| 小説ふぁんサーチ > 作品内容 | ※この作品の著作権は作者にあります。無断転載は禁止です。 |
| 今日の出来事・・・〜ヴァリアー編〜 |
| ぎっ。 ぎっ。 ぎっ。 ・・・痛い。 「(ラストさんに、こんなことされるなんて――)」 へウンは、石で作られた丸い部屋にいた。 いやに狭い・・・十五人ほどで、この部屋はいっぱいになるのではないだろうか? しかし、壁はどこまでも・・・どこまでも高かった。 「ねぇ、僕のことが、恨めしい?憎らしい? それとも殺したい? ・・・玩具が悪いんだよ、フランさんに銃を向けたらしいじゃん」 「・・・ごめんなさ――」 「すみませんでした、でしょ?」 手首を締めている縄が、さらに手首に食い込んだ。 「いっ・・・」 「痛い? 痛いよね、そうだよね」 へウンは、後悔していた。 フランに銃を向けていなければ。 あの時、廊下で話をしていなければ――――。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 「・・・ダメですかー・・・? あと、ミーのことは『フランさん』って呼んでくださいって言いましたよねー?」 「・・・う、ぇと・・・そう・・・でしたねぇ・・・」 へウンが固まっていると、ラストが廊下の影から出てきて、こう言い放った。 「フランさん、どういう・・・ことですか・・・?」 「!?・・・ラストさん・・・今のこと、誰にも言っちゃダメですよー」 フランは、へウンの唇に当てていた指を離すと、 自分の口にあて、しーっと音を上げた。 「・・・えぇ、わかり・・・ました・・・」 その言葉を―――信じ込んでしまったんだ。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 「すみません・・・でした・・・っ」 いや、嘘を吐かれたわけではない。 自分は、玩具。 ―――いつでも、子供に遊ばれる存在でしかなかったのだ・・・。 「・・・いいか、お前は僕たちに遊ばれるだけの玩具なんだ、 だから、僕が望めば、痛めつけることも・・・その・・・ あんなこととか・・・出来るんだよ!」 「・・・ラスト様・・、今照れまし――」 「てっ、照れてねーしっ!!!!!!」 少し、手首の縄が緩くなった気がする。 痛くない・・・痛いと思わない・・・。 「・・ちっ・・・お前、馬鹿だろ? 今玩具は、この長ーい天井の上から垂れてるこの雷の炎でコーティング された縄に縛られてんの!」 「あ・・・そうなんですか・・・道理でぴりぴりして・・・」 「・・・〜〜〜っ、雷の特性は硬化! 硬いんだよ!抜け出せねぇの!なんでそんな危機感ねぇーんだよ!!?」 ・・・へウンは、和んだその空気を、とても心地いいと思った。 とても、楽。 ・・・何故? 「なんででしょうか? ・・・死ぬのが怖くないからじゃないですか?」 「・・・!?」 へウンの、その言葉を最後に、ラストは散々精神的な言葉を浴びせたあと 夜明けとともに、へウンを開放した。 へウンは、くたくたになった体を引きずりながら 部屋に向かう。 「(最後の・・・ラストさんの顔・・・)」 それは、悲しみと、驚きと、怒りと、羨ましさが混ざった とても・・・かわいそうな顔だった――― ***********あとがき********** パソコンが変だ!!!!!! いっつも半角文字の『!』とか使ってるのにっ!!!!! でないよぉおおお!!!!!!? どういうことだぃ・・・。 ・・・ラスト、どうかな? 夏冬的にはツンデレ・・・4:6くらいの割合で 書いてるつもりなんだけど・・・。 夏冬的には超かわいこちゃんです☆ ぇーと、では次にへウンたんの日記です! ************************* 『今日(昨日?)は、とても大変な一日でした。 自分が玩具だということを、改めて信じ込まされました。 ・・・ラスト様が、正直怖いです。 まだ、縛られていた手首が痛いです。 雷の炎でコーティングされていたという縄はなんのためだったんでしょうか? ・・・わかりません。 精神的にくたくたですので、今日はこれくらいにしておこうと思います。 ・・・最後のラスト様の顔は、いつまでも忘れられそうにありません』 ************************* by夏冬 |
| 戻る >< 閉じる |