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薔薇復活。〜第六話〜
 ある、晴れた日。雲が、所々に散らばる、
まさに、絵に描いたような青だった。

 雲雀恭弥は、風紀委員の仕事をしていた。
 ただ、繰り返す単調な作業。
 風紀委員が、『認めた。』という、判子を押してくだけ。

 同じ場所。
 同じ要領で。
 ずっと、ずっと、ずっと。同じ作業。

 残り、三十枚ほど、という所だった。

 ぽんっ。
「あ・・・」

 紛れ込んでいた、並森中のものではない、薄っぺらな紙。
 勢いあまって、押してしまった。

企んでいたかのように、ちょうど・・・。
『まきますか』
のところに・・・。

「何なの? これ?」

 ぺろりと、つまんでもちあげた。
「・・・『返信用封筒に入れ、貴方の机の二番目の引き出しにいれてください。
     人工精霊ホーリエが、異次元より貴方の手紙を回収に参ります。』
 ・・・ね」

 雲雀は、少し黙って、何かを考えたあと、こう呟いた。

「入れておけば、こんなバカなことをした
 草食動物が回収しにくるんだね・・・?」

 ごとん、と長い間開けていなかった、引き出しを開ける。
 学校の物は、雲雀恭弥のもの、とでもいうようだった。

「さて・・・ふぁあ・・・昼寝でもするか」

 屋上にいきたかった。
 こんなに晴れた日なのに・・・。
 しかし、昼寝をしている間に、犯人がきたら、
意味がない。

 雲雀は、仕方が無く此処、応接室で眠ることにした。

「・・・・・・ん・・・」
 外から、吹き込んでくる風が、気持ちいい。
 前髪を、風がさらりと撫でた。

 ――――眠りの世界におちていくのは、簡単だった。































「ん・・・、」
 目が覚めたのは、二時間くらいたった頃だったと思う。
「誰も、来なかった・・・と」

 誰も来なかった、そのはずだった。
 夕闇が迫る。

 橙色になった雲が、橙色の空に、チラホラと顔を覗かせた。
 確かめるため、引き出しを開けて見る。

 ごとん。

「・・・え?」
 無かった。
 封筒が。

 在りえない、はずだった。

 でも、無い。

 ソファと、対になっている、机の上。
 重々しく見えたのは、夕焼けの光のせいだろう。
 鞄、だった。
「何これ?」

 つぅっ、と指の腹で撫でてみる。

 つるりとした感触の、それなりの鞄だった。
































































どんどん、ファミリーたちの、現実が、壊されていく音。








聞こえてくる。
 
戦うのだろうか。
 
はたまた、あちらの世界のように・・・?

――――――この話は、歪で、美しい――――――・・・。

******あとがき***************************
めんどくさかった、嘘じゃない。

ちょっと、急いでたんだ、嘘じゃない。

嘘じゃなかった、嘘じゃない。

雲雀さんに、誰つけるか、マジで悩んだ。

それが、今まで投稿出来なかった証拠です←

でも、あいつにする、そうする。

頑張る。

じゃね。

by夏冬
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