12/28 00:43:40
- 名前: リーシェン(栞
- 参照: http://www.geocities.jp/akatukiquartet
- (英語で、顔を歪めて)
――――――――――っ……! ごめん、ごめんキト。 俺さ、何か言うべきなんだよな。そう、なのに…! ありふれた言葉しか出て来ない。きっと、キトには聞き慣れたくらいの。 ごめん、な…………………。
…………………それでも。 世の理に合法的に触れられるだけでも十分だろう。 ……実際、俺は非合法に干渉してしまったからな。
常盤「…………………だね。皆仲間だしね」
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