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人間と悪魔と妖怪と 2
初めてだった、こんなに人に興味をもったのは




「鬼太郎♪」

ある日、ネコ娘が鬼太郎の家を訪ねるとそこには座りながボーっとしていた。

「ほれ、鬼太郎、ネコ娘がきたぞ」

「んー・・・そうですねー・・・」

「・・・鬼太郎お菓子食べよう♪」

「カエルの目玉は焼くもよし・・・」

「・・・」

「・・・」

全く会話になっていないうえに鬼太郎はどこか遠くを見ている様で心ここにあら
ずと言った感じだ。ネコ娘と目玉親父は顔を見合わせたあと少しためらいながら
言葉をかけた。

「この前の子供のことでしょう」

「・・・うん」

影武者や鈎崛の一件は解決したものの鬼太郎は何かスッキリしなかった。その理
由は分かっている。あの仇尾を連れた子供のことだ、あの子が言ったあの言葉

「お前達の敵だ」

「(どうゆう事なんだ?)」

鬼太郎は僕たち何かしたっけ?と思いながらもあの言葉が頭から離れずにいた。

「・・・」

「・・・」

「これは昔のことじゃったがいい機会じゃ、話しておこう」

「父さん?」

何か知ってるんですか?と訪ねると目玉親父はある事を話した。

「遥か昔、まだ妖怪と人間の世界が完全に別れていたころのことじゃ」


何も力を持たん人間は我々妖怪との戦うすべがなくいつも恐怖に怯えていた、妖
怪はそれをいいことに人間界を支配しようと毎日の様に人間を襲っていたのじゃ


「そんな話し知らないわよ」

「妖怪が人間を襲っていたなんて・・・それで?」

長年襲われ続けた人間も等々手を討ってきたのじゃ、高い戦力を集め異国と日本
で手を組み集団が出来た。集団の名は退治屋じゃ、妖怪、魔物、あやかし、人間
に危害を加えるもの全てを退治する集団となったのじゃ、じゃが戦いが激しくな
るにつれて人間も妖怪も力を失い互いに自分の世界に留まる事になったのじゃが
一匹の妖怪の悪あがきで退治屋の集団は滅びたと言う。

「・・・」

「・・・」

「あの子供の強さ、古代の妖怪仇尾、おそらく退治屋と関係しておるのだろう、
あまり関わらない方がいいかもしれん」

「・・・」

目玉親父はそう言うものの鬼太郎は子供に会いたかった、どうしてだか自分でも
わからない、ただあの時、子供と目が合ったとき

「悲しいそうな眼をしてた・・・」






この世にはあまりしられていない世界が沢山ある、森の奥深くにその入口があっ
た。入るとそこには時空の壁があるそれをくぐるとある場所につく、そこで鬼太
郎はある人に会いにいった

「珍しいですね鬼太郎さんが来るなんて、しかも目玉さんなしに」

「秘密で来たんだ、父さんにはあまり知られたくないからね」

「何かあったんですか?」

「うん、調べてほしい事があるんだ、勿論暇な時でいい、礼もする」

「?それはいいですけど、詳しく話して下さい」

「あぁ、実は・・・」

鬼太郎は影武者の一件を全て話した。

「で、その子供について調べればいいんですね」

「うん、頼むー・・・・・・」

「ん?鬼太郎さん?」

鬼太郎がなにか考え混むようにうーんとうなづくと目の前にいる人を見てこう言
った。

「何と無く君に似てるかも、身長とか」

「は?似てるって、やだなぁ〜鬼太郎さん」
そんなわけないじゃないですか〜何ならそのガキの人相言って下さい、私書きま
すからとテキパキと用意する。鬼太郎から特徴を聞きサラサラと似顔絵を書き上
げた。そして書き上げた似顔絵を見た瞬間ピシャン!と雷が落ちたかの様に驚く


「どうしたの?」

「な、なんでもありません、あ、鬼太郎さんそろそろ戻らないと目玉さん心配し
ますよ」

そうだね、じゃぁ何かわかったら教えてねといいのこし鬼太郎は帰って行った。

「・・・・・・・・・ハァー危なかったー・・・しかし・・・」

「乱太郎ー忍術学園の奴らが来てるわよー」

「今行くー」





鬼太郎は町に帰り町へ寄った、途中でネコ娘に出会ったため一緒に散歩すること
に。話しながら町を見渡す。なんの異変もない平和そのもの。

「今日も平和ね〜」

「そうだね・・・・・・・・・」

未だに子供の事を考えているのがよくわかる、ネコ娘はそんな鬼太郎に何か話そ
うとした時だった。

「うきゃぁぁぁぁぁ!!!ごめんなさーい!!!」

鬼太郎とネコ娘の間を謝りながら走り抜ける小さな男の子、多分三歳ぐらいだろ
うか、ネコ娘が何あれ?と問おうとしたとき

「またんかいこのバカタレがぁぁぁー!!!」

ドビュン!

と猛スピードでまた何が通って行った。ネコ娘には見えなかったが鬼太郎には見
えていた。今のはあの時の子供!

「あの子供だ!」

「あ、ちょ、待ってよ鬼太郎!」

急いで後を追う、しかし途中で見失ってしまった。

商店街、ここも見つからない、何処へいったのかと周りをキョロキョロしている
と商店街の向こう側、銀行の辺りが何だか騒がしがった。

「銀行強盗だ!」

「子供が人質に!」

「鬼太郎、捕まってるあの子!」

「さっき叫びながら逃げてたこだ!」

「うわーん離して離してよー」

「騒ぐんじゃねぇ!殺すぞ」

「お願い!離して!それが無理ならこのまま逃げて!」

「は?なにいってんだお前」

「このままじゃ僕も強盗さんもやられる!」
「はぁ?」

誰もが言っている意味がわからず首を傾げる。その時、強盗の目の前にあの礼の
子が。

「何だお前?」

「で、出たー!!」

「・・・・・・・・・ま」

「あぁん?聞こえんな〜」

「邪魔」

ドカーン!!!

強盗+子供をまとめて殴り飛ばした。

「グバッ!」

ダン!

「覚悟は出来ているんだろうな、隼人」

「うわーん」

「隼人ってお前のことか!俺は関係ねぇからやっぱ離れろ」

「イヤー離さないでー」

「お前どっちだよ!」
離せと言ったり離さないでと言ったり、訳がわからん、わかる事と言えば

「覚悟ー」

「わー!」

「なんか無茶苦茶怒ってない?」

「止めた方がいいのかなー・・・?」

が、そんなことを話しているうちに隼人と強盗はボコボコにされていた。




しばらくしてから強盗は警察に逮捕されたがまず救急車で病院送りとなった。

「全く、手間とらせあがって」

「ご、ごめんなさい」
隼人と言う子供は謝りつつも地面に倒れピクピクしていた。そのまま隼人を引き
ずって帰ろうとした時鬼太郎が声をかけた。

「君」

「ん?」

「・・・」

「・・・」

「・・・」

「・・・」

「影武者の時にいた・・・」

「あぁ!」

「今思い出したんかい!」


場を変え公園へ、適当なところへ腰を下ろし話しを再開した。

「まだお礼言ってなかったね、この前は危ないところをありがとう、おかげで助
かったよ」

「自己紹介がまだだったわね、あたしは」

「知ってる、ネコ娘にゲゲゲの鬼太郎」

「「!」」

何で知ってるの?と聞き返そうと口を開いた時

「退治屋の中でもゲゲゲの鬼太郎の名は知られてる、仲間の事もね」

「そうなんだ・・・じゃぁやっぱり君は退治屋の人間なの?」

「滅びたと聞いているけど?」

「表向きはね、裏では活動していたのさ、長きにわたる争いに終止符をうつまで
は」

「それってどうゆうこと?」

ネコ娘が聞くと子供は

「知りたい?」

と、逆に聞き返す。

「うん、知りたいんだ・・・えーと・・・」

まだ名乗ってなかったなと子供が思い出したかの様に言うと横にいる隼人と共に
自己紹介をした。

「僕は拓也」

「僕隼人」

「一応退治屋の一員だよ」

「よろしく」

「え!拓也!」

「声以外に男の子のような名前ね」

「は?」

「もしかして女の子だと思ってたとか♪」

「「うん」」

ドカ! バキ! ドカ!

隼人は拓也にボコボコにされた。そしてギロリと目を光らせ鬼太郎、ネコ娘を睨
みつけた。二人は思った、

『『あの強盗や隼人の二の舞に!!』』

「そ、それで、話しの続きは?(汗)」

話しを元に戻し本題へ



続く
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